JPS62236557A - 経腸給食用供給装置 - Google Patents

経腸給食用供給装置

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JPS62236557A
JPS62236557A JP62001960A JP196087A JPS62236557A JP S62236557 A JPS62236557 A JP S62236557A JP 62001960 A JP62001960 A JP 62001960A JP 196087 A JP196087 A JP 196087A JP S62236557 A JPS62236557 A JP S62236557A
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JP
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container
feeding device
hanging
hanging member
holding
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JP62001960A
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Inventor
リュディガー　ウファーマン
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Fresenius SE and Co KGaA
Original Assignee
Fresenius SE and Co KGaA
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Publication date
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    • A61J15/00—Feeding-tubes for therapeutic purposes
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M5/1414—Hanging-up devices
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    • A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
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    • A61J1/1406—Septums, pierceable membranes
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    • A61J2200/70—Device provided with specific sensor or indicating means
    • A61J2200/74—Device provided with specific sensor or indicating means for weight

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、突き通し得る蓋又はそれ自体が裂開し得る開
口を有して栄養物溶液を収容したコンテナーと、該コン
テナーを吊下げる吊下げ装置と、一端が上記コンテナー
内に配設され他端が上記溶液の供給を受くべき患者に導
かれた管装置とを備えた経腸給食用供給装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から公知のこの種の経腸給食用供給装置は、滋養物
質或は栄養物質を収容し、穿孔可能な蓋又はそれ自体が
裂開可能なコンテナーを備える。コンテナーは吊下げ装
置によって吊下されかっ可撓性の管装置に接続される。
