JPS62236649A - マシニングセンタ - Google Patents

マシニングセンタ

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JPS62236649A
JPS62236649A JP7948786A JP7948786A JPS62236649A JP S62236649 A JPS62236649 A JP S62236649A JP 7948786 A JP7948786 A JP 7948786A JP 7948786 A JP7948786 A JP 7948786A JP S62236649 A JPS62236649 A JP S62236649A
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    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1084Arrangements for cooling or lubricating tools or work specially adapted for being fitted to different kinds of machines
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23Q2220/008Rotatable tool holders coupled in parallel to a non rotating accessory

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、工作物に対する種々の加工を、自動的かつ
高速で行うマシニングセンタに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、生産ラインの合理化、無人化の見地から、フライ
ス加工、タップ切り、ポーリングといった種々の機械加
工を自動的かつ高性能に行いうるマシニングセンタ(複
合工作機械)が汎用されている。上記マシニングセンタ
は、通常、工作物を自動的に位置決めする位置決め機能
と、目的とする工作物の加工部位にフライス加工、タッ
プ切り。
ポーリング等の必要な加工を施す工作機能とを有するも
ので1.上記必要な加工を施すための多種多様な加工工
具を工具ホルダーに連結固定して内蔵しており、必要な
工具をその中から自動的に選択して工具ホルダーごと取
り出し、それ自身のスピンドル下端に装着して加工を行
うようになっている。
このようなマシニングセンタに加工工具が工具ホルダー
ごと装着された状態を第10図に示す。
図はマシニングセンタの工作用スピンドル周辺部の縦断
面図である。図において、1は工作物の加工に際し加工
工具に回転運動を与えるためのスピンドルで、2はスピ
ンドル1の下端に装着された工具ホルダー、3はこの工
具ホルダー2の先端に連結固定された加工工具である。
この工具ホルダー2を詳しく説明すると、工具ホルダー
2は、上記スピンドルの下端近傍のテーパの付いた内壁
3に嵌合する円錐台状の嵌合部4と、上記嵌合部4の上
端面中央からボルト状に突出していて上記スピンドル内
のチャック部5と係合する被把持部6と、上記嵌合部4
の底部に形成されマシニングセンタの工具脱着用アーム
(図示せず)と係合する保合溝部7を有するアーム被把
持部8と、上記アーム被把持部8の下端面中央から下方
に延びる工具連結軸9とを有する。そして、上記工具ホ
ルダー2の工具連結軸9の下端には加工工具3が挿入さ
れ固定ねじlOによって連結固定されている。
このような状態において、マシニングセンタの加工作業
はつぎのようにして行われる。すなわち、まず、上記ス
ピンドル1の下方に設けられている工作物載置用テーブ
ル(図示せず)上に工作物を載置する。上記テーブルは
、予め入力された指示に従ってXY方向にスライドする
ようになっており、工作物の加工開始点(原点)に上記
工作物を位1決めする。そして、スピンドルlを回転駆
動して工具ホルダー2ごと加工工具3を回転させると同
時に上記テーブルを上昇させ(場合によってはスピンド
ル1側を下降させ)加工工具3外周の刃先を工作物の被
加工部位に圧接し、工作物の加工を開始する。その結果
、予め入力された指示に従ったテーブルの移動もしくは
スピンドル1の移動によって上記圧接位置(加工点)が
時々刻々変化し一定の加工形状が工作物に付与される。
このようにして一連の加工作業が終了し、加工工具3と
工作物の圧接が解除され、加工済工作物はテーブル上か
