JPS6223982A - 連続式真空処理設備のシ−ル装置 - Google Patents
連続式真空処理設備のシ−ル装置Info
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- JPS6223982A JPS6223982A JP16228685A JP16228685A JPS6223982A JP S6223982 A JPS6223982 A JP S6223982A JP 16228685 A JP16228685 A JP 16228685A JP 16228685 A JP16228685 A JP 16228685A JP S6223982 A JPS6223982 A JP S6223982A
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- rolls
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業−lユの利用分野]
この発明は、真空室とその外部との間を連続的に移動す
る帯状体の移動路中に備えられて、帯状体の連続的な移
動を許容しつつその移動路をノールする連続式真空処理
設備のシール装置に関4−るものである。
る帯状体の移動路中に備えられて、帯状体の連続的な移
動を許容しつつその移動路をノールする連続式真空処理
設備のシール装置に関4−るものである。
「従来の技術]
この種のシール装置は、例えば、真空中において薄鋼板
等の長尺材料を連続的に表面処理ずろ表面処理設備の付
帯装置として備えられている。その場合の表面処理設備
として(」、Zn、Ar、、Sn。
等の長尺材料を連続的に表面処理ずろ表面処理設備の付
帯装置として備えられている。その場合の表面処理設備
として(」、Zn、Ar、、Sn。
Cr等の金属、もしくはTiN、’I’iC,5if7
等の金属化合物を連続的に真空蒸着またはイオンブレー
ティングするもの、N、Ar等をイオン注入4−るもの
、または金属とAr等のイオンミキシングをするものが
ある。このような設備において、薄鋼板等を大気中から
真空処理室内に連続的に搬入するための人[]、および
それを真空処理室内から大気中に搬出するための出口に
、この発明の対象となるシール装置が備えられている。
等の金属化合物を連続的に真空蒸着またはイオンブレー
ティングするもの、N、Ar等をイオン注入4−るもの
、または金属とAr等のイオンミキシングをするものが
ある。このような設備において、薄鋼板等を大気中から
真空処理室内に連続的に搬入するための人[]、および
それを真空処理室内から大気中に搬出するための出口に
、この発明の対象となるシール装置が備えられている。
従来、このような表面処理設備に備えられるン−小装置
として(」、第4図ないし第10図に表すようなものが
ある。
として(」、第4図ないし第10図に表すようなものが
ある。
第4図および第5図のものは、薄鋼板Wを1.−F−・
対の[l−ル1.2に、Lって挾んだま土連続的に通過
ざ11−るシールロール方式のものであり、薄鋼板Wと
「7−ル1.2の隙間を微少とする31、うに、ロール
1.2の配備位置をロールカバー3によって被包してい
る。そして、ロール1.2の間にて薄鋼板Wの移動を許
容1.っつ、通気抵抗を大きくして移動路I7をシール
する。
対の[l−ル1.2に、Lって挾んだま土連続的に通過
ざ11−るシールロール方式のものであり、薄鋼板Wと
「7−ル1.2の隙間を微少とする31、うに、ロール
1.2の配備位置をロールカバー3によって被包してい
る。そして、ロール1.2の間にて薄鋼板Wの移動を許
容1.っつ、通気抵抗を大きくして移動路I7をシール
する。
第6図は、このようなシール装置を薄鋼板Wの移動方向
、つまりその移動路I7に沿って多段に配備した場合の
例を表し、移動路I7にお(する複数組のロールI、2
の相互間の(1γ置に中間排気室Rが形成されている。
、つまりその移動路I7に沿って多段に配備した場合の
例を表し、移動路I7にお(する複数組のロールI、2
の相互間の(1γ置に中間排気室Rが形成されている。
この中間排気室Rには、その内部を真空排気する排気機
構(図示せ「)が接続されている。そして、この例の場
合にもロール1,2の間にて薄鋼板Wの移動を許容しつ
つ、通気抵抗を大きくして移動路I、をシールする。
