JPS62239117A

JPS62239117A - 内視鏡装置

Info

Publication number: JPS62239117A
Application number: JP61082142A
Authority: JP
Inventors: Toru Matsuo; 松尾　睿
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-04-11
Filing date: 1986-04-11
Publication date: 1987-10-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、生体腔内等を観察・記録する内視鏡装置に関
する。

（従来の技術）近年、生体腔内の診断、治療において小型囮像管或いは
固体撮像素子等により得られた信号をデジタルスキャン
コンバータを介しテレビモニタに画像として表示する電
子内視鏡装置が広く用いられるようになってきている。

一般に、電子内視Ｓｌｔ装置を用いて生体腔内等を例え
ばテレビ等により観察しながら写真囮影する場合には、
カラーテレビモニタを直接写真撮影するかあるいは、モ
ノクロームテレビモニタ上に赤、緑、青信号により像を
作り、これらを赤、緑、青フィルタを介してフィルム上
で色合成しカラー写真にする方法（以下、フィルタ加色
方法と称する）をとることにより行なわれている。上記
のいずれの場合おいても、テレビモニタを写真擾影する
際、動画像を静止させた状態（以下、フリーズ像と称す
る）にして日影する必要がある。

従来の電子内視鏡装置においては、フリーズスイッチを
押し、フリーズ像を表示してからカメラのシャッタを押
して写真ＩＲ彰するという手間を除くために、第８図あ
るいは第９図に示すように、フリーズスイッチあるいは
撮影スイッチを押すことにより、＃像のフリーズ及び写
真撮影の一連の動作が自動的に行なわれている。

また、画像を記録する手段としては、写真撮影のかわり
に光ディスク、ビデオフロッピー、デジタルＶＴＲなど
の記録媒体に画像をいったん記録し、必要な時に写真撮
影するようなことも行なわれている。

（発明が解決しようとする問題点）上記のような電子内視！１装ににおいでは、テレビジョ
ン信号の１フイールド（１６，７ｍ５ｅｃ　）のみによ
る画像表示でも、フリーズ像が対Φ物の動きの速さのた
めに、あるいは、フレーム画像を構成する奇数フィール
ドと偶数フィールドとの間の対象物の動きのためにフリ
ーズ像にぶれが生じることがある。さらには、フリーズ
像そのものが操作者の意図したものとは違った像となる
こともある。

しかしながら、従来の電子内視鏡装置では、このような
フリーズ像が診断に適した画像かどうかを判断する時間
を有していないために、画像の記録後に画像データの選
別をして、改めて画像の記録をしなければならず、診断
に適さない画像の再記録に非常に手間がかかるという欠
点があった。

また、画像の記録後のフリーズ解除は自動的に行なわれ
ておらず、再度画像の記録を行なう場合は、フリーズ解
除を改めて行なわなければならなかった・本発明は上記事情について成されたちので、フリーズ像
の良否をすぐに判断できるような時間を有し、フリーズ
像が自動的に解除され、むだのない迅速な検査のできる
内？Ｊ２ＩＡ装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために、本発明においては、被検体
の対像部位の画像を記録するための命令信号を発生させ
る画像記録スイッチと、この画像記録スイッチの命令信
号を受け前記対象部位の動画像を静止画像にする画像静
止手段と、この画（！１静止手段による静止画像の記録
をする画像記録手段と、この画像記録手段により静止画
像の記録がされた後に、前記画像静止手段による静止画
像を任意の設定時間保持する画像保持手段とを備えたこ
とを特徴とする内視鏡装置を提供する。

（作用）このように構成された電子内視鏡装置においては、第３
図に示されるような動作が行なわれる。画像記録スイッ
チまたはフリーズスイッチが押されるとまず画像がフリ
ーズされる。そして画像がフリーズされると、画像の記
録が行なわれる。そしてフリーズ像が記録されるとこの
フリーズ像はある任意の一定時間保持される。フリーズ
像の保持時間中にフリーズ像が診断に適したものかどう
かが主観的に判断され、この判断に基づき、診断に適し
た画像の時は任意に設定された一定時間後にフリーズが
自動的に解除される。また、診断に適さない画像の時は
、画像を再度記録するためにフリーズスイッチが押され
、フリーズが解除される。

（実施例〉以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の装置構成を示すブロック
図である。

１は、フリーズスイッチ、写真撮影スイッチ等のパネル
上のスイッチやスコープ取付スインチあるいは、フット
スイッチなどの操作用スイッチ群である。３は、マイク
ロプロセッサ（ＭＰＵ）を有し、本発明を実現するため
の演算処理とシステム各ユニットの制御とを行なうため
のシステムコントローラである。

