JP3071088U - スキーポール - Google Patents

スキーポール

Info

Publication number
JP3071088U
JP3071088U JP2000000798U JP2000000798U JP3071088U JP 3071088 U JP3071088 U JP 3071088U JP 2000000798 U JP2000000798 U JP 2000000798U JP 2000000798 U JP2000000798 U JP 2000000798U JP 3071088 U JP3071088 U JP 3071088U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ski pole
thin layer
shaft body
case
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000000798U
Other languages
English (en)
Inventor
國品 尤
Original Assignee
國品 尤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 國品 尤 filed Critical 國品 尤
Priority to JP2000000798U priority Critical patent/JP3071088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071088U publication Critical patent/JP3071088U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性、振動吸収特性、静電気防止特性お
よび木の材質のような外観を有するスキーポールを提供
する。 【解決手段】 硬質性材料または軟質性材料で作られて
いる1つのケースと、ケースの回りを覆う、少なくとも
1つの巻き付け可能なまたは所定のストライプを有する
木の材料から作られている薄い層20とが設けられてい
るシャフトボディー16を備えている。スキーポール1
0は、シャフト12、シャフト12の一方の端部に設け
られているハンドル11、シャフト12の他方の端部
(固定端18)に固定されている止めプレート14およ
び1本のインサートポール15から構成されており、耐
摩耗性、振動吸収特性、静電気防止特性および木の材質
のような外観を有することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スキーポールに関する。
【従来の技術】
従来のスキーポールはアルミ合金で製造されている。アルミ合金製のスキーポー ルは使用中に大きな応力およびねじれが生じやすく、また、シャフトボディーは 摩耗しやすく、曲がりやすい。このため、アルミ合金製スキーポールは実用的と はいえない。それを改善するため、最近、繊維補強プラスチックを用いてシャフ トボディーの弾性を高めたものが製造されている。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、シャフトボディーを雪地の中に差し込む力が大きい場合、シャフ トボディーはそのもろさのために裂けてしまうことがある。シャフトボディーが 裂けてしまうと、シャフトを持つ手に不快感が生じ、怪我をすることもある。 また、従来のスキーポールの材料は、金属や複合材料が用いられているが、シャ フトボディーは硬質であるため、視覚的にも触覚的にも硬いイメージがある。繊 維補強プラスチックを用いて製造されているスキーポールにカーボン繊維を含有 させる場合、環境、摩擦、曲がり具合または風のシャーなどの作用に影響され、 使用時にはシャフトボディーの表面に静電気が生じてしまう。
【0003】 そこで本考案の目的は、耐摩耗性、振動吸収特性、静電気防止特性および木の 材質のような外観を有するスキーポールを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本考案の請求項1記載のスキーポールによると、 1つの長いシャフトから構成されるシャフトボディーを有し、シャフトボディー は硬質性材料もしくは軟質性材料で作られている1つのケース、ならびにケース の回りを覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定のストライプが形成されて いる木の材料から作られている薄い層を備えているので、耐摩耗性、振動吸収特 性、静電気防止特性および木の材質のような外観を有することができる。
【0005】 本考案の請求項2記載のスキーポールによると、1つの長いシャフトから構成 されるシャフトボディーを有し、シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性 材料で作られている1つのケース、ならびにケースの所定の部分を覆う少なくと も1つの巻き付け可能かつ所定のストライプが形成されている木の材料から作ら れている薄い層を備えているので、スキーポールの回りに薄い層の異なる密度分 布が形成され、それらの異なる振動伝導率によって振動をよりよく吸収すること ができる。
