JPS62231447A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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JPS62231447A
JPS62231447A JP61073632A JP7363286A JPS62231447A JP S62231447 A JPS62231447 A JP S62231447A JP 61073632 A JP61073632 A JP 61073632A JP 7363286 A JP7363286 A JP 7363286A JP S62231447 A JPS62231447 A JP S62231447A
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signal
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switched capacitor
tape
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手′gIt(第1図)F 
作用 G 実施例 G1トラッキング制御装置の構成 02 )ラッキング制御装置の動作 G3スイッチドキャパシタフィルタの回路例H発明の効
果 A 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドを用いてビデオ信号、オーディオ信
号等を記録再生する記録再生装置の再生時におけるトラ
ッキング制御装置に関する。
B 発明の概要 本発明は回転ヘッドによって情報信号とともにトラック
毎に周波数を変えて循環的に記録されているパイロット
信号を用いて再生時にトラッキングエラー信号を検出し
てトラッキング制御を行なう装置において、トラッキン
グエラー信号検出用のフィルタをスイッチドキャパシタ
フィルタで構成し、このスイッチドキャパシタフィルタ
の中心周波数をテープの走行速度に応じて変えるように
したことにより、少ないフィルタによる簡単な回路構成
でテープ速度の変化に対処したトラッキング制御装置を
得ることができるようにしたものである。
C従来の技術 普及型家庭用VTRにおいては再生時回転ヘッドが記録
トランク上を正しく走査するトラッキング制御を行う場
合、従来は固定の磁気ヘッドを用いてテープの長手方向
に形成されたコントロール信号用トラックからの再生コ
ントロール信号を用いて行っている。しかし、このよう
な固定の磁気ヘッドを用いる方法はテープの幅が広くな
ると共に記録再生装置を小型化したい場合にその固定ヘ
ッドの取り付は場所等の関係で不利であった。
そこでこのような固定ヘッドを用いずにトラッキング制
御する方法が提案された。この方法は、例えば特開昭5
3−116120号公報や特開昭59−85962号公
報に記載されているように、映像信号を記録するトラッ
クに、これと重畳して回転ヘッドによって低周波のトラ
ッキング用のパイロット信号を記録し、再生時、隣接ト
ラックからのこのパイロット信号のクロストーク量を検
出してトラッキングサーボを行うものである。このため
、パイロット信号は、周波数スペクトラムで見て映像信
号の記録信号が存在しない低域側の信号として、再生時
その分離が容易にできるように周波数多重記録すると共
に、アジマスロスが小さい周波数に選定される。
このトラッキング制御方式の概要について先ず説明する
この例は4つの異なる周波数のパイロット信号を循還的
に斜めトラックに順次周波数多重記録するものである0
例えばいわゆるアジマス角が異なる2個の回転へラドH
A、HBが180°角間隔離れて配置されている回転ヘ
ッド装置によって記録をなす場合、第3図に示すように
いわゆる重ね書きの状態で記録トラックを順次形成して
ゆくときこれら2個の回転ヘッドによって映像信号の記
録と共に4つの異なる周波数f1.f2.f3.f4の
4つのパイロット信号が第3図に示すように順次各1本
づつのトラック毎に変えられて循還的に記録されるもの
である。
すなわち、一方の回転ヘッドHAによって第3図に示す
ように1本おきのトラックT1.T]が形成されてFM
