JPS6224221Y2 - - Google Patents

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JPS6224221Y2
JPS6224221Y2 JP1980006787U JP678780U JPS6224221Y2 JP S6224221 Y2 JPS6224221 Y2 JP S6224221Y2 JP 1980006787 U JP1980006787 U JP 1980006787U JP 678780 U JP678780 U JP 678780U JP S6224221 Y2 JPS6224221 Y2 JP S6224221Y2
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JP
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door
refrigerator
output
hall
doors
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JP1980006787U
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JPS56109584U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は庫内を中間仕切壁によつて第一室及び
第二室に区分し各室に夫々第一及び第二の扉を備
えた冷蔵庫に係り、特に第一及び第二の扉の少な
くとも一方が開放したまま放置されたときに警報
を発し得るようにした冷蔵庫に関する。
冷蔵庫においては、冷凍室用扉或は冷蔵室用扉
が半開状態で放置されてしまうことが実際の使用
上多々あり、このような状態が継続すると冷却器
が連続的に運転されてその着霜が一挙に増大し、
このため冷却器による冷却効率が低下し、従つて
扉が半開状態にあることもあいまつて冷凍室或は
冷蔵室内の温度が異常に上昇してしまう結果とな
る。このため従来において、扉の閉鎖に応じて押
圧変位される作動子を有したマイクロスイツチ等
から成る所謂ドアスイツチを設けて、このドアス
イツチにより扉の開閉状態を検知するようにな
し、その扉が開放したまま放置されたときにブザ
ー等を鳴動させて警報を発するようにした冷蔵庫
が供されている。しかしながらドアスイツチは、
その開閉動作時に作動子を所定量以上変位させる
必要があるため扉が僅かに開いた状態を検知でき
ない不具合があり、従つて斯ように扉が僅かに開
いたまま放置されたときにはいつまで経つても警
報が出されず、前述した異常温度上昇を来たす虞
が依然として存在していた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、扉の開閉状態を確実に検知する
ことができて、扉が僅かに開放した状態で放置さ
れたときでも警報を発することができ、しかも冷
蔵庫本体に対する特別な加工を不要となし得る等
の効果を奏する冷蔵庫を提供するにある。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず全体の概略的構成を示す第1図におい
て、1は冷蔵庫本体で、その内部を中間仕切壁2
により第一室たる冷凍室3とその下方の第二室た
る冷蔵室4とに仕切つており、冷凍室3及び冷蔵
室4の各前面開口部にはこれを開閉する第一の扉
たる冷凍室用扉5及び第二の扉たる冷蔵室用扉6
を夫々枢設している。また、7は冷凍室3の周壁
を形成するように配設した冷凍室用冷却器、8は
冷蔵室4の奥方上部に配設した冷蔵室用冷却器で
ある。そして、9は中間仕切壁2の前面側に冷凍
室用扉5及び冷蔵室用扉6間に位置させて取付け
た操作箱で、これにより上記各扉5及び6におけ
る互に対向した面(冷凍室用扉5の下面及び冷蔵
室用扉6の上面)と沿うように設けられている。
そして、この操作箱9は、第2図及び第3図に示
すように横長矩形状をなし、その前面側には、冷
凍室用冷却器7を強制的に連続運転させる所謂急
速冷凍を実行或は解除させるための押釦10、急
速冷凍運転中か否かを表示するための発光ダイオ
ード11、急速冷凍の運転時間調節用のつまみ1
2と共に、時計表示、冷凍室3内温度或は冷蔵室
4温度の表示を選択的に行なうデジタル表示部1
3並びにこのデジタル表示部13の操作つまみ1
4等が配設されている。また、操作箱9内には上
記急速冷凍運転の制御回路をなす発光ダイオード
11、図示しないボリユーム等の電子部品並びに
デジタル表示部13制御用の図示しない電子部品
その他が配設されたプリント基板15を収納して
いる。一方、16は冷凍室用扉5の自由端側の下
面に操作箱9と近接して配設した第一のマグネツ
トで、これは第4図に示すように、プラスチツク