構(図示せ「)が接続されている。そして、この例の場
合にもロール1,2の間にて薄鋼板Wの移動を許容しつ
つ、通気抵抗を大きくして移動路I、をシールする。
第7図および第8図のものはスリットロール方式と称さ
れるものであり、薄鋼板〜Vの移動路■7に沿って配備
した複数のロール4に薄鋼板Wを波状にガイドしている
。そして、薄鋼板WとI−ノール4の隙間を微少どセる
3Lうに、【J−ル■)の配備(71置をロールカバー
5によって被包している。移動路I7に4’; iJる
;夏数組の[1−ル4の相7j間の位置に(」中間排気
室Rが形成され、この中間JJ+気室11には、その内
部を真空排気する排気機構(図示せず)が接続されてい
る。そして、この例の場合にも移動路り中のロール4の
配備位置において、通気抵抗を大きくしてその移動路I
2をシール4〜ろ。
れるものであり、薄鋼板〜Vの移動路■7に沿って配備
した複数のロール4に薄鋼板Wを波状にガイドしている
。そして、薄鋼板WとI−ノール4の隙間を微少どセる
3Lうに、【J−ル■)の配備(71置をロールカバー
5によって被包している。移動路I7に4’; iJる
;夏数組の[1−ル4の相7j間の位置に(」中間排気
室Rが形成され、この中間JJ+気室11には、その内
部を真空排気する排気機構(図示せず)が接続されてい
る。そして、この例の場合にも移動路り中のロール4の
配備位置において、通気抵抗を大きくしてその移動路I
2をシール4〜ろ。
第9図および第10図のむのは、第4図および第5図の
ものと同様のシール装置に対して、そのロール1.2と
薄鋼板Wとの間の隙間を最小なものとする機構を備えた
ものである。この例のものは、先端が二股に分かれたシ
ール板6を薄鋼板Wの移動方向に対して斜めに配して、
そのシール板6の一股部分の間にロール1.2間の薄鋼
板Wを位置きり−でいろ。そして、薄鋼板Wの板厚と板
幅の変更に応じてシール板6を図中の矢印A、13方向
にスライ1ζさせることによって、薄鋼板〜Vとロール
1.2との間に生じる隙間をシール板6の二股部分にて
塞ぐようにる上うになっている。
ものと同様のシール装置に対して、そのロール1.2と
薄鋼板Wとの間の隙間を最小なものとする機構を備えた
ものである。この例のものは、先端が二股に分かれたシ
ール板6を薄鋼板Wの移動方向に対して斜めに配して、
そのシール板6の一股部分の間にロール1.2間の薄鋼
板Wを位置きり−でいろ。そして、薄鋼板Wの板厚と板
幅の変更に応じてシール板6を図中の矢印A、13方向
にスライ1ζさせることによって、薄鋼板〜Vとロール
1.2との間に生じる隙間をシール板6の二股部分にて
塞ぐようにる上うになっている。
このように従来のものは、いずれも薄鋼板〜■の移動路
I7中にお(するロール1.2、またはロール4の配備
位置にてその移動路I7を狭めることにより、通気抵抗
を太きくして所定のシール作用を果たすものであった。
I7中にお(するロール1.2、またはロール4の配備
位置にてその移動路I7を狭めることにより、通気抵抗
を太きくして所定のシール作用を果たすものであった。
し発明が解決しようとする問題点]
−Iユ述した従来のものにあっては、いずれも通気抵抗
を充分に大きくすることができず、優れたシール作用を
果たすことが難しかった。
を充分に大きくすることができず、優れたシール作用を
果たすことが難しかった。
そこで、まずその理由を明らかにするために、シール装
置にお(子る通気抵抗について説明する。
置にお(子る通気抵抗について説明する。
10 ””Torr以下の高真空領域においては、スリ
ット部を流れる空気は分子流となる。この分子流による
コンダクタンスCは、円管、角管に対してそれぞれ次式
で表される。
ット部を流れる空気は分子流となる。この分子流による
コンダクタンスCは、円管、角管に対してそれぞれ次式
で表される。
円管 :C4父r3/L
角管 : C2” (a” ・b”)/ (a+b)I
。
。
こごで、r;円管の半径、
L;円管、角管の長ざ、
a、b :角管の縦、横の長ざ。
上式から明らかなように、円管におけるコンダクタンス
C1は半径rの3乗、断面積の15乗に比例し、長さL
に反比例する。
C1は半径rの3乗、断面積の15乗に比例し、長さL
に反比例する。
一方、角管の場合は、a=bと4−るとF式で表されろ
。
。
C2cx: B3/ l。