変調された映像信号が記録されるとともに、トランクT
1には周波数f1のパイロット信号が、トラックT3に
は周波数f3のパイロット信号が、それぞれ重畳されて
記録される。
また他方の回転へラドHBによって1本おきのトラック
T2.T4が順次形成されてFM変調された映像信号が
記録されるとともにトラックT2には周波数f2のパイ
ロット信号が、トラックT4には周波数【4のパイロッ
ト信号が、それぞれ重畳されて記録されるものである。
そしてこのトラックT1〜T4が繰り返し記録されるこ
とによって、4種の周波数のパイロット信号も順次これ
らのトラックT1〜T4に対して循還的に記録されるも
のである。
この場合、再生時、ヘッドHAはトラックT1及びT3
を正しく走査するときがジャストトラッキングの状態で
あり、ヘッドHBはトランクT2及びT4を正しく走査
するときがジャストトラッキングの状態である。したが
って、ヘッドHA及びHBのギャップ幅がトラック幅と
一致していると仮定した場合、ヘッドIIA、HBがト
ラックT1〜T4を順次走査するとき、これに同期して
基準のパイロット信号として周波数f1〜f4の信号P
1〜P4を掛算回路に供給して、再生パイロット信号と
の周波数差を検出すると、ジャストトラッキングの状態
では周波数差が得られない。
一方、トラッキング位置が第3図においてヘッド位置(
これはヘッドHAの場合)(1)及び(2)に示すよう
にずれていれば、隣りのトラックからは基準のパイロッ
ト信号とは異なる周波数のパイロット信号がクロストー
クとして得られるのでそのクロストークの信号との間に
周波数差が生じ、しかもそのレベルはずれた量に比例す
る。
そこで、トランクT1とT3及びT2とT4とでずれの
方向に対して上記周波数差が同一となるように周波数f
1〜f4を選定することによりトラッキングサーボが容
易にできるようになる。すなわち、 Af^=lfx   Ex  l−1f3  r4 l
Δfs=lf2−f31=lf4−fx  lとなるよ
うにする。このようにすれば、周波数差Δf^の存在は
ヘッドHAに対しては右ずれ、ヘッドHBに対しては左
ずれを意味し、周波数差ΔrBの存在はヘッドII A
に対しては左ずれ、ヘッドII Bに対しては右ずれを
意味し、それぞれ、その差Δf^及びΔrBのレベルが
ずれ量に比例するものとなる。
よって、原理的にはこれら周波数差Δf^。
Δ【Bがトラッキングエラー量を示し、これが零になる
ように制御すればジャストトラッキングとすることがで
きる。
しかし、第3図の例ではいわゆる重ね書きの場合である
ので同図で実線(3)で示すように、本来の走査すべき
トラックの両隣りのトラックに若干同じ量だけまたがっ
て走査する状態がジャストトラッキングの状態である。
すなわち、周波数差Δf^とΔfBのレベルが等しいと
きジャストトラッキングとなるもので、差Δr^とΔf
Bのレベル差が零になるように制御してトラッキング制
御を行うものである。
第4図はそのトラッキング制御装置の一例のブロック図
である。
この例は例えば8ミリビデオの場合の例で、パイロット
信号は低域変換搬送色信号の帯域よりもさらに低い信号
とされる。
第4図において、ヘッド11 A及びHBの再生出力は
それぞれロータリートランス(IIA)及び(IIB 
”) 、ヘッドアンプ(12A)及び(12B)を夫々
介してスイッチ回路(13)に供給され、端子(14)
を通じたヘッド切り換え信号RFSW (第5図A)に
よってこのスイッチ回路(13)がヘッドHA、HBの
回転に同期して、それぞれヘッドHA又はHBがテープ
上を走査する180°角間隔分の期間づつ一方及び他方
の端子に交互に切り換えられる。したがって、アンプ(
15)の出力としてはヘッドHA及びHBの再生出力が
連続的につながった状態の信号が得られ、これが端子(
16)を通じて再生信号処理系に供給される。
アンプ(15)の出力は、また、バンドパスフィルタ(
21)に供給されて再生信号中からパイロット信号が抽
出される。このバンドパスフィルタ(21)よりの再生
パイロット信号は掛算回路(22)に供給される。
一方、パイロット信号発生回路(23)が設けられ、コ
レヨリハ周波数fL、f2+  f3+  r4の基準