管装置の一端はコンテナー内に配設され、他端はコンテ
ナーの内容物を供給すべき患者に導かれている。
以下余白 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしこのような供給装置には下記の欠点がある。コン
テナーにガラス製のびん又はつぼを使用する場合、最初
に栄養物溶液を充填する。次に開口部を下にしてコンテ
ナーを吊下げる。この方法は実際上書に溶液の漏れを生
じ、従って栄養物溶液の一部はコンテナーから流出して
了って管装置に到達することがない。種々研究が行なわ
れたが、コンテナーの側方に開口を設けてもこの場合も
同様に望ましくない溶液の漏れを生ずるので上記の状態
は解決できなかった。
本発明の目的は滋養物又は栄養物の溶液がコンテナーか
ら漏れることのない経腸給食用供給装置を提供すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、コンテナーが、開口を上向きにしかつ水
平面に対して所定の角度に傾斜して吊下げられ、コンテ
ナー内に配設された管装置の端部が突き通し管状に形成
され、該突き通し管の先端がコンテナーの最下位点に配
設可能に形成され、またコンテナーが使い捨て用に形成
された経腸給食用供給装置により達成される。
その結果、上記の溶液漏洩の欠点は全く発生しない。こ
れは開口が上方を向くようにコンテナーを吊下げ、それ
によってコンテナー内に配設した管装置の周囲の領域に
おいて開口から滋養物溶液が流出しないようにした為で
ある。このようなコンテナーの構成にしてしかも全溶液
が抜取り得るように、コンテナーを水平面に対して傾斜
状に吊下げ、コンテナー内に配設された（突き通し管状
に形成した）管装置の端部をコンテナーの最下位点にそ
の開口端部があるように配列する。長方形のコンテナー
の場合には突き通し管をコンテナーの略対角線の一つに
沿ってコンテナー内に挿入し、突き通し管の開口端部が
隅部の一つに横たわるようにする。このようにして開口
が上を向いていても真空引抜きによって滋養物溶液の引
抜きが可能となる。
使い捨て型に形成したコンテナーを用いると別の利益が
得られる。即ち滋養物溶液を別のコンテナーに移換える
必要がなく、従って労働と材料費が節約できる。滋養物
溶液を入れた市販の使い捨てコンテナーを直接使用する
ことができる。これらのコンテナーの開口は通常セロフ
ァン（商品名）又はアルミニュウム箔で密封されている
が、本発明の突き通し管の挿入のために別に密封処置を
する必要がない。何故なら前述したように本発明の装置
によればコンテナーの開口はいつも上向きにされている
からである。
本発明の実施態様項によって本発明の別の利益が得られ
る。
コンテナーの傾斜状吊下げは、コンテナーを保持する保
持装置と該保持装置に固着されかつ保持装置に対しであ
る角度をなして配設された吊下げ部材とを備えた吊下げ
装置によって簡単に達成される。保持装置にコンテナー
を挿入する。又保持装置は例えば板状又は帯状の吊下げ
部材に固着される。この吊下げ部材は保持装置に対しで
ある角度をなしているので、吊下げ状態にあるコンテナ
ーは重力の作用によって自然に移動して所望の傾斜位置
に納るので傾斜状態にするために特別の工程を必要とし
ない。コンテナーの傾斜角度はコンテナーの形状・寸法
によって決まるものである。
同一の保持装置を用いて別型式のコンテナーを適用する
には所望の角度設定が可能なるように吊下げ部材を保持
装置に対して可動状に取付けることが考えられる。
保持装置に対する吊下げ部材の配列は例えば吊下げ部材
の長手方向軸線を保持装置の長手方向軸線に対しである
角度をなして延ばす。殊に吊下げ部材と保持装置間の角
度αを１４０°±１０°にすることが望ましい。吊下げ
部材の長手方向軸線と保持装置の横方向軸線との間の角
度が９０°でなく、殊に吊下げ部材の長手方向軸線と保
持装置の横方向軸線との間の角度が７０°　±１０°で
あることが望ましい。又本発明の範囲内において両部材
間を同時に上記角度α及び角度βに配列することができ
る。
