JPS62240107A - ストリツプ貯留装置 - Google Patents
ストリツプ貯留装置Info
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- JPS62240107A JPS62240107A JP8365086A JP8365086A JPS62240107A JP S62240107 A JPS62240107 A JP S62240107A JP 8365086 A JP8365086 A JP 8365086A JP 8365086 A JP8365086 A JP 8365086A JP S62240107 A JPS62240107 A JP S62240107A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H20/00—Advancing webs
- B65H20/30—Arrangements for accumulating surplus web
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2408/00—Specific machines
- B65H2408/20—Specific machines for handling web(s)
- B65H2408/21—Accumulators
- B65H2408/211—Coil type accumulator
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は張力を付与して移送するストリップを蓄蔵し、
またこれを放出することによって、この供給されて来る
ストリップの移送状態を変えて、即ち、移送と停止を繰
返す間歇移送を連続移送に、又連続移送を間歇移送に、
更には連続移送を速度の異なる連続移送に変換し得るよ
うにしたストリップの貯留装置に関するものである。
またこれを放出することによって、この供給されて来る
ストリップの移送状態を変えて、即ち、移送と停止を繰
返す間歇移送を連続移送に、又連続移送を間歇移送に、
更には連続移送を速度の異なる連続移送に変換し得るよ
うにしたストリップの貯留装置に関するものである。
[従来の技術]
ストリップの生産例えば製鉄工場でのストリップ生産工
程では、連続酸洗設備、連続冷間圧延設備、連続焼鈍設
備、連続メッキ設備等のような大量生産方式の連続加工
処理設備か採用されていて、各設備のストリップ繰入側
では、ストリップコイルの巻出装置への装入、先行スト
リップと後続ストリップとの溶接接続等の間歇作業を、
又ストリップ先端し側では巻取コイルとストリップの切
断、巻取コイルの搬出、ストリップ先端の巻イ;1等の
間歇作業を夫々行うために、ストリップコイル及び繰出
し側共に、ストリップ蓄蔵装置か採用されてきた。
程では、連続酸洗設備、連続冷間圧延設備、連続焼鈍設
備、連続メッキ設備等のような大量生産方式の連続加工
処理設備か採用されていて、各設備のストリップ繰入側
では、ストリップコイルの巻出装置への装入、先行スト
リップと後続ストリップとの溶接接続等の間歇作業を、
又ストリップ先端し側では巻取コイルとストリップの切
断、巻取コイルの搬出、ストリップ先端の巻イ;1等の
間歇作業を夫々行うために、ストリップコイル及び繰出
し側共に、ストリップ蓄蔵装置か採用されてきた。
これらの、酸洗設備、冷間圧延設備、焼鈍設備、メッキ
設備、等いずれもストリップの加工処理と移送の便を余
るためにストリップに張力を付与してテンションライン
を構成している。
設備、等いずれもストリップの加工処理と移送の便を余
るためにストリップに張力を付与してテンションライン
を構成している。
このテンションラインに適用するストリップの貯留装置
としては従来ループカ一方式等か一般に採用されていた
が、このような方式においては、ストリップの長さに比
較して装置の占める空間が非常に大きく、設備の高速化
、大量生産化にともなって装置規模が大型となるため、
経済的にも取扱」二不便であることから小規模な蓄蔵装
置が望まれるようになり、この要望に応じて回転式のス
トリップ蓄蔵装置が発案されるようになった。
としては従来ループカ一方式等か一般に採用されていた
が、このような方式においては、ストリップの長さに比
較して装置の占める空間が非常に大きく、設備の高速化
、大量生産化にともなって装置規模が大型となるため、
経済的にも取扱」二不便であることから小規模な蓄蔵装
置が望まれるようになり、この要望に応じて回転式のス
トリップ蓄蔵装置が発案されるようになった。
上記回転式の蓄蔵装置としては例えば第17図に示すご
ときものがあり、本例のものはストリップを外側と内側
に2重に2つのコイルに巻いて貯留する2重コイル式の
ストリップ貯留装置であり、自由反転ループを形成する
ことを基本原理としている。
ときものがあり、本例のものはストリップを外側と内側
に2重に2つのコイルに巻いて貯留する2重コイル式の
ストリップ貯留装置であり、自由反転ループを形成する
ことを基本原理としている。
複数のローラーを円筒状に拡縮自在に配設した外側コイ
ル装置lを、同様に複数のローラーを円筒状に拡縮自在
に配設した内側コイル装置2の外周を回転するように設
けてあり、入側ピンチロール6によってストリップS1
を外側コイル装置lのローラー円筒体の内周部に押込供
給してルーズ巻した外側コイル3を形成し、更にス]・
リップを反転して自由反転ループ5を作り、内側コイル
装置2のローラー円筒体の外周に逆向にストリップを巻
いて内側コイル4を形成し、更に内側コイル4の中から