【0006】 本考案の請求項3記載のスキーポールによると、1つの長いシャフトから構成 されるシャフトボディーを有し、シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性 材料で作られている1つのケース、ケースの所定の部分を覆う少なくとも1つの 巻き付け可能かつ所定のストライプが形成されている木の材料から作られている 薄い層、ならびにケースの所定の部分を覆う1枚の繊維織層を備える設けられて いるので、シャフトボディーの補強および保護がさらに可能になる。
【0007】 本考案の請求項4記載のスキーポールによると、薄い層の内側表面が1枚の繊 維補強プラスチック層で覆われているので、耐摩耗性が得られる。
【0008】 本考案の請求項5記載のスキーポールによると、薄い層の外側表面が1枚のガ ラス繊維層で覆われているので、シャフトボディーの補強および保護が可能にな る。
【0009】 本考案の請求項6記載のスキーポールによると、薄い層の厚さは、0.05m mから0.3mmであるので、静電気を効率よく防止することが可能である。
【0010】 本考案の請求項7記載のスキーポールによると、ケースの内部にプラスチック を発泡して形成した1つのセンター部が設けられているので、振動をよりよく吸 収することが可能になる。
【0011】 本考案の請求項8記載のスキーポールによると、1つの長いシャフトボディー と1個の固定端とを備え、シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料で 作られている1つのケース、ならびにケースの所定の部分を覆う少なくとも1つ の巻き付け可能かつ所定のストライプが形成されている木の材料から作られてい る薄い層が設けられており、固定端は止めプレートが設けられているので、耐摩 耗性、振動吸収特性、静電気防止特性および木の材質のような外観を有すること が可能である。
【0012】 本考案の請求項9記載のスキーポールによると、1つの長いシャフトボディー と1個の固定端とを備え、シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料で 作られている1つのケース、ケースの所定の部分を覆う少なくとも1つの巻き付 け可能かつ所定のストライプが形成されている木の材料から作られている薄い層 、ならびにケースの所定の部分を覆う1枚の繊維織層が設けられており、固定端 は止めプレートが設けられている備えているので、スキーポールの回りに薄い層 と繊維織層との異なる密度分布が形成され、それらの異なる振動伝導率によって 振動をよりよく吸収することができる。
【0013】 本考案の請求項10記載のスキーポールによると、固定端の表面は、薄い層で 覆われているので、耐摩耗性、振動吸収特性、静電気防止特性および木の材質の ような外観を有することが可能である。
【0014】 本考案の請求項11記載のスキーポールによると、薄い層の内側表面は、1枚 の繊維補強プラスチック層で覆われているので、耐摩耗性が得られる。
【0015】 本考案の請求項12記載のスキーポールによると、薄い層の外側表面は、1枚 のガラス繊維層で覆われているので、補強効果が得られる。
【0016】 本考案の請求項13記載のスキーポールによると、薄い層の厚さは、0.05 mmから0.3mmであるので、静電気を効率よく防止することが可能である。
【0017】 本考案の請求項14記載のスキーポールによると、ケースの内部にプラスチッ クを発泡して形成したセンター部が設けられているので、振動をよりよく吸収す ることが可能である。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1に示すように、スキーポール10は、シャフト12、シャフト12の一方 の端部に設けられているハンドル11、シャフト12の他方の端部に固定されて いる止めプレート14および1本のインサートポール15から構成されている。 シャフト12は、1本の長いシャフトボディー16および1個の固定端18から 形成されており、固定端18には止めプレート14とインサートポール15とが 設けられている。
【0019】 長いシャフトボディー16の断面は円形状であり、繊維補強プラスチックまた はアルミ合金で作られたケース19が設けられており、ケース19全体の回りに 木の材料からなる薄い層20が覆われている。薄い層20は、0.1mmの厚さ の木の材料の薄い片をケース19全体の回りに巻き、貼り付けることにより形成 されている。用いられる木の材料の薄い片の厚さは、0.05mmから0.3m mである。
【0020】 木の材料の薄い片をシャフト12の回りに完全に巻き付けるため、図2に示す ように、あらかじめ木の材料の薄い片の内側に、1枚の繊維補強プラスチック織 板22(例えば、エポキシ樹脂に浸されたガラス繊維層)が貼り付けられている 。本実施例では、外層は木の材料のストライプが呈され、親しみのある、柔らか い感じが得られる。つまり、視覚においても触覚においてもよりよい感じが得ら れる。また、外表面での静電気防止や静電気伝導防止が可能となる。
【0021】 (第2実施例) 図3に示すように、薄い層20をシャフト12の回りに巻き付けた後、その外 側表面に1枚の透明な繊維補強プラスチック層24を貼り付けてもよい。透明な 繊維補強プラスチック層24は、薄い層20の損傷を防ぐことができる。
【0022】 (第3実施例) 図4に示すように、木の材料の薄い層32がシャフトボディー34の中央部し か覆っていない他は、第1実施例と同様である。スキーポールの回りに薄い層の 異なる密度分布が形成され、それらの異なる振動伝導率によってよりよい振動を 吸収することができる。
