JPS6224150Y2 - - Google Patents

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JPS6224150Y2
JPS6224150Y2 JP1978146591U JP14659178U JPS6224150Y2 JP S6224150 Y2 JPS6224150 Y2 JP S6224150Y2 JP 1978146591 U JP1978146591 U JP 1978146591U JP 14659178 U JP14659178 U JP 14659178U JP S6224150 Y2 JPS6224150 Y2 JP S6224150Y2
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JP
Japan
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water
valve
valve ball
hole
faucet
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Expired
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JP1978146591U
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English (en)
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JPS5563467U (ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水道蛇口に装着して使用する補助水
栓に関する。
従来、洗顔、手洗い等は、しばしば水道蛇口よ
り水を連続的に放出しながら行なわれており、容
器に水を溜めて使用する場合に比べるとかなり無
駄な水が消費されている。一方、第6図に示すよ
うに、ハンドル25を回せば円錐形プラグ弁26
が開いて水が放出され、手を離せば引戻し作用を
なすバネ27によりハンドル25は元の位置に自
動的に戻り、水の不用の流出を防ぐ水道栓もあ
る。しかし、この場合、円錐形プラグ弁26は、
これを収納する室の周壁28に密着しており、ハ
ンドル25を回すときの回転トルクが大きい欠点
がある。また、一方の手でハンドルを操作しなけ
ればならないので水を片手でしか受けられない不
便さがある。
本考案は、従来の水道蛇口に装着して使用さ
れ、水道栓側の弁をあけ放しのときでも不用の水
が大量に流出しないようにし、小さな力で開閉操
作を行なえ両手で水を受けられる補助水栓を提供
するものである。
本考案は、水道蛇口に装着して使用されるもの
であり、外部から押上げ棒の上下動により回転変
位せしめられる弁球が弁容器に収納されている。
弁球には蛇口からの水が通過する流水穴が弁球を
貫通して設けられており、また、弁球が閉状態の
ときに弁球を流水穴壁から下向きに貫通した状態
となる細穴が設けられている。そして、弁容器の
上部においてその壁面と弁球面との間に若干の間
隙を形成してあり、該間隙に侵入した水が潤滑材
となつて弁球の回転を円滑にし、弁球を閉じたと
き間隙からの漏洩水が弁球の流水穴を経て細穴よ
り少量放出されるので蛇口を開放したままで忘れ
ることを防止している。
次に本考案の一例を図面によつて説明する。
第1図並びに第3図に示すように、球の外表面
に突き出た軸2を有し、軸2と直角の方向に球を
貫通する流水穴22があり、この流水穴22と直
角の方向に流水穴22の内壁から球外表面に向つ
て細穴21が貫通して成る弁球1が、上下に分離
可能な弁容器3,4に納まり、上部弁容器3は、
軸受部の上半分とOリング5の溝と球面の凹みと
を有すると共に水道蛇口14に嵌着した半割嵌着
具16に取付け得るように取付けビス15のビス
穴を有し且つ水道蛇口14からの水を前記球の流
水穴22に導くための連通穴23を有し且つ開弁
操作箱6を取付けるためのビス穴12を有した構
造で、また下部弁容器4は、軸受部の下半分とO
リング5の溝と球面の凹みを有すると共に水の流
出穴を有した構造で、そして弁容器3,4は嵌合
されて袋ナツト7で固定され、歯車8によつて軸
2を角変位させると球を貫通する流水穴22の方
向が変る。軸2を角変位させるには、開弁操作部
分のラツク(歯形)を刻んだ押上げ棒9を指で押
上げることによつてラツクと噛合つた歯車8が回
転すると共に軸2に固着したうづ巻ばね10が巻
かれ指を離すとうづ巻ばね10の戻力によつて自
動的に押上げ棒9は下り歯車8も変位を復元す
る。又押上げ棒9は下部弁容器4に下向きに開口
せる水の流出穴に近接して、かつ開弁操作箱6を
縦に貫通して上下動するように保持され押上げ棒
9の外表面に突出した1本の小さなピン18が開
弁操作箱6の蓋板11に設けた両壁のある案内溝
19内を上下に擢動し押上げ棒9が終点まで上が
つた点ではこの案内溝19の幅が狭められてあり
此の狭隘部20にピン18が入ると案内溝19の
両壁の弾力によつてピン18が挾まれることによ
つて押上げ棒7は上がつたままの状態で停止する
から歯車8も角変位したままの状態を維持する。
上部弁容器3の側面のビス穴12にビスで接続
