JPS62234969A

JPS62234969A - プリンタ

Info

Publication number: JPS62234969A
Application number: JP7871286A
Authority: JP
Inventors: Naoyuki Yokoyama; 横山　尚幸; Yasukuni Komata; 安国小俣
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1986-04-05
Filing date: 1986-04-05
Publication date: 1987-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産Ｌｈ（２１旧租を艷本発明はプリンタ、特にシリアルプリンタに関する。

鴛］ヱυえ避一般にシリアルプリンタにおいては、テキストモードと
グラフィックモード等の印字モードに応じてキャリッジ
移動ピッチを適宜変換する必要がある。

これらの対策として、分解能の高いステップモータを使
用したり、減速機を搭載し、ギヤあるいはプーリを介し
てキャリッジの移動ピッチを可変とする方策が考えられ
る。

■が”しようとする。　占しかしながら、上記の手段では、キャリッジの移動速度
が遅くなるため分解能が高い場合は迅速処理ができない
という問題点がある。また、ギヤ比の切換手段によって
キャリッジの移動ピッチを可変とすることも考えられる
が、この場合においてはいわゆる「印字ズレ」が生じる
虞がある。

本発明は従来のこのような問題点を解決して、安価かつ
簡易な構造でもって容易に文字サイズが可変可能となる
プリンタを提供することを目的とする。

。　占を！するための゛上記目的を達成するため本発明に係るプリンタは、記録
紙が巻き付けられるプラテンと、印字要素列を有する記
録ヘッドが搭載されたキャリッジと、該キャリッジを上
記プラテンの軸心方向に往復運動させるための駆動機構
とを備え、該駆動機構が、ターンテーブルと、該ターン
テーブルに連結された第１のステップモータと、該第１
のステップモータに係合されてキャリッジを往復運動さ
せるためのベルトと、上記ターンテーブルに係合し、該
ターンテーブルを回転駆動させる第２のステップモータ
とからなることを特徴としている。

立−Ｕ上記構成によれば、第１、第２のステップモータを単独
で駆動したり、両者を加算的或いは減算的に駆動するこ
とにより、キャリッジの移動ピッチが任意に変えられ、
所望の移動ピッチでもって印字することができる。

スー」［−ガ以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。

第１図において、１はプリンタの一例としてのシリアル
プリンタであって、記録紙２が巻き掛けられて図示省略
の改行手段にて間欠的に回動される円柱状のプラテン３
と、該プラテン３に並設された１対のガイドレール４．
４と、該１対のガイドレール４．４に懸架されて記録紙
２に印字動作をなすキャリッジ５と、該キャリッジ５を
矢印Ａ方向に往復運動させるための駆動機構６とを備え
てなる。

具体的には、キャリッジ５は、内部が中空状に形成され
た略直方体のキャリッジ本体７と、該キャリッジ本体７
のプラテン側に形成された凹溝８内部に配設される印字
要素列が搭載された記録へラド９と、該記録ヘッド９表
面に摺動可能となるように巻取機構１０を介して張設さ
れたインクリボン１１と、からなる。

しかして、上記印字要素列は複数個の発熱素子が所定間
隔に配設されてなり、個々の発熱素子に選択的に通電す
ることによって、いわゆる「ジュール熱」を発生させ、
インクリボン１１に塗布された溶融性インクが溶融され
、転写されて記録紙２に文字、図形等が表わされるので
ある。

駆動機構６は、ターンテーブル１２と、該ターンテーブ
ル１２に搭載固定された第１のステップモータ１３と、
該第１のステップモータ１３の軸１４に固定されたプー
リ１５と、該プーリ１５に係合されてキャリッジ５を往
復運動させるためのエンドレスのタイミングベルト１６
と、上記ターンテーブル１２に周設された歯部１７と噛
合されるギヤ１８が軸心１９に固定された第２のステッ
プモータ２０と、からなる。

尚、前記第１のステップモータ１３は図示省略のスリッ
プリング等を介して給電される。また、第１のステップ
モータ１３の駆動ピッチａは第２のステップモータ２０
の駆動ピッチｂより小さく設定され、本実施例において
は、第２図の波形図に示す如く、その比が１：１０に設
定される。

そして上記夫々のモータ１３．２０に付与される夫々の
ステップ数ｎｌ＋　ｎ２が任意に選択可能となるような
制御部（図示せず）が前記駆動機構６に接続される。こ
のように構成されたプリンタにおいては、第１のステッ
プモータ１３又は／及び第２のステップモータ２０を適
宜駆動させるとキャリッジ５の移動ピッチが駆動ピッチ
ａ、ｂに対応して決定され、所望の文字サイズを記録紙
２に転写することができる。すなわち、第１のステップ
モータ１３のみを駆動ピッチａでもって駆動させた場合
は、第２図（１）に示す如く、該駆動ピッチａが大きい
ため、高速でもってキャリッジ５の矢印Ａの方向の往復
運動が可能となり、ドラフトモード及びキャリッジリタ
ーン等の動作に適合する。また第２のステップモータ２
０のみを駆動ピッチｂでもって駆動させた場合は、第２
図（ＩＩ）に示す如く、駆動ピッチｂが小さいため、キ
ャリッジ５の移動速度は遅いが高分解能の印字が可能と
なって、レタークォリティ印字あるいはグラフィック印
字等に好都合となるのである。さらに、上記夫々のモー
タ１３．２０を夫々の駆動ピッチａ、ｂでもって駆動さ
せた場合は、キャリッジ５の移動ピンチが合成され、よ
り高速となるので、より迅速な処理が可能となると共に
、図示省略の前記制御部を介して夫々のモータ１３．２
０に付与される夫々のステップ数ｎｔ＋　ｎｔが任意に
選択可能とされて、種々のキャリッジ５の移動ピッチが
実現されるのである。