したがって、角管の場合のコンダクタンスC7はスリッ
トの厚さ aの3乗、断面積の1.5乗に比例し、長さ
I7に反比例する。
トの厚さ aの3乗、断面積の1.5乗に比例し、長さ
I7に反比例する。
以」−のことから、コンダクタンスCを小さくするたぬ
、つまり通気抵抗を大きくして優れたシール作用を果た
すためには、スリットの断面積を小さくし、かつその長
さを大きくすることが有効であることが分かる。
、つまり通気抵抗を大きくして優れたシール作用を果た
すためには、スリットの断面積を小さくし、かつその長
さを大きくすることが有効であることが分かる。
このような観点から、上述した従来例のものを考察する
と、それらのものはいずれも構造」−の問題からコンダ
クタンスCを小さくすることに限界がある。
と、それらのものはいずれも構造」−の問題からコンダ
クタンスCを小さくすることに限界がある。
すなわち、第4図ないし第6図のものにあっては、1−
1ぐのロール1,2間の隙間S1と、ロール1.2の側
面の隙間S、が存在し、それらがロールl、2の前後に
通じるスリットとじての通気抵抗を小さくずろ。特に、
隙間S1と、その近傍部分の隙間S2は、長さが「0」
のスリットとじて存在し、通気抵抗を小さくしてシール
作用を阻害する。一方、第7図および第8図のものにあ
っては、ロール4の周面とロールカバー5との間の隙間
S3がロール4の前後に通じるスリットとして存在する
ものの、そのスリットの長さはロール4の径を大きくす
ることによって確保できろ。しかし、実際には、そのス
リットの長さは[1−ル4の径によって制約され、充分
な長さを確保することが難しい。
1ぐのロール1,2間の隙間S1と、ロール1.2の側
面の隙間S、が存在し、それらがロールl、2の前後に
通じるスリットとじての通気抵抗を小さくずろ。特に、
隙間S1と、その近傍部分の隙間S2は、長さが「0」
のスリットとじて存在し、通気抵抗を小さくしてシール
作用を阻害する。一方、第7図および第8図のものにあ
っては、ロール4の周面とロールカバー5との間の隙間
S3がロール4の前後に通じるスリットとして存在する
ものの、そのスリットの長さはロール4の径を大きくす
ることによって確保できろ。しかし、実際には、そのス
リットの長さは[1−ル4の径によって制約され、充分
な長さを確保することが難しい。
このように、第4図ないし第8図のものにあっては、い
ずれらスリットとして存在する隙間を充分に長く設定す
ることが難しい。そのため、これらのものは10−”T
orr程度の真空度には対応できろものの、I O−
’Torr程度の高真空のノール用としては漏れが多す
ぎて適用が難しかった。
ずれらスリットとして存在する隙間を充分に長く設定す
ることが難しい。そのため、これらのものは10−”T
orr程度の真空度には対応できろものの、I O−
’Torr程度の高真空のノール用としては漏れが多す
ぎて適用が難しかった。
また、第9図および第10図のものは、薄鋼板Wの板厚
や板幅の変更に対応して隙間S +’、 S −の断面
積を最小にすることができる(第5図参照)。
や板幅の変更に対応して隙間S +’、 S −の断面
積を最小にすることができる(第5図参照)。
しかし、ロール1.2と薄鋼板Wとの接点P1と、ロー
ル112とシール板6との接点P2がずれているため、
それらの接点P、、P、を避けるような通気路が形成さ
れることになり、通気抵抗を・充分に大きくすることが
できない。したがって、大きなシール効果を期待するこ
とができなかった。しかち、薄鋼板Wの板厚や板幅に応
じてスリットの断面積を小さくする機構を備えるために
構造が複雑化するという問題があった。
ル112とシール板6との接点P2がずれているため、
それらの接点P、、P、を避けるような通気路が形成さ
れることになり、通気抵抗を・充分に大きくすることが
できない。したがって、大きなシール効果を期待するこ
とができなかった。しかち、薄鋼板Wの板厚や板幅に応
じてスリットの断面積を小さくする機構を備えるために
構造が複雑化するという問題があった。
この発明は、このような従来の問題を一挙に解決するも
のである。
のである。
1問題点を解決するための手段]
この発明の連続式真空処理設備のシール装置は、帯状体
を連続式に真空処理する連続式真空処理設備の真空室と
、その真空室の外部との間を連続的に移動する帯状体の