された開弁操作箱6を弁球1の軸2が横方向に貫
通し、軸2の四角断面部分のところに歯車8とう
づ巻ばね10が固着され、更に軸2の先の部分の
丸形断面部分のところを蓋板11に貫通して軸2
の端を保持する。蓋板11はビス13で開弁操作
箱6に固定される。軸2の最先端の四角断面部分
はうづ巻ばねを組込む際に使用する部分である。
上記全部分の開弁装置は、第5図に示すような
水道蛇口14の縦断面の形状に合わせた凹みを有
する左右の半割り部品を水道蛇口14にボルトナ
ツト24で嵌着固定した構造の半割嵌着具16
に、パツキン17を介して取付ビス15で接続す
る。これを使用するには、まず水道の蛇口をあ
け、押上げ棒9を手指で押上げるとラツクによつ
て歯車8が回転して弁球1を角変位させることに
よつて流水穴22が縦方向になり導通状態となつ
て、水道蛇口14からの水は連通穴23から流水
穴22を経て下部弁容器4の流出穴より流水す
る。そして指を離すとうず巻ばね10によつて押
上げ棒9が自動下りして、これと噛合つた歯車8
が変位を復元し弁球1は回わされて流水穴22は
横方向の不導通状態となる。このようにして押上
げ棒9を押上げたときのみ流水が得られ、流出穴
に近接して押上げ棒9が位置するので両手で水が
受けられる。この時弁球1と上部弁容器3及び下
部弁容器4との摩擦抵抗を小さくするために上部
弁容器3と弁球1との接面に小さい隙間を形成し
てあり、弁球1を閉じたときこの隙間からの漏洩
水が弁球1の流水穴22に入り細穴21より少量
流出するようになつており、この漏洩水によつて
水道使用後の閉弁を忘れる事を防いでいる。尚、
又押上げ棒9を終点まで押上げると、蓋板11に
設けた両壁のある案内溝19の終点が狭隘部20
になつているので、これに押上げ棒9のピン18
が挾まれて押上棒9は自動下りしないから流水穴
22は導通状態を維持する。このようにして常時
流水を得ることもできる。
上述のように、本考案は、まず水道の蛇口を開
き、これに装着した補助水栓の操作によつて必要
なときにだけ水を放出させ両手で受けることもで
きる。また、弁容器の上部において弁球との間に
若干の間隙を形成しているので、この間隙に入つ
た漏洩水が潤滑作用をして弁球の開閉操作を小さ
な力で行なうことができる。前記間隙があるた
め、弁球を閉じた状態のときでも若干の水が流水
穴を経て細穴より流出することになるが、その量
は従来のように蛇口を開いて連続的に放出してい
たときに比べて極めて少量である。かえつて、こ
の漏洩水は、補助水栓を装着したことによつて起
こる水道蛇口の使用後の締め忘れ防止に役立つな
ど本考案の実用的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における弁球の斜視図、第2図
は本考案の一例を示す正面図、第3図は第2図の
側面断面図、第4図は第1図の平面図、第5図は
本考案の一例において使用した半割嵌着具の斜視
図、第6図は従来の水道栓の断面図である。 1は弁球、2は軸、3は上部弁容器、4は下部
弁容器、6は開弁操作箱、8は歯車、9は押上げ
棒、10はうず巻ばね、14は蛇口、18はピ
ン、19は案内溝、20は狭隘部、21は細穴、
22は流水穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水道蛇口に装着した弁容器に弁球を収納し、該
    弁球を外部から押上げ棒の上下動により回転変位
    せしめるようにした補助水栓にして、前記押上げ
    棒は弁容器の下部に下向きに開口せる水の流出穴
    に近接して設け前記弁球には弁球を貫通する流水
    穴と弁球が閉状態のときに弁球を流水穴壁から下
    向きに貫通した状態となる細穴とを設け、弁容器
    の上部において弁球との接面に漏洩水の流れる若
    干の間隙を形成した補助水栓。
JP1978146591U 1978-10-25 1978-10-25 Expired JPS6224150Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978146591U JPS6224150Y2 (ja) 1978-10-25 1978-10-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978146591U JPS6224150Y2 (ja) 1978-10-25 1978-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5563467U JPS5563467U (ja) 1980-04-30
JPS6224150Y2 true JPS6224150Y2 (ja) 1987-06-19

Family

ID=29127242

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JP1978146591U Expired JPS6224150Y2 (ja) 1978-10-25 1978-10-25

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JPS5563467U (ja) 1980-04-30

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