保持装置を３枚の板からなる保持枠状に形成し、収容す
べきコンテナーの形状に合わせた収容空間を形成すると
製造が簡単である。保持装置の材料としてプラスチック
、軽合金等を使用することができる。又収容空間のコン
テナー取付性は、対をなして配列された少な（とも二つ
のたれを２枚の板に設け、だれを設けない仮にコンテナ
ーの周りを当てることによって更に向上する。
コンテナーがその傾斜した位置において上部縁部領域に
該コンテナーから離隔する方向に向いただれを備えると
、コンテナーを支持する該たれの寸法に合った溝孔を有
する板状に形成された保持部材に取付けるのに都合がよ
い。仮に、吊下げ部材から離れる方向に向いた第１の部
分と吊下げ部材の方向を向いた第２の部分を形成し、上
記溝孔を第１、第２の部分の連結部領域に配設すると好
都合である。上記のたれを有するコンテナーは互に略平
行に配列された第１、第２の部分によって確実に保持さ
れる。第２の部分の自由端に、コンテナーのだれの寸法
に合わせた切欠を設けることが好ましい。板の両側縁に
保持用たれを設けるとコンテナーの取付けが更に確実に
なる。コンテナー内の溶液の消費中にコンテナー及び吊
下げ装置の重心の変化によって吊下げ部材の吊下げ点の
周りにコンテナーは僅か回動する。
本発明の有益な実施態様項では、吊下げ部材に指針が回
動自在に設けられている。該指針によって、吊下げ部材
の角度的位置変化を基にしてコンテナーの重量を測定す
ることができる。吊下げ点に対面した指針の端部付近に
フック部を形成し、保持装置の方に向った切欠を有する
穴に上記端部を挿通して該指針を保持装置に吊下げると
都合がよい。コンテナー内の溶液が消費されると、吊下
げ装置及びコンテナー〇回動につれて上記の針が切欠の
底部の周りを回動してコンテナーの重量を間接的に示す
。切欠型穴は、コンテナーの重量を指針で示す場合に、
コンテナー重量に関係のない指針を該切欠に掛止するこ
とにより指針の重量を測定から除外し得る利点がある。
又別の方法として、バネ付勢した部材及び目盛りを用い
てコンテナーの重量を測ることができる。
コンテナーからの滋養物溶液の引抜きを容易にするため
に、管装置にポンプ作用をする滴下室を設けることがで
きる。この滴下室によってコンテナーから滋養物溶液を
引抜くことができる。滴下室から送られた溶液は直接に
又は中間に設けたポンプによって患者に供給することが
できる。
滴下室の好ましい実施例において該滴下室は圧縮可能な
弾性材料で作られていて、最初に滴下室を圧縮して管内
の空気をコンテナーに送り戻し、次に滴下室が再び膨張
する際に吸引作用が働いて溶液を引抜く。
滴下室からの溶液引抜きを便利にするために、滴下室の
後流の管装置に管締付装置を設ける。管締付装置は引取
り作動中に滴下室からの流路を遮断する。
本発明の特徴及び利点は添付図面を参照した実施例の以
下の説明によって明らかになるであろう。
以下余白 〔実施例〕 （第１実施例） 第１〜３図に示すように、経腸給食用供給装置１は栄養
物好ましくは液体状栄養物を収容する使い捨て用に形成
されたコンテナー２と、該コンテナーを吊下げる吊下げ
装置３と、栄養物を図示せぬ患者に供給する管装置４と
を備える。
第１〜３図から判るように、コンテナー２は吊下げ時に
コンテナー２が水平面に対しである角度をなし、従って
この実施例の場合コンテナー２の隅部６が最下位点にあ
るように吊下げ装置３に対して配置される。このために
吊下げ装置３は、吊下げ状態において重力作用のみによ
ってコンテナー２が図示の姿勢をとるように形成されて
いる。
吊下げ装置３は、この実施例の場合夫々互に略直角状に
配列された３枚の板８．９．１０からなる保持装置（保
持枠）７を備える。仮８，９．１０は一体形成或は溶接
、接着等によって互に結合される。
吊下げ部材１１を保持装置７に固着する。吊下げ部材１
１の長手軸線と板８の長手軸線とのなす角度αは、長方
形即ち平行六面体のコンテナー２の開口５が上方に向き
かつ一つの隅部（図示の場合は隅部６）がコンテナー２
の最下位点にあるように選ばれる。一般にこの角度αは