ら取り出される。なお、同一加工を複数の工作物に行う
場合には、加工済工作物がテーブルから取り出されると
同時に新たな工作物がテーブル上に供給されて、上記一
連の操作を繰り返すことにより連続的な加工が自動的に
行われる。
ところで、このようなマシニングセンタによる自動加工
においても、通常の加工作業と同様に切削液や研削液等
の注水が必要な場合があり、マシニングセンタ内に切削
液や研削液吐出用の注水ノズルが設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、工作物に対する工具の加工方向が、上記
のように工作物を載置したテーブルとスピンドルとの相
対的な位置関係によって規制されるにもかかわらず、切
削液や研削液の注水は、通常、マシニングセンタ内のテ
ーブルおよびスピンドルの動きから全く無関係な部位に
固定された注水ノズルから行われており、上記テーブル
等の動き、すなわち工作物に対する工具の加工方向とは
無関係になっているのが実情である。したがって、本来
、切削、研削等の加工において最も発熱する点、つまり
工具の刃が工作物に入っていくその接点を重点的に冷却
するのが望ましいにもかかわらず、的はずれな注水とな
ってしまい加工時の発熱を適切に冷却できないとともに
切削屑等が適切に除去できず、工具の損傷が激しい等の
問題を生じている。
そこで、注水用ノズルを第11図に示すように長く延ば
して手指で方向を変えうるちのとし、加工状前を見なが
ら人間がノズル50を適当に動かしたりして対処するこ
とが行われているが、マシニングセンタの特性である作
業の無人化を損なうこととなっている。したがって、注
水が常に上記発熱点をねらって行われるような機構を備
えたマシニングセンタの実現が望まれているが未だ実用
化なされていないのが現状である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、マ
シニングセンタにおける注水が、常に工具の刃が工作物
に入っていくその接点をねらって行われるような機能を
備えたマシニングセンタの提供をその目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のマシニングセン
タは、注水ノズルと注水パイプを取り付けた工具カバー
が回転自在に取り付けられた工具ホルダーをその下端内
部に嵌合しうるスピンドルと、上記スピンドルを駆動す
るスピンドル駆動手段とを備えたマシニングセンタであ
って、上記工具ホルダーの工具カバーに取り付られた注
水パイプと着脱自在に嵌合して嵌合時に注水パイプと連
通一体化する連結手段と、上記連結手段に注水液を供給
する供給手段と、上記連結手段を介して工具カバーを駆
動する補助駆動手段と、加工時に工具カバーに取り付け
られた注水ノズルの注水口が加工点を向くように上記工
具カバーの補助駆動手段による駆動を制御する制御手段
とを有するという構成をとる。
すなわち、この発明者は、マシニングセンタにおける注
水が、常に工具の刃が工作物に入ってい(その接点を狙
って行われるような機能をマシニングセンタに付加する
ためには、注水用ノズル自体が一定の制御のもとで工作
物の動きと連動しなければならず、そのためにはマシニ
ングセンタ本体よりも加工工具近傍に注水用ノズルを配
置したほうがノズルの動きを自動化しやすいのではない
かと着想し、一連の研究を行った。その結果、マシニン
グセンタに装着する工具ホルダーの工具連結軸に注水液
の跳ね返りを防ぐ工具カバーを取り付け、この工具カバ
ーに注水用ノズルを取り付は上記工具カバーを、工作物
に対する工具の動きに連動させるように回転もしくは停
止させて注水用ノズルの注水口を加工点に向けるように
すると、所期の目的を達成することを見いだし、この発
明に到達した。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
この発明のマシニングセンタの一実施例であって、工具
ホルダー14を装着した状態のものを第1図に示す。
このマシニングセンタは、基本的な構成は従来のマシニ
ングセンタ(第1O図参照)と同様であるが、後述の特
殊な工具ホルダー14を装着してこれを駆動し制御する
ため一部を改造している。
すなわち、このマシニングセンタは、スピンドル1の外
筒1a下端面に、その円周に沿って回動するリングギヤ
30と、これにかみ合い上記リングギヤ30を円周方向
に駆動するウオームギヤ31と、これに間欠的な回動を
与えるステッピングモータ等のパルスモータ32とから
なる補助駆動手段を備えており、スピンドルlの回転駆
