JP2000042155A - Frp製バット - Google Patents
Frp製バットInfo
- Publication number
- JP2000042155A JP2000042155A JP10231196A JP23119698A JP2000042155A JP 2000042155 A JP2000042155 A JP 2000042155A JP 10231196 A JP10231196 A JP 10231196A JP 23119698 A JP23119698 A JP 23119698A JP 2000042155 A JP2000042155 A JP 2000042155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bat
- slit
- frp
- elastic body
- hitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/0081—Substantially flexible shafts; Hinged shafts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/54—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 FRP製バットの打球部に、各種の構造物を
介在させて反発特性を向上させる従来のバットの問題点
である、打球部の重量が増加しバランスが悪くなった
り、打球部の剛性が高くなり過ぎて反発特性が低下した
り、パイプ等の構造物を固着するのにコストがかかると
いった点を改善する。 【解決手段】 FRP製バットの打球部5に長手方向に
スリット1を設け、打球時のバットのたわみ量を大きく
することで反発特性を向上させるようにする。
介在させて反発特性を向上させる従来のバットの問題点
である、打球部の重量が増加しバランスが悪くなった
り、打球部の剛性が高くなり過ぎて反発特性が低下した
り、パイプ等の構造物を固着するのにコストがかかると
いった点を改善する。 【解決手段】 FRP製バットの打球部5に長手方向に
スリット1を設け、打球時のバットのたわみ量を大きく
することで反発特性を向上させるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化プラスチ
ック(以下、FRPという。)製バットの反発特性の改
良に関するものである。
ック(以下、FRPという。)製バットの反発特性の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来FRP製バットは、合成樹脂の発泡
体を芯材とし、該芯材の周囲にグラスファイバーやカー
ボンファイバー等の繊維を複数層巻き付けた後、ほぼ製
品形状の型に入れ、合成樹脂を型内に注入し硬化させ中
実のFRP製バットに成形したり、バット形状の芯型の
周囲にグラスファイバーやカーボンファイバー等の繊維
を複数層巻き付けて合成樹脂を含浸し硬化させた後、芯
型を抜き取り中空のFRP製バットに成形したり、弾力
性を有するチューブの外周にグラスファイバーやカーボ
ンファイバー等のプリプレグを配設し、バット形状を有
する金型内に配置して、該チューブを膨張させ内圧によ
り熱圧成形している。また、FRP製バットの打球部の
耐久性の向上や、打球時のボールの反発特性の向上など
を目的として、打球部に各種の構造物を介在させる発明
が公知となっている。
体を芯材とし、該芯材の周囲にグラスファイバーやカー
ボンファイバー等の繊維を複数層巻き付けた後、ほぼ製
品形状の型に入れ、合成樹脂を型内に注入し硬化させ中
実のFRP製バットに成形したり、バット形状の芯型の
周囲にグラスファイバーやカーボンファイバー等の繊維
を複数層巻き付けて合成樹脂を含浸し硬化させた後、芯
型を抜き取り中空のFRP製バットに成形したり、弾力
性を有するチューブの外周にグラスファイバーやカーボ
ンファイバー等のプリプレグを配設し、バット形状を有
する金型内に配置して、該チューブを膨張させ内圧によ
り熱圧成形している。また、FRP製バットの打球部の
耐久性の向上や、打球時のボールの反発特性の向上など
を目的として、打球部に各種の構造物を介在させる発明
が公知となっている。
【0003】その一例を示すと、特開平3−24736
5号では、内層が発泡芯材、外層が強化プラスチックか
らなるバットの、打撃部の発泡芯材にアルミ合金ないし
強化プラスチックのバックアップ用パイプを一体化した
ものが示されている。また、特公昭50−5100号や
実開平4−20372号では、グラスファイバーやカー
ボンファイバー等の繊維を複数積層した筒状本体の打球
部に、軽合金ないし熱可塑性プラスチックのパイプを一
体化したものが示されている。
5号では、内層が発泡芯材、外層が強化プラスチックか
らなるバットの、打撃部の発泡芯材にアルミ合金ないし
強化プラスチックのバックアップ用パイプを一体化した
ものが示されている。また、特公昭50−5100号や
実開平4−20372号では、グラスファイバーやカー
ボンファイバー等の繊維を複数積層した筒状本体の打球
部に、軽合金ないし熱可塑性プラスチックのパイプを一