ストリップ案内装置7へ送って、ストリップの進路を変
換して、スI・リップS2を外部へ送り出す構造となっ
ている。
ル装置lを、同様に複数のローラーを円筒状に拡縮自在
に配設した内側コイル装置2の外周を回転するように設
けてあり、入側ピンチロール6によってストリップS1
を外側コイル装置lのローラー円筒体の内周部に押込供
給してルーズ巻した外側コイル3を形成し、更にス]・
リップを反転して自由反転ループ5を作り、内側コイル
装置2のローラー円筒体の外周に逆向にストリップを巻
いて内側コイル4を形成し、更に内側コイル4の中から
ストリップ案内装置7へ送って、ストリップの進路を変
換して、スI・リップS2を外部へ送り出す構造となっ
ている。
この二つのコイル3.4は自由弾性曲げ作用によって形
成される自由反転ループ5を仲介してつながっており、
ストリップS1の供給量がストリップS2の排出量より
も多い場合には、自由反転ループ5がストリップの供給
方向に回転して外側コイル装置1と内側コイル装置2に
同 5一 時に同数巻いて、ストリップを貯留する。反対に82排
出量が多い場合にはこの反対動作で貯留ストリップを放
出するようになっている。
成される自由反転ループ5を仲介してつながっており、
ストリップS1の供給量がストリップS2の排出量より
も多い場合には、自由反転ループ5がストリップの供給
方向に回転して外側コイル装置1と内側コイル装置2に
同 5一 時に同数巻いて、ストリップを貯留する。反対に82排
出量が多い場合にはこの反対動作で貯留ストリップを放
出するようになっている。
しかし、第17図の自由反転ループ式の装置においては
、 (イ) 外側コイル3をローラー円筒体の内周に巻くた
めにストリップの板厚に制限があり、薄いストリップに
は使用出来ない、 (ロ) 自由反転ループ5によってストリップを巻くの
で、内側コイル4は内側コイル装置2にルーズに巻かれ
る。このため、ストリップ案内装置7でストリップを引
出すと、内側コイル4が引寄せられて、所定の位置から
外れたり、また、所定の位置にコイルを巻けなくなる、 等の欠点があった。
、 (イ) 外側コイル3をローラー円筒体の内周に巻くた
めにストリップの板厚に制限があり、薄いストリップに
は使用出来ない、 (ロ) 自由反転ループ5によってストリップを巻くの
で、内側コイル4は内側コイル装置2にルーズに巻かれ
る。このため、ストリップ案内装置7でストリップを引
出すと、内側コイル4が引寄せられて、所定の位置から
外れたり、また、所定の位置にコイルを巻けなくなる、 等の欠点があった。
これを改善するために上記自由反転ループ式に代えて近
年第18図に示すような強制巻(=11重の2重コイル
式ストリップ貯留装置が開発された。即ち回転可能な複
数のガイドローラー8を円筒状に配設してその周囲にス
トリップを巻イ1可能にしたローラー円筒体を有する外
側コイル装置9を、回転可能な複数のガイドローラーI
Oを円筒状に配設してその周囲にストリップを巻付可能
にしたローラー円筒体を有する内側コイル装置11の周
りに正逆回転可能に配設し、且つ内側コイル装置IIの
内側にストリップを横送りするストリップ案内装置7を
設けた構成を有している。図中6は入側部デフレクタ−
ロール、■2は出側部ピンチロールを示す。
年第18図に示すような強制巻(=11重の2重コイル
式ストリップ貯留装置が開発された。即ち回転可能な複
数のガイドローラー8を円筒状に配設してその周囲にス
トリップを巻イ1可能にしたローラー円筒体を有する外
側コイル装置9を、回転可能な複数のガイドローラーI
Oを円筒状に配設してその周囲にストリップを巻付可能
にしたローラー円筒体を有する内側コイル装置11の周
りに正逆回転可能に配設し、且つ内側コイル装置IIの
内側にストリップを横送りするストリップ案内装置7を
設けた構成を有している。図中6は入側部デフレクタ−
ロール、■2は出側部ピンチロールを示す。
上記したように、ストリップを2つのコイルに巻いて貯
留するようにした装置においては、夫々ストリップの入
側S1から出側S2の位置にストリップを横にずらすた
めストリップ案内装置7を設ける必要がある。
留するようにした装置においては、夫々ストリップの入
側S1から出側S2の位置にストリップを横にずらすた
めストリップ案内装置7を設ける必要がある。
このため、従来より、第19図及び第20図に示すよう
なストリップをシフトしさせるためのストリップ案内装
置7が一般に考えられている。
なストリップをシフトしさせるためのストリップ案内装
置7が一般に考えられている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、」1記従来装置においては夫々種々の= 7−
問題点を有していた。
第19図は従来のストリップ案内装置7の一例を示すも
ので、自由回転する複数の小ローラ13をスパイラル状
に外周に備えたアーム14を、ストリップの進路を形成
する如く傾斜角度θを設けて配置し、」二記アーバ14
の外周にストリップをスパイラル状に巻付けて引出すよ
うにした構造を有しストリップに対するアーム14の傾
斜角度θを油圧シリンダなとの調節具15によりピボッ
I・ピン16を中心に回動させて調整するようにした構
成を有している。
ので、自由回転する複数の小ローラ13をスパイラル状
に外周に備えたアーム14を、ストリップの進路を形成
する如く傾斜角度θを設けて配置し、」二記アーバ14
の外周にストリップをスパイラル状に巻付けて引出すよ
うにした構造を有しストリップに対するアーム14の傾
斜角度θを油圧シリンダなとの調節具15によりピボッ
