JPS6223505Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223505Y2 JPS6223505Y2 JP1982031823U JP3182382U JPS6223505Y2 JP S6223505 Y2 JPS6223505 Y2 JP S6223505Y2 JP 1982031823 U JP1982031823 U JP 1982031823U JP 3182382 U JP3182382 U JP 3182382U JP S6223505 Y2 JPS6223505 Y2 JP S6223505Y2
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- JP
- Japan
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- core material
- rod
- core
- foam
- shaped body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は野球用のバツト芯材に関するものであ
る。
る。
従来の木製バツトに代つてガラス繊維で強化さ
れた合成樹脂製バツトが使用されるようになつ
た。このような合成樹脂製バツトの芯材としては
従来よりポリウレタン樹脂発泡体（実公昭55−
49103号）等の合成樹脂発泡体が使用されてい
る。しかしながら、このような合成樹脂発泡体か
らなる芯材の場合、軽量性には優れているが、外
皮層のみで強度を保持させているため野球用バツ
トとしての強度（主に芯材の打球部圧縮強度およ
びグリツプ部の曲げ強度や耐久性等の物性が劣
り、又、バツトとしての重量バランスを容易に変
更することができないという欠点があつた。
れた合成樹脂製バツトが使用されるようになつ
た。このような合成樹脂製バツトの芯材としては
従来よりポリウレタン樹脂発泡体（実公昭55−
49103号）等の合成樹脂発泡体が使用されてい
る。しかしながら、このような合成樹脂発泡体か
らなる芯材の場合、軽量性には優れているが、外
皮層のみで強度を保持させているため野球用バツ
トとしての強度（主に芯材の打球部圧縮強度およ
びグリツプ部の曲げ強度や耐久性等の物性が劣
り、又、バツトとしての重量バランスを容易に変
更することができないという欠点があつた。
本考案者は上記合成樹脂発泡体からなる芯材を
多数の長繊維で長手方向に補強することにより芯
材の強度を改善することを試みた。しかし、芯材
の軽量性および成形性を損うことなく芯材の打球
部の圧縮強度を向上させることはできなかつた。
多数の長繊維で長手方向に補強することにより芯
材の強度を改善することを試みた。しかし、芯材
の軽量性および成形性を損うことなく芯材の打球
部の圧縮強度を向上させることはできなかつた。
更に本考案者は鋭意検討した結果、多数の長繊
維に均一に合成樹脂液を含浸させたものを長手方
向に揃えて発泡成形させて芯材を成形する際に、
芯材の打球部の内部に所定の体積、重量を有する
棒状体を位置せしめ、棒状体の重量増加に相当す
る分長繊維又は合成樹脂液の使用量を減らし、芯
材の打球部に相当する発泡空間を挟めることによ
り、芯材の軽量性を損うことなく芯材の打球部の
圧縮強度を向上させることができると共に、棒状
体の密度や形状を変えることにより芯材の重量バ
ランスを容易に変更することができることが判明
した。
維に均一に合成樹脂液を含浸させたものを長手方
向に揃えて発泡成形させて芯材を成形する際に、
芯材の打球部の内部に所定の体積、重量を有する
棒状体を位置せしめ、棒状体の重量増加に相当す
る分長繊維又は合成樹脂液の使用量を減らし、芯
材の打球部に相当する発泡空間を挟めることによ
り、芯材の軽量性を損うことなく芯材の打球部の
圧縮強度を向上させることができると共に、棒状
体の密度や形状を変えることにより芯材の重量バ
ランスを容易に変更することができることが判明
した。
本考案は叙上の欠点を解決することを目的とし
上記認識に基づいてなされたものであり、その要
脂は、連続する長繊維の長手方向に熱硬化性樹脂
液が均一に含浸され、発泡成形されてなる芯材本
体の打球部の内部に、繊維で補強された合成樹脂
発泡体であつて前記芯材本体よりも小なる密度を
有する棒状体が軸方向に向けて埋設されているこ
とを特徴とする。野球用バツト芯材に存する。
上記認識に基づいてなされたものであり、その要
脂は、連続する長繊維の長手方向に熱硬化性樹脂
液が均一に含浸され、発泡成形されてなる芯材本
体の打球部の内部に、繊維で補強された合成樹脂
発泡体であつて前記芯材本体よりも小なる密度を
有する棒状体が軸方向に向けて埋設されているこ
とを特徴とする。野球用バツト芯材に存する。
