JPS62240090A - 乾式ひげ剃り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の毛挿入口を形成した外部剪断部材と、
前記外部剪断部材を相対的に駆動されキャリアと切刃を
有する少なくとも一つのカッタとを設けた内部剪断部材
と、を備える乾式ひげ剃り装置に関するものである。

このような乾式ひげ剃り装置は、米国特許明細書第３８
９０７０９号（ＰＩＩＮ６６３７）により既知である。

本発明の目的はひげ剃り装置の剪断作用を改善すること
にあり、この目的を達成するために、本発明は、前記カ
ッタに弾性素子を設け、この弾性素子の作用に抗して前
記カッタの少なくとも一部が駆動方向とほぼ反対方向に
可動する構成としたことを特徴とする。

本発明に係る一実施例を以下図面に基づいて詳細に説明
する。

第１．２図に示された乾式ひげ剃り装置はハウジングｌ
を備え、このハウジング１の一部分は３個の外部剪断部
材３用のホルダ２が構成されている。前記剪断部材３に
は、スリット状に形成され第１図で単線として示されか
つ外部剪断部材の環状ひげ剃り部５内に設けられた毛挿
入口が形成されている。

第２図の切欠部分に示されているように、内部剪断部材
６は外部剪断部材３の内側に配列されている。前記内部
剪断部材６はひげ剃り部５の方へ軸線方向に延在するキ
ャリア及びカッタ８を主として備える。

内部剪断部材６は第２図に示すように中空スピンドル９
、歯車１０．１１およびシャフト１２によって電動モー
タ１３に連結されており、したがって前記剪断部材６は
、組合わされた外部剪断部材３と相対的に回転する。歯
車１０は取付板１５に固定されたビン１４上で回転可能
に支承されている。前記歯車１０には、カバー板１７に
よって閉鎖された凹所１６が形成されている。この凹所
１６は中空スピンドル９の端に形成したフランジ１８に
よって係合されている。フランジ１８は非円形例えば四
角形とし、凹所１６にこれと対応する形状を与えること
によって、歯車１０の回転をスピンドル９に伝達する連
結部が　。

得られる。ばね１９は中空スピンドル９の内側に主とし
て載置されていると共に中空スピンドル９と歯車１０と
の間で圧縮されており、そして前記ばね１９は内部剪断
部材６の方へ向いた力を中空スピンドル９に及ぼす。ス
ピンドル９の円柱部２０は剪断部材６を押圧するので、
この力は剪断部材６に伝達されると共に、内部剪断部材
６を介して外部剪断部材３に伝達され、外部剪断部材３
はフランジ２１を有するホルダ２に押圧される。乾式ひ
げ剃り装置を使用している間に生じる外力によって、ス
ピンドル９と一緒の剪断部材３，６は、ばね１９の動作
に対抗して内方に加圧される。

スピンドル９と内部剪断部材６との間で回転を伝達する
ための連結部は、スピンドル９に断面矩形の端部２２を
備えることによって得られる。この端部２２はこれと対
応する矩形で剪断部材６内に設けられた連結開口部２３
と係合する。

上述したように、電動モータ１３への連結部は第１．２
図に示された装置の３個の内部剪断部材に対して全て同
じであり、３個の歯車１０はモータシャフト１２上の単
一の中心歯車１１とかみ合い状態にある。

外部剪断部材３と内部剪断部材６との組合せにおいて、
第３，４図に示すように、内部剪断部材６は開口部２４
を有する。円板状のキャリア７を備え、前記開口部２４
内にカッタ８が配置されている。

矢印Ｐ＋によって示された軸線方向において、カッタ８
は弾性アーム２５によって負荷され、このアーム２５は
キャリア７の下側に固着された弾性体２６の一部を形成
する。弾性アーム２５の端部２７はフック状をなしカッ
タ８の下端部８′に設けられた開口部２８と係合する。

弾性アーム２５はＶ字状をなしリム２５’　、　２５’
を備える。

キャリア７の上側で各カッタ８はキャリア７とカッタ８
との間で作用する弾性素子２９を備えると共に、はぼ駆
動方向Ｐ２にカッタ８を弾性的に支持する。弾性素子２
９は複数の板ばねとして構成されていると共に、キャリ
ア７の上側に固定されたシート材料からなる中央体３０
と一体に形成されている。