移動路中に備えられ、その移動路に沿って並んで帯状体
をガイドする複数のロールを有して、帯状体の連続的な
移動を許容しつつその移動路をシールする連続式真空処
理設備のシール装置において、帯状体の移動路中におけ
るロールの配備位置に中間排気室を形成して、この中間
排気室にその内部を真空排気する排気機構を接続し、か
つ帯状体の移動路中におけるロールの相互間の位置に、
その移動路に沿って延在して移動路を狭めるスリットを
設けてなることを特徴としている。
を連続式に真空処理する連続式真空処理設備の真空室と
、その真空室の外部との間を連続的に移動する帯状体の
移動路中に備えられ、その移動路に沿って並んで帯状体
をガイドする複数のロールを有して、帯状体の連続的な
移動を許容しつつその移動路をシールする連続式真空処
理設備のシール装置において、帯状体の移動路中におけ
るロールの配備位置に中間排気室を形成して、この中間
排気室にその内部を真空排気する排気機構を接続し、か
つ帯状体の移動路中におけるロールの相互間の位置に、
その移動路に沿って延在して移動路を狭めるスリットを
設けてなることを特徴としている。
[作用]
この発明による連続式真空処理設備のシール装置は、帯
状体の移動路中においてその帯状体をガイドするロール
の配備箇所を真空排気し、そしてそのロールの相互間に
長く延在するように設けたスリットによって、通気抵抗
を大きくして優れたシール作用を果たす。
状体の移動路中においてその帯状体をガイドするロール
の配備箇所を真空排気し、そしてそのロールの相互間に
長く延在するように設けたスリットによって、通気抵抗
を大きくして優れたシール作用を果たす。
[実施例]
以下、この発明の実施例を第1図ない1.第3図に基づ
いて説明する。図示する例は、いずれも前述した従来例
のものと同様に薄鋼板Wの表面処理設備の付帯装置とし
ての適応例である。
いて説明する。図示する例は、いずれも前述した従来例
のものと同様に薄鋼板Wの表面処理設備の付帯装置とし
ての適応例である。
第1図はこの発明の第1の実施例を表す。
本例においては、薄鋼板Wの移動路I7中に、上下一対
のロール7.8をその移動路りに沿って複数組配備し1
、これら各組のロール7.8間にて薄鋼板Wを挾みつつ
ガイドするようになっている。
のロール7.8をその移動路りに沿って複数組配備し1
、これら各組のロール7.8間にて薄鋼板Wを挾みつつ
ガイドするようになっている。
薄鋼板Wの移動路■7中において、ロール7.8の配備
位置には中間排気室Rが形成されている。本例の場合は
、下方のロール8側の配備位置に中間排気室Rを形成し
、−に方のロール7側の配備位置をロールカバー9によ
って被包している。中間排気室Rには、その内部を真空
排気する排気機構(図示せず)か接続されている。
位置には中間排気室Rが形成されている。本例の場合は
、下方のロール8側の配備位置に中間排気室Rを形成し
、−に方のロール7側の配備位置をロールカバー9によ
って被包している。中間排気室Rには、その内部を真空
排気する排気機構(図示せず)か接続されている。
また、薄鋼板Wの移動路■7中において、各組のロール
7.8の相互間の位置にはスリットlOが設けられてい
る。このスリット10は、薄鋼板Wの移動路17に沿っ
て長く延在してその移動路I、を狭めるものである。
7.8の相互間の位置にはスリットlOが設けられてい
る。このスリット10は、薄鋼板Wの移動路17に沿っ
て長く延在してその移動路I、を狭めるものである。
次に、作用について説明する。
薄鋼板Wは、各組のロール7.8間にガイドされて、移
動路■7中を図の左側から右側へと移動する。中間排気
室R内は排気機構によって真空排気される。それぞれの
中間排気室Iえ内におけろ真空排気の程度は、大気側か
ら真空室側に位置するらのの順にしたがって次第に高真
空度となるように設定されている。スリット10は、移
動路17中の通気抵抗を大きなものとする。それは、ス
リット10が移動路I7に沿って長く存在し、かつその
断面積が小さいからである。このことは、前述したシー
ル装置における通気抵抗についての考察結果から当然に
帰結される。
動路■7中を図の左側から右側へと移動する。中間排気
室R内は排気機構によって真空排気される。それぞれの
中間排気室Iえ内におけろ真空排気の程度は、大気側か
ら真空室側に位置するらのの順にしたがって次第に高真