I・ピン16を中心に回動させて調整するようにした構
成を有している。
しかしながら、」1記従来方式においては次のような問
題がある。
題がある。
(イ)ストリップを所要の進み角θてアーム14に巻付
けて引出すと、ストリップの形状及びスi・リップの入
側S1と出側S2の張力T、、T2の変動または、アー
バー14に繰出されるストリップが内側ローラー円筒体
2、または11に完全強固に巻付いているのではなく、
横方向に対しては不安定な状態にあること、等によって
ストリップに横方向の移動力が作用することになり、よ
って貯留コイルが片側に引寄せられ、コイル装置の所要
位置にストリップをコイル巻することが出来なくなる。
けて引出すと、ストリップの形状及びスi・リップの入
側S1と出側S2の張力T、、T2の変動または、アー
バー14に繰出されるストリップが内側ローラー円筒体
2、または11に完全強固に巻付いているのではなく、
横方向に対しては不安定な状態にあること、等によって
ストリップに横方向の移動力が作用することになり、よ
って貯留コイルが片側に引寄せられ、コイル装置の所要
位置にストリップをコイル巻することが出来なくなる。
(0)アーム14の傾斜角θはストリップ幅、センター
ラインシフI・m L 、等によって定められるもので
あり、傾斜角θを大きく変えると、上記要素条件を変え
ることになるため、傾斜角の調節量は大きく出来ない。
ラインシフI・m L 、等によって定められるもので
あり、傾斜角θを大きく変えると、上記要素条件を変え
ることになるため、傾斜角の調節量は大きく出来ない。
これに対して、ストリップはアーム装置で連続的に移送
されるので、」二記(イ)の理由によってストリップの
横移動がアーム14の調節量を越えて増加し、(イ)と
同様に所要位置にストリップを巻いて貯留することが出
来なくなる。
されるので、」二記(イ)の理由によってストリップの
横移動がアーム14の調節量を越えて増加し、(イ)と
同様に所要位置にストリップを巻いて貯留することが出
来なくなる。
又、第20図は従来のストリップ案内装置7の他の例を
示すもので、複数の点、線または面(図示せず)によっ
て構成され、ストリップの進路を形成するように傾斜角
度θで取付けられた合成円筒面を有する一組の円筒案内
枠(アーム) 17の外周にストリップを所要の進み角
θで−9= 巻イ;1、又は巻掛けて案内することで、張力移送する
ストリップを所要の進路でシフトするようにした構造を
有し、特に前記円筒案内枠17を油圧シリンダ18によ
りガイド19に沿って進路幅方向に移動させることでス
トリップの蛇行を修正するようにした構成を有している
。
示すもので、複数の点、線または面(図示せず)によっ
て構成され、ストリップの進路を形成するように傾斜角
度θで取付けられた合成円筒面を有する一組の円筒案内
枠(アーム) 17の外周にストリップを所要の進み角
θで−9= 巻イ;1、又は巻掛けて案内することで、張力移送する
ストリップを所要の進路でシフトするようにした構造を
有し、特に前記円筒案内枠17を油圧シリンダ18によ
りガイド19に沿って進路幅方向に移動させることでス
トリップの蛇行を修正するようにした構成を有している
。
しかし、この方式の装置を、移送ストリップを2つのコ
イルに巻いて貯留するス]・リップ貯留装置の案内装置
として用いた場合には、前記従来方式と同様の理由で円
筒案内枠の横移動調節量を越えてストリップが横移動し
てストリップを貯留することが出来なくなる。
イルに巻いて貯留するス]・リップ貯留装置の案内装置
として用いた場合には、前記従来方式と同様の理由で円
筒案内枠の横移動調節量を越えてストリップが横移動し
てストリップを貯留することが出来なくなる。
従来の装置は第19.20図のストリップ案内装置にみ
る如く、スI・リップをアームに所要の巻付角度θで巻
付けるために、アームは傾斜して取付けられていた。こ
のため、コイル装置の中に取付けられるストリップ案内
装置はこのアーム傾斜角度θによって大きなスペースを
占めていた。従って、コイル装置が大きくなり、それた
けストリップ貯留装置か大型であった。
る如く、スI・リップをアームに所要の巻付角度θで巻
付けるために、アームは傾斜して取付けられていた。こ
のため、コイル装置の中に取付けられるストリップ案内
装置はこのアーム傾斜角度θによって大きなスペースを
占めていた。従って、コイル装置が大きくなり、それた
けストリップ貯留装置か大型であった。
本発明は、スI・リップを少なくとも2つのコイルに巻
いて貯留するストリップ貯留装置に関して、」1記従来
装置の欠点を解決して回転式のストリップ貯留装置を実
現すると共に、コンパクトな構造のストリップ貯留装置
を提供することを目的としている。
いて貯留するストリップ貯留装置に関して、」1記従来
装置の欠点を解決して回転式のストリップ貯留装置を実
現すると共に、コンパクトな構造のストリップ貯留装置
を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
複数のガイドローラを円筒状に備えたローラ円筒体の外
周にストリップをコイル状に巻いて貯留するコイル装置
を少なくとも2組と、複数の短ローラーを円筒状に有し
て回転自在に備えたローラー円筒体の外周にストリップ
を巻付けて横送り案内すると共に短ローラーの取付角度
と該短ローラーを備えたローラー円筒体の回転速度によ
ってストリップの蛇行を修正する機能を有するストリッ
プ案内装置とを設けたことを特徴とするストリップ貯留
装置、に係るものである。
複数のガイドローラを円筒状に備えたローラ円筒体の外
周にストリップをコイル状に巻いて貯留するコイル装置
を少なくとも2組と、複数の短ローラーを円筒状に有し
て回転自在に備えたローラー円筒体の外周にストリップ
を巻付けて横送り案内すると共に短ローラーの取付角度
と該短ローラーを備えたローラー円筒体の回転速度によ
ってストリップの蛇行を修正する機能を有するストリッ
プ案内装置とを設けたことを特徴とするストリップ貯留
装置、に係るものである。
[作 用]
従って、本発明では、複数の短い、小ローラーを円筒状
に所要の取付角度φを有して備えたローラー円筒体の外
周にストリップを巻付けて横送りし、このローラー円筒
体の回転速度の調整量と小ローラーの傾斜角度φとによ
り、ストリップに所要の横移動力を与えてストリップの
蛇行を修正する。
に所要の取付角度φを有して備えたローラー円筒体の外
周にストリップを巻付けて横送りし、このローラー円筒
体の回転速度の調整量と小ローラーの傾斜角度φとによ
り、ストリップに所要の横移動力を与えてストリップの
蛇行を修正する。
ストリップ案内装置の入側にスI・リップ巻付角度付与
装置を、出側に巻取角度除去装置を用いて、ストリップ
を巻付けるアームまたは、横送り用のローラー円筒体を
コイル装置に並行に設置することにより装置が小型にな
る。2つのコイル装置を並列設置し、固定設置したスト
リップ案内装置ローラー円筒体を中心に回転自在にして
いる。
装置を、出側に巻取角度除去装置を用いて、ストリップ
を巻付けるアームまたは、横送り用のローラー円筒体を
コイル装置に並行に設置することにより装置が小型にな
る。2つのコイル装置を並列設置し、固定設置したスト
リップ案内装置ローラー円筒体を中心に回転自在にして
いる。
[実 施 例コ
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例の1)
第1.2図は前記第18図と同一原理の2重コイル式ス
トリップ貯留装置の一例を示すもので、外側コイル装置
9はギヤー40とレール50を備えていて、内側コイル
装置11に備えられた車輪51で回転可能に支持され、
ギヤー40と噛合うピニオン41、減速機42を介して
モータ43によって正逆に回転する構造となっている。
トリップ貯留装置の一例を示すもので、外側コイル装置
9はギヤー40とレール50を備えていて、内側コイル
装置11に備えられた車輪51で回転可能に支持され、
ギヤー40と噛合うピニオン41、減速機42を介して
モータ43によって正逆に回転する構造となっている。
次の動作によって、ストリップの貯留と放出を行なう。
初め、ス!・リップS+を入側デフレクタロール6を通
して、a、b、c、dの順にストリップ案内装置7に巻
付け、出側ピンチロール12を通して外部へ送り出す。
して、a、b、c、dの順にストリップ案内装置7に巻
付け、出側ピンチロール12を通して外部へ送り出す。
次にストリップS1の供給量を82の排出量よりも多く
して、外側コイル装置9を矢印方向に回転し、この回転
と同じ巻数のコイルを外側コイル装置9と内側コイル装
置11にそれぞれ形成してストリップを貯留する。
して、外側コイル装置9を矢印方向に回転し、この回転
と同じ巻数のコイルを外側コイル装置9と内側コイル装
置11にそれぞれ形成してストリップを貯留する。
次に、反対に81の供給を少なくし、S2の排出を多く
して、外側コイル装置を反対方向に回転してコイルの巻
数を減じて、ストリップを放出する。
して、外側コイル装置を反対方向に回転してコイルの巻
数を減じて、ストリップを放出する。
第18図と同一の符号を付したものは同一物を表わして
いる。
いる。
更に、図示するように、内側コイル装置11の内側部に
、外周に多数の小ローラー13を有したローラー円筒体
14を、ストリップの入側S1と出側S2のシフトiL
が所要の値になるように角度θで傾斜した状態で回転す
るように軸受20を介して設け、且つ前記ローラー円筒
体14を電磁スリップ式のクラッチ21及び減速機22
を介してモータ23により回転駆動できるよう構成しで
ある。
、外周に多数の小ローラー13を有したローラー円筒体
14を、ストリップの入側S1と出側S2のシフトiL
が所要の値になるように角度θで傾斜した状態で回転す
るように軸受20を介して設け、且つ前記ローラー円筒
体14を電磁スリップ式のクラッチ21及び減速機22
を介してモータ23により回転駆動できるよう構成しで
ある。
第3.4図は上記ストリップ案内装置7と小ローラー1
3の具体例を示すもので、ローラー円筒体14の外周に
配置する小ローラー13を、ローラー円筒体14の軸と
直角の軸線に対して所要の傾斜角度φて取付けるように
している。この小ローラー13の傾斜角度φはφ−0°
(ローラー円筒体と小ローラーの回転軸線が平行で同
方向に回転する状態)以外であれば任意に選定する−
14 = ことができ、図示の場合0くφの例を示している。又、
ストリップの入側S1に設けたストリップ幅位置検出器
24からの検出信号25を制御装置26に入力し、該制
御装置26からの指令信号27゜28によって前記モー
タ23及びクラッチ21の作動を行うようにしている。
3の具体例を示すもので、ローラー円筒体14の外周に
配置する小ローラー13を、ローラー円筒体14の軸と
直角の軸線に対して所要の傾斜角度φて取付けるように
している。この小ローラー13の傾斜角度φはφ−0°
(ローラー円筒体と小ローラーの回転軸線が平行で同
方向に回転する状態)以外であれば任意に選定する−
14 = ことができ、図示の場合0くφの例を示している。又、
ストリップの入側S1に設けたストリップ幅位置検出器
24からの検出信号25を制御装置26に入力し、該制
