JPS6223847Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6223847Y2 JPS6223847Y2 JP1983141022U JP14102283U JPS6223847Y2 JP S6223847 Y2 JPS6223847 Y2 JP S6223847Y2 JP 1983141022 U JP1983141022 U JP 1983141022U JP 14102283 U JP14102283 U JP 14102283U JP S6223847 Y2 JPS6223847 Y2 JP S6223847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- rake
- rod
- shaft rod
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 17
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、下水道等の水と共に流れる塵芥等
の夾雑物を捕促して機外へ排出する除塵機に関す
るものである。
の夾雑物を捕促して機外へ排出する除塵機に関す
るものである。
この種除塵機のうち、比較的規模の小さい施設
に対しては簡易な形式のものが用いられている
が、この形式の除塵機は第1図に示したように、
水路1に傾斜して設置されたスクリーン2上に、
走行自在のローラ14を設け、そのローラの軸1
5にL形に形成したレーキ16を枢着し、レーキ
の軸15をはさんだ両側位置に、2本のロープ1
7,18をそれぞれ連結し、各ロープを各別の巻
揚ドラム19,20によつて巻揚げ、巻戻しでき
るようにし、両ロープ17,18の巻き工合を調
節することによつて、レーキ16を第1図イのよ
うにスクリーンから離して下降させ、またその上
昇時には、第1図ロのように、レーキ16をその
先端部がスクリーン2内にかみ込んだ状態にし
て、スクリーン2に捕促された塵芥等を掻揚げる
ようにしている。このように、従来の除塵機で
は、2本のロープを操作しなければレーキの昇降
と姿勢の切換えとができず、したがつて、ロープ
の巻揚機構が複雑で操作が面倒であるという欠点
があり、また、レーキはスクリーンの上流側から
かみ込んで塵芥等の掻揚げを行うため、掻揚効率
が悪いばかりでなく、大形や固い夾雑物に対して
は掻揚げがしにくく、レーキ等を破損するような
ことも生じる等の欠点もある。
に対しては簡易な形式のものが用いられている
が、この形式の除塵機は第1図に示したように、
水路1に傾斜して設置されたスクリーン2上に、
走行自在のローラ14を設け、そのローラの軸1
5にL形に形成したレーキ16を枢着し、レーキ
の軸15をはさんだ両側位置に、2本のロープ1
7,18をそれぞれ連結し、各ロープを各別の巻
揚ドラム19,20によつて巻揚げ、巻戻しでき
るようにし、両ロープ17,18の巻き工合を調
節することによつて、レーキ16を第1図イのよ
うにスクリーンから離して下降させ、またその上
昇時には、第1図ロのように、レーキ16をその
先端部がスクリーン2内にかみ込んだ状態にし
て、スクリーン2に捕促された塵芥等を掻揚げる
ようにしている。このように、従来の除塵機で
は、2本のロープを操作しなければレーキの昇降
と姿勢の切換えとができず、したがつて、ロープ
の巻揚機構が複雑で操作が面倒であるという欠点
があり、また、レーキはスクリーンの上流側から
かみ込んで塵芥等の掻揚げを行うため、掻揚効率
が悪いばかりでなく、大形や固い夾雑物に対して
は掻揚げがしにくく、レーキ等を破損するような
ことも生じる等の欠点もある。
この考案は、前記従来の欠点に鑑み、スクリー
ン上を走行できるように設けたローラーの軸に、
レーキがその下降時においてスクリーンにかみ込
んだ状態となると共に、上昇時には塵芥等を掻取
つてスクリーン上に起立した状態となるように
し、しかもその状態の切換えとレーキの昇降動と
が1本のロープによつて行えるようにして、前記
従来の欠点を解消し、機構が簡単で操作が容易で
あり、しかも掻揚効果の良好な除塵機を提供しよ
うとするものである。
ン上を走行できるように設けたローラーの軸に、
レーキがその下降時においてスクリーンにかみ込
んだ状態となると共に、上昇時には塵芥等を掻取
つてスクリーン上に起立した状態となるように
し、しかもその状態の切換えとレーキの昇降動と
が1本のロープによつて行えるようにして、前記
従来の欠点を解消し、機構が簡単で操作が容易で
あり、しかも掻揚効果の良好な除塵機を提供しよ
うとするものである。
以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
図において1は水路で、この中に、従来と同
様、下端部を上流側に上端部を下流側にして傾斜
したスクリーン2が設置されている。スクリーン
2の両外側にあるスクリーンバー3a,3aに
は、それぞれ連杆4により上下方向に所要の間隔
をおいて連結された上部ローラ5及び下部ローラ
6が走行自在に載設されていると共に、それら両
側の上部ローラ5,5は互に軸杆7によつて結合