２は、このシステムコントローラ３と操作用スイッチ群
１との第１のインタフェースである。５は、生体腔内に
挿入される内視鏡装置のスコープで、その先端部には図
示しない固体ｉ像素子とこの固体ｗ１＠素子に結像させ
る光学系とが組込まれている。６は、スコープ５より取
り出された信号をコンポジットビデオ信号に変換したり
、赤、緑、青信号を用いるＲＧＢ方式のテレビ信号に変
換したり、あるいはそれぞれの目的に応じた画像処理の
ための信号に変換する処理回路である。７は、処理回路
６から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し
、このデジタル信号による画像データをその内部に備え
た記憶回路（以下、メモリと称する）に保持した後、こ
の保持した画像データの信号を読出しアナログ信号に変
換してテレビ出力をするＤＳＣ（デジタルスキャンコン
バータ）である。このＤＳＣ７は、システムコントロー
ラ３の制御を受けて、メモリ内にデータを保持し、必要
に応じて静止画像（フリーズ＊）が観察用のＴＶモニタ
のような表示器８に表示される。

９は、写真撮影ユニットであり、内部にモニタと写真１
［のためのカメラを有している。

そしてモニタ上の映像をカメラにて撮影するものである
。このモニタと表示器８とは共用することも可能である
。また、フィルタ加色方法による写真ｗ１影の場合は、
その制御回路も有している。４は、外部機器（ここでは
システムコントローラ３やＤＳＣ７に対して外部のもの
であり、フロッピディスク等の外部記゛憶装置や画像を
部分的に強調する画像処理装置などを指す。）とＤＳＣ
７のデータを送受するための第２のインタフェースであ
る。

そして、該システムコントローラ３は本発明を実現する
ために以下に示すような動作の制御を行なっている。

この動作を図示したものが第２図のフローチャートであ
る。

本実施例ではフリーズスイッチと写真撮影スイッチの組
合せにより以下に示す４種類の動作を示す。

■　　フリーズスイッチが押されると画像はフリーズさ
れる。（本モードは第２図では示されていない。） ■　　フリーズスイッチが写真撮影スイッチに先立って
押されて画像がフリーズされた後に写真撮影スイッチが押されると、写真撮影のみが行なわれる。また、写真撮影終了後は自動的にフリーズの解除が行なわれる。

■　　写真撮影スイッチがフリーズスイッチに先立って
押されると、まず画像がフリーズされる。ｊｌ！ｉｉ像のフリーズ後は写真
１Ｉｉ１影が実行され、写真撮影が終了すると画像が診
断に適したものかどうかを判断するのに十分かつ必要な時間である１〜１０秒程度の任意に設定される時間、フリーズ像が保持される。そして、任意の設定時間後にフリーズが自動的に解除され、通常の観察状態に戻る。

■　前記■で写真ｍ影終了後の任意の設定時間でフリー
ズ像が保持されて（する間にフリーズスイッチが押されるとフリーズが自動的に解除され、再度写真撮影をするために通常の観察状態に戻る。

尚、前記■及び■で任意に設定される１〜１０秒の設定
時間を計時する場合、フリーズスイッチが押されたか否
かは、リアルタイムにかつ操作者に異和感を与えること
のない０．０５〜０．５秒程度の時間内で判断するよう
にしてやる。

以上は、フリーズスイッチと写真１最影スイツチの２つ
の組合せで■〜■のモードコントロールを行なった例で
あるが、それぞれに対応したスイッチを設けてもよい。

また、上記の動作説明は写真撮影を目的とした例である
が、写真）ｆｆｌ影のかわりにフリーズ像の画像データ
転送することも可能である。

また、写真撮影スイッチのかわりにデータ転送スイッチ
を設け、第２図に示した処理ルーチンで制御比ツノを写
真ｉ影とデータ転送の２組に対応するハードウェアを設
ければ写真撮影と同様に外部１器へのデータ伝送が実行
され得る。