【0023】 (第4実施例) 図5に示すように、スキーポール40のシャフトボディー42の両端部(固定 端44を含む)の表面に各1枚の繊維織層45および46(繊維織チューブまた は織り布)が巻き付けられ、シャフトボディーが補強されている。中央部には1 枚の木の材料の薄い層48が設けられている。
【0024】 (第5実施例) 図6に示すように、スキーポール50のシャフトボディー52の中央部表面に 1枚の繊維織層54(繊維織チューブまたは織り布)が覆われている他は、第1 実施例と同様である。
【0025】 (第6実施例) 図7に示すように、スキーポール60のシャフトボディー62の表面は、3個の 木の材料の薄い層62、64および66と2個の繊維織層68および70で覆わ れている。固定端72の表面は木の材料の薄い層72で覆われている。 図8に示すように、各実施例のスキーポールのシャフトボディーの断面は、円形 状であるほか、シャフトボディー16aの断面のような形状を呈することもでき る。図9に示すように、楕円形状のケースの内部中間に補強リブが設けられてい てもよい。この補強リブによって、より硬質のシャフトボディー16bを形成す ることができる。
【0026】 (第7実施例) 図10に示すように、第1実施例でのスキーポール10のシャフトボディー1 6のケース19の内部に発泡の材質で作られたセンター部80が流し込まれてい る。これにより、シャフトボディー16は振動をよりよく吸収することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例によるスキーポールを示す
部分分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例によるスキーポールを、図
1の2-2線で切断した断面図である。
【図3】本考案の第2実施例によるスキーポールを、図
1の2-2線で切断した断面図である。
【図4】本考案の第3実施例によるスキーポールを示す
部分分解斜視図である。
【図5】本考案の第4実施例によるスキーポールを示す
部分分解斜視図である。
【図6】本考案の第5実施例によるスキーポールを示す
部分分解斜視図であ。
【図7】本考案の第6実施例によるスキーポールを示す
部分分解斜視図である。
【図8】本考案の別の実施例によるスキーポールを、図
1の2-2線で切断した断面図である。
【図9】本考案の別の実施例によるスキーポールを、図
1の2-2線で切断した断面図である。
【図10】本考案の第7実施例によるスキーポールを、
図1の2-2線で切断した断面図である。
【符号の説明】
10 スキーポール 11 ハンドル 12 シャフト 14 止めプレート 16 シャフトボディー 18 固定端 19 ケース 20 薄い層 24 繊維補強プラスチック層 18 固定端 45 繊維織層 80 センター部

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの長いシャフトから構成されるシャ
    フトボディーを有し、 前記シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料
    で作られている1つのケース、ならびに前記ケースの回
    りを覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定のスト
    ライプが形成されている木材から作られている薄い層を
    備え、 木の材質のような外観を有することを特徴とするスキー
    ポール。
  2. 【請求項2】 1つの長いシャフトから構成されるシャ
    フトボディーを有し、 前記シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料
    で作られている1つのケース、ならびに前記ケースの所
    定の部分を覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定
    のストライプが形成されている木の材料から作られてい
    る薄い層を備え、 木の材質のような外観を有することを特徴とするスキー
    ポール。
  3. 【請求項3】 1つの長いシャフトから構成されるシャ
    フトボディーを有し、 前記シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料
    で作られている1つのケース、前記ケースの所定の部分
    を覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定のストラ
    イプが形成されている木の材料から作られている薄い
    層、ならびに前記ケースの所定の部分を覆う1枚の繊維
    層を備えることを特徴とするスキーポール。
  4. 【請求項4】 前記薄い層の内側表面が1枚の繊維補強
    プラスチック層で覆われていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載のスキーポール。
  5. 【請求項5】 前記薄い層の外側表面が1枚のガラス繊
    維層で覆われていることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のスキーポール。
  6. 【請求項6】 前記薄い層の厚さは、0.05mmから
    0.3mmであることを特徴とする請求項1、2または
    3記載のスキーポール。
  7. 【請求項7】 前記ケースの内部にプラスチックを発泡
    して形成した1つのセンター部が設けられていることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のスキーポール。