動系からは全く独立してリングギヤ30を回転させるよ
うになっている。30aは上記リングギヤ30をスピン
ドルlの外筒1aの下端面に回転自在に保持するガイド
リングで、リングギヤ30とウオームギヤ31とがかみ
合う部分に対応する部分が切欠かれている。上記リング
ギヤ30の下端面の一個所には、連結パイプ33が取り
付けられていて、これに注水用チューブ(図示せず)が
連通されている。このマシニングセンタにおけるスピン
ドル1内には、工具カバー16と、これに取り付は固定
された注水ノズル17と、この注水ノズル17と連通ず
る注水パイプ18を備えた特殊構造の工具ホルダー14
が挿入固定される。この場合、上記工具カバー16は、
工具ホルダ−14自体の回転には影響を受けないように
なっており、上記連結パイプ33と連結した状態の注水
パイプ18を介して上記リングギヤ30の回動に伴い回
動するようになっている。これにより、上記注水ノズル
17のノズル口の指向方向も変化する。このマシニング
センタは、上記注水ノズル17のノズル口を自動的に加
工点に向け、その加工点に注水液を自動的に投射するよ
うにするものである。このため、上記出力にもとづいて
パルスモータ32にはリングギヤ30の駆動を制御する
制御手段(図示せず)が連結されている。上記制御手段
としては、例えば、加工点の位置を読み取って信号を出
力する読み取り手段と、上記読み取り手段からの出力信
号にもとづいて注水ノズル17の注水口が加工点を向く
ような工具カバー16の回転角を演算しこれを出力する
演算処理手段と、上記出力にもとづいてパルスモータ3
2に通電する通電手段とを組み合わせたものがあげられ
る。このような組合せにおいて、上記読み取り手段は、
例えば適切な加工を施すために工作物を移動させる工作
物載置テーブルの動きをX、Y座標で読み取るもので、
工作物載置テーブルの動きに合わせて加工点が移動する
というマシニングセンタの特質を利用するものである。
上記読み取りは、加工開始点のテーブルの位置を原点(
0,0)とし、t1秒後の位置を(XI + Y+ )
+  t2秒後の位置を(Xz、y2)・・・・・・と
して連続的に読み取ることにより行う。上記読み取り手
段によって得られたデータ信号は、コンピュータ等の演
算処理手段に入力される。上記演算処理手段では、上記
データ信号の入力を受けてΔtにおけるテーブルの変位
から、これに対応する工具カバー16の回転角を演算し
て出力するようになっている。ただし、テーブルの変位
から工具カバー16の回転角を演算するための演算式は
、研削すべき工作物の形状によって異なるので、マシニ
ングセンタのプリセット段階で予め演算式を入力し、も
しくはすでに入力された複数の演算式から選択しておく
必要がある。そして、上記演算処理手段からの出力にも
とづいて上記補助駆動手段に信号が送られ、必要な角度
だけリングギヤ30を回転するようになっている。
ここで、上記特殊な工具ホルダー14について詳しく説
明する。この工具ホルダー14は、上記マシニングセン
タの改造に合わせて開発されたものであり、第2図に示
すように構成されている。
すなわち、この工具ホルダー14は、スピンドル1の下
端近傍のテーパの付いた内壁3に嵌合する円錐台状の嵌
合部4と、上記嵌合部4の上端面中央からボルト状に突
出していて上記スピンドル1内のチャック部5と係合す
る被把持部6と、上記嵌合部4の底部に形成されマシニ
ングセンタの工具脱着用アーム(図示せず)と係合する
保合溝部7を有するアーム被把持部8と、上記アーム被
把持部8の下端面中央から下方に延びる工具連結軸9と
を有している。16は、工具連結軸9に玉軸受15を介
して取り付けられ上記工具連結軸9の回転の影響を受け
ず静止状態を保持しうる工具カバーである。この工具カ
バー16は、側面の一部が切断された有天円筒状をして
おり、その外周部には、根元が一体となっており工具カ
バー16の側面に沿って延びる左右一対の注水ノズル1
7が、上記工具カバー16における切断部の左右両側縁
からノズル口を加工点に向けた状態で取り付けられてい
る。18は注水パイプであり、それ自身の下端が上記注
水ノズル17の根元部に連通し上端が前記マシニングセ
ンタの補助駆動系の連結パイプ3゛3に着脱自在に嵌合
するようになっている。上記工具カバー16における玉
軸受15の内側には、上記工具連結軸9に遊嵌されたス
ライダ19が嵌合され、その下に同軸的に装着さればね
当て21で支受されている圧縮ばね材20のばね力によ
って矢印Aの方向に押し上げ付勢されている。この押し