１５０°±ｌＯ°である。板８の横方向軸線（図示せず
）は吊下げ部材１１の長手軸線に対して直角に延びてい
る。
実施例において吊下げ部材１１が保持装置７と一体に形
成されているが、自縛型ヒンジによって保持装置７に間
接結合しコンテナーの要求される傾斜に応じて角度αを
調節してもよい。帯状又は板状に形成された吊下げ部材
１１には切欠き又は穴１２が形成され、詰入１２に静止
状固定装置（図示せず）の一部分であるフック部１３が
挿入される。
又図から判るように、夫々の板８．ＩＯには夫々二つの
保持用たれが設けられているが、図には前部保持用たれ
１４　、１５だけを示す。これらのたれは板８，９．１
０によって区画形成された収容空間１６内にコンテナー
２を確実に取付ける役目をする。
管装置４はコンテナー２内に配設されて管装置４の端部
を形成する突き通し管１７を備える。突き通し管１７は
、突き通し用先端１８と該突き通し管１７の上部領域の
縁部に配列されかつ突き通し管の長手方向に平行に延び
たガス抜き切欠１８’とを含む。これの配列と構造とを
第２図に明示する。突き通し管１７は開口５の蓋部材を
通してコンテナー２内に導かれて隅部６のようなコンテ
ナーの最下位点に配設される。従ってコンテナー２内の
全滋養物溶液は開口５が上向きに設けられているにも拘
らず引抜くことができる。
又独立部品として形成できる突き通し管１７は、コンテ
ナー２の外部に配設されかつ連結部材２０を介して滴下
室２１に連通した導管１９に取付けることができる。滴
下室２１はカバー２２と、圧縮可能な弾性材質で形成さ
れた円筒状の本体２３と、別の連結部材２４とを含む。
上記の連結部材２４に接続した別の導管２５は前締付装
置２６に向って開口している。この前締付装置２６は、
凹凸面２９を有する締付車２８の案内部材２７を備える
。締付車２８は該締付車の両側に延びたスタッドを有し
、その両端は締付車２８の両側領域から外方に延びてい
る。図にはその一端３０のみを示す。スタンドの一端３
０は他方端と同様に、前締付装置２６の全長に亘って延
び、上端に拡開領域３２を有する案内ａ３１内を摺動す
るようになっている。導管２５の流路を開放するには締
付車２８を拡開領域の方向に移動させ、結果的に導管２
５から離隔させて導管２５の流路を開放させる。
締付車２８を上記と反対方向に移動させると管壁が圧迫
されて導管の流路が完全に閉鎖される。図には閉鎖位置
が示されている。
前締付装置２６の後流には前締付装置から患者に導かれ
る導管３３が設けられている。面図示せぬポンプを設け
てもよい。
滋養物溶液を患者に供給するためには、先ずコンテナー
２を吊下げ装置３に配設し、次に吊下げ装置３をフック
部１３に吊下げる。第１図に示すようにコンテナー２は
重力の作用によって開口を上向きにしかつ水平面に対し
て傾いた姿勢をとる。
次に開口５の貫通可能な蓋を通して行なわれる貫通作用
の第１段階において突き通し管１７の約１／３の長さの
部分をコンテナー２内に挿入する。
この状態を第３図に示す。突き通し管１７で開口５を塞
いでいるので溶液の流出は起らない。この状態において
滴下室２１によりポンプ作用が開始されるがこの時管締
付装置２６は閉鎖されている。
コンテナー２内は空気を含まない栄養物溶液で充満され
ているので、最初には突き通し管の約１７３以下をコン
テナー内に挿入する。突き通し管１７をコンテナー２内
に完全に挿入した時にはガス抜き切欠１８′が開口５の
場所に位置しなければ栄養物溶液はコンテナーから漏出
する。
上記の第１段階に引続く第２段階を第１図について説明
すると、コンテナー２の略対角線に沿って突き通し用先
端１８がコンテナーの最下位点にある隅部６に達するま
で突き通し管１７をコンテナー２内に挿入する。突き通
し管の第１図に示す位置において、ガス抜き切欠１８’
は開口５の場所に位置するのでガス抜き切欠１８′はそ
の本来の機能即ちコンテナー２から溶液を漏出させない
で空気を流通させることができる。この状態で前締付装
置を開放する。
次にコンテナーから栄養物溶液を引抜く、この目的でこ
