JPS62239618A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JPS62239618A
JPS62239618A JP62082234A JP8223487A JPS62239618A JP S62239618 A JPS62239618 A JP S62239618A JP 62082234 A JP62082234 A JP 62082234A JP 8223487 A JP8223487 A JP 8223487A JP S62239618 A JPS62239618 A JP S62239618A
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signal
output
filter
bit
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JP62082234A
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エドゥアルド・フェルディナンド・スティクフォールト
アルトゥール・ヘルマヌス・マリア・ファン・ロエルムンド
ペテル・ヨハネス・アンナ・ナウス
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 (a)入力信号を受け取るための入力と、1ビット符号
化信号を供給するための出力とを含んで、前記入力信号
を前記1ビット符号化信号に変換するための量子化装置
および (b)入力および出力を有する少なくとも3次のフィル
タを含んで、前記量子化装置の入力にその量子化装置に
よって生じた量子化誤り信号を帰還させるための誤り帰
還手段 を具える符号化装置に関するものである。
このような装置は、アナログ−ディジタル変換器および
ディジタル−アナログ変換器に用いるに好適である。
アナログ−ディジタル変換において、アナログ信号の帯
域中は、通常アナログ低域通過フィルタによってほぼサ
ンプリング周波数の半分に制限される。この帯域中の制
限後にサンプリングおよび量子化が行なわれる。このよ
うにして、アナログ可聴信号、例えば44.1kHzの
周波数のアナログ可聴信号はサンプルされ得、その後に
16ビットパルス符号変調信号に変換されることができ
る。
このようなアナログ−ディジタル変換は、信号帯域以上
での要求される周波数ロールオフを考えるとアナログ入
力フィルタに非常に厳しい要求を強いるとともに、16
ビット量子化に要求される正61さを考えるとまた量子
化装置に非常に厳しい要求を強いる。アナログ−ディジ
タル変換器のアナログ入力フィルタに強いられる厳しい
要求を和らげるために、1ビット量子化装置によって入
力信号を1ビット信号に変換することが知られている。
この1ビット信号は、最高信号周波数のほぼ2倍以上の
十分に高いサンプリング周波数を有している。次に、デ
シメイトフィルタによって、この1ビット信号は、例え
ば一段と低いサンプリング周波数を有する16ビットパ
ルス符号変調信号に変換されることができる。このデシ
メイトフィルタは、後にダウンサンプラが続くディジタ
ル低域通過フィルタより構成されている。この場合に、
このディジタル低域通過フィルタは信号帯域以上での急
なロールオフを有することが要求される。この急なロー
ルオフはアナログフィルタにとってよりもディジタルフ
ィルタにとって一層容易に実現することができる。この
場合に、1ビット符号化装置は、入力信号が量子化装置
に供給される前に、この量子化装置によって形成された
量子化雑音がループフィルタを介してその入力信号から
構成される装置であることができる。このループフィル
タの変換関数が信号帯域内においてほぼ単一性があり、
この信号帯域以上で急にロールオフする場合には、これ
は、この信号帯域内の1ビット符号信号の量子化誤りに
対応する量子化雑音をその信号帯域外の量子化雑音の増
大を犠牲にして除去することを確実にする。
同様な符号化装置はまたディジタル−アナログ変換器に
用いられることができる。なお、このディジタル−アナ
ログ変換器においては、例えば、44.1kHzのサン
プリング周波数の16ビットパルス符号変調信号がまず
補間フィルタによって176.4Kt+zのサンプリン
グ周波数の28ビット符号化信号に変換される。次に、
符号化装置によって1ビット信号に再変換される。量子
化誤りはループフィルタによって入力信号から除去され
る。再び、これは、信号帯域以上での量子化雑音の増加
を犠牲にしてその信号帯域内の1ビット信号の量子化雑
音の減少を生じる。
次に、この1ビット出力信号は実際の1ビットディジタ
ル−アナログ変換器に供給される。この1ビットディジ
タル−アナログ変換器は、比較的簡単な方法で実現され
ることができる。
冒頭で明示されるようなタイプの符号化装置はドイツ特
許第3.021,021号明細書に開示されている。こ
のドイツ特許第3,021,021号明細書においては
、符号化装置が前述されたと同様の方法でディジタル−
アナログ変換器の量子化雑音を減じるために用いられて
いる。また、ドイツ特許第3,021.021号明細書
にはまた信号帯域内の量子化雑音の減少がループフィル
タの次数が高くなるにつれて増加することも示されてい
る。このドイツ特許第3.021,021号明細書で述
べられるループフィルタは1− H(Z)−(Z−b)
 ”/Z ” ニよって与えられる変換関数を有してい
る。なお、nはループフィルタの次数であり、bはほぼ
1に等しい定数である。このようなループフィルタは信
号帯域内の量子化雑音の満足できる減少を与えるが、こ
の既知の符号化装置は2次よりも高い次数のループフィ
ルタに対して不安定さを示す欠点を有している。
したがって、本発明の目的は、このような一段と高い次
数のループフィルタに対して不安定さを示さない符号化
装置を提供することにある。本発明によると、冒頭に明
示されたタイプの符号化装置において、 前記フィルタの変換関数は、 (なお、nは前記フィルタの次数であり、bはほぼ1に
等しい定数であり、 aは定数である。) によって与えられるとともに、前記フィルタの入力に供
給される前記量子他県り信号を制限するための制限手段
を具えることを特徴とするものである。前記定数すがほ
ぼ1に等しい場合の少なくとも3次のフィルタの使用は
、信号帯域内の量子化雑音の一層の減少となる。これに
対して、不安定さが起こることはZ−aにおける不安定
乗根の変換関数への付加と、制限回路の付加とによって
排除される。なお、変換関数の実根は正である。
前記定数aの値はフィルタの次数に依有する。
3次フィルタ(n=3)に対して、前記定数aは0.3
5< a < bを満たす値を有し、好適な実施例にお
いてはその定数aの値はほぼ0.5である。4次フィル
タ(n=4)対しては、前記定数aは0.6<a<bを
満たす値を有し、好適にはその定数aの値はほぼ0.6
6である。
符号化装置の入力信号は時系列連続振幅信号およびディ
ジタル信号の両方であり得る。
本発明の実施B様は、符号化装置が、更に、(a)(i
)前記入力信号を受け取るための第1入力と、 (ii)前記フィルタの出力信号を受け取るための第2
入力と、 (iii )これら入力信号および出力信号の和信号を