御装置26からの指令信号27゜28によって前記モー
タ23及びクラッチ21の作動を行うようにしている。
上記構成によれば、モータ23によって高めに付与した
ローラー円筒体I4の回転速度をクラッチ21の磁力制
御によってスリップさせ、このスリップ量を調整するこ
とにより、ストリップの横方向への移動を消滅さぜるこ
とかできる。
ローラー円筒体I4の回転速度をクラッチ21の磁力制
御によってスリップさせ、このスリップ量を調整するこ
とにより、ストリップの横方向への移動を消滅さぜるこ
とかできる。
この原理を第5.6図について説明する。
ローラー円筒体】4の回転周速度vRと、ストリップ速
度Vsと、小ローラー13の周速度■rの関係速度を第
5図(Alの如く設定すると、この3つの速度は第5図
(Alの如くバランスしている。
度Vsと、小ローラー13の周速度■rの関係速度を第
5図(Alの如く設定すると、この3つの速度は第5図
(Alの如くバランスしている。
このとき、ス]・リップ出入側の張力T + + T
2が第6図(A)の如くバランスし、しかもストリッ
プ自体の条件変動等がなければ、第6図(八)の如く横
移動力pa、Fa’はバランスしてスI・リツ−15= ブが蛇行することがない。
2が第6図(A)の如くバランスし、しかもストリッ
プ自体の条件変動等がなければ、第6図(八)の如く横
移動力pa、Fa’はバランスしてスI・リツ−15= ブが蛇行することがない。
しかし、前記張力TIIT2の変動或いはストリップ自
体の形状変化等によってストリップは一般に横移動力を
生じて蛇行する。また、前記したごとく、ストリップ貯
留装置においては、ストリップS1はコイル装置から繰
出され、しかもコイル装置のローラー円筒体に巻付けら
れたストリップは幅方向に不安定な状態で巻付いている
ので、ストリップの横送りによって、横移動力AFa
=Fa−Fa’>が生じて、ストリップは横送り側に蛇
行する。従って、この場合にはローラー円筒体14の回
転速度VRを例えば第5図CB)に示ず如く増速CA
VR)させる。すると小ローラー13とス]・リップと
の接触部に摩擦力 F(J −Kg T ・cosθ に;係数(巻数自由) U ニスI・リップと小ローラーの摩 擦係数 が作用し、この摩擦力Fu、増速AVR,小ロ一う−傾
斜角度φとにもとづいて第6図(Blに示す如くストリ
ップ引戻力(aFa)と、第5図(Blに示す如く引戻
速度(−fflVa)を発生ずる。
体の形状変化等によってストリップは一般に横移動力を
生じて蛇行する。また、前記したごとく、ストリップ貯
留装置においては、ストリップS1はコイル装置から繰
出され、しかもコイル装置のローラー円筒体に巻付けら
れたストリップは幅方向に不安定な状態で巻付いている
ので、ストリップの横送りによって、横移動力AFa
=Fa−Fa’>が生じて、ストリップは横送り側に蛇
行する。従って、この場合にはローラー円筒体14の回
転速度VRを例えば第5図CB)に示ず如く増速CA
VR)させる。すると小ローラー13とス]・リップと
の接触部に摩擦力 F(J −Kg T ・cosθ に;係数(巻数自由) U ニスI・リップと小ローラーの摩 擦係数 が作用し、この摩擦力Fu、増速AVR,小ロ一う−傾
斜角度φとにもとづいて第6図(Blに示す如くストリ
ップ引戻力(aFa)と、第5図(Blに示す如く引戻
速度(−fflVa)を発生ずる。
従って、ローラー円筒体14の回転周速度を第5図(A
)よりも微小量増減ずれば、横送り力(±ΔFa)と横
送り速度(±ff1Va)を発生させることができ、よ
ってローラー円筒体14の回転周速度vRを調整するこ
とて横移動力(F8)(Fa)をバランスさせて、コイ
ルの巻乱れや位置の乱れを修正腰貯留コイルを所定位置
に良好に巻くことができる。
)よりも微小量増減ずれば、横送り力(±ΔFa)と横
送り速度(±ff1Va)を発生させることができ、よ
ってローラー円筒体14の回転周速度vRを調整するこ
とて横移動力(F8)(Fa)をバランスさせて、コイ
ルの巻乱れや位置の乱れを修正腰貯留コイルを所定位置
に良好に巻くことができる。
第7図は小ローラー13の取付角度φをφ−o。
としてローラー円筒体14の基準回転周速度VR−〇と
した場合を示したもので、この場合には速度ベクトルは
第8図(A) (B)となり、ストリップ作用力は前記
第6図(A) (B+となり、AVRの増減によってロ
ーラー円筒体14とストリップとの間に相対速度(ff
lVs)とストリップ横送り速度±ΔVaを発生ずる。
した場合を示したもので、この場合には速度ベクトルは
第8図(A) (B)となり、ストリップ作用力は前記
第6図(A) (B+となり、AVRの増減によってロ
ーラー円筒体14とストリップとの間に相対速度(ff
lVs)とストリップ横送り速度±ΔVaを発生ずる。
第9図は小ローラー13の取イ」角度φをφ= 90’
としてローラー円筒体14の回転速度VR>Oとした場
合を示したもので、この場合には速度ベクトルは第10
図(A) (B)となり、ストリップ作用力は前記第6
図(A) (B)となり、前記第7図の場合と同様に作
用する。
としてローラー円筒体14の回転速度VR>Oとした場
合を示したもので、この場合には速度ベクトルは第10
図(A) (B)となり、ストリップ作用力は前記第6
図(A) (B)となり、前記第7図の場合と同様に作
用する。
」1記したように、本実施例は小ローラー13の取付傾
斜角度(φ)とこの傾斜方向とをもとに決められたロー
ラー円筒体の周速度を増減することによって、ストリッ
プの進路を所要位置に維持することができ、また、コイ