の実施例ではコンテナー２の最下位点よりも下の位置に
おいて前締付装置２６とコンテナー２間に設けた圧縮可
能な弾性材料で出来た滴下室２１を圧縮する。滴下室２
１を圧縮すると、前締付装置２７が予め閉鎖されている
ので導管１９内に残っていた空気がコンテナー２に送り
戻される。圧縮後に滴下室を再び膨張させるとコンテナ
ー２から溶液が吸出されて滴下室２１に入り、コンテナ
ー２の最下位点から滴下室に向って延びた溶液の連続し
た液栓が形成される。その結果、滴下室の圧縮によって
最初に吸引を行なうと、その後はコンテナーから溶液の
連続した引抜きが行なわれる。この溶液は滴下室を通過
した後に開放された前締付装置を経て、重力作用又は付
加的に介在したポンプの作用によって患者に供給される
。
第１図に示すように上記の配列においては、開口５を通
しさらに突き通し管１７の外周縁に沿っての溶液の好ま
しくない滴下によるコンテナー２の溶液の漏洩がうまく
防止される。これは開口５が上向きに設けられているた
めで、開口５が下向きであれば特殊な密封部材を用いて
も溶液の漏洩は完全には防止できないものである。又コ
ンテナー２を傾斜状に配列するので溶液を完全に使い切
ることが可能である。
（第２実施例） 第４〜１０図はコンテナー２を吊下げる吊下げ装置の別
の実施例を示す。第１〜３図に示す本発明の吊下げ装置
３と同じ効果をあられす部品は同一の符号で示されてい
る。
説明の重複をさけるために供給装置の全体図は示さない
。
第４〜１０図に示す吊下げ装置は、長方形に形成されか
つ向き合った上部縁部５３　、５４に舌状の三角形のた
れ５５　、５６を備えた使い捨て用のコンテナー２を受
けるものである。吊下げ装置３に対するコンテナー２の
取付けはたれ５５の説明の項において詳しく述べる。
第４図及び第５図の実施例において上述の保持装置７は
吊下げ部材１１が固着された板５７として形成されてい
る。吊下げ部材１１の長手軸線と第１の部分５７ａの長
手軸線５１との間には前述実施例において既述した角度
αが形成されている。
板５７は吊下げ部材１１から離れる方向に向いた第１の
部分５７ａと、該第１の部分５７ａに連結しかつ吊下げ
部材１１の方に向いた第２の部分５７ｂとを備え、両部
分の連結部領域には両部分に対して横方向に延びた溝孔
５８が設けられている。コンテナー２を吊下げ装置３に
取付けるには、板５７の二つの部分５７８．５７ｂの間
に三角形のたれ５５の先端を溝孔５８を通して差込む。
二つの部分５７ａと５７ｂとはたれ５５が丁度それらの
間に押し込み得るように互に間隔をあけておりかつコン
テナー２の自重によって画部分５７ａ、５７ｂ間に錠止
されるようになっている。第５図は挿入状態にある小た
れ５５′及び大たれ５５″の位置を示す。
保持装置７にコンテナー２を確実に保持するために板５
７の両側に保持用たれ１４が設けられている。第２の部
分５７ｂの自由端に小たれ５５′の寸法に合わせた切欠
５９を設けて該切欠５９の横方向の二つの範囲内に小た
れ５５′を確実に保持する。
第５図から明らかなように、吊下げ部材１１の長手方向
軸線５０は板５７の横方向軸線５２に対して直角状に延
びている。吊下げ部材１１の穴１２にはｔｒｆｉ５７の
方に向った切欠６０が形成されていて、突き通し管１７
をコンテナー２から抜取った後に導管１９を掛止めるよ
うになっている。
第１図及び第３図に示す実施例と違って第４図に示す実
施例では突き通し管１７の先端１８に切欠を形成して突
き通し管１７の詰りを防止する。
（第３実施例） 第６図及び第７図の実施例は第４図及び第５図の実施例
と構造が略同−であるが、異なる点について説明する。
第６図から判るように、吊下げ部材１１と仮５７間の角
度βは直角ではなくて７０゛±１０°である。第４図及
び第５図の角度αに相当する角度αも１８０°にするこ
とができる。
又第６図から判るように穴１２は偏心状に配設されてい
る。即ち板５７の横方向の軸線５２と鈍角をなしている
。穴１２は切欠６０を有し、切欠６０に指針６１が吊下
げられている。コンテナーの重量は指針６１によって測
定することができる。