前記量子化装置の入力に供給するための出力と を有する第1の加算回路、 (b)(i)前記量子化装置の出力信号を受け取るため
の第1入力と、 (ii )前記第1の加算回路の出力信号を受け取るた
めの第2入力と、 (iii )これら2個の出力信号間の差を前記フィル
タの入力に供給するための出力と を有する第2の加算回路および (c)(i)前記第1の加算回路の出力と、(ii)こ
の第1の加算回路、前記第2の加算回路および前記フィ
ルタを含む第1のループにおけるそのフィルタの入力と
の間に配される前記制限手段を具える ことを特徴とするものである。
時系列連続振幅入力信号に対して、この実施態様は、更
に、 (d)前記第1の加算回路、第2の加算回路およびフィ
ルタを含む前記第1のループにおいて、前記第1の加算
回路の出力と前記第2の加算回路の第2入力との間に配
され、前記第1の加算回路の出力信号を前記量子化装置
の1クロック期間だけ遅延させるための第1の遅延手段
および(e)  前記第1の加算回路、前記量子化装置
および前記フィルタを含む第2のループにおいて、前記
第1の加算回路の出力と前記第2の加算回路の第1入力
との間に配されるとともに、前記第1の遅延手段と同じ
遅延時間を有する第2の遅延手段を具えるとともに、 前記第1の加算回路は、 (i)1クロック期間だけ遅延されたその第1の加算回
路の出力信号を受け取るための第3入力および (ii)1クロック期間だけ遅延された前記量子化装置
の出力信号を受け取るための第4入力を有し、 また、前記フィルタの変換関数は、Zl (Z)−1に
よって与えられる ことを特徴とするものである。
スイッチドキャパシタによって実現されることができる
他の実施態様は、 (a)前記第1のループにおいて、前記第1の遅延手段
は、 (i)前記第1の加算回路の出力と前記景子化装置の入
力との間の、この第1の加算回路の出力信号を172ク
ロック期間だけ遅延させるための第3の遅延手段および (ii)前記量子化装置の入力と前記第2の加算回路の
第2入力との間の、前記第1の加算回路の出力信号を1
72クロック期間だけ遅延させるための第4の遅延手段
を具えるとともに、 (b)  前記第2のループにおいて、前記第2の遅延
手段は、 (i)前記第3の遅延手段および (ii )前記量子化装置の出力と前記第2の加算回路
の第1入力との間の、前記量子化装置の出力信号を17
2クロック期間だけ遅延させるための第5の遅延手段を
具え、 (c)  また、前記第3の遅延手段の出力と前記第1
の加算回路の第3入力との間の、前記第3の遅延手段の
出力信号を172クロック期間だけ遅延させるための第
6の遅延手段が配される ことを特徴とするものである。
好ましくは、スイッチドキャパシタより構成される符号
化装置は、 (a)  前記第1の加算回路、前記第3の遅延手段お
よび前記第6の遅延手段を含むループはスイッチドキャ
パシタ積分器を構成し、前記第1の加算回路の第1入力
、第2入力および第4入力における信号は1クロック期
間の前半においてサンプルされるとともに、前記積分器
の出力信号はその積分器の出力に1クロック期間の後半
において供給され、 (b)前記量子化装置の出力信号はその量子化装置の出
力に1クロック期間の後半において供給され、 (c)前記第4の遅延手段は前記積分器の出力を前記フ
ィルタの第1入力にすぐ次のクロック期間において接続
するための第1のスイッチを具え、(d)前記第5の遅
延手段は前記量子化装置の出力を前記フィルタの第2入
力にすぐ次のクロック期間において接続するための第2
スイツチを具え、(e)更に、前記フィルタはそのフィ
ルタの第1入力および第2入力における信号の和を処理
する入力段を含むスイッチドキュバシタフィルタである ことを特徴とするものである。
ディジタル入力信号に好適な実施態様は、符号化装置が
、 (a) (i )  nビットの前記入力信号を受け取
るためのnビット第1入力と、 (ii )前記フィルタのmビット出力信号を受け取る
ためmビット第2入力と、 (iii )これらnビット入力信号およびmビット出
力信号のに+1ビット和信号を供給するためのに+1ビ
ット出力とを有する第1の加算回路、(b)前記和信号
の最上位桁ビットを前記量子化装置の入力に供給するた
めの手段、 (c) K桁の最下位桁ビットを前記フィルタのに+1
ビット入力に供給するための手段および(d)  fビ
ット入力信号と!ビットで表現される前記量子化装置の
出力信号とのlビット差信号を前記フィルタの前記に+
1ビット入力に供給するための!ビット出力を有する論
理回路装置のlビット入力に、前記和信号の2桁の最上
位桁ビットを供給するための手段を具える ことを特徴とするものである。
次に、本発明による符号化装置の具体的実施例につき図
面を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明による符号化装置を用いることができ
るアナログ−ディジタル変換器1の基本回路図を示して
いる。このアナログ−ディジタル変換器lはアナログ入
力フィルタ2より構成されているとともに、このアナロ
グ入力フィルタ2はアナログ入力信号を受け取るための
入力3を有している。このアナログ入力信号は、例えば
可聴信号である。前記アナログ入力フィルタ2の出力信
号は、このアナログ入力信号をサンプリング周波数f、
を有する1ビット符号化信号に変換する1ビット符号化
装置4に供給される。このサンプリング周波数f、は最
高信号周波数と較べて比較的に高くある。可聴信号に対
して、このサンプリング周波数f、は、例えば5.6M
Hzである。この比較的高いサンプリング周波数f、に
よって、前記アナログ入力フィルタ2は、信号帯域以上
の比較的低次数のロールオフを示し得る。したがって、
このアナログ入力フィルタ2は比較的簡単に実現するこ
とができる。次に、前記1ビット符号化信号は、デシメ
イト(decimating)フィルタ5によって低サ
ンプリング周波数の多重ビット符号化信号に変換される
ことができる。可聴信号に対して、例えば44.1 k
 Hzのサンプリング周波数を有する16ビットパルス
符号変調信号に変換されることができる。この場合に、
前記デシメイトフィルタ5は、信号帯域以上に急なロー
ルオフを有するディジタルフィルタ6と、サンプリング
周波数を下げるためのダウンサンプラ7とによって構成
されている。このデシメイトフィルタ5は出力信号を供
給するための出力8を有している。
第2図には第1図に示されているアナログ−ディジタル
変換器1に用いるに好適な、本発明による1ビット符号
化装置4のブロック回路図が示されている。この1ビッ
ト符号化装置4は加算回路lOにより構成されていると
ともに、この加算回路10は時系列連続振巾入力信号i
が供給される第1入力11と、帰還信号Hvが供給され
る第2入力12と、これら信号i、Hvの和信号Xが供
給される出力13とを有している。この和信号Xは量子
化装置14の入力15に供給される。この量子化装置1
4は、この和信号Xを第1出力16において得られる1
ビット符号化信号に変換する。
また、量子化装置14はクロック周波数f、でクロック
されるとともに、各クロック期間において、和信号Xを
正の入力信号に対して例えば論理“0°′に対応する第