体化したものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら打球部
にパイプ等の構造物を介在させる発明は、打球部の重量
が増加しバランスが悪くなったり、打球部の剛性が高く
なり過ぎて反発特性が低下したり、パイプ等の構造物を
固着するのにコストがかかるといった問題点があった。
にパイプ等の構造物を介在させる発明は、打球部の重量
が増加しバランスが悪くなったり、打球部の剛性が高く
なり過ぎて反発特性が低下したり、パイプ等の構造物を
固着するのにコストがかかるといった問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、FR
P製バットの打球部に長手方向にスリットを設け、打球
時のバットのたわみ量を大きくすることで反発特性を向
上させるようにしたものである。また、該スリットに弾
性体を挿入固着することで、打球時のバットの反発弾性
に弾性体の反発弾性が加わり、一層反発特性が向上する
とともに打球後の振動を吸収し、手がしびれることを防
止することができる。
P製バットの打球部に長手方向にスリットを設け、打球
時のバットのたわみ量を大きくすることで反発特性を向
上させるようにしたものである。また、該スリットに弾
性体を挿入固着することで、打球時のバットの反発弾性
に弾性体の反発弾性が加わり、一層反発特性が向上する
とともに打球後の振動を吸収し、手がしびれることを防
止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のFRP製バットは、従来
のFRP製バットと同様に合成樹脂の発泡体の芯材の周
囲にFRPの外殻を形成したり、バット形状の芯型ない
し弾力性を有するチューブの外周に、外殻を形成するF
RP材料を配設し、熱圧成形により中空のFRP製バッ
トを形成したもので、これらのFRP製バットの打球部
に、長手方向にスリットを設けたものである。
のFRP製バットと同様に合成樹脂の発泡体の芯材の周
囲にFRPの外殻を形成したり、バット形状の芯型ない
し弾力性を有するチューブの外周に、外殻を形成するF
RP材料を配設し、熱圧成形により中空のFRP製バッ
トを形成したもので、これらのFRP製バットの打球部
に、長手方向にスリットを設けたものである。
【0007】スリットは、打球部の一部に長手方向に設
けることもできるし、バット本体の先端から打球部全体
にかけて、長手方向に複数のスリットを設けることもで
きる。
けることもできるし、バット本体の先端から打球部全体
にかけて、長手方向に複数のスリットを設けることもで
きる。
【0008】なお、スリットは強度や耐久性の面から4
本以下が好ましく、バットの軸芯の回りに等間隔に設け
ることが望ましい。また、スリットの幅は、最大で5m
m、好ましくは1〜2mmが良い。
本以下が好ましく、バットの軸芯の回りに等間隔に設け
ることが望ましい。また、スリットの幅は、最大で5m
m、好ましくは1〜2mmが良い。
【0009】さらに、スリットに弾性体を挿入固着する
ことで、反発特性の向上や振動吸収をするとともに、バ
ット内部に異物が入ったり、スリットに異物が挟まった
りすることを防止できる。
ことで、反発特性の向上や振動吸収をするとともに、バ
ット内部に異物が入ったり、スリットに異物が挟まった
りすることを防止できる。
【0010】上記スリットに挿入固着する弾性体は、反
発弾性および振動吸収に優れたブタジエン系ラバー、ウ
レタンラバー、ポリエチレン系ラバーなどのラバーやポ
リスチレン系、ポリウレタン系ないしオレフィン系の熱
可塑性エラストマーなどを用いる。
発弾性および振動吸収に優れたブタジエン系ラバー、ウ
レタンラバー、ポリエチレン系ラバーなどのラバーやポ
リスチレン系、ポリウレタン系ないしオレフィン系の熱
可塑性エラストマーなどを用いる。
【0011】弾性体は紐状ないし軸芯よりスリットの外
周面まで板状のものを用いる。
周面まで板状のものを用いる。
【0012】紐状のものは、横断面が矩形形状またはT
字形状のものを用いるが、T字形状のものを打球部内部
より取り付けると、スリットから弾性体が抜け飛ぶ恐れ
がなくなる。
字形状のものを用いるが、T字形状のものを打球部内部
より取り付けると、スリットから弾性体が抜け飛ぶ恐れ
がなくなる。
【0013】板状のものは、バットの軸芯よりスリット
の外周面まで、軸芯に直交する方向に延設された板状の
もので、予めスリットの位置に合わせて成形しておき、
バット本体の先端よりスリットに挿入固着する。従っ
て、バットの軸芯に対して左右対称に2本のスリットを
設けたバットでは平板状となり、バットの軸芯の回りに
120°の間隔で3本のスリットを設けたバットでは、
軸芯の回りに120°の間隔で軸芯に直交する方向に延
設された板状となり、バットの軸芯の回りに90°の間
隔で4本のスリットを設けたバットでは、バットの軸芯
の上下左右に直交する方向に延設された板状となる。
の外周面まで、軸芯に直交する方向に延設された板状の
もので、予めスリットの位置に合わせて成形しておき、
バット本体の先端よりスリットに挿入固着する。従っ
て、バットの軸芯に対して左右対称に2本のスリットを