空度となるように設定されている。スリット10は、移
動路17中の通気抵抗を大きなものとする。それは、ス
リット10が移動路I7に沿って長く存在し、かつその
断面積が小さいからである。このことは、前述したシー
ル装置における通気抵抗についての考察結果から当然に
帰結される。
ちなみに、このような本例と前述した従来例とでは、移
動路I7中のロールの配備位置における作用と、移動路
I7中のロールの相互間位置における作用とが全く逆で
ある。まず、前者のロールの配備位置に関して本例の場
合は、その位置に積極的に空間、つまり中間排気室Rを
形成してその部分を真空排気しており、これに対して従
来例の場合は、その位置を狭めて通気抵抗を大きくする
。一方、後者の[フールの相互間位置に関して本例の場
合は、その位置に長いスリット10を設けて通気抵抗を
大きくしており、これに対して従来例の場合は、その位
置に空間を設けてその部分を真空排気する。
動路I7中のロールの配備位置における作用と、移動路
I7中のロールの相互間位置における作用とが全く逆で
ある。まず、前者のロールの配備位置に関して本例の場
合は、その位置に積極的に空間、つまり中間排気室Rを
形成してその部分を真空排気しており、これに対して従
来例の場合は、その位置を狭めて通気抵抗を大きくする
。一方、後者の[フールの相互間位置に関して本例の場
合は、その位置に長いスリット10を設けて通気抵抗を
大きくしており、これに対して従来例の場合は、その位
置に空間を設けてその部分を真空排気する。
第2図はこの発明の第2の実施例を表す。
本例においては、−に下に備えた複数のロール11の間
に薄鋼板Wを掛は渡すようにして通j7ている。そして
、その薄鋼板Wの移動路■、中にわけるロール11の配
備位置に中間排気室Rを形成すると共に、その移動路I
7中にお+Jるロール11の相互間の位置にスリットI
Oを設けていて、前述した第1図の実施例のものと同様
のノール作用を果たす。ところで、本例の場合は薄鋼板
Wをに下に通しながらシールするから、シール装置自体
を水平方向に関して短くずろことができ、しかも移動中
の薄鋼板Wがスリット10の部分にて撓むおそれがない
。
に薄鋼板Wを掛は渡すようにして通j7ている。そして
、その薄鋼板Wの移動路■、中にわけるロール11の配
備位置に中間排気室Rを形成すると共に、その移動路I
7中にお+Jるロール11の相互間の位置にスリットI
Oを設けていて、前述した第1図の実施例のものと同様
のノール作用を果たす。ところで、本例の場合は薄鋼板
Wをに下に通しながらシールするから、シール装置自体
を水平方向に関して短くずろことができ、しかも移動中
の薄鋼板Wがスリット10の部分にて撓むおそれがない
。
第3図はこの発明の第3の実施例を表す。
11一
本例においては、」1下の千鳥状に備えた複数のロール
12の間に薄鋼板Wを掛(J渡すようにして通している
。そして、その薄鋼板Wの移動路I7中におけるロール
12の配備位置に中間排気室Rを形成すると共に、その
移動路17中におけるc+−ル12の相互間の位置にス
リット10を設けていて、前述した第1図の実施例のも
のと同様のシール作用を果たす。ところで、本例におい
て移動路I7を形成する」−下のロールスリットカバー
13a、131)は、その−1−下に対向する対のもの
の内の少なくとも一方が1−下方向に移動調整可能に備
わっている。そして、その移動調整によって、薄鋼板W
の板厚の変更に対応してスリブ)10内の隙間を最小に
設定できるようになっている。したがって、薄鋼板Wの
板厚の変更に拘わりなく、常に大きな通気抵抗を確保す
ることができる。図において、下方のロールスリットカ
バー+3bの左側のものを下方に移動させた状態を2点
鎖線で表す。
12の間に薄鋼板Wを掛(J渡すようにして通している
。そして、その薄鋼板Wの移動路I7中におけるロール
12の配備位置に中間排気室Rを形成すると共に、その
移動路17中におけるc+−ル12の相互間の位置にス
リット10を設けていて、前述した第1図の実施例のも
のと同様のシール作用を果たす。ところで、本例におい
て移動路I7を形成する」−下のロールスリットカバー
13a、131)は、その−1−下に対向する対のもの
の内の少なくとも一方が1−下方向に移動調整可能に備
わっている。そして、その移動調整によって、薄鋼板W