のパイロット信号PL、P2.P3.P4が得られこれ
らがスイッチ回路(24)に供給される。
このスイッチ回路(24)にはスイッチ制御回路(20
)からのセレクト信号SLL及びSL2が供給され、こ
れらセレクト信号SL!、SL2によって4種の周波数
のパイロット信号のうちの1つがこのスイッチ回路(2
4)から選択的に取り出される。スイッチ制御回路(2
0)には端子(14)からのヘッド切り換え信号RFS
−が供給されて、この信号RFS−の立ち上がり及び立
ち下がり時点でセレクト信号SLI及びSL2が変化し
、スイッチ回路(24)より得る基準パイロット信号が
変更されるようにされる0例えばヘッドHAがトラック
T1を走査する180°の期間にはこのスイッチ制御回
路(24)からは基準のパイロット信号として周波数f
1の信号P1が、ヘッドHBがトラックT2を走査する
180°の期間では周波数f2の信号P2が・・・・と
いうように4つの周波数の信号P1〜P4が順次切り換
えられて得られるようになっている(第5図B)。
このスイッチ回路(24)からの基準のパイロット信号
は掛算回路(22)に供給される。したがって、この掛
算回路(22)からは基準のパイロット信号と再生パイ
ロット信号の差の周波数ΔfA及びΔf8の信号が得ら
れ、これらはそれぞれバンドパスフィルタ(25)及び
(26)によって取り出され、それぞれ検波回路(27
)及び(2日)で検波されて直流レベルの出力SA及び
SBとされる。
ここで、バンドパスフィルタ(25)及び(26)のゲ
インは互いに等しくなるようにされているものである。
検波回路(27)及び(2B)の検出出力SA及びSB
は、それぞれ周波数差Δf^及びΔrBの成分の量、す
なわち再生パイロット信号中のクロストークとして含ま
れるパイロット信号の大きさに比例したレベルとなり、
右及び左の隣接トラックのトラッキング量に相当する。
これら検波出力SA及びSBは減算回路(29)に供給
されて、両者の減算出力SDがこれより得られる。この
減算出力SDは左右どちら側により多くずれているかを
示す信号であるが、前述もしたように、周波数差Δr^
とΔf、は、ヘッドII Aの走査時とへフドHI3の
走査時とで、ずれの方向が逆になっている。
そこで減算回路(29)の出力SDはそのままスイッチ
回路(30)の一方の入力端に供給されると共に極性反
転回路(31)を介して極性判定されてスイッチ回路(
30)の他方の端子に供給される。
そして、このスイッチ回路(30)がヘッド切り換え信
号叶S切によってヘッド)IAの走査時とヘッドHBの
走査時とで交互に切り換えられることによって、アンプ
(32)からは、ずれの方向に応じたトラッキングエラ
ー電圧SEが得られる。したがって、これをキャプスク
ンモータに供給すれば、トラッキング制御がかかるもの
である。
例えば、ヘッドHAが第3図の位置(2)で示すように
右方向にずれた状態で走査する状態のときは、ローパス
フィルタ(21)からの再生パイロット信号は第5図C
に示すように第3図で右隣りのトラックのパイロット信
号をも含むものとなる。すると、掛算回路(22)から
は第、5図りに示すようにヘッドHA及びHBについて
右ずれを示す周波数差Δr^とΔfBとがそれぞれの走
査期間毎に交互に得られる。よって、検波回路(27)
の出力SAは同図Eのようになり、検波回路(28)の
出力SBは同図Fのようになり、減算出力SDは同図G
のようになる。そして、トラッキングエラー信号SRは
同図IIに示すように右ずれのエラーを示す状態となる
ところで、8ミリビデオにおいてはテープ速度をノーマ
ル再生時と異なる速度にして変速再生を行うことが多々
ある。この場合、回転ヘッドの回転速度を変えて補正を
しない限り、回転ヘッドのテープに対する相対速度は記
録時の速度よりずれ、その分だけ再生パイロット周波数
もずれ、ビート周波数Δf^、へfBもずれてしまう。
このため、回転ヘッドの相対速度のずれが大きい場合に
は、バンドパスフィルタ(25)及び(26)での減衰
が大きくなり、その結果、この再生パイロット信号に基
づくトラッキングエラーの検出系のS/Nが悪くなり、
最終的には検出が不可能になる欠点があった。
一方、上述した8ミリビデオの場合、パイロット信号周
