JPS6223524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223524Y2 JPS6223524Y2 JP1983113166U JP11316683U JPS6223524Y2 JP S6223524 Y2 JPS6223524 Y2 JP S6223524Y2 JP 1983113166 U JP1983113166 U JP 1983113166U JP 11316683 U JP11316683 U JP 11316683U JP S6223524 Y2 JPS6223524 Y2 JP S6223524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- water intake
- flow
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 76
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 13
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 12
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案者は、〓に、水平回転セン断流れの中に
置かれた固体は求心運動をすることを利用して、
液体中に含まれている固体を連続的に分離する方
法を発明（特開昭54−61363号）したものである
が、本考案はその改良考案である。
置かれた固体は求心運動をすることを利用して、
液体中に含まれている固体を連続的に分離する方
法を発明（特開昭54−61363号）したものである
が、本考案はその改良考案である。
本考案による分離槽は流れのある状態において
連続的に大量の原水を固液分離するものであり、
従来の沈澱池方式とは原理を異にしている全く新
しいものである。
連続的に大量の原水を固液分離するものであり、
従来の沈澱池方式とは原理を異にしている全く新
しいものである。
以下、本考案の実施例を図面につき説明する。
図中、１は水槽であつて、第１図Ａに図示の如
き円形水槽または第１図Ｂに図示の如き角形水槽
が実施例として示される。第１図Ａ，Ｂと第２図
に示すように水槽１中に、その上部内では中心部
分の流れが遅く周辺部での流れは速いと云う水平
回転セン断流れを生成せしめるように、原水を水
槽１の水面４に近接した上半分の処で（実用上
は、原水流入管５の中心位置を水槽１の水深Ｈの
3/4乃至1/2の処となして）水槽周辺より原水流入
管５，５，５を介して円周方向に流入せしめる。
即ち、該流入管５，５は水槽周辺に接線方向に設
けるのである。而して、水槽１中心位置に上端開
口の取水管８を直立せしめ、該取水管８の上端に
取水盤９を設け、該取水盤９上に連結体１４を介
して水面４に浮ぶフロート１１を設けて取水する
ようにする。図中、１５は取水盤９の周辺部の
（水面に平行な）水平部である。該連結体１４
は、図示の通り、螺杆１２とボルト１３とより成
り、取水口６の上下方向の開口寸法を調節し得る
位置に応じて伸縮し得るものとする。水槽底部に
はその中央部に漏斗状の固形物含有水の排出口７
を設ける。而して、より最上の効果を上げるため
には、液体中に含まれる固形分の大きさ、比重、
液体の粘性等に合わせて水槽の大きさ、回転流の
流速、流入角度、水槽の深さ、水槽底部の底面の
傾斜角を決めるものとする。
き円形水槽または第１図Ｂに図示の如き角形水槽
が実施例として示される。第１図Ａ，Ｂと第２図
に示すように水槽１中に、その上部内では中心部
分の流れが遅く周辺部での流れは速いと云う水平
回転セン断流れを生成せしめるように、原水を水
槽１の水面４に近接した上半分の処で（実用上
は、原水流入管５の中心位置を水槽１の水深Ｈの
3/4乃至1/2の処となして）水槽周辺より原水流入
管５，５，５を介して円周方向に流入せしめる。
即ち、該流入管５，５は水槽周辺に接線方向に設
けるのである。而して、水槽１中心位置に上端開
口の取水管８を直立せしめ、該取水管８の上端に
取水盤９を設け、該取水盤９上に連結体１４を介
して水面４に浮ぶフロート１１を設けて取水する
ようにする。図中、１５は取水盤９の周辺部の
（水面に平行な）水平部である。該連結体１４
は、図示の通り、螺杆１２とボルト１３とより成
り、取水口６の上下方向の開口寸法を調節し得る
位置に応じて伸縮し得るものとする。水槽底部に
はその中央部に漏斗状の固形物含有水の排出口７
を設ける。而して、より最上の効果を上げるため
には、液体中に含まれる固形分の大きさ、比重、
液体の粘性等に合わせて水槽の大きさ、回転流の
流速、流入角度、水槽の深さ、水槽底部の底面の
傾斜角を決めるものとする。
第３図は前記の水槽を多段に組合せて連結配管
したものを示す。第一段目の固液分離槽１の取水
口６および固形物含有水の排出口７からの水を、
夫々第二段目の（二個の）固液分離槽２，３に対
する原水の流入口５′，５″に、直接に又は固形分
離槽１０を介して、流入させるように多段に接続
させたものである。これ等の二段目の固液分離槽
２，３からの四種類の水は夫々第三段目の（四個
の）固液分離槽（図示しない）に至るものであ
る。之に依り、固形物と水との分離が益々良いも
のが得られる。
したものを示す。第一段目の固液分離槽１の取水
口６および固形物含有水の排出口７からの水を、
夫々第二段目の（二個の）固液分離槽２，３に対
する原水の流入口５′，５″に、直接に又は固形分
離槽１０を介して、流入させるように多段に接続
させたものである。これ等の二段目の固液分離槽
２，３からの四種類の水は夫々第三段目の（四個
の）固液分離槽（図示しない）に至るものであ
る。之に依り、固形物と水との分離が益々良いも
のが得られる。
本考案は、前記のように、取水口部を盤状とな
すと共に原水流入管５の水槽１への開口位置の水
深ｈを、水槽の水深をＨとして、ｈ＝（３／４〜１／２
）Ｈ となしたことにより、水槽１内で砂などの沈澱物
が巻き上がることの阻止、及び水面４附近への砂
などの固体粒子の浮遊の防止が適確に行われ、固
形物と水との分離を能率的に行うまことに合理的
な装置を経済的に得たものである。本考案は、水
力発電所に於ける従来の沈澱池の代りとして著し
く小型な排砂装置としても優れたものである。原
水流入管５の中心位置の水深ｈを1/2Ｈよりも少
ならしめるときは、水槽１の下半部に集められた
砂などの沈澱物を巻き上がらせる虞れがあり固液
分離に悪影響を及ぼす。また、水深ｈを3/4Ｈよ
り大ならしめるときは、水槽１の水面４附近で取
水される水の中に直接原水が混入し砂などの粒子
（固体）を混入させる虞れがあり好ましくないの
である。依つて、実用上は ｈ＝（３／４〜１／２）Ｈ とするのである。
すと共に原水流入管５の水槽１への開口位置の水
深ｈを、水槽の水深をＨとして、ｈ＝（３／４〜１／２
）Ｈ となしたことにより、水槽１内で砂などの沈澱物
が巻き上がることの阻止、及び水面４附近への砂