設けたバットでは平板状となり、バットの軸芯の回りに
120°の間隔で3本のスリットを設けたバットでは、
軸芯の回りに120°の間隔で軸芯に直交する方向に延
設された板状となり、バットの軸芯の回りに90°の間
隔で4本のスリットを設けたバットでは、バットの軸芯
の上下左右に直交する方向に延設された板状となる。
【0014】スリットおよび弾性体の機能を有効に作用
させるためには、スリットとスリットの中間部で打球す
ることが望ましいので、打球部にマークを印刷するなど
して打球ポイントを表示することが好ましい。
させるためには、スリットとスリットの中間部で打球す
ることが望ましいので、打球部にマークを印刷するなど
して打球ポイントを表示することが好ましい。
【0015】
【実施例】本発明に係る実施例を図面を用いて説明する
と、図1の(a)、(b)に示すFRP製バットは、合
成樹脂の発泡体の芯材4の周囲にFRPの外殻を形成
し、先端キャップ3を取り付けたものである。スリット
1は、バット本体2の先端2aから打球部5全体にかけ
て5mmの幅で、長手方向に軸芯6を中心としてバット
本体2および芯材4を板状に切削し形成する。次に、先
端キャップ3をバット本体2の先端2aより嵌入する深
さまで芯材4を切削し、該スリット1に適合する板状に
成形したブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布
し、スリット1に挿入固着している。次に、芯材4の先
端側からバット本体2の先端2aまで突き出た弾性体7
と嵌合するように溝を形成した先端キャップ3をバット
本体2に取り付けている。また、A−A断面図に示すよ
うに、スリット1に挿入固着した弾性体7に対し、直角
方向の打球部5表面に、打球部5であることを示すマー
ク8をスクリーン印刷している。
と、図1の(a)、(b)に示すFRP製バットは、合
成樹脂の発泡体の芯材4の周囲にFRPの外殻を形成
し、先端キャップ3を取り付けたものである。スリット
1は、バット本体2の先端2aから打球部5全体にかけ
て5mmの幅で、長手方向に軸芯6を中心としてバット
本体2および芯材4を板状に切削し形成する。次に、先
端キャップ3をバット本体2の先端2aより嵌入する深
さまで芯材4を切削し、該スリット1に適合する板状に
成形したブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布
し、スリット1に挿入固着している。次に、芯材4の先
端側からバット本体2の先端2aまで突き出た弾性体7
と嵌合するように溝を形成した先端キャップ3をバット
本体2に取り付けている。また、A−A断面図に示すよ
うに、スリット1に挿入固着した弾性体7に対し、直角
方向の打球部5表面に、打球部5であることを示すマー
ク8をスクリーン印刷している。
【0016】図2の(a)、(b)に示すFRP製バッ
トは、先端部を封止した中空のFRP製バットの打球部
5の一部に、軸芯6に対して左右対称に2本のスリット
1を形成し、スリット1に適合する横断面が矩形形状で
紐状のブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布
し、該スリット1に挿入固着したものである。
トは、先端部を封止した中空のFRP製バットの打球部
5の一部に、軸芯6に対して左右対称に2本のスリット
1を形成し、スリット1に適合する横断面が矩形形状で
紐状のブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布
し、該スリット1に挿入固着したものである。
【0017】図3の(a)、(b)に示すFRP製バッ
トは、先端部を封止した中空のFRP製バットの先端2
bから打球部5全体にかけて、軸芯6を含む長手方向に
5mmの幅でスリット1を形成し、スリット1に適合す
る横断面が矩形形状で紐状のブタジエン系ラバーの弾性
体7に接着剤を塗布し、該スリット1に挿入固着したも
のである。なお、1本の長い弾性体7を、打球部5〜バ
ットの先端2b〜打球部5とスリット1に挿入固着する
ことは作業性が悪いので、弾性体7を数本に分けて挿入
固着するようにしても良い。
トは、先端部を封止した中空のFRP製バットの先端2
bから打球部5全体にかけて、軸芯6を含む長手方向に
5mmの幅でスリット1を形成し、スリット1に適合す
る横断面が矩形形状で紐状のブタジエン系ラバーの弾性
体7に接着剤を塗布し、該スリット1に挿入固着したも
のである。なお、1本の長い弾性体7を、打球部5〜バ
ットの先端2b〜打球部5とスリット1に挿入固着する
ことは作業性が悪いので、弾性体7を数本に分けて挿入
固着するようにしても良い。
【0018】図4の(a)、(b)に示すFRP製バッ
トは、バット本体2の先端2aの開口部に先端キャップ
3を取り付けた中空のFRP製バットで、バット本体2
の先端2aから打球部5全体にかけて3本のスリット1
を、バットの軸芯6の回りに120°の間隔で形成し、
スリット1に適合する横断面が矩形形状で紐状のブタジ
エン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布し、該スリット
1に挿入固着したものである。
トは、バット本体2の先端2aの開口部に先端キャップ