ル装置の所定位置にストリップを巻いて貯留することが
できるものである。
斜角度(φ)とこの傾斜方向とをもとに決められたロー
ラー円筒体の周速度を増減することによって、ストリッ
プの進路を所要位置に維持することができ、また、コイ
ル装置の所定位置にストリップを巻いて貯留することが
できるものである。
(実施例の2)
第11.12図は第1.2図と同じ2重コイル式ストリ
ップ貯留装置の例である。ストリップの貯留と放出の動
作は同じであるが、構造の一部が異っている。
ップ貯留装置の例である。ストリップの貯留と放出の動
作は同じであるが、構造の一部が異っている。
それは、ストリップ案内装置7のローラー円筒体14を
内側コイル装置11と平行に設置し、ストリップ案内装
置7の入側にス]・リップ巻(−J角度付与装置31を
、出側にストリップ巻イ;1角度除去装置32をそれぞ
れ設けたことである。
内側コイル装置11と平行に設置し、ストリップ案内装
置7の入側にス]・リップ巻(−J角度付与装置31を
、出側にストリップ巻イ;1角度除去装置32をそれぞ
れ設けたことである。
これによって、ストリップ案内装置7か、内側コイル装
置11の中に接地されて占めるスペースを小さくでき、
ストリップ貯留装置全体を小型にしている。
置11の中に接地されて占めるスペースを小さくでき、
ストリップ貯留装置全体を小型にしている。
(実施例の3)
第13.14図はコイルを並列に巻いて貯留する並列コ
イル式のストリップ貯留装置の例である。
イル式のストリップ貯留装置の例である。
複数のローラー8を円筒状に配設してその周囲にストリ
ップを巻付可能にしたローラー円筒体を有する第1コイ
ル装置29と第2コイル装置30を同一機枠に並列設置
してあり、この機枠をレール50と車輪51によって回
転自在に支持し、ギヤー40、ピニオン41、減速機4
2を介してモーター43によって第1コイル装置29と
第2コイル装置30を1体に回転する構造となっていて
、ストリップ案内装置7のローラー円筒体14と同心に
回転する(第11.12図と同一符号は同じ物を示す)
。更にストリップ巻付角度付与装置31とストリップ巻
付角度除去装置32を備えている。
ップを巻付可能にしたローラー円筒体を有する第1コイ
ル装置29と第2コイル装置30を同一機枠に並列設置
してあり、この機枠をレール50と車輪51によって回
転自在に支持し、ギヤー40、ピニオン41、減速機4
2を介してモーター43によって第1コイル装置29と
第2コイル装置30を1体に回転する構造となっていて
、ストリップ案内装置7のローラー円筒体14と同心に
回転する(第11.12図と同一符号は同じ物を示す)
。更にストリップ巻付角度付与装置31とストリップ巻
付角度除去装置32を備えている。
初め、ストリップS1を第13図に示すようにa 、
l) 、 C、dと板通してローラー円筒体14に巻付
けて外部へ送り出す。
l) 、 C、dと板通してローラー円筒体14に巻付
けて外部へ送り出す。
この状態からストリップS1の供給を82の排出よりも
多くして、第1コイル装置29と第2コイル装置30を
矢印方向に回転すると第1コイル装置29と第2コイル
装置30にストリップが同時に巻4=jいて巻数を増し
、2つのコイルに貯留される。
多くして、第1コイル装置29と第2コイル装置30を
矢印方向に回転すると第1コイル装置29と第2コイル
装置30にストリップが同時に巻4=jいて巻数を増し
、2つのコイルに貯留される。
次に81の供給を82の排出より少なくして、コイル装
置29.30を反対方向に回転すると、2つのコイルの
巻数が減じてストリップを放出する。
置29.30を反対方向に回転すると、2つのコイルの
巻数が減じてストリップを放出する。
この第13.14図の装置はストリップを第1コイル装
置29の外周に供給して巻付け、第2コイル装置30の
外周に巻いたコイルからストリップを排出する構造であ
るため、コイルに巻いたストリップの貯留状態の目視が
容易であり、コイ小装置のローラ一群が開放的に配置さ
れているので、メンテナンスが簡単である。また、並列
コイル式であるため、第1.2図、第11.12図の2
重コイル式よりも外側寸法か小さくできる。
置29の外周に供給して巻付け、第2コイル装置30の
外周に巻いたコイルからストリップを排出する構造であ
るため、コイルに巻いたストリップの貯留状態の目視が
容易であり、コイ小装置のローラ一群が開放的に配置さ
れているので、メンテナンスが簡単である。また、並列
コイル式であるため、第1.2図、第11.12図の2
重コイル式よりも外側寸法か小さくできる。
(実施例の4)
第15.16図は実施例3の第13.14図と同様に2
つのコイル装置29.30を並列に1つの回転機枠に設
けて、同時回転する構造のストリップ貯留装置である。
つのコイル装置29.30を並列に1つの回転機枠に設
けて、同時回転する構造のストリップ貯留装置である。
実施例3と特に異る点は、ストリップ案内装置7を」1
記回転機枠内にストリップ巻付角度θと同じ角度傾むけ
て設置してあり、コイル装置29.30と1体に回転す
る。又、ストリップ案内装置7の入側と出側にはストリ
ップ巻イ」角度付与装置と巻付角度除去装置はない。
記回転機枠内にストリップ巻付角度θと同じ角度傾むけ
て設置してあり、コイル装置29.30と1体に回転す
る。又、ストリップ案内装置7の入側と出側にはストリ
ップ巻イ」角度付与装置と巻付角度除去装置はない。
更に、ストリップ案内装置7の駆動モーター23は上記
回転機枠の外に固定設置しである。
回転機枠の外に固定設置しである。
前記した2重コイル式ストリップ貯留装置(実施例1.