されている。また、軸杆7には外管8が回動自在
に嵌装されており、この外管8には、両外側スク
リーンバー3a,3aとその間に所要の間隔をお
いて配置された中間のスクリーンバー3b,3b
の各間に位置して、基端部を屈曲してL形に形成
したレーキ9の多数が、それらの基端部において
固定され、それらのうちの一つには、その基端部
の屈曲した方向に延長する腕杆10が突設されて
いる。なお、この腕杆10は、図の実施例ではレ
ーキ9と一体のものとなつているが、レーキ9と
は別体にして外管8に取付けるようにしてもよ
い。そして、腕杆10の先端部には、スクリーン
2の上方に設置された巻揚ドラム11に巻装のワ
イヤロープ12の端部が結着されている。
様、下端部を上流側に上端部を下流側にして傾斜
したスクリーン2が設置されている。スクリーン
2の両外側にあるスクリーンバー3a,3aに
は、それぞれ連杆4により上下方向に所要の間隔
をおいて連結された上部ローラ5及び下部ローラ
6が走行自在に載設されていると共に、それら両
側の上部ローラ5,5は互に軸杆7によつて結合
されている。また、軸杆7には外管8が回動自在
に嵌装されており、この外管8には、両外側スク
リーンバー3a,3aとその間に所要の間隔をお
いて配置された中間のスクリーンバー3b,3b
の各間に位置して、基端部を屈曲してL形に形成
したレーキ9の多数が、それらの基端部において
固定され、それらのうちの一つには、その基端部
の屈曲した方向に延長する腕杆10が突設されて
いる。なお、この腕杆10は、図の実施例ではレ
ーキ9と一体のものとなつているが、レーキ9と
は別体にして外管8に取付けるようにしてもよ
い。そして、腕杆10の先端部には、スクリーン
2の上方に設置された巻揚ドラム11に巻装のワ
イヤロープ12の端部が結着されている。
而して、レーキ9,9……を固定した外管8
は、レーキ9が第2図のイ及び第3図のように、
スクリーン2内にほぼ平行にかみ込んだ状態か
ら、第2図ロのように、スクリーン2の上流側に
向けて起立した状態までの範囲だけ回動するよう
に規制されている。その規制手段については図示
も省略してあるが、例えばストツパーを設けるな
ど適宜なし得るものである。
は、レーキ9が第2図のイ及び第3図のように、
スクリーン2内にほぼ平行にかみ込んだ状態か
ら、第2図ロのように、スクリーン2の上流側に
向けて起立した状態までの範囲だけ回動するよう
に規制されている。その規制手段については図示
も省略してあるが、例えばストツパーを設けるな
ど適宜なし得るものである。
次に、前述のように構成された除塵機の作動に
ついて説明すると、レーキ9は、巻揚ドラム11
を第1図の実線矢印のように回動させてロープ1
2を繰出すことにより、その自重によつてローラ
5,6の走行により下降して行くことになる。そ
の際、レーキ9は軸杆7を中心に垂下する方向に
回動し、その回動を規制された位置、すなわちス
クリーン2とほぼ平行な状態に維持される。した
がつて、スクリーン2に捕促されている塵芥等は
そのレーキ9の下降により掻落されることにな
る。
ついて説明すると、レーキ9は、巻揚ドラム11
を第1図の実線矢印のように回動させてロープ1
2を繰出すことにより、その自重によつてローラ
5,6の走行により下降して行くことになる。そ
の際、レーキ9は軸杆7を中心に垂下する方向に
回動し、その回動を規制された位置、すなわちス
クリーン2とほぼ平行な状態に維持される。した
がつて、スクリーン2に捕促されている塵芥等は
そのレーキ9の下降により掻落されることにな
る。
レーキ9がスクリーン2の下端部に達したなら
ば、巻揚ドラム11を第1図点線矢印のように巻
揚方向に回動しロープ12を牽引する。そのロー
プ12の引きによつて、当初、腕杆10が引かれ
るためレーキ9は軸杆7を中心に回動し、スクリ
ーン2上に起立した状態となる。その際、レーキ
9はスクリーン2の下部に掻落された塵芥等13
を掻取ることになり、その掻取つた状態、すなわ
ち第1図ロの状態を維持したまま、ロープ12の
巻揚げによつてローラ5,6を介してスクリーン
2上を走行し上昇して行くことになる。そして、
スクリーン2の上端部から掻取つた塵芥を機外へ
排出することになるのである。
ば、巻揚ドラム11を第1図点線矢印のように巻
揚方向に回動しロープ12を牽引する。そのロー
プ12の引きによつて、当初、腕杆10が引かれ
るためレーキ9は軸杆7を中心に回動し、スクリ
ーン2上に起立した状態となる。その際、レーキ
9はスクリーン2の下部に掻落された塵芥等13
を掻取ることになり、その掻取つた状態、すなわ
ち第1図ロの状態を維持したまま、ロープ12の
巻揚げによつてローラ5,6を介してスクリーン
2上を走行し上昇して行くことになる。そして、
スクリーン2の上端部から掻取つた塵芥を機外へ
排出することになるのである。
以上説明したように、この考案の除塵機は、ス
クリーン上を走行するローラの軸に取付けたレー
キを、巻揚ドラムに連絡の単一なワイヤロープに
結着し、レーキをスクリーンにほぼ平行なかみ込
み状態にして下降させることによりスクリーンに
捕促された塵芥等を掻落し、レーキがスクリーン