3を取り付けた中空のFRP製バットで、バット本体2
の先端2aから打球部5全体にかけて3本のスリット1
を、バットの軸芯6の回りに120°の間隔で形成し、
スリット1に適合する横断面が矩形形状で紐状のブタジ
エン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布し、該スリット
1に挿入固着したものである。
【0019】図5の(a)、(b)に示す実施例は、バ
ットの軸芯6の回りに120°の間隔で、バットの打球
部5に3本のスリット1を設けた中空のFRP製バッ
ト、およびバットの軸芯6の回りに90°の間隔で、バ
ットの打球部5に4本のスリット1を設けた中空のFR
P製バットで、該スリット1に板状の弾性体7を挿入固
着した打球部5断面図である。
ットの軸芯6の回りに120°の間隔で、バットの打球
部5に3本のスリット1を設けた中空のFRP製バッ
ト、およびバットの軸芯6の回りに90°の間隔で、バ
ットの打球部5に4本のスリット1を設けた中空のFR
P製バットで、該スリット1に板状の弾性体7を挿入固
着した打球部5断面図である。
【0020】図6に示す実施例は、バットの軸芯6の回
りに120°の間隔で、バットの打球部5に3本のスリ
ット1を形成し、該スリット1に横断面がT字形状で紐
状のブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布し、
打球部5内部よりスリット1に挿入固着した中空のFR
P製バットの打球部5断面図である。このように、弾性
体7をT字形状にすることで、T字形状の頭部9が打球
部5内部に当接固着されるので、スリット1から弾性体
7が抜け飛ぶ恐れがなくなる。
りに120°の間隔で、バットの打球部5に3本のスリ
ット1を形成し、該スリット1に横断面がT字形状で紐
状のブタジエン系ラバーの弾性体7に接着剤を塗布し、
打球部5内部よりスリット1に挿入固着した中空のFR
P製バットの打球部5断面図である。このように、弾性
体7をT字形状にすることで、T字形状の頭部9が打球
部5内部に当接固着されるので、スリット1から弾性体
7が抜け飛ぶ恐れがなくなる。
【0021】
【発明の効果】本発明によるFRP製バットは、バット
の打球部に長手方向にスリットを設けることにより、構
造的に柔軟性の大きなバットにすることができ、打球時
にバットのたわみ量が大きくなり、反発特性が向上す
る。
の打球部に長手方向にスリットを設けることにより、構
造的に柔軟性の大きなバットにすることができ、打球時
にバットのたわみ量が大きくなり、反発特性が向上す
る。
【0022】さらに、スリットに弾性体を挿入固着する
ことで、打球時のバット本体の反発弾性に弾性体の反発
弾性が加わり、一層反発特性が向上するとともに、打球
後の振動を吸収し、手がしびれることを防止することが
できる。また、バット内部に異物が入ったり、スリット
に異物が挟まったりすることを防止できる。
ことで、打球時のバット本体の反発弾性に弾性体の反発
弾性が加わり、一層反発特性が向上するとともに、打球
後の振動を吸収し、手がしびれることを防止することが
できる。また、バット内部に異物が入ったり、スリット
に異物が挟まったりすることを防止できる。
【0023】打球部に各種の構造物を介在させて反発特
性を向上させる従来のバットの問題点である、打球部の
重量が増加しバランスが悪くなったり、打球部の剛性が
高くなり過ぎて反発特性が低下したり、パイプ等の構造
物を固着するのにコストがかかるといった点を改善する
ことができる。
性を向上させる従来のバットの問題点である、打球部の
重量が増加しバランスが悪くなったり、打球部の剛性が
高くなり過ぎて反発特性が低下したり、パイプ等の構造
物を固着するのにコストがかかるといった点を改善する
ことができる。
【図1】(a)は先端キャップを取り付けたFRP製バ
ットの実施例を示す部分断面図、(b)は(a)のA−
A線断面図である。
ットの実施例を示す部分断面図、(b)は(a)のA−
A線断面図である。
【図2】(a)は先端部を封止した中空のFRP製バッ
トの実施例の側面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
トの実施例の側面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
【図3】(a)は先端部を封止した中空のFRP製バッ
トの他の実施例の側面図、(b)は(a)のC−C線断
面図である。
トの他の実施例の側面図、(b)は(a)のC−C線断
面図である。
【図4】(a)はバット本体の先端から打球部全体にか
けて、3本のスリットを設けた中空のFRP製バットの
実施例の側面図、(b)は(a)のD−D線断面図であ
る。
けて、3本のスリットを設けた中空のFRP製バットの
実施例の側面図、(b)は(a)のD−D線断面図であ
る。
【図5】(a)はバットの軸芯の回りに120°の間隔
で、バットの打球部に3本のスリットを設けた中空のF
RP製バットのスリットに、板状の弾性体を挿入固着し
た打球部断面図、(b)はバットの軸芯の回りに90°
の間隔で、バットの打球部に4本のスリットを設けた中