の板厚の変更に対応してスリブ)10内の隙間を最小に
設定できるようになっている。したがって、薄鋼板Wの
板厚の変更に拘わりなく、常に大きな通気抵抗を確保す
ることができる。図において、下方のロールスリットカ
バー+3bの左側のものを下方に移動させた状態を2点
鎖線で表す。
なお、第1図の例のものにおいて、移動路I7を形成す
るロールカバー9をその移動路I7を挾んで上下のもの
に分割し、そしてその上下のものの内の少なくとも一方
を−[−下方向に位置調整可能に備えることにより、第
3図のものの場合と同様にスリット10の大きさを薄鋼
板Wの板厚に応じて変更することが可能である。また、
第2図の例のものにおいて、スリット10を形成するロ
ールカバー9の壁部を部分的に図の左右方向に位置調整
可能に設けることにより、第3図のものの場合と同様に
スリット10の大きさを薄鋼板Wの板厚に応じて変更す
ることが可能である。要は、スリブ]・10を形成する
部分を位置調整可能とすることによって、そのスリブl
−10の大きさを薄鋼板Wの板厚に応じて変更すること
ができる訳である。
るロールカバー9をその移動路I7を挾んで上下のもの
に分割し、そしてその上下のものの内の少なくとも一方
を−[−下方向に位置調整可能に備えることにより、第
3図のものの場合と同様にスリット10の大きさを薄鋼
板Wの板厚に応じて変更することが可能である。また、
第2図の例のものにおいて、スリット10を形成するロ
ールカバー9の壁部を部分的に図の左右方向に位置調整
可能に設けることにより、第3図のものの場合と同様に
スリット10の大きさを薄鋼板Wの板厚に応じて変更す
ることが可能である。要は、スリブ]・10を形成する
部分を位置調整可能とすることによって、そのスリブl
−10の大きさを薄鋼板Wの板厚に応じて変更すること
ができる訳である。
また、この発明によるシール装置には、前述したような
従来のシールロール方式やスリットロール方式等のもの
を部分的に組み込むことが可能である。例えば、ITo
rr程度の粘性流領域までは従来の方式のものを採用し
、それ以1−の高真空領域においてこの発明の方式のも
のを採用するように組み合わせることが可能である。
従来のシールロール方式やスリットロール方式等のもの
を部分的に組み込むことが可能である。例えば、ITo
rr程度の粘性流領域までは従来の方式のものを採用し
、それ以1−の高真空領域においてこの発明の方式のも
のを採用するように組み合わせることが可能である。
[発明の効果]
以ト説明したように、この発明による連続式真空処理設
置1tiのシール装置は、帯状体の移動路中においてそ
の帯状体をガイISするロールの配備箇所を真空排気し
、そしてそのロールの相互間に設けたスリットによって
通気抵抗を大きくずろ構成であるから、スリットを帯状
体の移動路に沿って長く延在するように設けることがで
き、この結果、通気抵抗を充分に大きくして優れたシー
ル作用を果たすことができる。したがって、l O−6
Torr程度の高真空のシール用として適用することが
できる。
置1tiのシール装置は、帯状体の移動路中においてそ
の帯状体をガイISするロールの配備箇所を真空排気し
、そしてそのロールの相互間に設けたスリットによって
通気抵抗を大きくずろ構成であるから、スリットを帯状
体の移動路に沿って長く延在するように設けることがで
き、この結果、通気抵抗を充分に大きくして優れたシー
ル作用を果たすことができる。したがって、l O−6
Torr程度の高真空のシール用として適用することが
できる。
また、ロールの配備位置において積極的に空間を形成オ
ろ構成であるから、従来のようにそのロールの配備位置
の構造としてロールと帯状体との間の隙間を最小とする
構造を採る必要がなく、その分、ロールの配備位置にお
ける構造を単純化することができる。しかも、その構造
の単純化により、点検、保守が容易なものとなる。
ろ構成であるから、従来のようにそのロールの配備位置
の構造としてロールと帯状体との間の隙間を最小とする
構造を採る必要がなく、その分、ロールの配備位置にお
ける構造を単純化することができる。しかも、その構造
の単純化により、点検、保守が容易なものとなる。
第1図ないし第3図はそれぞれこの発明の異なる実施例
の概略構成図、第4図ないし第10図はそれぞれ従来例
を表し、第4図はノールロール方式の従来例の概略構成