2.4)は、外側、内側の各コイル装置のローラー円筒
体を構成する複数のローラーがローラー円筒体の外接直
径を拡縮自在に備えられている。ストリップを巻付けて
外側コイル、内側コイルを形成していて、移送ストリッ
プが外側コイル、内側コイルを通ってストリップ貯留装
置から送出される時、ローラー円筒体の上記直径はスト
リップの通過長さに応じて拡大し、また貯留ストリップ
を放出して、上記各コイルが消滅した時に基準径に縮小
される。
2.4)は、外側、内側の各コイル装置のローラー円筒
体を構成する複数のローラーがローラー円筒体の外接直
径を拡縮自在に備えられている。ストリップを巻付けて
外側コイル、内側コイルを形成していて、移送ストリッ
プが外側コイル、内側コイルを通ってストリップ貯留装
置から送出される時、ローラー円筒体の上記直径はスト
リップの通過長さに応じて拡大し、また貯留ストリップ
を放出して、上記各コイルが消滅した時に基準径に縮小
される。
並列コイル式スI・リップ貯留装置(実施例3)は、第
1、第2各コイル装置のローラー円筒体の外接直径を拡
縮自在に備えであるが、第1コイル装置と第2コイル装
置の拡縮動作を互に反対に行なう。
1、第2各コイル装置のローラー円筒体の外接直径を拡
縮自在に備えであるが、第1コイル装置と第2コイル装
置の拡縮動作を互に反対に行なう。
貯留コイルを形成している時、ローラー円筒体の外接直
径を移送ストリップの通過長さに応じて、第1コイル装
置は拡大し、第2コイル装置は縮小する。ストリップを
放出して貯留コイルが消滅した時、第1コイル装置は外
接直径を基準径に縮小し、第2コイル装置は基準径に拡
大する。
径を移送ストリップの通過長さに応じて、第1コイル装
置は拡大し、第2コイル装置は縮小する。ストリップを
放出して貯留コイルが消滅した時、第1コイル装置は外
接直径を基準径に縮小し、第2コイル装置は基準径に拡
大する。
」1記ローラー円筒体の拡縮動作は貯留コイル各層間の
相対移動によってス]・リップ面にスリップ疵が発する
ことを防止する。
相対移動によってス]・リップ面にスリップ疵が発する
ことを防止する。
[発明の効果]
(効果−1)
」ニ記したように、本発明のストリップ貯留装置は、複
数のローラーを円筒状に所要の傾斜角度を有して設ける
とともに、モータにより回転駆動するようにしたローラ
ー円筒体を備えたストリップ案内装置を設けたので、こ
のローラー円筒体の回転速度と小ローラーの傾斜角度φ
にもとづいて、ローラー円筒体に巻(=1けたストリッ
プに所要の横移動力を与えることかできる。
数のローラーを円筒状に所要の傾斜角度を有して設ける
とともに、モータにより回転駆動するようにしたローラ
ー円筒体を備えたストリップ案内装置を設けたので、こ
のローラー円筒体の回転速度と小ローラーの傾斜角度φ
にもとづいて、ローラー円筒体に巻(=1けたストリッ
プに所要の横移動力を与えることかできる。
ストリップが蛇行する場合にこのローラー円筒体の回転
速度を調節することで」二記構移動を発生させて蛇行を
修正し、ストリップの進路を所要位置に維持するととも
に、蛇行を防止してストリップをコイル装置の所定位置
に良好に巻取って貯蔵することができる優れた効果を奏
しg7る。
速度を調節することで」二記構移動を発生させて蛇行を
修正し、ストリップの進路を所要位置に維持するととも
に、蛇行を防止してストリップをコイル装置の所定位置
に良好に巻取って貯蔵することができる優れた効果を奏
しg7る。
(効果−2)
ストリップ案内装置の入側と出側にストリップ巻付角度
付与装置と巻付角度除去装置を備えること、および、ス
トリップ案内装置をコイル装置に平行設置すること、に
よってコイル装置のローラー円筒体の直径を小さくてき
、貯留装置全体をコンパクトにできる。
付与装置と巻付角度除去装置を備えること、および、ス
トリップ案内装置をコイル装置に平行設置すること、に
よってコイル装置のローラー円筒体の直径を小さくてき
、貯留装置全体をコンパクトにできる。
(効果−3)
ストリップ案内装置を固定設置し、固定設置したストリ
ップ案内装置のローラー円筒体を中心にして、コイル装
置が回転する構造の並列コイル式ストリップ貯留装置は
2重コイル式にくらべて (1)外側寸法を小さくできる。
ップ案内装置のローラー円筒体を中心にして、コイル装
置が回転する構造の並列コイル式ストリップ貯留装置は
2重コイル式にくらべて (1)外側寸法を小さくできる。
(2) コイル装置を形成するローラ一群が開放設置
されるので、メンテナンスが容易となる。
されるので、メンテナンスが容易となる。
(3)ストリップの貯留状態の目視が容易となる。
等の長所がある。
以上の効果によって、コンパクトなストリップ貯留装置
を実現できる。
を実現できる。
−24=
第1図は本発明の一実施例の2重コイル式ストリップ貯
留装置を示す平面図、第2図は第1図の側面図、第3図
はストリップ案内装置詳細例を示す説明図、第4図は小
ローラーの詳細図、第5図(5)はストリップ速度とロ
ーラー円筒体回転周速度と小ローラー回転周速度の速度
ベクトルがバランスした状態を示すベクトル線図、(B
)はローラー円筒体回転周速度を変えた状態を示すベク
トル線図、第6図(A)はストリップに作用する力の関
係を示すベクトル線図、(B)は第5図(Blのように
ローラー円筒体回転周速度を変化させた際のストリップ
に作用する力の変化を示すベクトル線図、第7図はスト
リップ案内装置の他の例を示す説明図、第8図(A)
CB)は第7図による速度ベクトルの変化を示すベクト
ル線図、第9図はストリップ案内装置の更に他の例を示
す説明図、第10図(ホ)(B)は第9図による速度ベ
クトルの変化を示すベクトル線図、第11図は本発明の
他の2重コイル式の実施例を示す平面図、第12図は第
11図の側面図、第13図は本発明の並列= 25− コイル式の実施例を示す平面図、第14図は第13図の
側面図、第15図は本発明の並列コイル式の他の実施例
を示す平面図、第16図は第15図の側面図、第17図
は従来の2重コイル式ストリップ貯留装置の一例を示す
説明図、第18図は従来の他の2重コイル式ストリップ
貯留装置の説明図、第19図は従来のストリップ案内装
置の一例を示す説明図、第20図は従来の他のストリッ
プ案内装置を示す説明図である。 8はガイドローラー、9は外側コイル装置、10はガイ
ドローラー、11は内側コイル装置、I3は小ローラー
、14はローラー円筒体、20は軸受、21はクラッチ
、22は減速機、23はモータ、24はストリップ幅位
置検出器、26は制御装置、29.30は第1、第2コ
イル装置、31はス]・リップ進み角度付与装置、32
は除去装置、40はギヤー、41はピニオン、42は減