上げ付勢力により、上記注水パイプ18は連結パイプ3
3に強固に嵌合し嵌合部を水密構造(第1図参照)にす
る。22は先端が半球状に加工されたストッパで、工具
カバー16がマシニングセンタのスピンドル1から取り
外されたときに、第2図に示すようにアーム被把持部8
の下端面の適正位置に設けられた円錐状溝部23に嵌合
し、注水パイプ18を適正位置に位置決めする作用を発
揮する。13は加工工具である研削砥石であり、図示の
二点鎖線のように上記工具連結軸9の先端に取り付けら
れている。
上記工具ホルダー14についてそのB−B”断面を示す
第3図にもとづきより詳しく説明すると、上記工具カバ
ー16は、側面の一部が切断された有天円筒状をしてお
り、その切断部の左右両側縁に注水ノズル17のノズル
口が位置していて上記研削砥石13の研削面の頂部13
a (研削点となる)を狙うようにプリセット段階で調
整されている。
このような工具ホルダー14を装着して駆動するために
、この発明のマシニングセンタ側の前記リングギヤ30
に備えられた連結パイプ33と、工具ホルダー14側の
注水パイプ18とが工具ホルダー14の装着時に自動的
に嵌合するようになっている。これは、工具ホルダー1
4をマシニングセンタのスピンドル1から自動的に取り
外したり装着したりする際には、工具ホルダー14とス
ピンドルlとマシニングセンタとが相互に同一の位置関
係を保って行われるという特性を利用して行うものであ
る。すなわち、工具ホルダー14の取り外し時にはスピ
ンドル1はマシニングセンタに対して常時同一位置(円
周方向の停止位置)で停止し、かつ工具ホルダー14は
そのスピンドル1に対して同一位置関係を保って取り外
される。
そして、工具ホルダー14の装着時も上記と同様、同一
位置関係を保って行われる。したがって、工具ホルダー
14を装着する際には、自動的に注水パイプ18が連結
バイブ33に対峙し連結されるようになる。より詳しく
説明すると、この工具ホルダー14では、前記のように
工具ホルダー14に対して工具カバー16が、ストッパ
22とアーム被把持部8底面の円錐状溝部23との嵌合
によって適正位置に位置決めされているため、結局工具
ホルダー14に対して、工具カバー16、ひいては、注
水パイプ18が工具ホルダー14の円周方向において必
ず一定の位置にあるようになっている。したがって、上
記工具ホルダー14は、スピンドル1に装着される際、
その注水パイプ18がマシニングセンタに対して必ず一
定の位置にくるように装着されるようになる。なお、上
記嵌合時の注水パイプ18の長さは、工具ホルダー14
がマシニングセンタに装着された状態では、ストッパ2
2が円錐状溝部23と嵌合しないよう調製する必要があ
る。すなわち、工具カバー16は、工具ホルダー14の
装着後研削作業開始時には、前記マシニングセンタのス
ピンドル1の外筒la下端面に配設されたリングギヤ3
0の動きに合わせて円周方向に回転、停止を行わなけれ
ばならないのであり、上記ストッパ22が上記溝部23
と嵌合しているとこれが不可能になるからである。この
とき、一体化した注水パイプ18と連結バイブ33は、
単に注水液の通路となるだけでなく、上記マシニングセ
ンタ側のリングギヤ30の駆動を工具カバー16に伝達
する働きを兼ねる。上記リングギヤ30の駆動は、ウオ
ームホイール31を介してパルスモータ32によって与
えられる。このパルスモータ32の駆動は、前記駆動制
御システムによって制御されており、研削砥石13の工
作物に対する研削点が移動するに従って工具カバー16
を回転もしくは停止させ、工具カバー16に固定された
注水ノズル17のノズル口を適正位置に位置決めするよ
うになっている。
このようにして、工具ホルダー14が装着されると同時
に工具カバー16がそれに取り付けられた注水パイプ1
8を介してマシニングセンタに設けられた補助駆動手段
からの駆動に連結された状態となり、研削加工が開始さ
れる。この場合、研削対象である工作物の位置決め、移
動は、通常のマシニングセンタと同様に行われる。しか
しながら、上記マシニングセンタを用いた研削は、研削
液の注水が従来のマシニングセンタのように固定位置か
らの注水ではなく、研削点の移動に合わせて回転、停止
を行う工具カバー16に取り付けた注水ノズル17から
の注水であるため、常時研削点を狙って注水することが
できる。これがこの発明の最大の特徴である。これにつ
いて詳しく説明する。第4図は、この発明のマシニング
センタに工具ホルダー14を装着して、その平面形状が
4つの頂角A、B、C,Dを有する四角形の工作物40
