JPS6223220Y2 - - Google Patents

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JPS6223220Y2
JPS6223220Y2 JP7902282U JP7902282U JPS6223220Y2 JP S6223220 Y2 JPS6223220 Y2 JP S6223220Y2 JP 7902282 U JP7902282 U JP 7902282U JP 7902282 U JP7902282 U JP 7902282U JP S6223220 Y2 JPS6223220 Y2 JP S6223220Y2
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JP
Japan
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motor
thyristor
circuit
output signal
speed
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JP7902282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導電動機の過大電流を抑制する誘導
電動機装置の保護回路に関する。
誘導電動機の1次巻線に双方向三端子サイリス
タを直列に接続し、この双方向三端子サイリスタ
の点弧位相を制御して誘導電動機の回転速度を制
御する装置は従来一般に慣用されており、その代
表的な装置例を第1図に示す。
第1図はかかる従来の誘導電動機の速度制御装
置を示す回路図で、1は交流電源、2はスイツ
チ、3は過電流継電器、4は双方向三端子サイリ
スタ(以下サイリスタと称す)、5はサイリスタ
4の過電流に対する保護ヒユーズ、6は誘導電動
機(以下電動機と称す)、7は電動機6の回転速
度を検出する速度計発電機、8は速度設定器であ
る。9は速度設定器8で速度設定された設定信号
と速度計発電機7よりの出力信号とを比較し、そ
の偏差出力を増幅し、さらに電動機6が乱調現象
を起すことなく安定な運転動作をなすための補償
を行う速度演算増幅回路であり、9aは比較器、
9bは増幅器を示す。10は位相制御増幅回路
で、速度演算増幅回路9の出力信号に応じてサイ
リスタ4の点弧位相を制御する。
このような構成の速度制御装置において電動機
6の運転始動は速度設定器8により予め電動機6
の回転速度を設定し、スイツチ2を閉路すれば、
交流電源1より過電流継電器3、保護ヒユーズ
5、サイリスタ4を介して電動機6に電力が供給
され、電動機6は回転し速度制御される。かかる
制御回路には半導体部品およびコンデンサ、抵抗
等がプリント配線され、高信頼度の電子部品で構
成されている。しかし外部からの何らかの原因
(例えば高電圧、大電流しや断または電源歪等)
により、正常動作するはずの制御回路が外部の影
響を受け、サイリスタ4が誤点弧する場合が起り
得る。いま電動機6の低速時に、仮にサイリスタ
4が全点弧した場合、電動機6には交流電源1か
らスイツチ2、過電流継電器3、保護ヒユーズ
5、サイリスタ4を通して電動機6に過大電流が
供給される結果となり、過電流継電器3の動作
や、保護ヒユーズ5の溶断、さもなくばサイリス
タ4の永久破損および電動機6の焼損に結びつ
く。
本考案は上述したような問題に対処するために
なされたもので、以下本考案を実施例図面にもと
づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図で、図
中第1図と同一符号のものは同一構成部分を示
す。第2図において11は電動機6の供給電圧を
検出する電動機1次電圧検出回路で、6個のダイ
オード11a〜11fをブリツジ接続した整流回
路の直流側端子間に、平滑用コンデンサ11g
と、電流制限抵抗11hとフオートカツプラ11
iとの直列接続回路が、並列に接続されている。
このダイオード・ブリツジ整流回路の直流側と平
滑用コンデンサ11gとの接続端子より、電流制
限抵抗11hを介してフオートカツプラ11iの
ダイオードに電流を流す。すなわち電流機1次電
圧の大きさに比例した電流がフオートカツプラ1
1iの光電流信号となり電動機1次電圧検出回路
11から出力される。12は電圧演算増幅回路
で、12aは比較器、12bは増幅器、12cは
ダイオードである。電圧演算増幅回路12に入力
される前記速度演算増幅回路9の出力信号と、電
動機1次電圧検出回路11の出力の出力信号とが
比較器12aで比較され、その偏差出力が、いま
仮に電動機1次電圧検出回路11の出力信号が速
度演算増幅回路9の出力信号より大きくなつた場
合は、比較器12aの出力は負の電位となるので
増幅器12bの入力には負の電位が与えられる。
従つて増幅器12bの出力は低電位となり、ダイ
オード12cを介して電圧演算増幅回路12の出
力は論理回路13の入力端子に低電位で入力され
る。論理回路13には図示の如く位相制御増幅回
路10の出力信号と電圧演算増幅回路12の出力
信号が与えられている。論理回路13の論理積に
より低電位が優先されるので、論理回路13の出
力すなわちサイリスタ4のゲートは低電位とな
り、ゲートブロツク状態に保持される。
また、これとは逆に比較器12aで比較された
偏差出力が、速度演算増幅回路9の出力信号が電
動機1次電圧検出回路11の出力信号の出力より
大きい場合は、比較器12aの出力は高電位とな
り、増幅器12bの出力は高電位信号となるダイ
オード12cで阻止される。従つてサイリスタ4
のゲートは位相制御増幅回路10よりの出力信号
が与えられ、電動機6は速度制御される。
外部からの何らかの原因で、サイリスタ4の3
個全部または3個のうち1個でも全点弧状態にな
つた場合、上述した如く電動機1次電圧からのマ
イナー制御によりすみやかにゲートブロツクする
ことによつて、サイリスタ4はもとより電動機6
を過電流から保護する。
なお本考案の実施例においては双方向三端子サ
イリスタを用いて説明したが、逆並列接続した通
常のサイリスタでも同様である。
上述したように本考案は、ダイオードおよび比
較器、増幅器、論理回路等のシンプルな回路構成
であり、保護回路全体が低価格化となるため実用
価値が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導電動機の速度制御装置を示
す回路図、第2図は本考案の一実施例を示す回路
図である。 1……交流電源、2……スイツチ、3……過電
流継電器、4……サイリスタ、5……保護ヒユー
ズ、6……誘導電動機、7……速度計発電機、8
……速度設定器、9……速度演算増幅回路、10
……位相制御増幅回路、11……電動機1次電圧
検出回路、12……電圧演算増幅回路、13……
論理回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導電動機の1次巻線と直列にサイリスタを接
    続し、該サイリスタを位相制御して前記電動機を
    駆動する装置において、前記電動機の一次電圧の
    異常レベルを検出する電圧検出回路を設け、速度
    制御指令を与える速度演算増幅回路の出力信号と
    前記電圧検出回路の出力信号とを比較し、該電圧
    検出回路の出力信号が大なるとき前記サイリスタ
    のゲートに、ゲート信号の停止条件となるように
    構成したことを特徴とする誘導電動機装置の保護
    回路。
JP7902282U 1982-05-31 1982-05-31 誘導電動機装置の保護回路 Granted JPS58183036U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7902282U JPS58183036U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 誘導電動機装置の保護回路

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JP7902282U JPS58183036U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 誘導電動機装置の保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183036U JPS58183036U (ja) 1983-12-06
JPS6223220Y2 true JPS6223220Y2 (ja) 1987-06-13

Family

ID=30088219

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JP7902282U Granted JPS58183036U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 誘導電動機装置の保護回路

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JPS58183036U (ja) 1983-12-06

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