JPH0649438Y2 - プレス機械の制御装置 - Google Patents
プレス機械の制御装置Info
- Publication number
- JPH0649438Y2 JPH0649438Y2 JP1527389U JP1527389U JPH0649438Y2 JP H0649438 Y2 JPH0649438 Y2 JP H0649438Y2 JP 1527389 U JP1527389 U JP 1527389U JP 1527389 U JP1527389 U JP 1527389U JP H0649438 Y2 JPH0649438 Y2 JP H0649438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- main motor
- press machine
- control
- flywheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はメーンモータの回生制動動作中に停電などが
発生してもメイン遮断器のヒューズが溶断しないように
したプレス機械のメーンモータ制御装置に関する。
発生してもメイン遮断器のヒューズが溶断しないように
したプレス機械のメーンモータ制御装置に関する。
従来メーンモータに直流モータを使用したプレス機械で
は、上記メーンモータの制御をサイリスタレオナード装
置などにより行っている。
は、上記メーンモータの制御をサイリスタレオナード装
置などにより行っている。
また上記サイリスタレオナード装置ではオーバランや速
度減速設定、停止などの制御の際回生制動を行ってい
る。
度減速設定、停止などの制御の際回生制動を行ってい
る。
しかしサイリスタレオナード装置に使用されているサイ
リスタは、一度オンされると電流が保持電流以下になる
までオン状態に維持されるため、従来の制御装置のよう
にサイリスタの制御電源をライン電源より取出している
ものでは、回生制動中に停電が発生したり、不用意にメ
インスイッチがオフにされると、サイリスタがオン状態
となったままになって電流制御が不能となるため、回路
に直流短絡電流が発生する。
リスタは、一度オンされると電流が保持電流以下になる
までオン状態に維持されるため、従来の制御装置のよう
にサイリスタの制御電源をライン電源より取出している
ものでは、回生制動中に停電が発生したり、不用意にメ
インスイッチがオフにされると、サイリスタがオン状態
となったままになって電流制御が不能となるため、回路
に直流短絡電流が発生する。
その結果メイン遮断器のヒューズが溶断されて高価なヒ
ューズをその都度交換しなければならないため不経済で
あると共に、メイン遮断器を屡屡点検しなければならな
いため作業性も低下するなどの不具合があった。
ューズをその都度交換しなければならないため不経済で
あると共に、メイン遮断器を屡屡点検しなければならな
いため作業性も低下するなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、回生制動中に停電などが発生してもメイン遮断器の
ヒューズが溶断されないようにしたプレス機械の制御装
置を提供しようとするものである。
で、回生制動中に停電などが発生してもメイン遮断器の
ヒューズが溶断されないようにしたプレス機械の制御装
置を提供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、フライホィール
を有し、かつメーンモータに直流モータを使用すると共
に、上記メーンモータをサイリスタレオナード装置によ
り制御するようにしたプレス機械の制御装置において、
上記メーンモータの駆動系に、フライホィールに蓄積さ
れたエネルギーにより回転駆動される発電機を設けると
共に、この発電機により発電された電力により回生制動
制御中の制御電源を得てサイリスタレオナード装置のサ
イリスタを制御することにより、回生制動中に停電が発
生したり、不用意にメインスイッチがオフされてもサイ
リスタ制御により短絡電流が発生しないようにしたプレ
ス機械の制御装置を提供しようとするものである。
を有し、かつメーンモータに直流モータを使用すると共
に、上記メーンモータをサイリスタレオナード装置によ
り制御するようにしたプレス機械の制御装置において、
上記メーンモータの駆動系に、フライホィールに蓄積さ
れたエネルギーにより回転駆動される発電機を設けると
共に、この発電機により発電された電力により回生制動
制御中の制御電源を得てサイリスタレオナード装置のサ
イリスタを制御することにより、回生制動中に停電が発
生したり、不用意にメインスイッチがオフされてもサイ
リスタ制御により短絡電流が発生しないようにしたプレ
ス機械の制御装置を提供しようとするものである。
この考案を図示の一実施例を参照して詳述すると、図に
おいて1は図示しないプレス機械に設けられた直流モー
タよりなるメインモータで、無端ベルト2を介してフラ
イホィール3を回転駆動するようになっている。
おいて1は図示しないプレス機械に設けられた直流モー
タよりなるメインモータで、無端ベルト2を介してフラ
イホィール3を回転駆動するようになっている。
4は上記メーンモータ1を制御するサイリスタレオナー
ド装置で、メイン遮断器に設けられたヒューズ5を介し
てライン電源6に接続されていると共に、上記サイリス
タレオナード装置4とメーンモータ1の間には、高速直
流遮断器7が設けられている。
ド装置で、メイン遮断器に設けられたヒューズ5を介し
てライン電源6に接続されていると共に、上記サイリス
タレオナード装置4とメーンモータ1の間には、高速直
流遮断器7が設けられている。
一方上記メーンモータ1にはタコジェネレータなどの発
電機8が接続されていて、回生制動中に停電が発生した