  8. 【請求項8】 1つの長いシャフトボディーと1個の固
    定端とを備え、 前記シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料
    で作られている1つのケース、ならびに前記ケースの所
    定の部分を覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定
    のストライプが形成されている木の材料から作られてい
    る薄い層が設けられており、前記固定端は止めプレート
    が設けられていることを特徴とするスキーポール。
  9. 【請求項9】 1つの長いシャフトボディーと1個の固
    定端とを備え、 前記シャフトボディーは硬質性材料もしくは軟質性材料
    で作られている1つのケース、前記ケースの所定の部分
    を覆う少なくとも1つの巻き付け可能かつ所定のストラ
    イプが形成されている木の材料から作られている薄い
    層、ならびに前記ケースの所定の部分を覆う1枚の繊維
    層が設けられており、前記固定端は止めプレートが設け
    られていることを特徴とするスキーポール。
  10. 【請求項10】 前記固定端の表面は、前記薄い層で覆
    われていることを特徴とする請求項8または9記載のス
    キーポール。
  11. 【請求項11】 前記薄い層の内側表面は、1枚の繊維
    補強プラスチック層で覆われていることを特徴とする請
    求項8または9記載のスキーポール。
  12. 【請求項12】 前記薄い層の外側表面は、1枚のガラ
    ス繊維層で覆われていることを特徴とする請求項8また
    は9記載のスキーポール。
  13. 【請求項13】 前記薄い層の厚さは、0.05mmか
    ら0.3mmであることを特徴とする請求項8または9
    記載のスキーポール。
  14. 【請求項14】 前記ケースの内部にプラスチックを発
    泡して形成したセンター部が設けられていることを特徴
    とする請求項8または9記載のスキーポール。
JP2000000798U 2000-02-17 2000-02-17 スキーポール Expired - Fee Related JP3071088U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000798U JP3071088U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スキーポール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000798U JP3071088U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スキーポール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3071088U true JP3071088U (ja) 2000-08-22

Family

ID=43204444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000798U Expired - Fee Related JP3071088U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スキーポール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3071088U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4399992A (en) Structural member having a high strength to weight ratio and method of making same
JPH0446776Y2 (ja)
KR920016811A (ko) 활손잡이
JP3071088U (ja) スキーポール
CA2293950A1 (en) Improvement on hockey stick
JP3079318U (ja) ラケット枠
US4135732A (en) Skis
US4283050A (en) Racket frame
US5507486A (en) Tennis racket frame
JP3070138U (ja) ホッケー用スティック
JP2000042155A (ja) Frp製バット
JPH0335350Y2 (ja)
JPH0341728Y2 (ja)
JPH08192748A (ja) 通行遮断棒
CN220989586U (zh) 羽球拍的减振握把构造
JP3063673U (ja) ゴルフバット
JPH0624792B2 (ja) 釣竿等の長尺体
JP3003829B2 (ja) 球技用バット
JPH0423583Y2 (ja)
JP3292350B2 (ja) プロペラシャフトおよびその製造方法
US4429874A (en) Game racquet frame
JP3078270U (ja) 滑板車の滑板
JPH0623319Y2 (ja) スキー
GB2193897A (en) Shaft of composite racket frame
JPS6223505Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees