JPS6223753A - 加熱加圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は９、電気絶縁材料等の積層板の製造に用いられ
る加熱加圧装置に関する。

（従来の技術） 従来、合成樹脂積層板等の積層板は、合成樹脂を含浸し
た基材を加熱し、樹脂を溶融流動状態とし、第２図に示
すようにロールまたは第３以下余白 図に示すように多段式平板プレスによって、たがいに接
着させて製造して（・る。

第２図に於て、１はステンレス板、アルミ箔、プラスチ
ックフィルムで覆われた積層材料１２は加圧、加熱用ロ
ール、第６図に於て１３ぼ上部固定盤、１４は支柱、１
５は熱板、１６は可動板、１７はシリンダー、１８はシ
リンダーペース、１９はキャビティ、２ｏａｍ圧注入口
、２１は圧力排出口である。

（発明が解決しようとする問題点） ロールによって製造されるときは、シート状成型材料は
長尺のものを成型することが可能であるが、多段式平板
プレスでは、プレスの加圧板の大きさに限定された平板
状のシートしか成型出来ない。加熱加圧し℃成形するの
に要する時間が短かいものはロール成型が可能であるが
、殆んどの合成樹脂は、短かいものでも数分間の成型時
間を要するため、殆んど平板プレスを用い℃いるのが現
状で、ロールは単なる貼り合せなどの場合に用いられ℃
いるのみである。

本発明は、平板プレスの成型品の大きさにたいする制限
を改善し、長尺のシート状積層成型品を得ることが出来
る積層板の製造法を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明はフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂の
フェスを紙、ガラス布等の基材に含浸、乾燥させた長尺
のシート等の積層成形材料を金属板、箔、フィルム等で
覆い、液状の圧力媒体に直接接触させ加熱加圧して成型
するとともに、この液状圧力媒体を封入する圧力容器の
開口部において液状圧力媒体の気密封止に関するもので
、開口部附近を液状加圧媒体の固化温度以下に保持し加
圧媒体の固化にともなう開口部の気密化を行うものであ
る。

本発明の一笑施例を示す第１図により説明する。１は、
ステンレス鏡板、アルミ箔などの金属箔、プラスチック
フィルムなどでのシート状物で覆われた積層成形材料を
示す。積層成形材料は粒状、粉状のものを含んでもよい
。合成樹脂としては熱硬化性樹脂（エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、不飽和ポリエステルなど入熱可塑性樹脂（
塩化ビニル、ポリエチレンなど）、を適当な基材（例え
ば紙、ガラスクロス等）に含浸、混練、混合させたもの
で反応性のな（・揮発性物質を３．０％（重量％、以下
同じ）以下に好ましくは１．０％以下に調節したものが
用いられ板、シート状木質材、グリーンシート、多層配
線板の構成材等が用いらｎる。多層配線板の構・底材は
、絶縁基板の片面又は両面に必要な回路パターンが形成
された内層用回路板の１枚以上をプリプレグを介して重
ね合せ、更にプリプレグを介し℃、片面又は両面回路板
、片面鋼箔張り積層板、銅箔を重ね合せたものである。

外層に配置される片面回路板、片面鋼箔張り積層板は回
路が形成さｎた面、銅箔面が外側になる工うに配置する
。

このような積層成形材料は、長尺物でも良いし、一定の
大きさに切断されたものでも良い。

２および１０は本成形機の開口部で、２は入口、１０は
出口である。積層成形材料１は２工り入り、１０から出
る、２お工び１０の開口部の寸法は１の断面寸法より大
きく通過に支障のない範囲で出来るだけ狭くすることが
望ましい。

開口部の長さは加圧媒体によつ℃異なるが封正に必要な
長さがあｎばよい。３ｒａ開口部を冷却するための冷媒
の熱交換部を示す、この熱交換部は通常一般的に採用さ
れている方法を適宜採用して、１の表面に流出し℃くる
加圧媒体を固化させるに十分な温度に冷却できればよい
。４は液状の加圧媒体である。１の合成樹脂を含浸する
積層成形材料は、加圧媒体４にエリ加熱加圧さｎ成形さ
ｎる、加熱温度、加圧圧力は、対象となる合成樹脂の成
形に適した条件に設定すｎばよく加熱に予め加熱した加
圧媒体を７から注入し５の熱交換器に工つ℃本体の圧力
容器１１を加熱することによって行わｎる。加圧は油圧
ポンプ８により６の部分を加圧（−加圧媒体全体４に加
えられる。成形中圧力を除きたいときはリリーフバルブ
９を操作することによって行われる。加圧媒体４の材質
は、鉛などの合金、パラフィン、ガラスなど目的とする
合成樹脂の成形に適した温度域で液状流動性物質となり
、この温度工り低温では、固化する物質が採用される。