本考案における合成樹脂発泡体としては強度並
びに成形性の面から発泡後硬質の発泡体を生ずる
ものが好ましく、例えばポリウレタン樹脂、フエ
ノール樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂発泡体が
挙げられる。
びに成形性の面から発泡後硬質の発泡体を生ずる
ものが好ましく、例えばポリウレタン樹脂、フエ
ノール樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂発泡体が
挙げられる。
又、本考案における連続する長繊維としては、
ガラス繊維、炭素繊維、合成繊維等の無機あるい
は有機の各種長繊維が挙げられ、就中性能および
コストの面からロービング等のガラス長繊維が好
ましい。
ガラス繊維、炭素繊維、合成繊維等の無機あるい
は有機の各種長繊維が挙げられ、就中性能および
コストの面からロービング等のガラス長繊維が好
ましい。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第１図は本考案野球用バツト芯材の一例を示す正
面断面図、第２図は第１図−線における断面
図である。
第１図は本考案野球用バツト芯材の一例を示す正
面断面図、第２図は第１図−線における断面
図である。
１はガラス繊維等の連続する長繊維１１で長手
方向に補強された熱硬化性樹脂発泡体１２よりな
る芯材本体である。
方向に補強された熱硬化性樹脂発泡体１２よりな
る芯材本体である。
熱硬化性樹脂発泡体１２は連続する長繊維１１
に熱硬化性樹脂液を均一に含浸させ、これを引揃
えて型内で発泡成形させて得られる。
に熱硬化性樹脂液を均一に含浸させ、これを引揃
えて型内で発泡成形させて得られる。
２は棒状体であり、例えばガラス繊維等で補強
された合成樹脂発泡体からなるものである。
された合成樹脂発泡体からなるものである。
芯材本体１の打球部３の内部に第２図に示す断
面円形の棒状体２が芯材本体１の軸方向に向けて
埋設されて野球用バツト芯材が構成されている。
面円形の棒状体２が芯材本体１の軸方向に向けて
埋設されて野球用バツト芯材が構成されている。
合成樹脂発泡体１２の発泡倍率、長繊維１１の
含有量は芯材本体１の軽量性およびグリツプ部４
の強度を損わないように決めればよく、例えば長
繊維１１の含有量が30〜50重量％であり、芯材本
体１の密度が、グリツプ部４で曲げ強度の面から
0.6〜0.8ｇ／cm3の範囲になるようにするのが望ま
しい。打球部３の密度はその内部に埋設される棒
状体２の断面積に左右されるが、普通のバツトの
寸法であれば棒状体２の断面積と打球部３の断面
積との比を0.3〜0.5位とすればよい。又、棒状体
２の長さ、太さ、密度や棒状体の埋設位置等によ
り重量バランスが変るので、芯材の重量とバラン
スに応じて決めればよい。長さは10〜40cm、密度
は0.3〜0.5ｇ／cm3、埋設位置は芯材本体１の先端
部とするのが好ましい。
含有量は芯材本体１の軽量性およびグリツプ部４
の強度を損わないように決めればよく、例えば長
繊維１１の含有量が30〜50重量％であり、芯材本
体１の密度が、グリツプ部４で曲げ強度の面から
0.6〜0.8ｇ／cm3の範囲になるようにするのが望ま
しい。打球部３の密度はその内部に埋設される棒
状体２の断面積に左右されるが、普通のバツトの
寸法であれば棒状体２の断面積と打球部３の断面
積との比を0.3〜0.5位とすればよい。又、棒状体
２の長さ、太さ、密度や棒状体の埋設位置等によ
り重量バランスが変るので、芯材の重量とバラン
スに応じて決めればよい。長さは10〜40cm、密度
は0.3〜0.5ｇ／cm3、埋設位置は芯材本体１の先端
部とするのが好ましい。
棒状体２は芯材本体１の内部に完全に埋設され
てもよいが、成形性の面から第１図の様に棒状体
２の一端が外部に露出するように埋設するのがよ
い。本考案バツト芯材の表面にエポキシ樹脂塗料
等を塗布し化粧層を形成してバツトとして使用す
る。本考案野球用バツト芯材は以上のように構成
されており、連続する長繊維の長手方向に熱硬化
性樹脂液が均一に含浸され、発泡成形されてなる
芯材本体の打球部の内部に、繊維で補強された合
成樹脂発泡体であつて前記芯材本体よりも小なる
密度を有する棒状体が軸方向に向けて埋設されて
いるから、棒状体の重量分だけ長繊維で補強され
た熱硬化性樹脂発泡体の重量を減らす（即ち長繊
維の含有量又は熱硬化性樹脂量を減らして発泡成
形させる）ことにより、芯材の軽量性を損うこと
なく芯材本体の打球部の発泡密度が増加するの
で、打球部の圧縮強度にすぐれた芯材が得られ
る。又、棒状体の密度や形状を変えることにより
容易に芯材の重量バランスを調整することが可能
である。
てもよいが、成形性の面から第１図の様に棒状体