波数Ex、f2.f3.f4は映像信号の水平周波数f
Hに対しインターリーブする関係に選ばれて映像信号に
対する影響がないように考慮されているが、一般には水
晶発掘器よりのマスタークロックを分周してそれぞれの
信号を得ている0例えば8ミリビデオの規格(NTSC
の場合)では、マスタークロツタの周波数fMはfM−
378f、で、周波数f1〜「→及びΔf^及びΔf8
は次のように選定されている。
f t −f M / 5B= 6.51’7f I4
!=1102.542kHzf 2− f M / 5
0−7.560f 14 ’q 11B、949kHz
r ] −f M / 36” 10.500f o 
# 165.207kl(zf s = f M / 
40= 9.450f s −148,686kllz
Δf^−[2−ft =  1.043fo #  1
6.407kllzΔf^−f3−f4=  1.05
0fH#16.521kllzΔf s = f+  
 f t −2,933fu #46.144kllz
Δr a =f3−f2= 2.940fH#46.2
58kllzこれらの周波数をみると、パイロット信号
周波数は、4つの周波数のすべてが正確に水平周波数r
Hにインターリーブしている訳ではなく、また、それぞ
れのビート周波数Δf^又はΔrBも微妙に違っている
本来、トラッキングエラー検出系のバンドパスフィルタ
(25)及び(26)の通過帯域はなるべく狭帯域の方
が精度の点で好ましい、トラッキングエラー信号検出系
のバンドパスフィルタ(25)及び(26)の中心周波
数を微妙にずらすことができれば、狭帯域のバンドパス
フィルタであっても上記のビート周波数の違いにも対応
できるが、そのように中心周波数をずらすことは従来困
難であったため、一般には固定の中心周波数とされ、そ
の値はそれぞれのビート周波数のほぼ平均の値に選定さ
れ、通過帯域幅もビート周波数の違いをカバーするべく
比較的広くなってしまっていた。
このため、この再生パイロット周波数及びビート周波数
の変化に対処した!・ラフキング制御装置として、本出
願人は先に例えば第6図に示した如きものを提案した(
特願昭60−244571号)。この第6図に示すトラ
ッキング制御装置は、アンプ(15)よりの再生信号が
バイパスフィルタ(41)、に供給されてカラー映像信
号の輝度信号がこれより得られる。この輝度信号は復調
回路(42)に供給されてFM復調され、その復調出力
がローパスフィルタ(43)及びディエンファシス回1
(44)を通じて同期分離回路(45)に供給されてこ
れより同期信号が得られる。この同期信号はハーフHキ
ラー回路(46)に供給されて垂直ブランキング区間内
の等化パルスが除去された水平同期パルスとされ、これ
がPLL回路(47)に供給され、これよりこの水平同
期パルスに位相ロックした例えば周波数fM=378f
oのマスタークロツタMCKが得られる。このマスター
クロックM CKは再生水平同期パルスに位相ロックし
ているから、回転ヘッドの相対速度ずれに応じた周波数
となっている。
このマスタークロックMCKは第1〜第4の分周回路(
481)〜(484)に供給される。
そして、マスタークロツタMCKが、分周回路(481
)においては1158に分周されてこれより周波数f1
の信号が得られ、また、分周回路(4B2 )において
は1150に分周されてこれより周波数f2の信号が得
られ、分周回路(48] )においては1/36に分周
されてこれより周波数f3の信号が得られ、分周回路(
484)においてはl/40に分周されてこれより周波
数f4の信号が得られる。
そして、これら分周回路(481)〜(484)よりの
信号はスイッチ回路(24)に供給されて、スイッチ制
御回路(20)よりの切換信号SLL及びSL2により
そのうちの1つの周波数の信号が前述と同様に選択的に
これより取り出されて掛算回路(22)に供給され、バ
ンドパスフィルタ(21)からの再生パイロット信号と
掛算される。
以下、第3図の例と全(同様にしてスイッチ回路(30
)よりはトラッキングエラー信号が得られ、これが端子
(33)よりのスピードサーボ回路よりのスピードエラ
ー信号と加算され、ドライブアンプ(32)を通じてキ
