JPS622319Y2 - - Google Patents

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JPS622319Y2
JPS622319Y2 JP5515582U JP5515582U JPS622319Y2 JP S622319 Y2 JPS622319 Y2 JP S622319Y2 JP 5515582 U JP5515582 U JP 5515582U JP 5515582 U JP5515582 U JP 5515582U JP S622319 Y2 JPS622319 Y2 JP S622319Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
duct
casing
bell mouth
suction
cylindrical
Prior art date
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Expired
Application number
JP5515582U
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English (en)
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JPS58158196U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ダクト設備とともに換気設備や冷
却設備を構成する軸流送風機に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
上記したこの種の軸流送風機のなかには、筒形
のケーシングに動翼を収め、ケーシングの吐出側
に対し、ダクトを接続するタイプのものがある。
従来のこの種のものは、第1図に示すように動翼
101を収めたケーシング102が、大気を直接
吸込むものとダクトを介して吸込むものとでは別
仕様となつている。第1図は、後者を示している
が、前者のものでは吸込側のダクト接続フランジ
103の代りにベルマウスが形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の軸流送風機においては、吸込側
にダクト接続フランジ103を備えたものとベル
マウスを備えたものとのあいだに融通性はなく、
適用場所に応じて機種を選定しなければならなか
つた。
この考案は、かかる従来の問題点を解消するた
めになされたもので、ダクトを介しての吸込み
も、ダクトを介さず直接的な吸込みも可能な吸込
み形式に融通性のある軸流送風機を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る軸流送風機は、動翼を収める筒
形ケーシングの吐出端側にはダクトを接続するた
めのフランジを形成し、吸込端側には、一方の開
放端にベルマウスを、他方の開放端にダクト接続
フランジをそれぞれ形成した筒形の補助ケーシン
グを接続してなり、上記補助ケーシングは、筒形
ケーシングの吸込端側にベルマウス側とダクト接
続フランジ側のいずれの方向からも嵌合接続しう
る構成としたものである。
〔作用〕
この考案においては、補助ケーシングを筒形ケ
ーシングの吸込端側にベルマウス側から嵌合接続
することによりダクト接続フランジを外側にしこ
れにダクトを接続することができ、ダクト接続フ
ランジ側から嵌合接続することによりベルマウス
を外側にしベルマウスから直接吸込ませることが
できる。
〔実施例〕
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
第2図に示す本考案の適用例としての軸流送風
機は円筒形の筒形ケーシング1内に動翼2と、こ
れを回転させるモータ3と、動圧の静圧化をはか
るための数枚の静翼4とが組込まれているもので
ある。筒形ケーシング1の吐出側開口端には接合
フランジ5が一体形成され、吐出側ダクト6Aを
接合状態に接続できるようになつている。筒形ケ
ーシング1の吸込側開口端は、そのままの径で開
口しているが、通常のこの種の軸流送風機とは異
なり、この開口部がそのまま吸込口とはなつてい
ない。すなわち、、筒形ケーシング1にはその吸
込側に、一方の開口端をベルマウス8となし、他
方の開口端に吸込側ダクト6Bを接続するダクト
接続フランジ7を形成した円筒形の補助ケーシン
グ9が外嵌合され、この補助ケーシング9のベル
マウス8又は、ダクト接続フランジ7側の開口端
のいずれか一方が実質的な吸込口となるのであ
る。補助ケーシング9は筒形ケーシング1に対し
軸方向にスライド可能に嵌め合わされていて、筒
形ケーシング1に対するスライド操作によつて、
ベルマウス8又はダクト接続フランジ7と筒形ケ
ーシング1内の動翼2との相対位置関係を調節す
ることができる。補助ケーシング9の筒形ケーシ
ング1に対するスライドは外側のねじ10の締め
付けによつて規制することができる。ただし、補
助ケーシング9は、筒形ケーシング1にベルマウ
ス8側及びダクト接続フランジ7側からの抜き差
しを可能に構成すれば、必ずしもスライドを許容
する嵌め合わせ形式をとらなくても所期の目的を
達成できるものである。
すなわち、本例の軸流送風機は、補助ケーシン
グ9の筒形ケーシング1に対する差し込み方向を
変えるだけで、ベルマウス8を通じて気体を吸込
ませることも、吸込側ダクト6Bを通じて気体を
吸込ませることもできるのである。吸込側ダクト
6Bによる吸込み形式をとる場合には、ベルマウ
ス8側から筒形ケーシング1に補助ケーシング9
を嵌装すれば、補助ケーシング9の開口端には吸
込側ダクト6Bを接続するためのダクト接続フラ
ンジ7が現われることになるのである(第3図参
照)。
なお、本例のものでは補助ケーシング9がスラ
イド可能であるため、動翼2から実質的な吸込口
であるベルマウス8までの距離のある範囲内での
変化が可能であり、サージング限界を変更させる
ことができるうえ、接続する吸込側ダクト6Bの
長さの或る程度の変更や変化に補助ケーシング9
のスライド操作によつて対応することもできる。
〔考案の効果〕
以上実施例による説明からも明らかなように本
考案の軸流送風機は、動翼を収める筒形ケーシン
グの吐出端側にはダクトを接続するためのフラン
ジを形成し、吸込端側には、一方の開放端にベル
マウスを、他方の開放端にダクト接続フランジを
それぞれ形成した筒形の補助ケーシングを接続し
てなり、上記補助ケーシングは、筒形ケーシング
の吸込端側にベルマウス側とダクト接続フランジ
側のいずれの方向からも嵌合接続しうる構成とし
たものであるから、補助ケーシングの装着方向を
変更するだけで、ベルマウスによる吸込み形式を
とることも、ダクトによる吸込み形式をとること
も可能である。すなわち、吸込み形式が固定的で
なく、融通性があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例としての軸流送風機を一部を省
略して示す断面図、第2図は、本考案の適用例と
しての軸流送風機を、一部を省略して示す断面
図、第3図は、補助ケーシングを差し変えた態様
を示す断面図である。なお、図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。 1……筒形ケーシング、2……動翼、3……モ
ータ、5……接合フランジ、6B……吸込側ダク
ト、7……ダクト接続フランジ、8……ベルマウ
ス、9……補助ケーシング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 動翼を収める筒形ケーシングの吐出端側には
    ダクトを接続するためのフランジを形成し、吸
    込端側には、一方の開放端にベルマウスを、他
    方の開放端にダクト接続フランジをそれぞれ形
    成した筒形の補助ケーシングを接続してなり、
    上記補助ケーシングは、筒形ケーシングの吸込
    端側にベルマウス側とダクト接続フランジ側の
    いずれの方向からも嵌合接続しうる構成である
    ことを特徴とする軸流送風機。 (2) 補助ケーシングが筒形ケーシングに対し軸方
    向にスライドできる構成である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の軸流送風機。
JP5515582U 1982-04-16 1982-04-16 軸流送風機 Granted JPS58158196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515582U JPS58158196U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 軸流送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515582U JPS58158196U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 軸流送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158196U JPS58158196U (ja) 1983-10-21
JPS622319Y2 true JPS622319Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=30065750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5515582U Granted JPS58158196U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 軸流送風機

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JP (1) JPS58158196U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58158196U (ja) 1983-10-21

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