JPS62242134A - 可変速スリツピングクラツチの穴溝加工クラツチプレ−ト - Google Patents

可変速スリツピングクラツチの穴溝加工クラツチプレ−ト

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JPS62242134A
JPS62242134A JP61085299A JP8529986A JPS62242134A JP S62242134 A JPS62242134 A JP S62242134A JP 61085299 A JP61085299 A JP 61085299A JP 8529986 A JP8529986 A JP 8529986A JP S62242134 A JPS62242134 A JP S62242134A
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clutch
plate
lining
oil
variable speed
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Nobuo Yamagishi
信雄 山岸
Takashi Yamamoto
隆司 山本
Tadayuki Shimamura
島村 忠之
Satoshi Ogawa
小川 諭
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NIIGATA CONVERTER KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は湿式多板クラッチで構成された可変速スリッピ
ングクラッチのクラッチプレートの改良に関するもので
ある。
この可変速スリッピングクラッチは原動機とポンプ、フ
ァン、コンプレッサー、発電機などの被動機の間に駆動
的に設けて、その出力側に、ガバナーによる油圧式、又
はピックアップ、タコジェネなどによる電気式の出力軸
回転速度検出器を設け、この検出信号を設定信号と比較
し、その比較信号によってクラッチ作動油圧を、出力回
転速度が設定値に維持されるように制御するものである
0(従来の技術) 第1図は可変速スリッピングクラッチの1例を示したも
のである。1は入力軸で原動機に結合し、入力軸と一体
のハブ2にはライニングプレート3が軸方向摺動自在に
スプライン嵌合し、被動機に結合する出力軸4と一体の
クラッチドラム5にはスチールプレート6が軸方向摺動
自在にスプライン嵌合している。プレート3及び6は交
互に接して配列され、クラッチドラム5の環状シリンダ
ー7に嵌挿した環状ピストン8と、バックプレート90
間で押圧されて嵌合されるようになっている。
ピストン8を作動するための圧油は可変速スリッピング
クラッチのハウジング10内の油溜11から油圧ボンダ
12によって途中、調圧弁13と油圧制御弁14を経て
油圧を調整され、油路15によりピストン室16に供給
される。
この制御弁14はピックアップ17からの回転速度検出
信号を変換器18で変換した後、設定信号19と比較器
20で比較演算し、その偏差信号をPID調節計21で
調節し、次いで増幅器22で増幅した電流信号が制御弁
14のリレー23に与えられることによってクラッチ作
動油圧を、出力回転速度が設定値を維持するように・り
−久−ツ4・を左尖チ4制御する。
一方クラッチプレートのスリップ損失によυ発生する熱
を除去するためにクラッチプレートに多量の冷却用の潤
滑油が油溜11から油圧ポンプ24により途中、冷却器
25で冷却され、油路26を経てハブ2内の室27に供
給されて、この室27から孔28を経てクラッチプレー
トの各間隔に均等に流入するようになっている。クラッ
チプレートを冷却した油はクラッチドラムの外周部から
流出して油溜11にもどυ上記の循環を繰返す。
ライニングプレート3は鋼製の円板の両側面に金属焼結
材、有脂を含有し九繊維質材などを張シつけたもので、
このライニング面に冷却用の油溝(第2図)が設けられ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 油膜の存在下でスリップ状態にあるクラッチプレートの