1の出力信号と、負の入力信号に対して論理“1゛°に
対応する第2の出力信号とを供給するように、例えばO
vの基準信号と比較する論理比較回路より構成され得る
。これは、前記第1出力16にビット周波数f、の1ビ
ットワードのビット流れを生じる。更に、前記量子化装
置14は第2出力17を有するとともに、この第2出力
において前記1ビット符号化信号は非常に低歪の時系列
信号の形で現われる。
第3図は和信号Xの関数としての前記第2出力17にお
ける出力信号yを示している。和信号X〉0に対して出
力信号yは十Eであり、和信号Xく0に対して出力信号
yは−Eである。
更に、和信号Xはリミッタ回路23の入力24に供給さ
れるとともに、このリミッタ回路23は出力25を有し
ている。第4図は和信号Xの関数としての出力信号りを
示している。和信号−F≦X≦十Fに対して、前記リミ
ッタ回路23は1(unity )に等しい変換関数を
有する。和信号X>+Fに対して、出力信号りは+F値
に制限される。また、和信号x<−Fに対して、出力信
号りは−F値に制限される。
前記量子化装置14の出力信号yは、減算回路18の第
1入力20に供給されるとともに、前記リミッタ回路2
3の出力信号りはその減算回路18の第2入力19に供
給される。この減算回路18は、これら信号y、L間の
差信号Vをその出力21に形成するとともに、この差信
号Vを少なくとも3次のループフィルタ28の入力27
に供給する。このループフィルタ28の出力29は、前
記加算回路10の第2入力12に帰還信号Hvを供給す
る。
1ビット符号化装置4によって、入力信号iは前記量子
化装置4の助けにより1ビット符号化信号に変換される
。この量子化装置14によってもたらされ、この量子化
装置14の入力信号と出力信号との間における差に等し
い量子化誤りは、前記ループフィルタ28を介してその
量子化装置14の入力15に帰還される。知られている
ように、この量子化誤りは入力信号iに加算される白色
雑音として認められることができる。前記ループフィル
タ28は変換特性を有しているので、この信号帯域内の
雑音はその信号帯域外の雑音の増加を犠牲にして減ぜら
れる。なお、信号帯域外の雑音は、1ビット符号化装置
4の出力信号をろ過することによって除去されることが
できる。この場合に、前記ループフィルタ28の特定の
変換関数とともに前記リミッタ回路23は、1ビット符
号化装置4がどんな不安定さも表わさないことを確実に
する。
前記量子化装置14の出力信号yに関して、次の近似が
前記リミッタ回路23の線形範囲内の和信号Xに対して
有効である。
(1)   y = Cx + r なお、Cは、前記量子化装置14がその量子化装置14
の第2出力17と入力15との間における帰還路での和
信号Xに対して有する利得にほぼ等しい係数である。ま
た、rは前記量子化装置14によって生じる量子化誤り
である。周波数表現(2変換)において、この方程式は
次のように書き直される。
(2)  Y −Cx + R ここで、Rは前記量子化誤りのエネルギー密度分布を表
わす。更に、次の方程式は前記減算回路18の差信号V
および前記加算回路10の和信号Xに適用する。
(3)  V−X−Y (4)  X=I+H(z)V 前記方程式(2)、 (3)、 (4)においてXおよ
び■を解くことにより、出力信号Yおよび入力信号1間
の関係に関しては次のようである。
信号帯域内の雑音が最小限にされるべきである場合には
、信号帯域内の周波数に対する係数1l−Hlは最小で
あらねばならない。比較して小さくある係数1l−Hl
に対して、単位(unity )方程式(5)は、 によって近似されることができる。この方程式(6)は
、前記量子化装置14の出力信号Yが無ひずみ入力信号
Iと、前記ループフィルタ28により周波数帯域に亘っ
て不規則に分布される雑音とによって形成されることを
示している。
本発明によれば、前記ループフィルタ28は、によって
与えられる変換関数を有する。なお、n≧3.0<a<
b<1である。この定数すはほぼ1  (unity 
)に等しいとともに、1に等しいように適切に選ばれる
。この1に等しいように適切に選ばれる場合には、1l
−H(z)1項はz−1、言い換えれば零周波数に対し
てn次零点を有する。
このn次零点は信号帯域内の量子化雑音のn次拒絶を生
じる。定数b=iの他の利点は、前記量子化装置14の
入力15における直流オフセットの結果としてその時に
通常生じて煩わされる影響がさけられることである。定
数b−iの選択は、非常に近い周波数で生じる量子化誤
りの高次積分を生じる。これは、例えばオフセットの結
果として前記量子化装置14の出力に循環パターンの発
生を排除する。
次に、雑音特性を検討する前に、本発明による符号化装
置の安定性をより詳細に見なおす。この符号化装置は、
方程式(7)によって与えられる変換関数を有するルー
プフィルタより構成されている。
前記安定性は乗根軌跡方法によって調べられる。
この目的のために、符号化装置は、変換関数Gを有する
前記量子化装置14、リミッタ回路23および加算回路
18より成る非線形セクションに分割される(第2図参
照)。第5図は非線形セクションの出力の差信号Vおよ
び入力の和信号X間の関係を示している。この関係は単
純に第3図および第4図から導出されることができる。
これらの第3図および第4図から、前記非線形セクショ
ンの変換関数Gが和信号Xの大きさに依存して、また変
換関数Gが≦1であることは明らかである。
この変換関数Gの最大値GLは、和信号Xが前記リミッ
タ回路23によって制限される値Fと、前記量子化装置
14の量子化値Eとの間の比率、および和信号Xの波形
に依有する。第6図は、この依存を矩形波和信号Xに関
して説明している。符号化装置は、特性方程式GH(z
)−1の乗根が変換関数Gのあらゆる可能値に対して単
位円lzl≦1内に位置される場合に安定である。この
特性方程式の方程式(7)によって定義されるフィルタ
に対する乗根軌跡は、中心(Xo、j)’o)およびb
−a             b−aによって与えら
れる半径R0を有する円である。
なお、p=Kz/n、に=0.1.=、n−1であり、
n≧3である。
第7図は定数b−1である3次ループフィルタ28に対
する乗根軌跡を示している。ψ−0に対する乗根軌跡は
実軸によって与えられる。これに対して、ψ=π/3お
よびクー2π/3に対する乗根軌跡は円■および円■夫
々によって与えられる。これら円Iおよび円■夫々に対
して、値G−1はZ−1に対応し、値C−OはZ−aに
対応する。このZ−aは、方程式(7)および前記特性
方程式からすぐにわかる。前記円I、  Ifに沿う矢
印は、これら円1.■によってOから1にGが増加する
方向を示している。また、円1.IIは点G! G 、
、Xで前記単位円I21−1に交差する。値G、、x<
G<1に対して、前記特性方程式〇乗根は前記単位円l
71−1外に位置される。したがって、符号化装置は、
これらのG値に対しては安定ではない。したがって、3
次ループフィルタより成る符号化装置に対する安定性要
求は、 (9)  GL≦G1.8 によって与えられる。方程式(8)から、定数b−1に
対する前記円I、■の半径は定数aの値に依有すること