２の一端が外部に露出するように埋設するのがよ
い。本考案バツト芯材の表面にエポキシ樹脂塗料
等を塗布し化粧層を形成してバツトとして使用す
る。本考案野球用バツト芯材は以上のように構成
されており、連続する長繊維の長手方向に熱硬化
性樹脂液が均一に含浸され、発泡成形されてなる
芯材本体の打球部の内部に、繊維で補強された合
成樹脂発泡体であつて前記芯材本体よりも小なる
密度を有する棒状体が軸方向に向けて埋設されて
いるから、棒状体の重量分だけ長繊維で補強され
た熱硬化性樹脂発泡体の重量を減らす（即ち長繊
維の含有量又は熱硬化性樹脂量を減らして発泡成
形させる）ことにより、芯材の軽量性を損うこと
なく芯材本体の打球部の発泡密度が増加するの
で、打球部の圧縮強度にすぐれた芯材が得られ
る。又、棒状体の密度や形状を変えることにより
容易に芯材の重量バランスを調整することが可能
である。
第１図は本考案の一例を示す正面断面図、第２
図は第１図−線における断面図である。 １……芯材本体、１１……長繊維、１２……熱
硬化性樹脂発泡体、２……棒状体、３……打球
部、４……グリツプ部。
図は第１図−線における断面図である。 １……芯材本体、１１……長繊維、１２……熱
硬化性樹脂発泡体、２……棒状体、３……打球
部、４……グリツプ部。
Claims (1)
- 連続する長繊維の長手方向に熱硬化性樹脂液が
均一に含浸され、発泡成形されてなる芯材本体の
打球部の内部に、繊維で補強された合成樹脂発泡
体であつて前記芯材本体よりも小なる密度を有す
る棒状体が軸方向に向けて埋設されていることを
特徴とする野球用バツト芯材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982031823U JPS58136173U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 野球用バツト芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982031823U JPS58136173U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 野球用バツト芯材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58136173U JPS58136173U (ja) | 1983-09-13 |
| JPS6223505Y2 true JPS6223505Y2 (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=30043476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982031823U Granted JPS58136173U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 野球用バツト芯材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58136173U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0824730B2 (ja) * | 1988-02-04 | 1996-03-13 | 美津濃株式会社 | 繊維強化プラスチックス製バット及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555643A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-16 | Ube Industries | Baseball bat body |
| JPS5549103U (ja) * | 1978-09-25 | 1980-03-31 |
-
1982
- 1982-03-05 JP JP1982031823U patent/JPS58136173U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555643A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-16 | Ube Industries | Baseball bat body |
| JPS5549103U (ja) * | 1978-09-25 | 1980-03-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58136173U (ja) | 1983-09-13 |
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