などの固体粒子の浮遊の防止が適確に行われ、固
形物と水との分離を能率的に行うまことに合理的
な装置を経済的に得たものである。本考案は、水
力発電所に於ける従来の沈澱池の代りとして著し
く小型な排砂装置としても優れたものである。原
水流入管５の中心位置の水深ｈを1/2Ｈよりも少
ならしめるときは、水槽１の下半部に集められた
砂などの沈澱物を巻き上がらせる虞れがあり固液
分離に悪影響を及ぼす。また、水深ｈを3/4Ｈよ
り大ならしめるときは、水槽１の水面４附近で取
水される水の中に直接原水が混入し砂などの粒子
（固体）を混入させる虞れがあり好ましくないの
である。依つて、実用上は ｈ＝（３／４〜１／２）Ｈ とするのである。
前記のように、原水流入管５の中心位置の水深
ｈは、水槽の水深Ｈに対し ｈ＝（３／４〜１／２）Ｈ となるようにする。第２図図示のものは ｈ≒３／５Ｈ である。
ｈは、水槽の水深Ｈに対し ｈ＝（３／４〜１／２）Ｈ となるようにする。第２図図示のものは ｈ≒３／５Ｈ である。
図面は本考案に係る固液分離槽の実施例を示し
たものであつて、第１図Ａ、第１図Ｂは夫々円形
水槽、角形水槽の実施例を示した平面図、第２図
は第１図Ａのものゝ断面側面図、第３図は多段式
に水槽を組合せて連結配管したフローシート、で
ある。 １は水槽、２，３は第二段目の水槽、４は水
面、５は原水流入管、６は取水口、７は固形物含
有水の排出口、８は取水管、９は取水盤、１０は
固形物分離槽、１１はフロート、１２は螺杆、１
３はボルト、１４は連結体。
たものであつて、第１図Ａ、第１図Ｂは夫々円形
水槽、角形水槽の実施例を示した平面図、第２図
は第１図Ａのものゝ断面側面図、第３図は多段式
に水槽を組合せて連結配管したフローシート、で
ある。 １は水槽、２，３は第二段目の水槽、４は水
面、５は原水流入管、６は取水口、７は固形物含
有水の排出口、８は取水管、９は取水盤、１０は
固形物分離槽、１１はフロート、１２は螺杆、１
３はボルト、１４は連結体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水槽１中に、その上部内では中心部分での流れ
が遅く周辺部での流れは速いと云う水平回転セン
断流れが全面的に生成され且つ水槽下部では水平
回転セン断流れが弱くなるように、原水を流入せ
しめる原水流入管５，５を水槽周辺に接線方向に
設けると共に、水槽１中心位置に上端開口の取水
管８を直立せしめ、該取水管８の上端に、水面４
に浮ぶフロート１１に吊支された取水手段を設け
て取水するようにした固液分離槽装置に於て、 前記取水手段は、盤状の取水盤９に取水口６の
ある取水手段であると共に、前記原水流入管５の
中心位置の水深ｈは、水槽１の水深Ｈに対し、 ｈ＝（３／４〜１／２）Ｈ であることを特徴とする固液分離槽装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316683U JPS6021310U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転セン断流れを利用した固液分離槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11316683U JPS6021310U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転セン断流れを利用した固液分離槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6021310U JPS6021310U (ja) | 1985-02-14 |
| JPS6223524Y2 true JPS6223524Y2 (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=30262067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11316683U Granted JPS6021310U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転セン断流れを利用した固液分離槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021310U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011072904A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 固液分離装置及び水処理装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3721004B2 (ja) * | 1999-04-14 | 2005-11-30 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 生物学的水処理装置および生物学的水処理方法 |
| KR100665826B1 (ko) | 2006-04-07 | 2007-01-10 | 김현기 | 음용수용 정수처리장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5461363A (en) * | 1977-10-21 | 1979-05-17 | Kunihiro Ogiwara | Solid*liquid separation tank using rotary cutting flow |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5286876U (ja) * | 1975-12-25 | 1977-06-29 |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP11316683U patent/JPS6021310U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5461363A (en) * | 1977-10-21 | 1979-05-17 | Kunihiro Ogiwara | Solid*liquid separation tank using rotary cutting flow |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011072904A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 固液分離装置及び水処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6021310U (ja) | 1985-02-14 |
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