何故ならコンテナー内の溶液を消費中におけるコンテナ
ー２及び吊下げ部材１１の重心の変化によって指針６１
が吊下げ点の周りを回動するためである。指針６１の上
端部付近に刻んだ目印はコンテナー内の残留溶液の量を
示す。第６図に示す位置はコンテナーが１／１満量、１
／２満量、及び空であることをあられす。破線であられ
した中間位置は吊下げ部材１１に対する指針６１の位置
であるが、実際には吊下げ部材１１が吊下げ点の周りを
回動するものである。実験によるとこの簡単な指針装置
によって約１０％の誤差でコンテナーの重量を測定する
ことが可能であった。指針６１を、切欠６０に吊す構造
のフック部６２によって穴１２の領域に取付けると指針
装置の構造が殊に簡単になる。
（第４実施例） 第８図に示す実施例において、保持装置７は板５７に直
角状に連結されたカバー板６３を含む。
カバー板６３の自由端には吊下げ部材１１が固着される
。吊下げ部材１１の長手方向軸線５０と板５７の長手方
向軸線とのなす角度αは約１４０°±１０°である。第
８図には角度βを示さないが、第４図及び第５図の実施
例のように９０°に或は第６図及び第７図の実施例のよ
うに７０”　±１０°にすることができる。カバー板６
３には突き通し管１７を挿入するための開口５が設けら
れている。
吊下げ部材１１は、ピストンロッド６６を有するピスト
ン６７が導かれるシリンダ６５を備え、シリンダカバー
６８とピストン６７との間には圧縮バネ６．９が設けら
れている。ピストン６７から離隔したピストンロッド６
６の端部には穴１２が設けられている。バネ付勢した吊
下げ部材１１の構造によってコンテナー２の消費をうま
く表示することができる。例えばピストンロッド６６に
目盛を付けてコンテナー２内の溶液の残量を直接に測る
ことができる。またピストン６７の移動量を管装置を閉
鎖する図示せぬ制御装置に伝達して患者に必要以上の栄
養物溶液を供給せぬようにすることができる。
（第５実施例） 第９図及び第１０図に示す実施例は第６図の実施例と構
造が略等しい。第９図から判るように、指針６１の代り
に第８図の実施例と類似のバネ付勢した部材が吊下げ部
材１１に配設されている。
このバネ付勢部材はピストンロッド６６とピストン６７
と圧縮バネ６９とを備える。ピストン６７は吊下げ部材
１１内において可動でありかつ吊下げ部材１１の他端に
担持された圧縮バネ６９を案内する。吊下げ部材１１は
穴１２を介して固定されている。
第１０図から判るように、バネ付勢部材６６　、６７゜
６９は吊下げ部材１１に対して偏心状に設けられている
が吊下げ部材１１の長手方向軸線に対して平行である。
吊下げ部材の長手軸線５０と仮５７の長手軸線５１との
なす角度αは１４０°に保たれている。バネ杆状に形成
されたバネ付勢部材６６　、６７゜６９に隣接して目盛
り７０が表示されている。この目盛り７０とピストン６
７に印した目印（図示せず）とによって、コンテナーの
重量及びコンテナー内容物の重量をコンテナー２の内容
物の消費中に行なわれるピストン６７の移動に応じて読
取ることができる。
又、吊下げ部材１１には目印７１が設けられている。こ
の目印７１はコンテナー２の開口５を該目印７１の直ぐ
の近辺に配置すべきことを明示したもので、これによっ
てコンテナー２の間違った取付けを防止する。
吊下げ部材１１に切欠型の穴７２を設ける。この穴７２
はコンテナー２から抜き取った突き通し管１７を滑動自
在に挿入して導管１９を掛止めし、或は吊下げ用に使用
する。
第１１図は本発明の供給装置に使用するコンテナー２の
斜視図である。上記のコンテナー２は長方形に形成され
好ましくは使い捨て用に構成される。又コンテナーは箔
等で密封された開口５を有し、該開口５に突き通し管１
７を挿入する。図には蓋の三角形状たれ５５　、５６が
明瞭に示されている。
開口５が目印７２の直ぐ近辺にもたらされかつたれ５５
が溝孔５８が挿入されるように板５７即ち保持装置７に
コンテナー２を取付ける。吊下げ装置３に取付けるとコ
ンテナー２の隅部６は最下位点に位置する。コンテナー