これらの動作は、システムコン１−〇−ラ３に内蔵され
ているＭＰｔＪを用いて行なうものであるが、他の手段
として専用のハードウェアを用いたものを以下に示す。

この専用のハードウェアを用いた本発明の実施例が第４
図である。そして第５図はフリーズスイッチが写真撮影
スイッチに先立って押された前記■の場合のタイミング
チャート、第６図は写真撮影スイッチがフリーズスイッ
チに先立って押された場合で、フリーズ像の保持時間中
にフリーズスイッチが押されない前記■の場合のタイミ
ングチャート、第７図は写真撮影スイッチがフリーズス
イッチに先立って押された場合で、フリーズ像保持時間
中にフリーズスイッチが押される前記■の場合のタイミ
ングチャートを承り。これらのタイミングチャートと合
わせて第４図の動作説明を行なうものとする。

１５は、フリーズスイッチにより励起されるフリーズ命
令信号、１６は、撮影スイッチにより励起される撮影命
令信号でそれぞれ第５図、第６図、第７図のタイミング
チャートに示すような波形をしている。また、これら各
スーイッチは図示しない操作中上に設けられている。

まず前記■の場合であるが、フリーズ命令信号１５によ
り論理和１７を介してフリップフロップ回路１つがセッ
トされる。このフリップフロップ回路１９のＱ出力端子
から出力される゛Ｈ′信号の一方はフリーズ制御信号２
８として出力され、画像がフリーズされる。

Ｑ出力端子から出力される他方の′１−ビイ３号は遅延
回路２０を介して、論理積２１の一方の入力端及びイン
バータ４０に送られる。遅延回路２０の遅延時間は、撮
影命令信号１６のパルス幅より若干良く設定される。イ
ンバータ４０に送られた゛トビ信号はここで゛Ｌ′信号
に反転され、論理積２２の一方の入力端に送られる。一
方フリップフロップ回路１つのＱ出力端子から出力され
るｒ　Ｌ　＋信号は論理積１８の一方の入力端に送られ
る。従って撮影命令信号１６が送られると、論理積１８
及び２２のゲートは゛閉′であるために、ゲートが゛開
′となっている論理積２１と論理和２３を介して、その
ままＩ影信号２９として出力されることになる。この撮
影信号２９により、図示しない渦形システムが駆動され
、囮彰が実行される。また、論理積１８及び２２は゛閉
′であるためフリーズ状態は維持したままであり、フリ
ーズを解除するには第５図に示されるようなフリーズ信
号１５をフリーズスイッチにより再び入力する。

次に前記■の場合であるが、フリーズ命令（３弓１５に
先立ち撮影命令信号１６が入力されると、論理積１８及
び２２のグー１〜は′開′で、論理積２１のゲートは閉
”となり、従って撮影命令信＠１６は論理積１８及び論
理和１７を介してフリップフロップ回路１９を駆動する
。また、これと同時に論理積２２を介してタイマ２４及
びタイマ２６を駆動する。

駆動されたフリップフロップ回路１９のＱ出力端子は反
転して″１−１′信号として出力され、フリーズ制御信
号２８としてフリーズ状態ををり出ず。また、タイマ２
４はフリーズ制御信号２８の出力が、Ｉ　ＨＪ信号に反
転してからフリーズが完了するのまでの時間より若干長
く設定されている。そして、フリーズ完了後に立下りエ
ツジ検出回路２５によりタイマ２４の立下りエツジがと
らえられてパルスが発生し、これが論理和２３を介して
日影シスデムを駆動する撮影信号２９として出力される
。

また、タイマ２６はフリーズ完了後から１〜１０秒の間
の任意の時間に設定され、この設定された遅れ時間をも
って立下りエツジ検出回路２７により、この立下りエツ
ジに同期したパルスを発生する。そして、このパルスは
論理和１７を介してフリップフロップ回路１つを駆動し
、フリーズ制御信号２８の出力を′シ′に戻してフリー
ズを解除する。上記のように、１ｌｉｌ影スイツチがフ
リーズスイッチに先立って押されると、まずフリーズが
され、このフリーズの完了後に写真撮影が実施される。

そして写真撮影の完了後、任意に設定された時間経過し
てからフリーズが解除される。

これらの一連の動作が自動的に行なわれることになる。

次に前記■の場合であるが、フリーズ及び写真ぬ影の実
行までは前記■の場合と同じであるので説明は省略する
。写真岡影完了後のフリーズ保持時間中にフリーズスイ
ッチが押されると、これによりフリーズ命令信号１５が
発生ずる。そして、このフリーズ命令信号１５は論理和
１７を介してフリップフロップ回路１９を駆動する。こ
のフリップフロップ回路１つにより、フリーズ制御信＠
２８の出力をＩ−１′から“Ｌ”信号に反転させてフリ
ーズを解除する。そして、フリーズ命令信号１５は同時
にタイマ２６のリセットを実行し、計時を中止させる。

