JPS62233364A - 防水シ−トの施工方法 - Google Patents

防水シ−トの施工方法

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JPS62233364A
JPS62233364A JP7531686A JP7531686A JPS62233364A JP S62233364 A JPS62233364 A JP S62233364A JP 7531686 A JP7531686 A JP 7531686A JP 7531686 A JP7531686 A JP 7531686A JP S62233364 A JPS62233364 A JP S62233364A
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JP
Japan
Prior art keywords
construction
waterproof sheet
adhesive tape
sided adhesive
double
Prior art date
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Pending
Application number
JP7531686A
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English (en)
Inventor
茂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Publication of JPS62233364A publication Critical patent/JPS62233364A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防水シートの施工方法に関する。
(従来技術) 従来より、建築土木建造物の屋上下地面、ベランダ、床
、廊下及び壁等の下地面等に防水シート等の防水材を用
いて防水を施す場合、下地面に含まれる水分の蒸発及び
施工時に巻き込んだ空気が太陽熱によって膨張し、また
、施工時に用いる接着剤は一般に有m溶剤タイプのもの
であることから、施工後、有機溶剤の気化ガスや反応ガ
スが太陽熱によって膨張し、この膨張圧に起因し、部分
的に下地面と防水シートが剥離して隆起する、いわゆる
「膨れ(ブリスター)」現象がしばしば生じる。ここで
、従来一般に行われていた施工方法を説明すると、下地
面と防水シートの貼合面の全面に合成ゴム等よりなる接
着剤を塗布し一乾燥させてのち、両者を貼合するもので
ある。この施工方法による施工構造は第4図に示すよう
に、合成高分子ルーフィングの防水シー目1の片面に接
着剤13を塗布するともに下地12面上をプライマー処
理15シたのち、接着剤14を塗布して両者が貼合され
た施工構造となる。また、この「膨れ」現象を防止する
施工方法としては上述の施工方法における全面に行う接
着処理を部分的に行い、前記「膨れ」現象を防止する手
段等が用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記に例示した第4図の施工構造の場合では、第5図に
示すようにコンクリート等の下地12面に含有される水
分a、bは下地の層内及び下地12と防水シート11の
層間を蒸発しながら下地面と防水シートの接着力の弱い
部分または下地のジャンカ部16(他の部分より空隙の
多い粗の部分)に移動し、当該部分で膨張圧が高まるこ
とによって「膨れ」17を発生することを避けられえず
、「膨れコ防止の問題を解決することができない。また
、部分的に接着処理することによって防水シートを下地
面に敷設する施工方法でも所詮は有機溶剤タイプの接着
剤を用いるものであって、接着剤の塗布後、所定の乾燥
時間をとる必要があり、作業者の熟練度及び気象条件に
よって施工品質にバラツキが生じやすく、かつ所定の接
着強度が得られているか否かの確認もできず、施工コス
トも高額となる問題がある。
さらに、有機溶剤タイプの接着剤は低温時に使用すると
、有機溶剤の蒸発気化作用によって接着剤塗布面の表面
に結露が発生しやすく、接着性能が低下するばかりでな
く、作業ができなくなる問題もあり、有機溶剤タイプの
接着剤を用いる場合にはその運搬や取扱・保管に特に留
意する必要があり、有機溶剤の取扱資格の有無によって
施工上の制約を受ける場合もある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点にかんがみ、発明されたものであ
って、施工後に「膨れ」現象の発生がなく、しかも施工
が節単で熟練者でなくても容易に施工できるばかりでは
なく、施工能率もきわめて良好な防水シートの施工方法
を捷供しようというものである。
以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、下地面上
に部分的に貼合した粘着性テープを介して防水シートを
敷設することを特徴とする防水シートの施工方法である
つぎに、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による防水シートの施工状態を示す一部
拡大断面図、第2図は第1図における防水シートの施工
状態における水分の移動状況を示す一部拡大断面図、第
3図はコンクリート角部に本発明施工方法を適用した場
合の断面図である。
第1図において、符号1は下地、2は下地面の上に部分
的(たとえば、敷設すべき防水シートの長辺あるいは短
辺方向に相当する部分にストライプ状に数列)に仮貼着
された粘着性テープ、3は両面粘着性テープを介して敷
設された防水シートである。また、Aは貼合部分を示し
、Bは非貼合部分である。なお、下地面に両面粘着性テ
ープを貼合する際には図示しないが、あらかじめ、両面
粘着性テープの下地との貼合面に水性タイプの接着剤を
塗布しておくが、これにより下地面に対して両面粘着性
テープが強固に接着してその位置決めが確実となる。一
方、両面粘着性テープの他の片面には水性タイプの接着
剤を塗布しな(とも防水シートの敷設後の転圧だけで防
水シートが両面粘着性テープに完全に接着され、施工後
に位置ずれをおこすことがない。
また、本発明で用いる両面粘着性テープとはたとえば、
イソフ゛チレンーイソフ゛レンゴム(夏IR)、スチレ
ン−ブタジェンゴム(S B R)、クロロプレンゴム
(CR)等の合成ゴム、天然ゴム及びアクリル樹脂等に
粘着付与剤を添加した粘着性を有する材料よりなる両面
に粘着性を有するような通常、厚さ0.2〜3.0 m
の帯状物を意味するが、この粘着性テープの中間層ある
いはいずれか一方の片面に織布、不織布または寒冷紗を
介在もしくは貼合せしめれば脱気性・脱水蒸気性の点か
ら見てより望ましい。
第2図において、符号CならびにDは下地面からの水分
の移動状況を示し、Eはジャンカ部である。
第3図において、符号4は片面粘着性テープであり、防
水シートの端部を被覆するように貼合されている。なお
、ここで、片面粘着性テープとは前述の両面粘着性テー