ャプスタンモータ(34)に供給されて回転ヘッドHA
、HBのトラッキング位相が正しくなるようにテープの
移相量が制御される。
以上の例の場合、基準のパイロット信号はPLL回路(
47)よりの再生信号中の水平同期信号の周波数に応じ
たものを分周回路(481)〜(484)で分周して得
たものであるので、ノーマル再生時、記録パイロット信
号の公差内の周波数ずれがあったときや、可変速再生時
のテープスピード変化による回転ヘッドの相対速度の変
化があったときに、基準のパイロット信号にもそのずれ
分が含まれる。
したがって、掛算回路(22)から得られる周波数差Δ
fA及びΔf8のずれは小さくなり、バンドパスフィル
タ(25)及び(26)を通じて可変速再生時において
も良好にトラッキングエラーを得ることができるもので
ある。もっとも、この場合はバンドパスフィルタ(25
)及び(26)の帯域幅は、ノーマル再生時のみに対応
させる場合に比較して若干広くされる。
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、この第6図に示す如きトラッキング制御装置
は回路構成が複雑で、例えば多くの分周器とこの分周器
を切換えるスイッチ回路等が必要であり、より簡単な構
成でテープ速度の変化に対処させることが要請されてい
た。
本発明は斯る点に鑑み、テープ速度の変化等による再生
パイロット周波数のずれに対処することのできる簡単な
構成のトラッキング制御装置を提供することを目的とす
る。
E 問題点を解決するための手段 本発明のトラッキング制御装置は、例えば第1図に示す
如く、回転ヘッドによってテープ上の斜めのトラックと
し゛ζ情報信号が記録されるとともに、情報信号とは周
波数分離できる状態で回転ヘッドによっ°ζ周波数の異
なる複数のパイロット信号がトランクに1トラック当た
り1つの周波数のパイロット信号が割り当てられて循還
的に記録された記録媒体からの再生時、再生用回転へ・
ノドの出力から分離された再生パイロット信号と基準の
パイロット信号とを掛け合わせ、その掛算出力に基ツい
て14生用回転ヘッドのトラッキングエラー信号を得る
ようにしたトラッキング制御装置において、トラッキン
グエラー信号検出用のフィルタをスイッチドキャパシタ
フィルタ(57) 、  (5B)で構成し、このスイ
ッチドキャパシタフィルタ(57) 、  (58)の
中心周波数をテープの走行速度に応じて変えるようにし
たものである。
F 作用 本発明のトラッキング制御装置は、スイッチドキャパシ
タフィルタ(57) 、  (5B)の中心周波数をテ
ープの走行速度に応じて変えるようにしたことにより、
変速再生時の再生パイロット周波数の変化に対応してフ
ィルタ(57) 、  (5B)の中心周波数が変化し
、再生パイロット信号に基づくトラッキングエラーの検
出がテープ速度にかかわらず常時良好に行なえる。
G 実施例 以下、本発明トラッキング制御装置の一実施例を、第1
図〜第2図を参照して説明しよう。この第1図〜第2図
において、第3図〜第6図に対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
CI  トラッキング制御装置の構成 この第1図において(51)は磁気ヘッドから再生した
R 1? jfj号が供給される再生RF信号入力端子
を示し、この再生RF信号入力端子(51)に得られる
信号をバンドパスフィルタ(52)に供給する。このバ
ンドパスフィルタ(52)はパイロット信号の存在する
帯域を通過させるフィルタで、このバンドパスフィルタ
(52)の出力信号をプリアンプ(53)を介して電圧
制御アンプ(54)に供給する。この電圧制御アンプ(
54)は、後述する第1サンプルホールド回路(71)
の出力信号により制御され、電圧制御アンプ(54)の
出方信号を掛算回路(55)の一方の掛算入力に供給す
る。
一方、パイロット信号発生回路(23)が設けられ、こ
れより周波数11.f2.fJ、f4の基準のパイロッ
ト信号P1.P2.P1.P4が得られ、これらがスイ
ッチ回路(24)に供給される。
このスイッチ回路(24)にはスイッチ制御回路(20
)からのセレクト信号が供給され、これらセレクト信号
によって4種の周波数のパイロット信号のうちの1つが
