JPS6223933Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6223933Y2 JPS6223933Y2 JP12728982U JP12728982U JPS6223933Y2 JP S6223933 Y2 JPS6223933 Y2 JP S6223933Y2 JP 12728982 U JP12728982 U JP 12728982U JP 12728982 U JP12728982 U JP 12728982U JP S6223933 Y2 JPS6223933 Y2 JP S6223933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building material
- groove
- building
- extending
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004566 building material Substances 0.000 claims description 32
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、物置などの建築に好適に用いられる
建材に関し、さらに詳細にいえば、中空矩形状の
形材と、室内側上方に延びる斜面部とこれに続く
水平部とよりなりかつ前記形材の室内側壁に突設
された突条とを有し、前記形材の上面および下面
の中央部長手方向にはそれぞれ中空部側に向かう
上部凹溝および下部凹溝を設けかつ前記形材の室
外側壁と該上部凹溝とに連続する上面部を室外側
に向つて下方に傾斜する傾斜上面部とすることに
よつて、同一形状の建材で梁、無目、桟、框など
の多種の用途に対して共通に用いることができか
つ降雨の際などの水切り作用にも優れ、物置など
の建築にあたつては特に好適な建材を提供するこ
とを目的とする。
建材に関し、さらに詳細にいえば、中空矩形状の
形材と、室内側上方に延びる斜面部とこれに続く
水平部とよりなりかつ前記形材の室内側壁に突設
された突条とを有し、前記形材の上面および下面
の中央部長手方向にはそれぞれ中空部側に向かう
上部凹溝および下部凹溝を設けかつ前記形材の室
外側壁と該上部凹溝とに連続する上面部を室外側
に向つて下方に傾斜する傾斜上面部とすることに
よつて、同一形状の建材で梁、無目、桟、框など
の多種の用途に対して共通に用いることができか
つ降雨の際などの水切り作用にも優れ、物置など
の建築にあたつては特に好適な建材を提供するこ
とを目的とする。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
する。
第１図は、本考案に係る建材１を用いて建築し
た物置Ｍを有する住宅Ｈの一例を示し、物置Ｍの
屋根Ｒを延長せしめて勝手口Ｋの庇Ｑとして兼用
することができるようにした点に従来にない斬新
性が存在する。
た物置Ｍを有する住宅Ｈの一例を示し、物置Ｍの
屋根Ｒを延長せしめて勝手口Ｋの庇Ｑとして兼用
することができるようにした点に従来にない斬新
性が存在する。
すなわち、物置Ｍは勝手口Ｋの脇に設け、物置
Ｍの屋根Ｒの桁を勝手口Ｋの庇の桁と共用にして
勝手口Ｋの庇Ｑを構成し、これにより勝手口Ｋの
庇Ｑと物置Ｍの出入口Ｌの庇とに共用にしてい
る。
Ｍの屋根Ｒの桁を勝手口Ｋの庇の桁と共用にして
勝手口Ｋの庇Ｑを構成し、これにより勝手口Ｋの
庇Ｑと物置Ｍの出入口Ｌの庇とに共用にしてい
る。
本考案に係る建材１は、中空矩形状の形材２
と、形材２の室内側壁３に突設された突条４とを
有している。突条４は、室内側上方に延びる斜面
部５とこれに続く水平部６とから形成されてい
る。
と、形材２の室内側壁３に突設された突条４とを
有している。突条４は、室内側上方に延びる斜面
部５とこれに続く水平部６とから形成されてい
る。
形材２の上面７および下面８の中央部には、そ
れぞれ中空部側に向かう上部凹溝９および下部凹
溝１０が設けられている。また、形材２の室外側
壁１１と上部凹溝９とに連続する上面部分は、室
外側に向つて下方に傾斜する傾斜上面部１２とな
つている（第２図）。
れぞれ中空部側に向かう上部凹溝９および下部凹
溝１０が設けられている。また、形材２の室外側
壁１１と上部凹溝９とに連続する上面部分は、室
外側に向つて下方に傾斜する傾斜上面部１２とな
つている（第２図）。
第３図には、建材１と同一形状の４本の建材１
ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄを用いて物置Ｍの壁Ａを形
成した例が示されている。
ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄを用いて物置Ｍの壁Ａを形
成した例が示されている。
最上位に位置する建材１ａは桁としての役割を
果すもので、突条４ａの斜面部５ａを介して垂木