装置を使用している間に、毛が毛挿入口４に捕捉された
場合、カッタ８の上側端８″に設けられた切刃３１は毛
を貫通し１１毛はカッタ８と外部剪断部材３との協働に
より剃られる。切断中に生じる力は分力に１を有し、こ
の分力に、は駆動方向Ｐ２とほぼ反対方向でカッタ８に
作用する。この力に＋は弾性アーム２５の端部２７を中
心にカッタを回動可能とする。この結果、カッタ８の上
側端８“は、Ｋ１方向すなわち駆動方向Ｐ２とほぼ反対
方向における弾性素子２９の作用に対抗してキャリア７
と相対的に移動する。この目的を達成するため、キャリ
ア７内の開口部２４は十分に大きく形成される。

毛が切断された後では、カッタ８は弾性素子２９によっ
て第３．４図に示された当初の位置と反対に押圧される
。

これにより、剃られるべき毛を切断している間に、モー
タと内部剪断部材６との間の駆動機構及びモータが受け
る荷重のサージ現象を均すような内力が生じる。上記の
構成は望まれない振動の発生を打ち消し、装置のなめら
かな作動を与え、可動部品の寿命を長くする。毛が剃ら
れた後、弾性素子２９によって及ぼされる圧力は、第３
．４図に□示される位置にカッタ８の加速された復元を
確実なものにする。カッタ８の復元が加速される結果、
カッタの前方に載置された切断される毛は、切断が促進
され、したがって、内部剪断部材６が早急に汚されるこ
とはほとんどない。

第５．６．７図は、毛挿入口４を有する外部剪断部材３
の断面図と、第４図の内部剪断部材６を改良して第４図
の矢印Ｐ３方向に見た部分拡大図とを組合せた図である
。

第５図に示された内部剪断部材６はキャリア３２を備え
、このキャリア３２は例えばプラスチックからなり、そ
して部分３３は金属シートからなる。端部でカッタ３５
を支持するアーム３４は金属シート部３３の平面から外
へ曲げられている。またアーム３４は弾性素子を構成し
、したがって、カッタ３５は、第５図の破線３５によっ
て示されるように、駆動方向Ｐ２とほぼ反対方向にたわ
む。カッタ３５のこのたわみは、概ね回動軸線３６を中
心とする回動とみ　。

なすことができる。

第６図に示されている実施例において、キャリアは適切
な金属板３７として構成されている。端部でカッタ３９
を支持するアーム３８はプレート３７の平面から外方に
曲げられている。アーム３８内に凹所４０を形成するこ
とによって、この部分で弾性回動が形成される。キャリ
ア３７に対するカッタ３９のたわみは概ね凹所４０の間
にある回動軸線３６まわりの回動とみなすことができる
。第５．６図に示されている実施例の切刃３１は、駆動
方向から見て、回動軸線の後方で距離Ａだけ離れて設置
されており、毛の切断中、カッタ３５又は３９が回動軸
線３６を中心とする回動の結果キャリア３２．３７に対
しＰ２と反対方向に動かされると、付加的な力が内部剪
断部材６と外部剪断部材３との間には発生しない。

第７図はアーム４３に隣接した壁部４２を有するキャリ
ア４１を備えた内部剪断部材６の実施例を示す。

アーム４３の端部はカッタ４４を支持する。壁部４２内
に凹所４５を形成することによって、回動軸線３６に関
する弾性回動が符号４６の位置で形成される。例えば米
国特許（ＵＳ−ＰＳ）第３９６２７８４号（ＰＨＮ７３
５１　）により既知であるが、カッタ４４には、毛引張
り部材４８の一部を形成する毛引張り素子４７が備えら
れている。カッタ４４が動作方向Ｐ２とほぼ反対方向に
たわむ作用状態下で、弾性回動部４６は弾性素子を構成
する。