プの片面に銅、銀、アルミニウム等の金属箔もしくはエ
チレン−プロピレン−ジエン・ターポリマー(EPDM
)、イソブチレン−イソプレンゴム(IIR)等の加硫
ゴムあるいは合成織布・不織布・ガラス繊維布等を貼合
したもので、片面のみに粘着性を有し、通常、厚さ0.
3〜3.01の帯状物を意味する。
(実施例) つぎに、本発明施工方法を屋上防水工事に適用した場合
を例としてその施工手順について説明する。
第1に、屋上の下地面に両面粘着性テープを敷設されう
る防水シートの最小ユニットの両端部及びその中間に概
ね平均するように4列、SBRエマルジョン型の接着剤
を介して所定間隔をおいて貼合した。ついで、その上に
防水シートとしてIIR/EPDMの加硫ゴムシートを
被覆して敷設しし、ローラでもって転圧し、圧着した。
かくのごとき本発明による防水シートの施工方法による
防水構造について約1年間外観観察を行った結果、「膨
れ」現象などの異常は全く認められなった。
(作用) 本発明防水シートの施工方法によれば、第1図のような
防水構造となるので、下地面に含有される水分は太陽熱
の影響によって蒸発しても第2図に示すように非貼合部
分に分散されていくものであるので、従来の防水施工構
造による場合のように、いわゆる部分的な「膨れ」現象
を生じることはない。
(発明の効果) 以上のように構成される本発明防水シートの施工方法に
よれば、つぎに示すような効果を奏する。
(1)  本発明によれば、施工後、下地面に含有され
る水分の蒸発があっても蒸気は下地面と貼合していない
部分、すなわち、非貼合部分へ移動して広く分散するの
で、部分的に残留した水蒸気の膨張圧による防水シート
の部分的な「膨れ」の発生も全(ない。
(2)また、本発明によれば、防水シートと下地面との
間に多少の空気を巻き込んで施工した場合でも下地面に
防水シートが貼合されていない部分(非貼合部分)によ
って分散され、部分的に空気が残留することがなく、し
たがって、残留した空気の膨張にともなう防水シートの
「膨れ」の発生も全くない。
(3)そして、本発明によれば、両面粘着性テープを下
地面に貼合する際に用いる接着剤は有機溶剤タイプのも
のでなく、水性タイプのものを用いても両面粘着テープ
の粘着力との相乗効果によって下地面に位置ずれするこ
とな(、強固に接着を期待できる。
したがって、水性タイプの接着剤を用いることができる
ことから作業時の中毒や火災のおそれもなく、安全な作
業がおこなえるメリットもある。
(4)  また、本発明によれば、基本的に両面粘着性
テープが具備する密着力(粘着力)によって防水シート
を下地面に貼合することができ、この両面粘着性テープ
の粘着力はほぼ一定のものであって、従来の接着剤塗布
の場合のように現場で調整するものではないので、取扱
作業者による接着のバラツキが発生しにくり、常に安定
した施工品質のものが得られ、施工手段自体も非常に簡
素化されているので作業者の熟練度を必要とせずに施工
することができる。
(5)  さらに、本発明によれば、下地面の所定部分
に部分的に両面粘着性テープを貼合すれば、あとはその
上に防水シートを被覆して敷設し、ローラで転圧するだ
けでよいので専用の粘着性テープ貼付転圧機などにより
機械的に防水シートを施工することが可能であって防水
施工の機械化を図ることも可能となるメリットがある。
(6)付言すれば、本発明により下地面に施工した防水
シートの端部には片面粘着性テープの使用によって施工
品質が安定するものであるが、この片面粘着性テープは
両面粘着性テープの片面に織布や不織布を貼合しただけ
のものであるので、現場でも簡単に作ることができるメ
リットもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による防水シートの施工状態を示す一部
拡大断面図、第2図は第1図における防水シートの施工
状態における水分の移動状況を示す一部拡大断面図、第
3図はコンクリート角部に本発明施工方法を適用した場
合の断面図、第4図は従来の防水シート施工方法による
施工構造の断面図、第5図は第4図の施工構造における
水分の移動状況にともなう「膨れ」の発生を示す断面図
である。 1・・・下地、2・・・両面粘着性テープ、3・・・防
水シート、4・・・片面粘着性テープ、11・・・防水
シート、12・・・下地、13・14・・・接着剤、1
5・・・ブライマー処理、16・・・ジャンカ部、17
・・・膨れ、a −b・・・水分の移動状況、A・・・
貼合部分、B・・・非貼合部分、C−D・・・下地面か
らの水分の移動状況、E・・・ジャンカ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下地面上に部分的に貼合した両面粘着性テープを介して
    防水シートを敷設することを特徴とする防水シートの施
    工方法。
JP7531686A 1986-03-31 1986-03-31 防水シ−トの施工方法 Pending JPS62233364A (ja)

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JP7531686A JPS62233364A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 防水シ−トの施工方法

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JP7531686A JPS62233364A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 防水シ−トの施工方法

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JPS62233364A true JPS62233364A (ja) 1987-10-13

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JP7531686A Pending JPS62233364A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 防水シ−トの施工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160034045A (ko) * 2014-09-19 2016-03-29 배문옥 교면용 자착식 복합방수시트 및 이를 이용한 방수공법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173724A (en) * 1974-12-20 1976-06-25 Nitto Eng Service Konkuriitoso oyobi haisuikono uchibaribosuikoho
JPS5636820B2 (ja) * 1976-04-06 1981-08-26

Patent Citations (2)

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