速機、43はモーター、50はレール、51は車輪を示
す。
留装置を示す平面図、第2図は第1図の側面図、第3図
はストリップ案内装置詳細例を示す説明図、第4図は小
ローラーの詳細図、第5図(5)はストリップ速度とロ
ーラー円筒体回転周速度と小ローラー回転周速度の速度
ベクトルがバランスした状態を示すベクトル線図、(B
)はローラー円筒体回転周速度を変えた状態を示すベク
トル線図、第6図(A)はストリップに作用する力の関
係を示すベクトル線図、(B)は第5図(Blのように
ローラー円筒体回転周速度を変化させた際のストリップ
に作用する力の変化を示すベクトル線図、第7図はスト
リップ案内装置の他の例を示す説明図、第8図(A)
CB)は第7図による速度ベクトルの変化を示すベクト
ル線図、第9図はストリップ案内装置の更に他の例を示
す説明図、第10図(ホ)(B)は第9図による速度ベ
クトルの変化を示すベクトル線図、第11図は本発明の
他の2重コイル式の実施例を示す平面図、第12図は第
11図の側面図、第13図は本発明の並列= 25− コイル式の実施例を示す平面図、第14図は第13図の
側面図、第15図は本発明の並列コイル式の他の実施例
を示す平面図、第16図は第15図の側面図、第17図
は従来の2重コイル式ストリップ貯留装置の一例を示す
説明図、第18図は従来の他の2重コイル式ストリップ
貯留装置の説明図、第19図は従来のストリップ案内装
置の一例を示す説明図、第20図は従来の他のストリッ
プ案内装置を示す説明図である。 8はガイドローラー、9は外側コイル装置、10はガイ
ドローラー、11は内側コイル装置、I3は小ローラー
、14はローラー円筒体、20は軸受、21はクラッチ
、22は減速機、23はモータ、24はストリップ幅位
置検出器、26は制御装置、29.30は第1、第2コ
イル装置、31はス]・リップ進み角度付与装置、32
は除去装置、40はギヤー、41はピニオン、42は減
速機、43はモーター、50はレール、51は車輪を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)複数のガイドローラーを円筒状に備えたローラー円
筒体の外周にストリップをコイル状に巻いて貯留するコ
イル装置を少なくとも2組と、複数の短ローラーを円筒
状に有して回転自在に備えたローラー円筒体の外周にス
トリップを巻付けて横送り案内し、しかも短ローラーの
取付角度と該短ローラーを備えたローラー円筒体の回転
速度によってストリップの蛇行を修正する機能を有する
ストリップ案内装置とを設けたことを特徴とするストリ
ップ貯留装置。 2)複数のガイドローラーを円筒状に備えたローラー円
筒体の外周にストリップをコイル状に巻いて貯留するコ
イル装置を少なくとも2組と、複数の短ローラーを円筒
状に有して回転自在に備えたローラー円筒体の外周にス
トリップを巻付けて横送り案内ししかも短ローラーの取
付角度と該短ローラー円筒体の回転速度によってストリ
ップの蛇行を修正する機能を有するストリップ案内装置
とを設けて上記のコイル装置のローラー円筒体とストリ
ップ案内装置のローラー円筒体を軸心平行に備え、さら
に、上記ストリップ案内装置のローラー円筒体の入側に
ストリップ巻付角度を付与する巻付角度付与装置と出側
に巻付角度を除去する巻付角度除去装置を設けたことを
特徴とするストリップ貯留装置。 3)ストリップ案内装置のローラー円筒体を固定部に設
置すると共に、並列配置した少なくとも2組のコイル装
置が上記ストリップ案内装置のローラー円筒体を中心に
回転する構造としたことを特徴とする第2項のストリッ
プ貯留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8365086A JPS62240107A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ストリツプ貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8365086A JPS62240107A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ストリツプ貯留装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62240107A true JPS62240107A (ja) | 1987-10-20 |
Family
ID=13808324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8365086A Pending JPS62240107A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ストリツプ貯留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62240107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0630698A1 (en) * | 1993-06-22 | 1994-12-28 | Kent Corporation | Take-out arbor for a strip accumulator |
US7820295B2 (en) | 2007-08-22 | 2010-10-26 | Hyundai Motor Company | Fluorine-doped tin oxide transparent conductive film glass and method of fabricating the same |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP8365086A patent/JPS62240107A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0630698A1 (en) * | 1993-06-22 | 1994-12-28 | Kent Corporation | Take-out arbor for a strip accumulator |
US7820295B2 (en) | 2007-08-22 | 2010-10-26 | Hyundai Motor Company | Fluorine-doped tin oxide transparent conductive film glass and method of fabricating the same |
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