の4側面を研削する場合の注水を説明するための模式的
な平面図である。砥石13には上方のスピンドル(図示
せず)から矢印Pの方向に回転が与えられており、いま
、工作物40の頂角Aから頂角Bに向かって研削が行わ
れている。このとき、注水ノズル17からの注水は矢印
Q、 Q’ のように研削点を狙っているので研削点で
の発熱が ・抑えられると同時に研削屑の除去が適切に
行われ、優れた研削面を得ることができる。つぎに、工
作物40の頂角Bから頂角Cに向かって研削が行われる
。この状態を第5図に示す。このとき、砥石13の工作
物に対する相対的な動きは、矢印Rのように示すことが
できる。一方、工具カバー16は、上記砥石13の動き
に追従するのみでは、二点鎖線16’ で示される配置
になってしまうため、注水が常に研削点を狙って行われ
るようにするには、工具カバー16を、さらに円周方向
時計回りに90°回転させなければならない。このよう
な工具カバー16の90″回転は、注水パイプ18に連
結されたりングギャ30 (第1図)の動きによって行
われる。上記リングギヤ30の駆動制御はすでに述べた
通り、マシニングセンタに内蔵された制御システムによ
って行われる。したがって、頂角B、C間の研削におい
ても、第5図に示すように、注水が常に研削点を狙って
行われるようになる。頂角C,D間、D、A間において
も、上記と同様に注水が常に研削点を狙って行われるよ
うになる。
このように、上記マシニングセンタを用いた研削では、
研削点の移動とともに、その動きと連動された工具カバ
ー16の動きによって注水が常に研削点を狙って行われ
るようになるのである。
なお、上記実施例において注水パイプ33の嵌合部は、
第6図に示すように注水パイプ18の先端外径が細径に
なっており、一方、連結パイプ33の先端開口部は、下
方に向かって拡がっていて、嵌合が容易になされるよう
になっているが、この関係を逆にしてもよい。
また、注水が高圧で行われる場合には嵌合部から水が洩
れて両者の嵌合が離れやすいため、第7図に示すように
連結パイプ33の内壁にゴムパツキン33aを接着して
おき、このゴムパツキン33aと連結パイプ33の内壁
の間隙に注水パイプ18の先端を挿入するようにしても
よい。このようにすると、高圧注水を行っても上記ゴム
パツキン33aが水圧を受けて嵌合部内壁を内側から外
側に押すために両者の境目が密着した状態を保ち、離れ
ることがない。
また、上記研削加工において、研削対象である工作物は
、上記のような四角状に限らず、六角状、六角状等の多
角形状のものや、円形状、特殊形状のもの等、いずれの
形状をしていてもよい。前記のようにマシニングセンタ
のプリセット段階で、補助駆動制御システムに入力する
制御のための演算式を変換すれば足りるからである。
サラに、この発明のマシニングセンタに取り付ける加工
工具としては、上記研削砥石13に限らず、フライスカ
ッター、ドリル等、通常マシニングセンタに装備される
種々の加工工具から選択することができ、工具の種類に
よって、種々の加工作業に供することができる。ただし
、この発明のマシニングセンタは、注水を、常に加工点
を狙って行うことができるのが最大の特徴であり、従来
から注水について問題の多かった研削加工に供すること
がその効果の点から最適であると考えられる。
マタ、上記マシニングセンタにおいて、第8図に示すよ
うに、注水パイプ18をそれぞれ2本(a)あるいは3
本(b)設けて注水ノズル17の本数を増やすために、
リングギヤ30の下端面の連結パイプ33を2個あるい
は3個に増やしてもよい。このようにすると、低圧注水
と高圧注水を適宜組み合わせて、よりきめ細やかな注水
を行うことができるのである。
さらに、上記マシニングセンタにおいて、リングギヤ3
0の回転駆動を工具カバー16に伝達する注水パイプ1
8は、上記回転駆動をその上端部(連結パイプ33との
連結部)のみで受けるため、上記回転方向に荷重がかか
り、損傷を招くおそれがある。したがって、第9図のよ
うに、注水パイプ18に対してリングギヤ30の回転方
向と逆の位置にシリンダ35を設けておき、リングギヤ
30の回転が矢印のように開始されると同時に、上記シ
リンダ35のピストンロッド先端36で注水パイプ18
の外壁面を押圧するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のマシニングセンタは、従来の
マシニングセンタに数点の部品を組み合わせて取り付け
ただけで、注水を常に加工点を狙って行うことができる
という従来にない優れた効果を発揮するものである。し
たがって、この発明のマシニングセンタを用い、これに
適合した所定の工具ホルダーを介して加工工具を装着し
て加工を行うと、注水が常に工作物と加工工具との接点
である加工点に行われるため、加工点での発熱が抑えら
れると同時に研削屑の除去等が適切に行われ、精度のよ
い加工を実現することができるのである。また、加工工
具の損傷、摩耗も極めて少なくなり、作業効率の向上効
果を得ることもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
この発明に用いる工具ホルダーの正面図、第3図は第2
図のB−B”断面図、第4図および第5図はこの発明の
実施別品を用いた加工工程の説明図、第6図はこの発明
のマシニングセンタと工具ホルダーの連結部の説明図、
第7図はその変形例の説明図く第8図はこの発明に用い
る工具ホルダーの注水ノズルと注水パイプの変形例を示
す説明図、第9図はこの発明の他の実施例の一部分を示
す正面図、第10図は従来のマシニングセンタを示す縦
断面図、第11図は従来のマシニングセンタの注水機構
を示す部分的斜視図である。 l・・・スピンドル 1a・・・スピンドル外WL  
4・・・嵌合部 5・・・チャック部 6・・・被把持
部 7・・・係合溝部 8・・・アーム被把持部 9・
・・工具連結軸13・・・研削砥石 14・・・工具ホ
ルダー 15・・・玉軸受 16・・・工具カバー 1
7・・・注水ノズル 18・・・注水パイプ 19・・
・スライダ 20・・・圧縮ばね 21・・・ばね当て
 22・・・ストッパ 23・・・溝部 30・・・リ
ングギヤ 30a・・・ガイドリング31・・・ウオー
ムホイール 32・・・パルスモータ33・・・連結パ
イプ 第1図 m2図 ]V 第3図 と 6・ 第4図 〜13 第5図 第6図      第7図 (a)      (b) 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)注水ノズルと注水パイプを取り付けた工具カバー
    が回転自在に取り付けられた工具ホルダーをその下端内
    部に嵌合しうるスピンドルと、上記スピンドルを駆動す
    るスピンドル駆動手段とを備えたマシニングセンタであ
    つて、上記工具ホルダーの工具カバーに取り付られた注
    水パイプと着脱自在に嵌合して嵌合時に注水パイプと連
    通一体化する連結手段と、上記連結手段に注水液を供給
    する供給手段と、上記連結手段を介して工具カバーを駆
    動する補助駆動手段と、加工時に工具カバーに取り付け
    られた注水ノズルの注水口が加工点を向くように上記工
    具カバーの補助駆動手段による駆動を制御する制御手段
    とを有することを特徴とするマシニングセンタ。
  2. (2)工具カバーを駆動する補助駆動手段として、リン
    グギヤとこれにかみ合うウオームギヤとこれに間欠的な
    回動を与えるパルスモータが設けられている特許請求の
    範囲第1項記載のマシニングセンタ。
  3. (3)補助駆動手段による駆動を制御する制御手段とし
    て、加工点の位置を読み取り信号を出力する読み取り手
    段と、上記読み取り手段の出力信号を入力しその信号に
    もとづいて工具カバーに取り付けられた注水ノズルの注
    水口が加工点を向くような上記工具カバーの回転角を求
    めて出力する演算処理手段と、上記出力にもとづいて上
    記補助駆動手段を制御する信号を送る信号伝達手段とが
    設けられている特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のマシニングセンタ。
JP61079487A 1986-03-31 1986-04-07 マシニングセンタ Expired - Lifetime JPH0763916B2 (ja)

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DE8787307790T DE3783036T2 (de) 1986-03-31 1987-09-03 Bearbeitungszentrum mit fluidzufuehreinrichtungitungszentrum.
EP92201525A EP0515002A1 (en) 1986-03-31 1987-09-03 A fluid delivery device for a machining center
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