しかし、このリセットによりタイマ２６の出力はＨ′か
ら゛Ｌ′信号に遷移するので立下りエツジ検出回路２７
によりその立下りエツジが検出されてパルスが発生ずる
。このパルスは論理１７を介しフリップフロップ回路１
９を駆動することになり、また立下り検出回路２７の出
力パルスはフリーズ命令信号１５のパルス幅内の時間で
発生させることによりフリップフロップ回路１９は一回
だけ駆動され「）な述と同様フリーズが解除される。

このような内視鏡装置では、写真撮影が完了してからフ
リーズ像が例えば１〜１０秒のような任意の一定時間保
持される。この間にずでに写真１ａ影をしたフリーズ像
が診断に適したものであるかどうかの判断が可能となる
。

そして診断に適したものであると判断された時は設定時
間後に保持された画像のフリーズが解除される。フリー
ズ像が診断に適さイ５いものであると判断された時は、
再度写真ｗｌ彰を行なうためにフリーズスイッチを押さ
れ、これによりフリーズが解除される。

このよ−うな内視鏡装置では、診断に適さイ５い画像を
、写真Ｗｋ形影後すぐに見つけることが可能となり、写
真曜影の終了後にデータの選別をするという手間を除く
ことができる。

また、写真撮影後のフリーズ解除が自動的に行なわれ、
さらには写真撮影と画像のフリーズ及びフリーズ画像の
保持との一連の動作が写真ｈｉ影スイッチを押すことに
より自動的に実行され、極めて操作性の優れた迅速な検
査をすることができる。

尚、同一フリーズ像の写真を数枚１ｆｆｌ影する必要が
あるような場合には、フリーズ像の解除を自動化にしな
くても本発明の目的は達せられる。

ざらに、本発明は本実施例で開示した写真１最影の代わ
りに外部機器へのデータ転送とすることも可能である。

［発明の効果］以上述べたように本発明によれば、画像記録スイッチ操
作のみにより画像のフリーズとこのフリーズ像の保持及
び解除、そして画像記録との一連の動作を自動的に行な
うことが可能となる。また、フリーズ像に診断に適した
ちのかを画像記録後すぐに判断することが可能となる。

従って、極めて操作性に讃れ、むだのない迅速な検査が
可能な内視鏡装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】第１図は、本発明の一実施例の装置構成を示すブロック
図、第２図は、第１図にお（プるシステムコントローラ
の制御動作の説明を示す流れ図、第３図は本発明による
内視鏡装置の動作を示す流れ図、第４図は本発明のハー
ドウェアによる制御を示す回路図、第５図はフリーズス
イッチが撮影スイッチに先立って押された場合のタイミ
ングチャート、第６図は撮影スイッチがフリーズスイッ
チに先立って押され、フリーズ保持時間にフリーズスイ
ッチが押されない場合のタイミングチャート、第７図は
撮影スイッチがフリーズスイッチに先立って押され、フ
リーズ保持時間にフリーズスイッチがされた場合のタイ
ミングチャート、第８図は、フリーズスイッチを押すこ
とにより写真撮影が行なわれる際の従来の一連の動作を
示す流れ図、第９図は写真撮影スイッチを押すことによ
り写真撮影が行なわれる際の従来の一連の動作を示す流
れ図、第１０図は、第８図、第９図における写真撮影を
代えてデータ転送を行なう場合の従来の動作を示す流れ
図である。３・・・システムコントローラ、６・・・処理回路７・
・・ＤＳＣ１８・・・表示器９・・・写真撮影ユニット

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被検体の対象部位の画像を記録するための命令信
号を発生させる画像記録スイッチと、この画像記録スイ
ッチの命令信号を受け前記対象部位の動画像を静止画像
にする画像静止手段と、この画像静止手段による静止画
像の記録を行なう画像記録手段と、この画像記録手段に
より静止画像の記録がされた後に、前記画像静止手段に
よる静止画像を任意の設定時間保持する画像保持手段と
を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
（２）前記画像静止手段による静止画像を任意の設定時
間保持後に自動的に解除する静止画像自動解除手段を備
えたことを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の内視
鏡装置。
（３）前記画像保持手段により、前記静止画像が１秒か
ら１０秒の設定時間保持されることを特徴とする特許請
求の範囲第一項、第二項及び第三項記載の内視鏡装置。