このスイッチ回路(24)から所定の周期で取り出され
、このパイロット信号を基準ペイロフト信号として掛算
回路(55)の他方のfJ)算入力に供給すると共に記
録パイロット信号として記録パイロット信号出力端子(
56)に供給する。そして、掛算回路(55)は一方と
他方の掛算入力に得られる信号の掛算信号を第1及び第
2のスイッチドキャパシタフィルタ(57)及び(58
)に供給する。この第1及び第2のスイッチドキャパシ
タフィルタ(57)及び(58)は、夫々供給される掛
算信号の通過帯域を制限する所謂バンドパスフィルタで
、例えば後述する第2図に示す如き回路構成でIC化し
てあり、通過帯域の中心周波数は供給される制御信号に
より変化する。即ち、再生水平同期信号入力端子(59
)に得られる再生信号の水平同期信号をPLL回路(6
0)に供給してこの水平同期信号の一水平周期に対応し
た周波数(以下fHと称する)の所定倍の周波数信号と
し、この周波数信号を1/L分周器(61)により1/
Lの周波数信号とし、この分周器(61)が出力する周
波数信号を制御信号として第1及び第2のスイッチドキ
ャパシタフィルタ(57)及び(58)に供給する。こ
のようにすることにより、テープ速度の変化で再生され
る水平同期信号の間隔が変化した場合には、このテープ
速度の変化に対応して第1及び第2のスイッチドキャパ
シタフィルタ(57)及び(58)に供給される制御信
号の周波数が変化する。そして、この周波数の変化に応
じて夫々のスイッチドキャパシタフィルタ(57)。
(58)の通過帯域の中心周波数が変化する。なお、テ
ープスピードが通常速度のときの制御信号供給時の第1
のスイッチドキャパシタフィルタ(57)の中心周波数
は[Hで、同様に通常速度時の第2のスイッチドキャパ
シタフィルタ(58)の中心周波数は3fHである。
このようにしてなる第1のスイッチドキャパシタフィル
タ(57)の出力信号を、カウント信号出力端子(62
)と第1の切換スイッチ(63)の一方の固定接点(6
3a)と第2の切換スイッチ(64)の一方の固定接点
(64a)とに供給する。そして、カウント信号出力端
子(62)に得られる信号の変化を検出することで、テ
ープ走行量をカウントすることができる。また、第2の
スイッチドキャパシタフィルタ(58)の出力信号を、
第1の切換スイッチ(63)の他方の固定接点(63b
 ’)と第2の切換スイッチ(64)の他方の固定接点
(64b ”)に供給する。この第1及び第2の切換ス
イッチ(63)及び(64)の切換は、端子(65)に
得られるヘッド切換信号RFSW (第5図A)によっ
て制御され、ヘッドの走査期間の切換ねりごとに両切襖
スイッチ(63) 、  (64)が連動して切換わり
、例えば第1の切換スイッチ(63)の可動接点(63
c )が一方の固定接点(63a )側と接続している
ときには、第2の切換スイッチ(64)の可動接点(6
4c )が他方の固定接点(64b )側と接続する。
そして、夫々の可動接点(63c)及び(64c )に
得られる信号を夫々エンベロープ検波器(66)及び(
67)に供給し、エンベロープ検波する。この夫々の検
波器(67) 、  (6B)の検波信号を減算回路(
69)に供給し、両者の減算出力信号をローパスフィル
タ(70)を介して第1及び第2のサンプルホールド回
路(71)及び(72)に供給する。この第1のサンプ
ルホールド回路(71)は、端子(71a )に得られ
るタイミング信号によりサンプルするタイミングが制御
され、サンプルホールドされた出力信号をシュミット回
路(73)に供給すると共に抵抗器(74)を介して前
述の電圧制御アンプ(54)に電圧制御信号として供給
する。そして、このシュミット回路(73)の出力信号
を裏口ツク検出端子(75)に供給する。このようにす
ることにより、裏口ツク検出端子(75)にはトラッキ
ングが裏口ツタ状態であるかないかを示す信号が得られ
る。
また、第2のサンプルホールド回路(72)は、端子(
72a )に得られるタイミング信号によりサンプルす
るタイミングが制御され、サンプルホールドされた出力
信号を抵抗器(76)を介して減算回路(78)に供給
し、さらに基準電源(79)をごの減算回路(78)に