空のFRP製バットのスリットに板状の弾性体を挿入固
着した打球部断面図である。
で、バットの打球部に3本のスリットを設けた中空のF
RP製バットのスリットに、板状の弾性体を挿入固着し
た打球部断面図、(b)はバットの軸芯の回りに90°
の間隔で、バットの打球部に4本のスリットを設けた中
空のFRP製バットのスリットに板状の弾性体を挿入固
着した打球部断面図である。
【図6】横断面をT字形状にした紐状の弾性体を取り付
けた実施例を示す打球部断面図である。
けた実施例を示す打球部断面図である。
1 スリット 2 バット本体 2a 先端 2b 先端 3 先端キャップ 4 芯材 5 打球部 6 軸芯 7 弾性体 8 マーク 9 頭部
フロントページの続き Fターム(参考) 4F204 AA36 AA45 AD17 AG07 AG21 AH59 EA03 EB01 EB11 EW02 EW50
Claims (5)
- 【請求項1】 バットの打球部(5)に、長手方向にス
リット(1)を設けたことを特徴とするFRP製バッ
ト。 - 【請求項2】 バット本体(2)の先端(2a)から打
球部(5)にかけて、長手方向に複数のスリット(1)
を設けたことを特徴とする請求項1記載のFRP製バッ
ト。 - 【請求項3】 前記スリット(1)を、バットの軸芯
(6)に対して左右対称に2本設けたことを特徴とする
請求項1または2記載のFRP製バット。 - 【請求項4】 前記スリット(1)に、弾性体(7)を
挿入固着したことを特徴とする請求項1、2または3記
載のFRP製バット。 - 【請求項5】 前記スリット(1)に、バットの軸芯
(6)よりスリット(1)の外周面まで、軸芯(6)に
直交する方向に延設された板状の弾性体(7)を挿入固
着したことを特徴とする請求項4記載のFRP製バッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10231196A JP2000042155A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | Frp製バット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10231196A JP2000042155A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | Frp製バット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000042155A true JP2000042155A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16919856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10231196A Pending JP2000042155A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | Frp製バット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000042155A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7575527B2 (en) | 2006-09-20 | 2009-08-18 | Prince Sports, Inc. | Composite bat having a single, hollow primary tube structure |
US7727095B2 (en) | 2006-05-29 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Hockey stick having a single, hollow primary tube |
US7727096B2 (en) | 2005-07-18 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Composite hockey stick system |
US7883434B2 (en) * | 2006-08-26 | 2011-02-08 | Prince Sports, Inc. | Composite bat having a multiple tube structure |
US7909713B2 (en) | 2006-05-22 | 2011-03-22 | Prince Sports, Inc. | Shaft for a sports stick such as a hockey stick |
KR200480984Y1 (ko) * | 2016-01-26 | 2016-07-29 | 장석원 | 야구배트 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10231196A patent/JP2000042155A/ja active Pending
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