の下端に達したときにはワイヤロープの引揚げを
利用してレーキをスクリーン上に起立する状態に
自動的に回動して塵芥等を掻取つて上昇させるよ
うにすると共に、レーキの昇降とレーキの状態の
切換とを単一な巻揚ドラムとワイヤロープによつ
て行い得るようにしたので、スクリーンに捕促さ
れた塵芥等は、レーキの下降時におけるスクリー
ン内部へのかみ込みによつて効率よく掻落され、
また、その掻落された塵芥等は、レーキのスクリ
ーン下端部における反転回動により効果的に掻取
られ、特に大きな固い夾雑物の排除も支障なくで
きると共に、レーキの昇降と塵芥等の掻取り及び
その引揚げのための機構と操作とが著しく簡易化
されるという効果が得られる。
クリーン上を走行するローラの軸に取付けたレー
キを、巻揚ドラムに連絡の単一なワイヤロープに
結着し、レーキをスクリーンにほぼ平行なかみ込
み状態にして下降させることによりスクリーンに
捕促された塵芥等を掻落し、レーキがスクリーン
の下端に達したときにはワイヤロープの引揚げを
利用してレーキをスクリーン上に起立する状態に
自動的に回動して塵芥等を掻取つて上昇させるよ
うにすると共に、レーキの昇降とレーキの状態の
切換とを単一な巻揚ドラムとワイヤロープによつ
て行い得るようにしたので、スクリーンに捕促さ
れた塵芥等は、レーキの下降時におけるスクリー
ン内部へのかみ込みによつて効率よく掻落され、
また、その掻落された塵芥等は、レーキのスクリ
ーン下端部における反転回動により効果的に掻取
られ、特に大きな固い夾雑物の排除も支障なくで
きると共に、レーキの昇降と塵芥等の掻取り及び
その引揚げのための機構と操作とが著しく簡易化
されるという効果が得られる。
第1図は従来の除塵機を示す側断面図、第2図
はこの考案の一実施例による除塵機を示す側断面
図、第3図は同要部を示す拡大斜面図である。 1……水路、2……スクリーン、5……上部ロ
ーラ、6……下部ローラ、7……軸杆、8……外
管、9……レーキ、10……作動杆、11……巻
揚げドラム、12……ワイヤロープ。
はこの考案の一実施例による除塵機を示す側断面
図、第3図は同要部を示す拡大斜面図である。 1……水路、2……スクリーン、5……上部ロ
ーラ、6……下部ローラ、7……軸杆、8……外
管、9……レーキ、10……作動杆、11……巻
揚げドラム、12……ワイヤロープ。
Claims (1)
- スクリーン両側にあるスクリーンバーに、それ
ぞれ上下に間隔をおいて連結した上部ローラ及び
下部ローラを載せ、上部ローラを互に軸杆で結合
し、この軸杆には、L形に屈曲して形成したレー
キの多数を各スクリーンバーの間に位置して、各
レーキが軸杆を中心に、各スクリーンバー間にか
み込んだ状態からスクリーン上に起立した状態ま
で一体に回動可能に取付けると共に、軸杆にはさ
らに、前記のレーキと共に回動する腕杆を、レー
キがスクリーンバー間にかみ込んだ状態のときに
スクリーンの上面外方に突出して設け、この腕杆
の外端部に、レーキの昇降移動をさせるロープを
結着したことを特徴とする除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14102283U JPS6050227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14102283U JPS6050227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6050227U JPS6050227U (ja) | 1985-04-09 |
JPS6223847Y2 true JPS6223847Y2 (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=30315531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14102283U Granted JPS6050227U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050227U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6595772B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2019-10-23 | 株式会社荏原製作所 | 除塵設備およびその製造方法、排水機場、ならびに、塵芥の除去方法 |
JP6181895B1 (ja) * | 2017-06-20 | 2017-08-16 | 株式会社荒谷建設コンサルタント | 水力駆動除塵装置 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP14102283U patent/JPS6050227U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6050227U (ja) | 1985-04-09 |
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