摩擦係数はスリップ速度(クラッチプレート間の相対す
ベク速度)に関係なくほぼ一定の値を示すが、すベシ速
度が小さい範囲で特異的な変化を示す。特に長期間使用
されたクラッチプレートにおいては、第10図に示す如
く、新しいときはすベシ速度(横軸)の変化に対してほ
ぼ一定の摩擦係数(点線a)を示したものが、実線すの
如くすべり速度の増加につれて摩擦係数が減少する傾向
を示すようになる(この特性を負の勾配を有すると称す
)。
この負の特性を示すすべり範囲で、クラッチをスリップ
制御するとき、例えば出力回転速度を増加する目的で、
すぺυ速度を減少させる九めクラッチ作動油圧を上昇す
ると、gio図の実線すのように摩擦係数が増加する方
向になるので、急激にすベシ速度が落ち込んで回転速度
が設定値を越えてしまう。従って設定値にもど己ため作
動油圧が減少される。しかしこの際、減少しすぎると又
、上記の変動を繰返すことになり、なかなか安定しない
。これを一般的に、摩擦面に発生するスティックスリッ
プ現象と称し、この変動が装置全体の振動特性と共鳴す
ると軸系に自励振動を発生することとなり装置の破損の
原因となる。従って実状は、この領域での使用をさける
ようにしている。
本発明は摩擦プレートをスリップさせて使う機械のこの
ような宿命的な欠陥を解決するためのクラッチプレート
の改良に関するものである。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) ライニングプレートのライニング材としては焼結材、ア
スベスト材、ペーパー材などがあυ、いづれも空間率の
大きい多孔質の構成となっている。
従りて潤滑油の浸透性はよいが、使用中に摩擦面は漸次
摩耗し、その摩滅微粉によって目詰シを生じて多孔性が
失われる。その結果として後述するような理由によって
第10図の実線すで示すように摩擦係数が負の特性を示
すようになり、これが自励振動の原因になっていること
は既に述べた通りである。
本発明はクラッチプレートの摩擦面に小径の多数の穴を
穿設することによって、又は小幅の多数の溝を削成する
ことによって、摩擦面に目詰が生じても、第10図の実
線Cで示されるように摩擦係数が常に正の特性を維持す
ることを実験的に確認した。
(作 用) 上記した如く、ライニングの摩擦面は使用中に目詰シを
生じて平滑面と化して油膜が形成され易くなることから
、従来のライニングプレートでは、すべり速度の増加に
ともなう油膜の厚さは、逆にクラッチ油圧が減少してい
くため、増加する傾向にある。換言すれば、すベシ速度
の増加とともに境界潤滑から流体潤滑へと移行すること
になる。
その結果、摩擦係数は負の特性を示すことになる。
これに対して、本発明の一実施例として第11図のC)
に部分拡大図で示したようにライニングプレートの摩擦
面37に小さい多数の穴38を穿設することによって油
膜内の圧力分布が第11図(1)に示した従来のプレー
トのそれに比較して均等化し、ピーク油圧が低下すると
、摺動面間の油膜形成が阻害されることになる。従って
摩擦面間の油膜が薄くなって、すべり速度の広い領域に
わたり境界潤滑に近い状態を実現し、大きな摩擦係数を
維持することが可能になるとともに、すベシ速度に対し
て正の勾配をもつ摩擦係数が得られる。
(実施例) 第2図は従来の縦横の油溝30を設けたライニングプレ
ート31を示したもので、その内周に入力軸1と一体の
ハブ2と噛合うためのスズライン32を有している。こ
のようなライニングプレート31について本発明の構成
を、周囲を油溝30に囲われた四角形のライニング部片
33を代表して以下に説明する。
まず第3図は、上記の四角形片33内に1例として小径
の穴34を規則的配列で6個穿設した状態を示したもの
である。第4図は第3図のA−A断面図を示したもので
プレート35の両側にライニング36が施されておシ、
ライニング36の内部に摩擦面37から垂直方向に有底
の小径の穴38を穿設した例を、又、第5図は同様に両
側面にライニング39を有するプレート40に、このラ
イニング39を貫通させて小径の穴41を穿設した例を
示したものである。後者の例のように穴を貫通させて設
けた方が実験において優れた効果が得られ念。
これらの小径の穴の配置は、上記の如く規則的に等間隔