製のホルダ17に形成された穴18内にそのS極
が下面となるように収納して両面テープ19にて
仮固定し、この後該ホルダ17をねじ(図示せ
ず)により冷凍室用扉5に固定することによつて
配設してある。また、20は冷蔵室用扉6の自由
端側の上面に操作箱9と近接して配設した第二の
マグネツトで、これは前記ホルダ17と同様のホ
ルダ21を介してそのS極が上面となるように配
設してある。さて、22は第一の磁気センサたる
第一のホールIC、23は第二の磁気センサたる
第二のホールICで、これらはプリント基板15
に冷凍室用扉5及び冷蔵室用扉6の各閉鎖状態で
夫々第一のマグネツト16及び第二のマグネツト
20と近接対向するように配設してある。尚、ホ
ールICは第5図に示すように、ホール素子A、
アンプB及びシユミツト回路等の出力段Cを集積
回路化したもので、ホール素子Aに所定方向の制
御電流が流れた状態で磁界が印加されるとその印
加磁界の方向及び強さに応じたホール電圧が出力
され、且つこのホール電圧がアンプBで増幅され
た後に出力段Cで波形整形されて出力端子から出
力される構成である。しかして前記第一及び第二
のホールIC22及び23は、第6図に示すよう
に回路接続されて、磁界の無印加状態において各
出力端子22a及び23aから例えば+2Vの電
圧信号を出力し、且つ前記冷凍室用扉5及び冷蔵
室用扉6が夫々閉鎖されて第一及び第二のマグネ
ツト16及び20が近接されたときに各マグネツ
ト16及び20からのS磁界を受けて例えば+
0.7Vの電圧信号を閉鎖検出信号として出力す
る。さて、第6図において、24及び25はコン
パレータで、各反転入力端子(−)に第一及び第
二のホールIC22及び23の出力端子22a,
23aからの電圧信号が与えられ、且つ各非反転
入力端子(+)に抵抗26及び27により分圧さ
れた基準電圧(例えば+1.7V)が与えられるよ
うに接続している。従つて、今、冷凍室用扉5及
び冷蔵室用扉6が閉鎖した状態にあるときは、各
ホールIC22,23から+0.7Vの閉鎖検出信号
が出力されるから各コンパレータ24,25から
ハイレベル信号「H」が出力され、また冷凍室用
扉5及び冷蔵室用扉6が開放した状態にあるとき
は、各ホールIC22,23から+2Vの電圧信号
が出力されるから各コンパレータ24,25から
ローレベル信号「L」が出力される。28は上記
コンパレータ24,25からの信号を受ける
NAND回路、29はこのNAND回路28からの出
力を受ける遅延回路で、この遅延回路29はハイ
レベル信号「H」が入力されたときにこれを所定
時間例えば30秒間遅延させて出力し、ローレベル
信号「L」が入力されたときにハイレベル信号
「H」の出力を停止してローレベル信号「L」を
出力する構成である。尚、上記NAND回路28、
遅延回路29の構成はマイクロコンピユータのプ
ログラムによつても達成できるものであり、また
前述した急速冷凍運転の制御、デジタル表示部1
3の制御等もマイクロコンピユータのプログラム
によつて達成できる。そして、30は遅延回路2
9からの出力を増幅する増幅器であり、その増幅
出力によつて警報装置たるブザー31を鳴動させ
るように構成している。
従つて、例えば冷蔵室用扉6が開放されたとき
には第二のホールIC23から閉鎖検出信号が出
力されないから、コンパレータ25からの出力が
ローレベル信号「L」となつてNAND回路28か
らハイレベル信号「H」が出力され、この後該冷
蔵室用扉6の開放状態が30秒間継続させれると遅
延回路29からハイレベル信号「H」が出力され
てブザー31が鳴動する。また冷凍室用扉6が開
放されたときには第一のホールIC22から閉鎖
検出信号が出力されないから、同様にNAND回路
28からハイレベル信号「H」が出力され、この
後該冷凍室用扉6の開放状態が30秒間継続される
と遅延回路29からハイレベル信号「H」が出力
されてブザー31が鳴動する。即ち、第一及び第
二のホールIC22及び23の少なくとも一方か
ら閉鎖検出信号が出力されない状態、換言すれば
冷凍室用扉5及び冷蔵室用扉6のうち少なくとも
一方が開放された状態で30秒間経過したときに
は、ブザー31を鳴動させることができる。そし
て、使用者がその鳴動音に気が付いて冷凍室用扉
5若しくは冷蔵室用扉6を閉鎖させると、各ホー
ルIC22,23から閉鎖検出信号が出力される
ようになつてNAND回路28の出力がローレベル
信号「L」に反転し、以てブザー31の鳴動が停
止される。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば第一及び第二の磁気センサとしてリ
ードスイツチを用いる構成としても良くその要旨
を逸脱しない範囲で適宜変形して実施できる。
本考案によれば以上の説明から理解できるよう