上述されたような弾性素子の作用状態下でカッタの加速
された復元は、毛引張り素子を備えた構造において特に
重要である。なぜなら、カッタの前方に載置されるか又
は毛引張り素子に捕えられた切断される毛は、切断が促
進される。したがって、汚れる割合が非常に減少する。

内部剪断部材６は、例えばプラスチック層６′と金属層
６″による積層された材料からなる。このことにより、
内部剪断部材と外部剪断部材との間に生じる摩擦ロスを
減らすことができ、一方プラスチックの制振特性が振動
を打ち消す。毛引張り部材４８はプラスチック層４８′
及び金属層４８“を備えた積層された材料から製造され
ている。このことにより毛引張り素子４７の厚さを減少
させることができ、これにより毛引張り素子の動作を改
善することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る乾式ひげ剃り装置の一実施例を示
す正面図、 第２図は第１図の乾式ひげ剃り装置の■−■線部分を切
欠した部分切欠側面図、 第３図は本発明に係る内部剪断部材と外部剪断部材とを
組合せた状態における断面図、第４図は、左半分に第３
図の内部剪断部材の平面図、右半分に底面図を示し、 第５図は内部及び外部剪断部材の組合せにおける他の実
施例を示す部分拡大図、 第６図は内部及び外部剪断部材の組合せにおける更に他
の実施例を示す部分拡大図、 第７図は内部剪断部材の更に他の実施例を示す部分拡大
図である。 ３・・・外部剪断部材　　　　６・・・内部剪断部材７
．３２．３７・・・キャリア　　　８．３５．３９．４
４・・・カッタ２５．３４，３８．４３・・・アーム　
　２９・・・弾性素子３０・・・中央部　　　　　　　
３１・・・切刃３６・・・回動軸線　　　　　　４０．
４５・・・凹所４６・・・弾性回動部　　　　　４７・
・・毛引張り素子６’、４８’・・・プラスチック層 ６“、４８″・・・金属層 特許比Ｅｉ１　人　　　　エヌ・ベー・フィリップス・
フルーイランベンファプリケン 代理人弁理士　　　杉　　村　　暁　　秀同弁理士　杉
　村　興　作 ＦＩＯ，５ＦＩＯ，５ Ｆ１６．７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の毛挿入口を形成した外部剪断部材と、前記外
   部剪断部材を相対的に駆動されキャリアと切刃を有する
   少なくとも一つのカッタとを設けた内部剪断部材と、を
   備える乾式ひげ剃り装置において、前記カッタに弾性素
   子を設け、この弾性素子の作用に抗して前記カッタの少
   なくとも一部が駆動方向とほぼ反対方向に可動する構成
   としたことを特徴とする乾式ひげ剃り装置。 ２、前記弾性素子はキャリアとカッタとの間で作用する
   板ばねとして構成されたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の乾式ひげ剃り装置。 ３、前記内部剪断部材に複数のカッタを備えた乾式ひげ
   剃り装置において、前記板ばねの形をなす弾性素子は、
   キャリアに固定されたシート材料の中央部材と一体に形
   成されたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
   乾式ひげ剃り装置。 ４、前記カッタはキャリアに固定された一端を有する連
   結アームを備えた乾式ひげ剃り装置において、前記アー
   ムを弾性素子として構成したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の乾式ひげ剃り装置。 ５、前記カッタに、キャリアに固定された一端を有する
   連結アームを備えた乾式ひげ剃り装置において、前記連
   結アーム内で少なくとも一個の凹所の位置に弾性回動部
   を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の乾式ひげ剃り装置。 ６、前記カッタは回動軸線を中心にキャリアと相対的に
   回動し、前記カッタの切刃を駆動方向に対して前記回動
   軸線の後方に載置したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１、４、５項のいずれか一項に記載の乾式ひげ剃り装
   置。 ７、前記カッタは、切刃に設けられた金属層と制振特性
   を有するプラスチック層とを備えた積層材料からなるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項のいず
   れか一項に記載の乾式ひげ剃り装置。 ８、前記カッタに毛引張り素子を備えたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか一項に記
   載の乾式ひげ剃り装置。 ９、前記毛引張素子は積層材料からなることを特徴とす
   る特許請求の範囲第８項記載の乾式ひげ剃り装置。