１３が支持されている。屋根材１４は断熱材１５
を介して垂木１３に支持されると同時にシール材
１６を介して建材１ａの傾斜上面部１２ａに支持
される。
果すもので、突条４ａの斜面部５ａを介して垂木
１３が支持されている。屋根材１４は断熱材１５
を介して垂木１３に支持されると同時にシール材
１６を介して建材１ａの傾斜上面部１２ａに支持
される。
建材１ａの上部凹溝９ａは、例えばシール材１
６部分を通つて雨水が浸入した際にその雨水を端
部方向に誘導し左右の竪枠１７内を通つて排水せ
しめる作用を果すものである。
６部分を通つて雨水が浸入した際にその雨水を端
部方向に誘導し左右の竪枠１７内を通つて排水せ
しめる作用を果すものである。
中間に位置する建材１ｂ，１ｃは無目としての
役割を果すもので、建材１ａの下部凹溝１０ａと
建材１ｂの上部凹溝９ｂとによつてパネルP1が建
材１ｂの下部凹溝１０ｂと建材１ｃの上部凹溝９
ｃとによつてガラス板Ｇが、そして建材１ｃの下
部凹溝１０ｃと建材１ｄの上部凹溝９ｄとによつ
てパネルP2がそれぞれ保持されている。建材１ｂ
の突条４ｂの水平部６ｂには取付具１８を介して
カーテンＴが吊下されている。
役割を果すもので、建材１ａの下部凹溝１０ａと
建材１ｂの上部凹溝９ｂとによつてパネルP1が建
材１ｂの下部凹溝１０ｂと建材１ｃの上部凹溝９
ｃとによつてガラス板Ｇが、そして建材１ｃの下
部凹溝１０ｃと建材１ｄの上部凹溝９ｄとによつ
てパネルP2がそれぞれ保持されている。建材１ｂ
の突条４ｂの水平部６ｂには取付具１８を介して
カーテンＴが吊下されている。
なお、建材１ｃの突条は、図示の例では特別の
用途をもたせなかつたため適宜切断手段によつて
切除した場合を示しているが突条４を残した状態
で使用してもよい。この場合には、建材１ｃの突
条が利用者の腰から胸の当りになるから、小物用
棚として使用することができ、また建材の突条４
のうち斜面部５よりも形材２の室内側壁３側の部
分が浅い凹溝となつているから、結露による水が
前記凹溝内を建材の長手方向に流れ、窓のたて枠
を介して室外に排出される。
用途をもたせなかつたため適宜切断手段によつて
切除した場合を示しているが突条４を残した状態
で使用してもよい。この場合には、建材１ｃの突
条が利用者の腰から胸の当りになるから、小物用
棚として使用することができ、また建材の突条４
のうち斜面部５よりも形材２の室内側壁３側の部
分が浅い凹溝となつているから、結露による水が
前記凹溝内を建材の長手方向に流れ、窓のたて枠
を介して室外に排出される。
最下位に位置する建材１ｄは土台材としての役
割を果すもので、突条４ｄの水平部６ｄを介して
根太１９が支持されている。プラスチツクタイル
２０は、根太１９によつて支持されたコンクリー
トパネル２１上に配設されている。土台２２と建
材１ｄの下面とはモルタル２３等の固着剤を介し
て互いに固着されることとなるが、その際、建材
１ｄの下部凹溝１０ｄ内にもモルタル２３が充填
された状態となるから極めて強固に固定されるも
のである。２４はコーキング材である。
割を果すもので、突条４ｄの水平部６ｄを介して
根太１９が支持されている。プラスチツクタイル
２０は、根太１９によつて支持されたコンクリー
トパネル２１上に配設されている。土台２２と建
材１ｄの下面とはモルタル２３等の固着剤を介し
て互いに固着されることとなるが、その際、建材
１ｄの下部凹溝１０ｄ内にもモルタル２３が充填
された状態となるから極めて強固に固定されるも
のである。２４はコーキング材である。
上記建材１ｂ，１ｃ，１ｄの傾斜上面部１２
ｂ，１２ｃ，１２ｄは、降雨の際などの水切り作
用を良好に果すものである。
ｂ，１２ｃ，１２ｄは、降雨の際などの水切り作
用を良好に果すものである。
上述した如く、同一形状の建材１ａ，１ｂ，１
ｃ，１ｄを用いて物置Ｍの壁Ａを極めて効率よく
形成することができるものである。
ｃ，１ｄを用いて物置Ｍの壁Ａを極めて効率よく
形成することができるものである。
以上のように、本考案の建材は桁、無目、土台
材などとして共通に用いることができるから、物
置などの簡易建造物を建築する際などには特に好
適に用いられるものである。
材などとして共通に用いることができるから、物
置などの簡易建造物を建築する際などには特に好
適に用いられるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２
図は本考案の建材の断面図及び第３図は第１図の
要部拡大断面図である。 １，１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ：建材、２：形
材、４，４ａ，４ｂ：突条、９，９ａ，９ｃ，９
ｄ：上部凹溝、１０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，
１０ｄ：下部凹溝、１２，１２ａ，１２ｂ，１２
ｃ，１２ｄ：傾斜上面部。