に下記の効果が得られる。即ち、扉の開閉状態の
検知を、扉側に設けたマグネツトからの磁界を受
ける磁気センサにより行なうようにしているか
ら、扉が僅かに開放した状態でも確実に検知する
ことが可能であり、従つて扉が僅かに開放した状
態で放置されたときでも警報を発することがで
き、斯かる扉の開放によつて庫内が異常温度上昇
する事態に到ることを未然に防止できる。しかも
磁気センサは操作箱内のプリント基板に配設する
構成であるから、冷蔵庫本体に対する特別な加工
を不要になし得る。さらに、上記マグネツトは、
第一及び第二の扉における互に対向した面に設け
られているから、そのマグネツトが扉の閉鎖時に
おいて冷蔵庫本体に衝突する虞がなく、従つてマ
グネツトの取付位置の精度或はその取付強度を高
めたり、衝撃吸収用の特別な構造を施す必要がな
く、実用上大いに有益となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に関するもので、第1
図は全体の概略的縦断側面図、第2図は操作箱の
拡大斜視図、第3図は同操作箱を含んだ要部の拡
大縦断側面図、第4図はマグネツト取付部分の拡
大分解斜視図、第5図はホールICの回路構成
図、第6図は要部の回路構成図である。 図中、1は冷蔵庫本体、2は中間仕切壁、3は
冷凍室(第一室)、4は冷蔵室(第二室)、5は冷
凍室用扉(第一の扉)、6は冷蔵室用扉(第二の
扉)、9は操作箱、11は発光ダイオード(電子
部品)、12はデジタル表示部(電子部品)、15
はプリント基板、16は第一のマグネツト、20
は第二のマグネツト、22及び23は第一及び第
二のホールIC(第一及び第二の磁気センサ)、3
1はブザー(警報装置)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫内を中間仕切壁によつて第一室及び第二室に
    区分し各室に夫々第一及び第二の扉を備えたもの
    において、前記中間仕切壁の前面側に前記第一及
    び第二の扉における互に対向した面と沿うように
    設けられ内部に電子部品配設用のプリント基板を
    収納した操作箱と、前記第一及び第二の扉におけ
    る互に対向した面の各自由端側に夫々前記操作箱
    と近接して配設された第一及び第二のマグネツト
    と、前記プリント基板に夫々前記第一及び第二の
    扉の閉鎖状態で前記第一及び第二のマグネツトが
    近接されるように配設されその近接に応じて閉鎖
    検出信号を出力する第一及び第二の磁気センサ
    と、これら第一及び第二の磁気センサの少なくと
    も一方から閉鎖検出信号が出力されなかつたとき
    に警報信号を出力する警報装置とを具備したこと
    を特徴とする冷蔵庫。
JP1980006787U 1980-01-23 1980-01-23 Expired JPS6224221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980006787U JPS6224221Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23

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JP1980006787U JPS6224221Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS56109584U JPS56109584U (ja) 1981-08-25
JPS6224221Y2 true JPS6224221Y2 (ja) 1987-06-20

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ID=29603454

Family Applications (1)

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JP1980006787U Expired JPS6224221Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23

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JP2000260275A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫のドアスイッチ

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JPS56109584U (ja) 1981-08-25

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