すなわち、この移動ピッチをＰとすると、Ｐは、Ｐ＝ａｘｎ＋＋ｂｘｎｚ　　（加算型）（ｉ）又はｐ＝ａｘｎ、−ｂＸｎｚ　　（減算型）　　（ｉｔ）で
表出される。第３図は（ｉ）又は（ｉｉ）を適用して移
動ピッチを算出した図例を示すものであり、夫々の選択
されたステップ数ｎｌ＋ｎ２は第１表に示した。

（以下余白）第　　１　　表但しａ：ｂ＝１０：１このようにキャリッジの移動ピッチＰが種々変換可能と
され、文字印字においても文字幅及び文字間隔を自在に
設定することができ、−行当りの文字数を任意に設定し
たり、任意の印字速度に設定することができ、容易に全
角文字、半角文字、倍角文字等の所望の文字でもって印
字されるのである。さらにキャリッジリターン等印字に
関係なく高速移動のみが要求される場合は上記（ｉ）式
で示される加算型を選択することによって、従来のよう
なステップモータ１基だけの場合よりもキャリッジ５の
移動速度が速（なって、迅速処理を行なうことができる
。

第４図は、他の応用例を示すものであって、マイクロプ
ロセッサ等で自動制御することにより、（Ｉ）及び（Ｉ
Ｉ）に示すような種々の移動ピッチＰでもって、連続的
に印字することができ、より広範囲の用途に適用するこ
とができるのである。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものでなく要旨を
逸脱しない範囲において設計変更は自由であり、ギヤ１
８の代わりにプーリを介してターンテーブル１２と第２
ステップモータ２０とを互いに摺動させるも好ましい。

また、上記モータ１３．２０の夫々の駆動ピッチａ。

ｂは整数に限定されることはなく、任意の無理数に設定
するも好ましく、その場合は適用範囲がさらに広がる。

）凱■四困上記の如く本発明に係るプリンタはその駆動機構６が、
ターンテーブル１２と、該ターンテーブル１２に取付け
られた第１のステップモータ１３と、該第１のステップ
モータ１３に係合されてキャリフジ５を往復運動させる
ためのベルト１６と、上記ターンテーブル１２に係合し
、該ターンテーブルを回転駆動するための第２ステップ
モータ２０とからなるので、高速かつ高分解能のキャリ
ッジ５の駆動が可能となり、用途に応じていずれの駆動
形態をとるか選択することができ、便利である。また、
２基のモータ１３．２０を使用しており、個々のモータ
１３、２０に対して厳しい性能が要求されず、安価に製
造することができる。さらに高分解能にもかかわらず開
ループ制御をすることができ構造が簡易である。しかも
、ギヤ・プーリ等の切換操作が不必要なため、機構が簡
易であっていわゆる「印字ズレ」が生じる虞がないとい
う顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
ステップモータ及び第２ステップモータの夫々の駆動ピ
ッチを示すパルス波形図、第３図ハキャリッジの移動ピ
ンチを例示するパルス波形図、第４図は他の応用例を示
すパルス波形図である。２・・・記録紙、３・・・プラテン、５・・・キャリッ
ジ、６・・・駆動機構、９・・・記録ヘッド、１２・・
・ターンテーブル１２．１３・・・第１ステップモータ
、１６・・・ベルト、２０・・・第２ステップモータ２
０、ａ、ｂ・・・駆動ピ・ソチ、Ｐ・・・移動ピッチ。特許出願人　　　ミノルタカメラ株式会社代理人　弁理
士　中　島　　司　朗第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録紙２が巻き付けられるプラテン３と、印字要
素列を有する記録ヘッド９が搭載されたキャリッジ５と
、該キャリッジ５を上記プラテン３の軸心方向に往復運
動させるための駆動機構６とを備え、該駆動機構６が、ターンテーブル１２と、該ターンテー
ブル１２に取付けられた第１のステップモータ１３と、
該第１のステップモータ１３に係合されてキャリッジ５
を往復運動させるためのベルト１６と、上記ターンテー
ブル１２に係合し、該ターンテーブル１２を回転駆動さ
せる第２のステップモータ２０とからなることを特徴と
するプリンタ。
（２）上記第１ステップモータ１３の駆動ピッチａと上
記第２ステップモータ２０の駆動ピッチｂとが異なり、
かつ往復運動状態において上記キャリッジ５の移動ピッ
チｐが適宜選択可能とされた特許請求の範囲第１項に記
載のプリンタ。