がわかる。したがって、G□8値もまた、この定数aの
値に依有する。この依存は第8図に示されている。定数
aの特定の値に対応するG□。
値は比率F/Eを限定する(第6図参照)。言い換えれ
ば、所定の量子化ステップ大きさEに対して、符号化装
置が安定のままでいることを確保するために、前記リミ
ッタ回路23(第1図参照)が前記帰還路での和信号X
を制限するに必要とされる値Fを定数aの値が規定する
前記定数aの値はまた信号帯域内の量子化雑音が小さく
あるべきである要求から判明する。符号化装置の出力信
号に前記量子化装置14によって加算される全体の雑音
エネルギーは、知られるように量子化ステップ2Eに対
してE2/3である。
この場合に、信号帯域内の雑音エネルギーは、である。
なお、θは正規化された角周波数、言い換えればθ−2
πf/f、であるとともに、f。
はサンプリング周波数であり、θ、は出力信号の最高の
正規化角周波数である。
最高信号周波数より充分に高いサンプリング周波数f、
に対して、言い換えればθ1くく1に対して、定数b−
1における方程式(7)による変換関数を有するフィル
タに関する方程式00)は、によって近似されることが
できる。なお、nはループフィルタの次数である。
前記係数Cは、零に等しい入力信号に対して、符号化装
置の出力エネルギーが全周波数帯域での雑音エネルギー
に等しいことから、言い換えればであることかられかる
。符号化装置の出力信号が±Eだけであり得ることから
、方程式〇りを、と書き直すことができる。この積分方
程式〇湯から、ループフィルタに対する定数aの値夫々
に対する係数Cの値を定数b−1とする方程式(7)に
よって計算することは可能である。こうして、第9図は
3次ループフィルタに対する定数aの値の関数として計
算された係数Cの値を示している。
前記ループフィルタ28の所定次数nと、所定サンプリ
ング周波数fl、言い換えれば所定θ。
とに対して、係数”  (1−a)inが最大である場
合には、信号帯域の雑音エネルギーNiは最小になるこ
とが方程式(11)かられかる。第10図は、この係数
C”  (1−a ) inを3次ループフィルタ(n
=3)に対する定数aの値の関数として表わしている。
この第10図から、係数C”(1−a)”が定数a Z
 0.4に対して最大であることがわかる。
実際に、正確な最適値を選択することは必要でないこと
はわかるとともに、この最適値と異なる値もまた満足す
ることがわかる。例えば、この値は定数a = 0.5
に等しいように選択されることができる。定数aの特定
の選択された値に対して、次に第8図および第6図によ
って比率F/Eを見つけること、したがって前記リミッ
タ回路23が所定の量子化ステップ已に対する和信号X
を制限すべきFの最大値を見つけることは可能である。
定数b=iおよび定数a −0,5における3次ループ
フィルタに対して、比率F/E−4が好適値であること
が見つけられる。
更に、前記ループフィルタ28の所定の次数に対して、
前記最大正規化信号周波数が減少するにつれて信号帯域
内の雑音エネルギーが減少すること、または前記サンプ
リング周波数が増加するにつれて信号帯域内の雑音エネ
ルギーが減少することは方程式01)かられかる。第1
1図において、E2/2に等しい最大信号エネルギーと
、過剰サンプリング係数2π/θb = f −/ f
 =の関数としての雑音エネルギーNiとの間の比率は
、定数b=1および定数aの最適値における3次ループ
フィルタに対してプロットされている。所望の動的範囲
Sm/Niから始まって、第11図は、これを達するに
必要とされるサンプリング周波数の指示を与えることが
できる。3次ループフィルタに対して前に導出されたと
同じ方法で、符号化装置が安定にあってより高い次数ル
ープフィルタに対する変換関数H(Z)における定数a
の値を導出することは可能である。変換関数が、によっ
て与えられる4次ループフィルタに対する安定性要求を
、第12図乃至第14図を参照して説明する。第12図
は、この4次ループフィルタに関する東根軌跡を与える
。この乗根軌跡はn−4による方程式(8)によって明
確に示される。ψ−〇に対する東根軌跡は再び実軸によ
って与えられる。これに対して、9−π/4.π/2お
よび3π/4に対する乗根軌跡は円i、n、m夫々によ
って与えられる。安定な符号化装置に対して、前記非線
形セクションの最大変換は再びGL≦G maやである
ことが必要とされる(方程式(9)参照)。第13図は
定数aの値におけるG a a xの依存を示している
。定数aの値は、信号帯域内の雑音工ふルギーがほぼ最
小であらねばならない要求によって再度規定される。方
程式(11)にしたがって、係数C”(1−a)’はほ
ぼ最大であらねばならない。第14図は、この係数C”
(1−a)’と定数aの値との間における関係を示して
いる。この第14図から、定数aに対する好適値が選択
可能である。この場合に、定数aの値に対する前記ルー
プフィルタ28の入力の差信号Vを前記リミッタ回路2
3が制限すべきF値は、第13図および第6図によって
導出されることができる。
第14図はまた5次ループフィルタに対しての関連する
データを与える。
第15図は第2図に示されている回路の2変形例を示し
ている。なお、同一部分には同一番号が付されている。
第2図においては、リミッタ回路23は量子化装置14
の入力15と、ループフィルタ28の入力27との間に
配されている。このリミッタ回路23は、ループフィル
タ28の入力の差信号Vの最大値を制限する。同一制限
機能は、第15a図に示されるように、このリミッタ回
路23が加算回路10の出力13と量子化袋214の入
力15との間に配される場合に得られる。または、第1
5b図に示されるように、減算回路18の出力21とル
ープフィルタ28の入力27との間に配される場合に用
いられる。後者の場合には、このリミッタ回路23はル
ープフィルタ28の入力の差信号Vを値F’ −F−H
に制限すべきである。
次に、第15a図のブロック回路図にもとづ〈実施例を
第16図、第17図および第18図を参照してより詳細
に説明する。第16図は第15a図のブロック回路図の
変形例を示しているとともに、前記リミッタ回路23は
後述される理由のために示されていない。本実施例にお
いては、減算回路18の第1入力20に供給される信号
yおよびその減算回路18の第2入力19に供給される
和信号Xの両者、遅延手段30.31夫々によって係数
Z−1により遅延される。これらの遅延Z−1を補償す
るために、ループフィルタ28の変換関数Hは係数Zで
乗算される。加えるに、前記遅延手段31によって遅延
された和信号Xは、この和信号Xを加算回路10の入力
32に供給することによって直接的に入力信号iに加算
される。また、前記遅延手段30によって遅延された和
信号Xは、この和信号Xを前記加算回路10の入力33
に供給することによって直接的に入力信号iから減算さ
れる。これらの信号を補償するために、前記ループフィ
ルタ28の変換関数は係数−1によって与えられる。し
たがって、この変換関数はT−ZH−1になる。この変
形例は前記加算回路10および遅延手段31より成るル
ープが積分器を構成する利点を有する。この積分器はス
イソチドキャパシタ技術で簡単に実現することができる
。この場合に、この積分器はまた前記リミッタ回路23
(第15a図参照)のリミット機能をも簡単に実現させ
ることができる。
第17図においては、第16図のブロック回路がスイッ
チドキャパシタの使用に好適なブロック回路に変更され
ている。夫々遅延Z−1を有する前記遅延手段30.3
1は、夫々遅延Z4を有する2個の遅延手段34,36
;35.36夫々に分割されている。この遅延手段36
は和信号Xおよび信号yに対する共通遅延手段である。
また、遅延戸だけ前記遅延手段36によって遅延された
和信号Xは、この和信号Xに対して全体にわたる遅延Z
−“を得るために、遅延戸を有する遅延手段37を介し
て前記加算回路10の入力32に帰還されている。
第18図は、3次ループフィルタより成るとともに、第
17図に示されているブロック回路図にもとづく符号化
装置のスイッチドキャパシタ型を示している。
第17図に番号40が付されているセクションはスイッ
チドキャパシタ積分器を構成している。
この積分器40はコンデンサcz、c、、c、より構成
されている。このコンデンサC2はスイッチS2を介し
て接地または入力信号iに対する入力に接続可能な1端
子を有している。また、コンデンサC3はスイッチS、
を介して接地または量子化装置14の第2出力17に接
続可能な1端子を有している。更に、コンデンサC4は
スイッチS4を介して接地またはループフィルタ28の
出力に接続可能な1端子を有している。これらコンデン
サCt 、Cs 、Caの他の端子はスイッチS1を介
して接地または増幅器41の反転入力に接続可能である
。この増幅器41の非反転入力は接地接続されていると
ともに、この出力はコンデンサCIを介してその反転入
力に接続されている。
前記ループフィルタ28は接地接続されている非反転入
力と、コンデンサC6の一方の端子に接続されている反
転入力とを有する増幅器51より構成されている。この
コンデンサC3の他方の端子はスイッチS、を介して前
記積分器40の出力に接続可能である。また、増幅器5
1の反転入力はまたコンデンサC8の一方の端子に接続
されている。このコンデンサC6の他方の端子はスイッ
チS6を介して前記量子化装置14の第2出力17に接
続可能である。この回路において、前記スイッチS、、
S、を特定の方法で制御することによって、これらスイ
ッチSs、36は第17図の遅延手段35.34を構成
している。前記増幅器51の出力はコンデンサC7を介
してその反転入力に接続されている。更に、前記ループ
フィルタ28はコンデンサC3より構成されている。こ
のコンデンサC6の一方の端子はスイッチS7を介して
接地または前記増幅器51の出力に接続可能であるとと
もに、他方の端子はスイッチSaを介して接地または増
幅器52の反転入力に接続可能である。この増幅器52
の非反転入力は接地接続されているとともに、この出力
はコンデンサC1゜を介してその反転入力に接続されて
いる。更に、前記コンデンサC8の一方の端子はコンデ
ンサC1の一方の端子に接続されている。このコンデン
サC1の他方の端子は、スイッチS、を介して接地また
は前記増幅器51の反転入力に接続可能である。前記コ
ンデンサC8の他方の端子は、更にコンデンサC8の一
方の端子に接続されている。このコンデンサCI 1の
他方の端子はスイッチS、を介して接地または前記増幅
器51の出力に接続可能である。更に、前記ループフィ
ルタ28はコンデンサC1□より構成されている。この
コンデンサCI!は、スイッチSIOを介して接地また
は前記増幅器52の出力に接続可能な一方の端子と、コ
ンデンサC1,の一方の端子に接続されている他方の端
子とを有している。このコンデンサCI5の他方の端子
は前記コンデンサC3の一方の端子に接続されている。
前記コンデンサCI□の他方の端子はまたコンデンサC
0の一方の端子に接続されている。このコンデンサCい
の他方の端子は前記コンデンサC11の他方の端子に接
続されている。
更に、前記コンデンサC1!の他方の端子はスイッチS
 +zを介して接地または増幅器53の反転入力に接続
可能である。この増幅器53の非反転入力は接地接続さ
れているとともに、この出力はコンデンサCI’lを介
してその反転入力に、またコンデンサCl11を介して
前記増幅器52の反転入力に接続されている。最後に、
前記コンデンサC6の他方の端子および前記コンデンサ
C+Zの他方の端子はコンデンサCI4の一方の端子お
よびコンデンサCI3の一方の端子夫々に接続されてい
る。これらコンデンサC141C10の共通の他方の端
子はスイッチSI3を介して接地または前記増幅器53
の出力に接続可能である。
前記スイッチS、〜S13は、これらスイッチ31”’
313がクロック信号のクロック位相φ、の間において
占める位置が示されている。なお、クロック信号によっ
て、前記回路は作動される。このクロック信号のクロッ
ク位相φ8の間において、前記スイッチ31〜SI3の
他方の位置にある。前記回路は次のように動作する。
クロック位相φ1において、コンデンサC!。
C,、C,は、入力電圧(信号)i、量子化装置14の
反転出力電圧(信号)yおよびループフィルタ28の出
力電圧(信号)Hv夫々に充電される。次のクロック位
相φ2の始めにおいて、これらのコンデンサCz 、C
s 、C4はコンデンサCIを介して放電される。増幅
器41の出力に現われる電圧は、前記電圧i、y、Hv
と、コンデンサC1およびコンデンサC2,C3,C4
間における容量割合によって決定される。次に、積分器
40の出力における電圧(和信号)Xは入力電圧iと比
較してZ−1/Zの遅延に相応する1/2クロック期間
だけ遅延される。同じクロック位相φ2において、電圧
(信号)yがまた前記入力電圧(信号)iと比較して1
/2クロック期間だけ遅延されるように量子化装置14
はクロックアウトされる。注目されるべきことは、第2
出力17の電圧が第1出力16の電圧と比較して既に反
転されているということである。したがって、電圧(信
号)−yが第2出力17に現われる。次のクロック位相
φ1において、スイッチS、、S6は閉成されて、電圧
(和信号)Xおよび電圧(信号)−yは入力信号iと比
較して遅延Z−1に相当する1クロック期間だけ遅延さ
れるとともに、ループフィルタ28に供給される。コン
デンサCb。
Csの両者は増幅器51の反転入力に接続されているた
めに、次に電圧(和信号)Xおよび電圧(信号)−yの
和、言い換えれば差信号Vが形成される。
前記3次ループフィルタ28の変換関数は、によって与
えられる。
この変換関数T (Z)は、1次変換関数と2次変換関
数との積として書かれる。この1次変換関数は前記3次
ループフィルタ28のセクション60によって達成され
る。このセクション60は、基本的に微分器および積分
器の組み合わせより構成されている。前記2次変換関数
は前記3次ループフィルタ28のセクション70によっ
て達成される。このセクション70は、基本的に2個の
直列に配された積分器より構成されている。これら2個
のセクション60.70は、スイッチドキャパシタ技術
においてそれ自体知られている装置である。この理由の
ために、前記3次ループフィルタ28の詳しい動作は、
これ以上には説明されない。注目されるべきことは、こ
の3次ループフィルタ28が差信号V−χ−yのろ過さ
れた信号を前記積分器40に供給することである。前記
変換関数の係数はコンデンサの容量割合によって決定さ
れる。集積回路技術において、容量割合は個々のコンデ
ンサの容量における比較的大きな許容範囲にもかかわら
ずかなりの正確さで達成されることができる。
前述されたように、前記積分器40の出力電圧はまたコ
ンデンサC4およびコンデンサC*、Cs。
04間の容量割合に依有する。ところで、この容量割合
は、特定の入力電圧に対して前記増幅器41の出力電圧
が電源電圧によって制限されるような方法で選択可能で
ある。したがって、この積分器40自体が入力信号に対
するリミッタ回路として動作する。
アナログ−ディジタル変換に対する1ビット符号化装置
での少なくとも3次のループフィルタの他の利点は、こ
の符号化装置の入力における直流オフセットの結果とし
て1次ループフィルタに生じる煩わしい影響が生じない
ことである。
第19図はディジタル−アナログ変換器の基本回路図を
示している。このディジタル−アナログ変換器において
、本発明による符号化装置は使用可能である0例えばサ
ンプリング周波数F、の16ビットパルス符号変調信号
は、入力80に供給されるとともに、補間フィルタ81
によってサンプリング周波数128 Fsの24ビット
信号に変換される。この補間フィルタ81はアップサン
プラ82および低域通過フィルタ83によって構成され
ている。続いて、この信号は、例えば符号化装置84に
よってサンプリング周波数128Fsを有する1ビット
符号化信号に変換される。実際のlビットディジタル−
アナログ変換器85によって、この信号は出力86に現
われるアナログ信号に変換される。
第19図に示されている装置に用いるための本発明によ
る符号化装置の基本回路は第2図に示されている装置と
同じである。ところで、この符号化装置は時系列アナロ
グ信号を1ビット信号には変換しないが、多重ビットデ
ィジタル信号を1ビット信号に変換する。前記量子化装
置14.3次ループフィルタ28、リミッタ回路23お
よび加算回路10.18は、現在のところではディジタ
ル型である。しかしながら、符号化装置の動作に関して
、アナログ信号またはディジタル信号が変換されるかど
うかは無関係である。したがって、この符号化装置に対
する安定性要求は同じままである。
第20図は、このような符号化装置の実際の実施例を示
している。nビット入力信号、例えば24ビット入力信
号はディジタル加算回路10に供給される。この加算回
路lOにおいて、前記入力信号は3次ループフィルタ2
8のmビット出力信号、例えば25ビット出力信号に加
算される。
また、加算回路10のに+1ビット出力信号、例えば2
5ビット出力信号の最上位桁ビット、言い換えれば第2
5番目あるいは記号ビットは、ディジタル比較器より構
成されている量子化装置14に供給される。この記号ビ
ットの正値に対して、この量子化装置14の出力信号は
+Eであり、また負値に対して−Eである。これらの十
E、 −Eは、例えば論理信号“1゛および論理信号“
O゛夫々対応する。本実施例において、前記加算回路1
0の25ビット出力信号のビットの数字で表現される信
号レベル+Eは2進数字000100・・・0に相当す
る。この2進数字000100・・・0の4番目以外の
最上位桁ビットはOである。前記信号レベル−Eをビッ
ト数字として表現すると、2進数1iioooo・・・
Oに相当する。したがって、前記量子化装置14によっ
て生じる量子化誤りを計算するに際して、22桁から2
5桁までの最上位4桁ビットだけが必要とされる。これ
らのビットは装置90に供給される。この装置90は、
前記3次ループフィルタ28の入力22〜25に、これ
ら4ビットと最上位4桁ビットとで表現される前記量子
化装置14の出力信号レベル±Eとの間における差を表
わす信号を供給する。量子化誤り信号の最下位21桁ビ
ットは、直接に前記加算回路10の出力から前記3次ル
ープフィルタ28の関連する入力1〜21に供給される
。次に、この3次ループフィルタの全入力信号は量子化
誤り、言い換えれば前記入力信号と、この入力信号のビ
ット数字で表現される前記量子化装置14の出力信号と
の間における差を表わす。
前記装置90はまた、符号化装置の安定を維持するため
に、前記3次ループフィルタ28の入力信号の最大値を
制限する。次に、この装置90の出力22〜25に現わ
れるaO+  b+l r  C@ +  d *は、
例えば次の関係にしたがう。
do””Co−C−dab Hd+a ’ d+a ’
 b ’ Cなお、a、b、c、dは前記加算回路10
の出力22〜25における出力信号である。更に、この
装置90が出力信号d。Coboaoを制限する場合に
、前記3次ループフィルタ28の入力における最下位ビ
ット1〜21をリセットするためのリセット信号Rを出
力91に形成する。このリセット信号Rは次の関係にし
たがう。
Q7)  R=b−c−dab−c−d+a−c−dこ
の論理表現は簡単に標準論理要素によって実現可能であ
る。
第21図は真理値表を与えるとともに、次の順序で列挙
される。装置90の入力信号P=d c ba、信号P
の十進法値P0、量子化装置14の出力信号)l−d、
装置90の非被制限出力信号V′、信号V′の十進法値
v′。、装置90の被制限出力信号■、信号Vの十進法
値v!lおよびリセット信号R0 前記表から、この実施例において前記3次ループフィル
タ2日の入力信号が正入力信号に対して値ooioo・
・・0に制限され、また負入力信号に対して値1110
0・・・0に制限されることは明かである。
第22図は3次ループフィルタ28の具体例のブロック
回路図を示している。この3次ループフィルタ28の変
換関数は、 によって与えられる。なお、次のように書き直されるこ
とかできる。
前記3次ループフィルタは、加算回路、乗算器および遅
延手段Z−1より構成されている。前記差信号Vは第1
の加算回路100の第工入カに供給される。ループは、
この第1の加算回路looの出力と、その第2の入力と
の間に配される遅延手段101および係数1/2を有す
る乗算器102より構成されており、前記変換関数の分
母の第1係数(1−−Z−1)を形成する。この第1の
加算回路100の出力信号は、更に係数3/2の乗算器
103を介して第2の加算回路104の第1入力に、後
に係数−□の乗算器105が続(遅延手段101を介し
てその第2入力に、および後に係数□の乗算器107が
続く遅延手段101.106を介してその第3入力に供
給される。前記遅延手段101,106、乗算器103
゜105.107および第2の加算回路104は、する
。遅延手段108および係数□の乗算器109より構成
される第2の帰還ループは、前記加算回路104の出力
とその第4入力との間に第2係数< 1−二z−1)を
発生するように配されている。この加算回路104の出
力信号は第3の加算回路110の第1入力に供給される
。後に係数1/2の乗算器112が続く遅延手段111
より構成される第3の帰還ループは、前記第3の加算回
路110の出力とその第2入力との間に第3係数(1−
−Z−’)を発生するように配されている。この加算回
路110の出力信号は遅延手段111を介して3次ルー
プフィルタの出力に供給される。この遅延手段111は
前記変換関数に係数Z−1を加算するとともに、この出
力において出力信号H(Z)vが現われる。なお、H(
Z)は方程式09)によって与えられる。
第23図には、3次ループフィルタ28より成る第20
図の符号化装置の測定された信号対雑音比が、5.31
5X10−’の正規化された周波数を有するディジタル
的に発生された正弦入力信号のエネルギ関数としてプロ
ットされている。OdBレベルは符号化装置の最大到達
可能出力E2/2に相応する。最大出力S、は一7dB
である。
−7dB以上の入力信号レベルに対して、前記袋M90
の制限関数は作動可能である。非常に小さい入力信号に
対する測定された雑音レベルNiは−110,1dBで
ある。この雑音レベルNiは方程式(11)によって計
算されたエネルギN1w−111,1dBとよく一致す
る。符号化装置の動的範囲S、/Niは103dBであ
ることは前記数字かられかる。利用可能な測定装置によ
る測定可能な最大信号対雑音比(S/N)、、、は94
dBである。しかしながら、実際の最大信号対雑音比は
一層非常に高い値を有する。
本発明は示される実施例には制限されることはない。本
発明の範囲内において、多くの変形例が当業者にとって
見い出すことが可能である。例えば、前記ループフィル
タは信号周波数に対してほぼ1に等しい変換関数を有す
るために、前記入力信号はまたそのフィルタの出力信号
に代えてそのフィルタの入力信号に加算されることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第23図は、本発明による符号化装置の具体
的実施例を説明するためのものであって、第1図は1ビ
ット符号化装置より成るアナログ−ディジタル変換器の
基本回路図、 第2図は本発明による1ビット符号化装置のブロック回
路図、 第3図は、第2図に示されている装置に用いられた量子
化装置の入力信号の関数としての出力信号を示す図、 第4図は第2図に示されている装置に用いられたリミッ
タ回路の入力信号の関数としての出力信号を示す図、 第5図は第2図の非線形セクションの入力信号の関数と
しての出力信号を示す図、 第6図は正弦波入力信号に対するリミッタ回路の最大出
力信号および量子化装置の出力信号量比率の関数として
の非線形セクションの最大変換を示す図、 第7図乃至第11図は3次ループフィルタを有する第2
図の装置の動作を説明する図、第12図乃至第14図は
4次ループフィルタを有する第2図の装置の動作を説明
する図、第15a図および第15b図は第2図に示され
ている装置の2変形例を示すブロック回路図、第16図
は第15a図に示されている装置の変形例を示すブロッ
ク回路図、゛ 第17図は第16図に示されている装置の他の変形例を
示すブロック回路図、 第18図は第17図に示されている装置のスイッチドキ
ャパシタ型を示す回路図、 第19図は1ビット符号化装置より成るディジタル−ア
ナログ変換器の基本回路図を示す図、第20図は第19
図に示されている変換器用の1ビット符号化装置を示す
回路図、 第21図は第20図の符号化装置における装置90に対
する真理値表、 第22図は第20図に示されているような符号化装置の
3次ループフィルタのブロック回路図、第23図は第1
9図に示されているような3次ループフィルタより成る
1ビット符号化装置に対する信号対雑音比を示す図であ
る。 1・・・アナログ−ディジタル変換器 2・・・アナログ入力フィルタ 3・・・2の入力    4・・・1ビット符号化装置
5・・・デシメイトフィルタ 6・・・ディジタルフィルタ 7・・・ダウンサンプラ 8・・・7の出力    10・・・加算回路11・・
・10の第1入力 12・・・lOの第2入力 13・・・10の出力 14・・・量子化装置  15・・・14の入力16・
・・14の第1出力 17・・・14の第2出力 18・・・加(滅)算回路 19・・・18の第2入力 20・・・18の第1入力 21・・・18の出力  23・・・リミッタ回路24
・・・23の入力  25・・・23の出力27・・・
28の入力  28・・・ループフィルタ29・・・2
8の出力 30.31.34〜37,101,106゜10日・・
・遅延手段 32.33・・・10の入力 40・・・積分器    51〜53・・・増幅器80
・・・入力     81・・・補間フィルタ82・・
・アップサンプラ 83・・・低域通過フィルタ 84・・・符号化装置 85・・・1ビットディジタル−アナログ変換器90・
・・装置     91・・・90の出力100・・・
第1の加算回路 102.103,105,107,109・・・乗算器
104・・・第2の加算回路 −一−F/E E2/2Ni Fl[]、11    [41゜ ■ ナーロ 0’) ヒプ 本 電I L) 1ヨ 〜 口 ε 一一≦1−−−−  − ロ 1ジ N         ・・ ロ LJ   Off FI6.15a F16.16 FIB20 1υ1 F16.22

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)入力信号を受け取るための入力と、1ビット
    符号化信号を供給するための出力とを含んで、前記入力
    信号を前記1ビット符号化信号に変換するための量子化
    装置および (b)入力および出力を有する少なくとも3次のフィル
    タを含んで、前記量子化装置の入力にその量子化装置に
    よって生じた量子化誤り信号を帰還させるための誤り帰
    還手段 を具える符号化装置において、 前記フィルタの変換関数は、 Hn(Z)=1−(Z−b)^n/(Z−a)^n、n
    ≧3、0<a<b(なお、nは前記フィルタの次数であ
    り、 bはほぼ1に等しい定数であり、 aは定数である。) によって与えられるとともに、 前記フィルタの入力に供給される前記量子 化誤り信号を制限するための制限手段を具える ことを特徴とする符号化装置。 2、3次の前記フィルタ(n=3)に対して、前記定数
    aは0.35<a<bを満たす値を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の符号化装置。 3、前記定数aの値はほぼ0.5に等しくあることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載の符号化装置。 4、4次の前記フィルタ(n=4)に対して、前記定数
    aは0.6<a<bを満たす値を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の符号化装置。 5、前記定数aの値はほぼ0.66に等しくあることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の符号化装置。 6、前記入力信号は時系列連続振幅信号であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに
    記載の符号化装置。 7、前記入力信号は多重ビットディジタル信号であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいず
    れかに記載の符号化装置。 8、(a)(i)前記入力信号を受け取るための第1入
    力と、 (ii)前記フィルタの出力信号を受け取 るための第2入力と、 (iii)これら入力信号および出力信号の和信号を前
    記量子化装置の入力に供給する ための出力と を有する第1の加算回路、 (b)(i)前記量子化装置の出力信号を受け取るため
    の第1入力と、 (ii)前記第1の加算回路の出力信号を 受け取るための第2入力と、 (iii)これら2個の出力信号間の差を前記フィルタ
    の入力に供給するための出力と を有する第2の加算回路および (c)(i)前記第1の加算回路の出力と、(ii)こ
    の第1の加算回路、前記第2の 加算回路および前記フィルタを含む第1ル ープにおけるそのフィルタの入力と の間に配される前記制限手段 を具えることを特徴とする特許請求の範囲第6項または
    第7項に記載の符号化装置。 9、(a)(i)前記入力信号を受け取るための第1入
    力と、 (ii)前記フィルタの出力信号を受け取 るための第2入力と、 (iii)これら入力信号および出力信号の和信号を前
    記量子化装置の入力に供給する ための出力と を有する第1の加算回路、 (b)(i)前記量子化装置の出力信号を受け取るため
    の第1入力と、 (ii)前記第1の加算回路の出力信号を 受け取るための第2入力と、 (iii)これら2個の出力信号間の差を前記フィルタ
    の入力に供給するための出力と を有する第2の加算回路、 (c)(i)前記第1の加算回路の出力と、(ii)こ
    の第1の加算回路、前記第2の 加算回路および前記フィルタを含む第1の ループにおけるそのフィルタの入力と の間に配される前記制限手段、 (d)前記第1の加算回路、第2の加算回路およびフィ
    ルタを含む前記第1のループにおいて、前記第1の加算
    回路の出力と前記第2の加算回路の第2入力との間に配
    され、前記第1の加算回路の出力信号を前記量子化装置
    の1クロック期間だけ遅延させるための第1の遅延手段
    および (e)前記第1の加算回路、前記量子化装置および前記
    フィルタを含む第2のループにおいて、前記第1の加算
    回路の出力と前記第2の加算回路の第1入力との間に配
    され、前記第1の遅延手段と同じ遅延時間を有する第2
    の遅延手段 を具えるとともに、 前記第1の加算回路は、 (i)1クロック期間だけ遅延されたそ の第1の加算回路の出力信号を受け取るた めの第3入力および (ii)1クロック期間だけ遅延された前 記量子化装置の出力信号を受け取るための 第4入力 を有し、 また、前記フィルタの変換関数は、ZH(Z)−1によ
    って与えられる ことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の符号化
    装置。 10、(a)前記第1のループにおいて、前記第1の遅
    延手段は、 (i)前記第1の加算回路の出力と前記量 子化装置の入力との間の、この第1の加算 回路の出力信号を1/2クロック期間だけ遅延させるた
    めの第3の遅延手段および (ii)前記量子化装置の入力と前記第2の加算回路の
    第2入力との間の、前記第1の 加算回路の出力信号を1/2クロック期間だけ遅延させ
    るための第4の遅延手段 を具えるとともに、 (b)前記第2のループにおいて、前記第2の遅延手段
    は、 (i)前記第3の遅延手段および (ii)前記量子化装置の出力と前記第2の加算回路の
    第1入力との間の、前記量子化 装置の出力信号を1/2クロック期間だけ遅延させるた
    めの第5の遅延手段 を具え、 (c)また、前記第3の遅延手段の出力と前記第1の加
    算回路の第3入力との間に、前記第3の遅延手段の出力
    信号を1/2クロック期間だけ遅延させるための第6の
    遅延手段が配される ことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の符号化
    装置。 11、スイッチドキャパシタによって構成されるととも
    に、 (a)前記第1の加算回路、前記第3の遅延手段および
    前記第6の遅延手段を含むループはスイッチドキャパシ
    タ積分器を構成し、前記第1の加算回路の第1入力、第
    2入力および第4入力における信号は1クロック期間の
    前半においてサンプルされるとともに、前記積分器の出
    力信号はその積分器の出力に1クロック期間の後半にお
    いて供給され、 (b)前記量子化装置の出力信号はその量子化装置の出
    力に1クロック期間の後半において供給され、 (c)前記第4の遅延手段は前記積分器の出力を前記フ
    ィルタの第1入力にすぐ次のクロック期間において接続
    するための第1のスイッチを具え、 (d)前記第5の遅延手段は前記量子化装置の出力を前
    記フィルタの第2入力にすぐ次のクロック期間において
    接続するための第2のスイッチを具え、 (e)更に、前記フィルタはそのフィルタの第1入力お
    よび第2入力における信号の和を処理する入力段を含む
    スイッチドキャパシタフィルタである ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の符号
    化装置。 12、(a)(i)nビットの前記入力信号を受け取る
    ためのnビット第1入力と、 (ii)前記フィルタのmビット出力信号 を受け取るためmビット第2入力と、 (iii)これらnビット入力信号およびmビット出力
    信号のK+1ビット和信号を供 給するためのK+1ビット出力と を有する第1の加算回路、 (b)前記和信号の最上位桁ビットを前記量子化装置の
    入力に供給するための手段、 (c)K桁の最下位桁ビットを前記フィルタのK+1ビ
    ット入力に供給するための手段および (d)lビット入力信号とlビットで表現される前記量
    子化装置の出力信号とのlビット差信号を前記フィルタ
    の前記K+1ビット入力に供給するためのlビット出力
    を有する論理回路装置のlビット入力に、前記和信号の
    l桁の最上位桁ビットを供給するための手段を具えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の符号化装
    置。 13、アナログ−ディジタル変換器に用いられることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項および第8
    項乃至第11項のいずれかに記載の符号化装置。 14、ディジタル−アナログ変換器に用いられることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項、第7項お
    よび第12項のいずれかに記載の符号化装置。
JP62082234A 1986-04-04 1987-04-04 符号化装置 Pending JPS62239618A (ja)

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