図、第5図は第4図の■−■線に沿う断面図、第6図は
ノールロール方式の他の従来例の概略構成図、第7図は
スリットロール方式の従来例の概略構成図、第8図は第
7図の■−■線に沿う断面図、第9図はノールロール方
式の更に他の従来例の縦断面図、第1O図は第9図のX
−X線に沿う断面図である。 7.8・・・・・ロール、 10・・・・・スリット
、11.12 ・・・ロール、 R・・中間排気室、W
・・・・・・薄銅板(帯状体)。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 蝕4図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図
の概略構成図、第4図ないし第10図はそれぞれ従来例
を表し、第4図はノールロール方式の従来例の概略構成
図、第5図は第4図の■−■線に沿う断面図、第6図は
ノールロール方式の他の従来例の概略構成図、第7図は
スリットロール方式の従来例の概略構成図、第8図は第
7図の■−■線に沿う断面図、第9図はノールロール方
式の更に他の従来例の縦断面図、第1O図は第9図のX
−X線に沿う断面図である。 7.8・・・・・ロール、 10・・・・・スリット
、11.12 ・・・ロール、 R・・中間排気室、W
・・・・・・薄銅板(帯状体)。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 蝕4図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 帯状体を連続式に真空処理する連続式真空処理設備の真
空室と、その真空室の外部との間を連続的に移動する帯
状体の移動路中に備えられ、その移動路に沿って並んで
帯状体をガイドする複数のロールを有して、帯状体の連
続的な移動を許容しつつその移動路をシールする連続式
真空処理設備のシール装置において、帯状体の移動路中
におけるロールの配備位置に中間排気室を形成して、こ
の中間排気室にその内部を真空排気する排気機構を接続
し、かつ帯状体の移動路中におけるロールの相互間の位
置に、その移動路に沿って延在して移動路を狭めるスリ
ットを設けてなることを特徴とする連続式真空処理設備
のシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16228685A JPS6223982A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 連続式真空処理設備のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16228685A JPS6223982A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 連続式真空処理設備のシ−ル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223982A true JPS6223982A (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=15751595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16228685A Pending JPS6223982A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 連続式真空処理設備のシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223982A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426369U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-14 | ||
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-
1985
- 1985-07-23 JP JP16228685A patent/JPS6223982A/ja active Pending
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