これらの物質は合成樹脂と直接接触することは少ないが
、合成樹脂を溶解した１１滲透したりすることのない材
質のものを選定する必要がある。開口部である入口２、
出口１０附近で圧力媒体は固化し、圧力媒体を圧力容器
内に気密封止する。ステンレス板等のシート状物で挟ま
れた積層成形材料は、固化した圧力媒体に接しながら移
動する。固化した圧力媒体は潤滑性をもつもの力５好ま
しい。

実施例１゜ 紙基材フェノール樹脂含浸グリプレグ（０，２５ｍ１Ｉ
＋厚、樹脂４５、クラフト紙５５部、クラフト紙は米坪
１３５ｇ／ｍ”）８枚を厚さ１．２ｍｒｏのステンレス
ベルトに挟み第１図に示す装置により、炭素数２８〜３
０の工業用ノルマルパラフィンを加圧媒体に用い加熱加
圧を行（・、積層板を得た。開口部の温度は水を冷媒に
用（・１０〜２０℃に維持し開口部長さ５Ｑｃｍギャッ
プ５．５Ｈとした。加圧媒体の温度は中心部で１７ＣＩ
’Ｃ１圧力は６０ｋｇ／ａｎ”とした。加圧時間は２５
分であった。得られた積層板は板厚１．５５ｍｍで、１
５０℃２時間加熱しても形状に変化のない板状成形品が
得らｎた積層板の移動は１分間に１ｍとし本体の長さＩ
ｆＸ　２５　ｍとした。

実施例２゜ １３０ｇ／ｒｎ”のリンター紙にあらかじめ過酸化物硬
化剤を加えた塗装用不飽和ポリエステル樹脂（日立化成
■製部品名ＰＳ−５１）固形分換算１３０　ｇ／ｍ”塗
布し、この塗布紙８枚を積み重ねて、厚さ１．２ｍＩＮ
＋のステンレス板に挟み第３図の装置で加熱加圧し積層
板を得た。開口部の条件は実施例と同一で、加圧媒体は
１５０℃に加温して注入し、中心部の温度が１５０℃と
した。圧力は１０ｋｇ／−加圧時間は５分であった。こ
のようにして得ら几た積層板に１３０℃２時間加熱して
も外観に大きな変化はなかった積層板の移動速度は１分
間１ｍｂ本体の長さは５ｍであった。

（発明の効果） 本発明の効果は次の通りである。

（１）高温・高圧成形を行いながら成形物を移簡させる
には摩擦抵抗に打勝つ大きな力が必要となるが、本発明
の方法では液体を介し℃移動するため移動に要するエネ
ルギーは小さくてすむ。

（２）圧力が均一、温度が均一に成形物に与えられる。

（３）　　側圧もかげらｎるので成形物の端部まで十分
な成形が出来る（板厚均一、物性の均一）。

（４）装置が安上りになる。設置面積も小なくなる。

（５）加圧争除圧が簡単にできる。

（６）加圧のエネルギーを小さくできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の衷１を示す断面図、第２図、第３図
は、従来の袋１を示す側面図である。 符号の説明 １　ステンレス板、アルミ箔、　２−　人口側開口部プ
ラスチックフィルムで 覆われた積層成形材料 ３　冷却用熱交換器　　　４　液状加圧媒体５　加熱用
熱交換器　　　　６　加圧するための開口部７　加圧媒
体注入口、圧力調　８　加圧用ポンプ整口 ９　圧力調整弁　　　　１０　　出口側開口部１１　　
圧力容器　　　　　　　１２　　加圧・加熱用ロール１
損ＰＪ成形材料　４．圧力媒体 ２、入　口　　　　６．工堕ジ角 ３、出　口　　　　１１．圧カ容器 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、内部に液体の圧力媒体が収納される圧力容器本体、
   圧力容器本体に設けられたシート状物で上下を挟んだ積
   層成形材料を通過させる入口および出口、入口および出
   口に設けられ圧力媒体を固化する冷却機構、圧力容器本
   体に設けられた圧力媒体に圧力を加える加圧機構とより
   成る加熱加圧装置。