でも、又アトランダムでもよい。この穴の径はo、 3
 ミリ乃至0.8 ミIJ位の、又、穴の間隔は2ミリ
乃至5ミリ位の範囲が適当である。
次に第6図は油溝30で囲まれた四角形片33の中に小
幅の溝(スリット)42を基盤の目のように削成した例
を示し念もので溝の幅は0.5ミリ乃至1ミリ位の、又
、溝の間隔は2ミリ乃至5ミリ位の範囲が適当である。
第7図は、第6図のB−B断面図を示したものでプレー
ト43の両側面のライニング44内にスリット42が削
成されている。このようなスリットの場合は、横方向へ
の油の流出を容易にするので摩擦面の油膜の除去が効果
的に達成される。
最後に第8図は、上記のライニングプレート31の相手
側のスチールプレート45を示し次もので。
その外周部には出力軸4と一体のクラッチドラム5に噛
合うためのスプライン46を有している。
このスチールプレート45に多数の小径の穴48を貫通
させて設は九個を第9図に、スチールプレート45の摩
擦面の一部分47を拡大して示しである。このようにス
チールプレート46に穿入することによりて、スリップ
状態のもとで、このスチールプレート45の両側面に接
するライニングプレート31の摩擦面33及び油溝30
との間の連通が部分的に交互に切替わってこの人48を
通じて摩擦面の油の排除がなされる。その結果、前記の
場合と同様に摩擦係数の特性が改良される効果がある。
(特 徴) 上記の如く、スリッピングクラッチのライニングプレー
ト及びスチールプレートに多数の小さな穴を穿設するこ
とによって、又多数の小さな溝を削成することによって
、両プレート間の摩擦面の油膜の厚さが減少される結果
、両プレート間の相射的なすベシ速度に対する摩擦係数
の変動が正の特性を有するようになるので、負の特性に
よる、即ちスティックスリップ現象に起因する駆動系統
に対する軸の自励振動の発生を未然に防止する効果が得
られる。上記の実施例では小さな穴と溝を別々に設ける
場合について記載したが、この穴と溝を同一プレート上
に併設することも可能であシ、本発明に含まれるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は可変速スリッピングクラッチの側断面善を、第
2図はライニンググレートを、第3図はライニングプレ
ートの油溝で囲われたライニング材の四角形の部片に小
さな穴を加工した状態を、第4,5図はA−A断面8)
−を、第6図はライニング材の四角形片に小さな溝を加
工した状態を、第7図は第6図のB−Bllr面巻を、
第8図はスチー摩擦係数の関係金、第11図は摩擦面の
油膜内の油圧をそれぞれ図示し念ものである。 3.31・・・ライニングプレート、 36.39.44・・・ライニング材、6.45・・・
スチールプレート、 30・・・油溝、 33・・・ライニング材の四角形部片、34.38,4
1,48・・・小さな穴、42・・・小さな溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、湿式多板クラッチの入力側及び出力側のどちらか一
    方が通常の油溝付きのライニングプレートで、他方がス
    チールプレートからなるクラッチプレートの少なくとも
    どちらか一方の、又は両方の摩擦面に小さな多数の穴を
    、又は溝を加工したことを特徴とする可変速スリッピン
    グクラッチの穴溝加工クラッチプレート。 2、ライニングプレートのライニング材内に小さな多数
    の穴を、又は溝を加工した第1項記載の可変速スリッピ
    ングクラッチの穴溝加工クラッチプレート。 3、ライニングプレートに、両側面のライニング材を貫
    通させて小さな多数の穴を加工した第1項記載の可変速
    スリッピングクラッチの穴溝加工クラッチプレート。 4、スチールプレートの両側面を貫通する小さな多数の
    穴を加工した第1項記載の可変速スリッピングクラッチ
    の穴溝加工クラッチプレート。 5、ライニングプレートのライニング材の摩擦面に小さ
    な多数の溝を加工した第1項記載の可変速スリッピング
    クラッチの穴溝加工クラッチプレート。
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