２は通常ろうを引いた板紙で作られ、内部には液体が滲
透しないプラスチック又はアルミニュウム箔の層が形成
されている。通常ミルク、果汁、液体食品等を包装する
のに使用される。
【図面の簡単な説明】
第１図は吊下げ装置の第１実施例を含んだ本発明にかか
る供給装置の概略図、第２図は第１図に示す本発明の供
給装置の突き通し管の長手断面図、第３図は第」図に示
す本発明の供給装置のコンテナーの孔あけを示す図、第
４図は本発明にかかる供給装置用吊下げ装置の第２実施
例を示す図、第５図は第４図の吊下げ装置のＸ矢視図、
第６図は本発明にかかる供給装置用吊下げ装置の第３実
施例を示す図、第７図は第６図の吊下げ部類域のＹ矢視
図、第８図は本発明にかかる供給装置用吊下げ装置の第
４実施例を示す図、第９図は本発明にかかる供給装置用
吊下げ装置の第５実施例を示す図、第１０図は第９図の
吊下げ部類域のＺ矢視図、第１１図は本発明にかかる供
給装置に使用するコンテナーを示す斜視図である。 α、β・・・角度、　　　２・・・コンテナー、３・・
・吊下げ装置、　４・・・管装置、５・・・開口、　　
　　　６・・・コンテナーの最下位点、７・・・保持装
置、　　８，９．１０・・・板、１１・・・吊下げ部材
、１２・・・穴、１４　、１５・・・たれ、　　　１６
・・・収容空間、１７・・・突き通し管、１８・・・突
き通し管の先端、１８’・・・ガス抜き切欠、 １９・・・導管、　　　　２１・・・滴下室、２６・・
・前締付装置、５０・・・長手方向軸線、５１・・・長
手方向軸線、 ５２・・・横方向軸線、５３・・・縁部、５５・・・た
れ、　　　５７・・・板、５７ａ・・・板の第１の部分
、 ５７ｂ・・・板の第２の部分、 ５８・・・溝孔、　　　５９・・・切欠、６０・・・切
欠、　　　６１・・・針、６５　、６６　、６７　、６
８　、６９・・・バネ付勢部材、７０・・・目盛り、　
　　７１・・・目印、７２・・・穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、突き通し得る蓋又はそれ自体が裂開し得る開口を有
    して栄養物溶液を収容したコンテナーと、該コンテナー
    を吊下げる吊下げ装置と、一端が上記コンテナー内に配
    設され他端が上記溶液の供給を受くべき患者に導かれた
    管装置とを備えた経腸給食用供給装置において、コンテ
    ナー（２）が、開口（５）を上向きにしかつ水平面に対
    して所定の角度に傾斜して吊下げられ、コンテナー（２
    ）内に配設された管装置（４）の端部が突き通し管（１
    ７）状に形成され、該突き通し管の先端（１８）がコン
    テナー（２）の最下位点（６）に配設可能に形成され、
    またコンテナー（２）が使い捨て用に形成されたことを
    特徴とする経腸給食用供給装置。 ２、吊下げ装置（３）が、コンテナー（２）を保持する
    保持装置（７）と上記保持装置に固着されかつ保持装置
    に対して角度（α、β）をなして配設された吊下げ部材
    （１１）とを備え、該吊下げ部材によってコンテナー（
    ２）が傾斜状態で吊下げられるように形成した特許請求
    の範囲第１項記載の供給装置。 ３、吊下げ部材（１１）の長手方向軸線（５０）が保持
    装置（７）の長手方向軸線（５１）に対して所定の角度
    をなして延び、吊下げ部材（１１）と保持装置（７）と
    の間の角度（α）が１４０°±１０°である特許請求の
    範囲第２項記載の供給装置。 ４、吊下げ部材（１１）の長手方向軸線（５０）と保持
    装置（７）の横方向軸線（５２）との間の角度が９０°
    に等しくなく、吊下げ部材（１１）の長手方向軸線（５
    ０）と保持装置（７）の横方向軸線（５２）との間の角
    度（β）が７０°±１０°である特許請求の範囲第２項
    に記載の供給装置。 ５、保持装置（７）が保持枠状に形成され、該保持装置
    （７）が収容すべきコンテナー（２）の形状に合わせた
    収容空間（１６）を区画形成する３枚の板（８、９、１