図は本考案の建材の断面図及び第３図は第１図の
要部拡大断面図である。 １，１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ：建材、２：形
材、４，４ａ，４ｂ：突条、９，９ａ，９ｃ，９
ｄ：上部凹溝、１０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，
１０ｄ：下部凹溝、１２，１２ａ，１２ｂ，１２
ｃ，１２ｄ：傾斜上面部。
Claims (1)
- 中空矩形状の形材２の上面７および下面８の中
央部長手方向にそれぞれ中空部側に向かう上部凹
溝９および下部凹溝１０を設け、前記形材２の室
内側壁３には室内側上方に延びる斜面部５とこれ
に続く水平部６とよりなる突条４を突設し、かつ
前記形材２の室外側壁１１と前記上部凹溝９とに
連続する上面部を外方に向つて下方に傾斜する傾
斜上面部１２としたことを特徴とする建材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728982U JPS5932030U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 建材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728982U JPS5932030U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 建材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5932030U JPS5932030U (ja) | 1984-02-28 |
| JPS6223933Y2 true JPS6223933Y2 (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=30289151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12728982U Granted JPS5932030U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 建材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932030U (ja) |
-
1982
- 1982-08-23 JP JP12728982U patent/JPS5932030U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5932030U (ja) | 1984-02-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4615155A (en) | Modular building construction | |
| US3777426A (en) | Building | |
| US3986306A (en) | Prefabricated buildings having a central unit and walls thereabout | |
| JPS6223933Y2 (ja) | ||
| JP7259560B2 (ja) | 建物 | |
| JP3766731B2 (ja) | 下屋バルコニ | |
| JP4340369B2 (ja) | プレハブ式建物用屋根 | |
| CN215802217U (zh) | 节能木结构坡屋顶与屋檐结构 | |
| SU1263779A1 (ru) | Мансардный этаж жилого дома | |
| JPS6317814Y2 (ja) | ||
| CA1182616A (en) | Building construction systems and methods | |
| JPS6328248Y2 (ja) | ||
| JPS641408Y2 (ja) | ||
| JP2500044B2 (ja) | ド―マ―用開口部の下地構造 | |
| JPH0456804U (ja) | ||
| JP3784530B2 (ja) | バルコニ付き屋根 | |
| JPH0428970Y2 (ja) | ||
| JP3961148B2 (ja) | 建物のルーフバルコニ | |
| JPH0113190Y2 (ja) | ||
| JPH1181538A (ja) | アルコーブのゲート屋根 | |
| JPS5832492Y2 (ja) | 換気構造を備えた屋根構造 | |
| JPS6128865Y2 (ja) | ||
| JP2500041B2 (ja) | ド―マ― | |
| RU2078181C1 (ru) | Садовый дом | |
| JP2500043B2 (ja) | ド―マ― |