り、メインスイッチがオフされた場合、フライホィール
3に蓄積されたエネルギーにより上記メーンモータ1を
介して回転されるようになっている。
電機8が接続されていて、回生制動中に停電が発生した
り、メインスイッチがオフされた場合、フライホィール
3に蓄積されたエネルギーにより上記メーンモータ1を
介して回転されるようになっている。
そしてこのとき発電された電力は安定化電源9により一
定電圧に安定化された後、電流指令制御器10より電流制
限器11、可逆切換えロジック回路12及びパルス増幅器13
を介してサイリスタレオナード装置4の各サイリスタ4a
へ供給され、これによってサイリスタゲートが制御され
るようになるため、メーンモータ1の回生制動制御中に
停電などが発生しても、サイリスタを制御することによ
り短絡電流が発生するのを防止できるようになる。
定電圧に安定化された後、電流指令制御器10より電流制
限器11、可逆切換えロジック回路12及びパルス増幅器13
を介してサイリスタレオナード装置4の各サイリスタ4a
へ供給され、これによってサイリスタゲートが制御され
るようになるため、メーンモータ1の回生制動制御中に
停電などが発生しても、サイリスタを制御することによ
り短絡電流が発生するのを防止できるようになる。
なお、フライホィール3により回転駆動される発電機8
が発生する電圧は、回転数により変化するので、プレス
仕様で決められた回転数の最低値から高速直流遮断器7
がトリップする時間により減少する速度で発生する電圧
を制御電源の基準値となるように安定化電源9で制御し
ている。
が発生する電圧は、回転数により変化するので、プレス
仕様で決められた回転数の最低値から高速直流遮断器7
がトリップする時間により減少する速度で発生する電圧
を制御電源の基準値となるように安定化電源9で制御し
ている。
また図中15は上記サイリスタレオナード装置4の基本制
御回路である。
御回路である。
この考案は以上詳述したように、メーンモータの回生制
動制御中に停電が発生したり、不用意にメインスイッチ
がオフされても、フライホィールに蓄積されたエネルギ
ーにより回転駆動される発電機で発電した電力によりサ
イリスタの制御に必要な制御電流を確保するようにした
ことから、回生制動中短絡電流が発生してメイン遮断器
のヒューズが溶断するのを未然に防止することができ
る。
動制御中に停電が発生したり、不用意にメインスイッチ
がオフされても、フライホィールに蓄積されたエネルギ
ーにより回転駆動される発電機で発電した電力によりサ
イリスタの制御に必要な制御電流を確保するようにした
ことから、回生制動中短絡電流が発生してメイン遮断器
のヒューズが溶断するのを未然に防止することができ
る。
これによって高価なヒューズを屡屡交換する必要がない
ので経済的であると共に、メイン遮断器を屡屡点検する
必要もないため作業性も向上する。
ので経済的であると共に、メイン遮断器を屡屡点検する
必要もないため作業性も向上する。
図面はこの考案の一実施例を示す回路図である。 1はメーンモータ、3はフライホィール、4はサイリス
タレオナード装置、7は高速直流遮断器、8は発電機。
タレオナード装置、7は高速直流遮断器、8は発電機。
Claims (2)
- 【請求項1】フライホィール3を有し、かつメーンモー
タ1に直流モータを使用すると共に、上記メーンモータ
1をサイリスタレオナード装置4により制御するように
したプレス機械の制御装置において、上記メーンモータ
1の駆動系に、フライホィール3に蓄積されたエネルギ
ーにより回転駆動される発電機8を設けると共に、この
発電機8により発電された電力により回生制動制御中の
制御電源を得るようにしてなるプレス機械の制御装置。 - 【請求項2】上記サイリスタレオナード装置4とメイン
モータ1の間に、サイリスタを保護する高速直流遮断器
7を設けてなる請求項1記載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527389U JPH0649438Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プレス機械の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527389U JPH0649438Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プレス機械の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02108600U JPH02108600U (ja) | 1990-08-29 |
JPH0649438Y2 true JPH0649438Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31227180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1527389U Expired - Lifetime JPH0649438Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プレス機械の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649438Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1527389U patent/JPH0649438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02108600U (ja) | 1990-08-29 |
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