    ０）を備えた特許請求の範囲第２項記載の供給装置。 ６、板（８、９、１０）のうちの少なくとも２枚に夫々
    一対の保持用たれ（１４、１５）を配設した特許請求の
    範囲第５項記載の供給装置。 ７、コンテナー（２）の上部縁部（５３）の領域に該コ
    ンテナー（２）から離隔する方向に向いたたれ（５５）
    を有し、又保持装置（７）が上記たれ（５５）を収容す
    るようにたれ（５５）の寸法に合った溝孔（５８）を有
    した板（５７）状に形成された特許請求の範囲第１項記
    載の供給装置。 ８、板（５７）は吊下げ部材（１１）から離れる方向に
    向いた第１の部分（５７ａ）と、第１の部分（５７ａ）
    に連結しかつ吊下げ部材（１１）の方向に向いた第２の
    部分（５７ｂ）とを備え、二つの部分（５７ａ、５７ｂ
    ）の連結部領域に溝孔（５８）が形成された特許請求の
    範囲第７項記載の供給装置。 ９、第２の部分（５７ｂ）の自由端に、コンテナー（２
    ）のたれ（５５）の寸法に合わせた切欠（５９）が設け
    られた特許請求の範囲第８項記載の供給装置。 １０、板（５７）の両側縁に保持用たれ（１４）が設け
    られた特許請求の範囲第７項記載の供給装置。 １１、吊下げ装置（１１）が、コンテナー重量を測定す
    るバネ付勢部材（６５、６６、６７、６８、６９）を備
    えた特許請求の範囲第１項記載の供給装置。 １２、吊下げ部材（１１）に指針（６１）が回動自在に
    設けられ、吊下げ部材（１１）の角度的位置変化を基に
    して上記指針（６１）によってコンテナーの重量を測定
    した特許請求の範囲第１１項記載の供給装置。 １３、バネ付勢部材（６６、６７、６９）を有する吊下
    げ部材（１１）がコンテナー重量を測定する目盛り（７
    ０）を備えた特許請求の範囲第１２項記載の供給装置。 １４、吊下げ部材（１１）がコンテナー（２）の開口（
    ５）の位置を定める目印（７１）を備えた特許請求の範
    囲第１項記載の供給装置。 １５、吊下げ部材（１１）に該吊下げ部材を吊下げるた
    めの穴（１２）が形成され、又該穴（１２）には保持装
    置（７）の方に向いた切欠（６０）が形成された特許請
    求の範囲第１項記載の供給装置。 １６、吊下げ部材（１１）の吊下げ点が該吊下げ部材（
    １１）の長手方向軸線（５０）に対して偏心状に設けら
    れた特許請求の範囲第１項記載の供給装置。 １７、突き通し管（１７）の後流の管装置（４）内にポ
    ンプ作用をする滴下室（２１）が配設された特許請求の
    範囲第１項記載の供給装置。 １８、滴下室（２１）が圧縮可能な弾性材料で作られた
    特許請求の範囲第１７項記載の供給装置。 １９、滴下室（２１）の後流の管装置（４）内に管締付
    装置（２６）が配設された特許請求の範囲第１７項記載
    の供給装置。 ２０、管装置（４）にポンプが取付き得るようにした特
    許請求の範囲第１項記載の供給装置。 ２１、突き通し管（１７）にガス抜き切欠（１８′）が
    設けられた特許請求の範囲第１項記載の供給装置。 ２２、突き通し管（１７）の先端（１８）に切欠を形成
    した特許請求の範囲第１項記載の供給装置。 ２３、突き通し管（１７）を独立した部材として形成し
    、導管（１９）の端部に嵌合するようにした特許請求の
    範囲第１項記載の供給装置。 ２４、吊下げ部材（１１）に導管（１９）の端部を掛止
    する切欠型穴（７２）を形成した特許請求の範囲第１項
    記載の供給装置。
JP62001960A 1986-01-10 1987-01-09 経腸給食用供給装置 Pending JPS62236557A (ja)

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DE8600458.1 1986-01-10
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