供給し、両者の減算出力信号をATFエラー信号出力端
子(80)に供給する。
なお、この減算回路(78)の反転入力端子と出力端子
とを抵抗器(77)を介して接続する。このようにする
ことにより、ATFエラー信号出力端子(80)にはA
′rFエラー信号が得られ、このATFエラー信号によ
りトラッキング制御を行なう。
02  )ラッキング制御装置の動作 本例のトラッキング制御装置は、以上のように°構成し
たことにより、変速再生等によりテープ速度が変化した
ときには、第1及び第2のスイッチドキャパシタフィル
タ(57)及び(58)の中心周波数が変化するため、
フィルタ(57)及び(58)の通過帯域を非常に狭く
してもテープ速度の変化によるビート周波数の変化に対
応でき、テープ速度にかかわらず常時良好なトランキン
グエラー信号が得られる。このため、変速再生時におい
ても良好なトラッキング制御が行なえる。また、例えば
カウント信号出力端子(62)に得られる信号によるカ
ウントは、変速再生時にも正確なテープ走斤量のカウン
トができる。なお、夫々のフィルタ(57)及び(58
)の中心周波数は、例えばテープ速度が10%変化した
とすると約10%変化させる。
G3スイソチドキャパシタフィルタの回路例なお、第1
図に示した第1及び第2のスイッチドキャパシタフィル
タ(57)及び(58)はIC化されたフィルタを使用
し、このICフィルタの回路は例えば第2図に示す如く
構成されている。この第2図に示したフィルタは、通常
再生時の中心周波数がfHの第1のスイッチドキャパシ
タフィルタ(57)を示し、入力端子(57a )に得
られる信号の帯域を制限して出力端子(57b)に供給
するもので第1及び第2の演算増幅器OPr、OP2と
FETMI 〜MtsとコンデンサC+o”Ct2゜C
20”C21とよりなるパイクワッド型スイッチドキャ
パシタフィルタである。このようにIC化されたスイッ
チドキャパシタフィルタを使用することにより、容易に
第1図例のトラッキング制御装置を構成することができ
る。なお、中心周波数が3rHの第2のスイッチドキャ
パシタフィルタ(58)の場合には、第2図例の回路の
コンデンサC21を変更すればよい。
なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を通
説することなく、その他種々の構成が取り得ることは勿
論である。
H発明の効果 本発明のトラッキング制御装置によると、トラッキング
エラー信号検出用のフィルタをスイッチドキャパシタフ
ィルタ(57) 、  (5B)で構成し、このスイッ
チドキャパシタフィルタ(57) 、  (58)の中
心周波数をテープの走行速度に応じて変えるようにした
ことにより、少ないフィルタによる簡単な回路構成でテ
ープ速度の変化に対処したトラッキング制御装置を得る
ことができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明トラッキング制御装置の一実施例を示す
構成図、第2図はスイッチドキャパシタフィルタの一例
を示す回路図、第3図及び第5図は夫々ATF方式の説
明に供する線図、第4図及び第6図は夫々従来のトラッ
キング制御装置を示す構成図である。 (57)は第1のスイッチドキャパシタフィルタ、(5
8)は第2のスイソチドキャパシタフィルタ、(59)
は再生水平同期信号入力端子、(60)はPLL回路、
(61)は1/L分周器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッドによってテープ上の斜めのトラックとして情
    報信号が記録されるとともに、上記情報信号とは周波数
    分離できる状態で上記回転ヘッドによって周波数の異な
    る複数のパイロット信号が上記トラックに1トラック当
    たり1つの周波数のパイロット信号が割り当てられて循
    還的に記録された記録媒体からの再生時、再生用回転ヘ
    ッドの出力から分離された再生パイロット信号と基準の
    パイロット信号とを掛け合わせ、その掛算出力に基づい
    て上記再生用回転ヘッドのトラッキングエラー信号を得
    るようにしたトラッキング制御装置において、 トラッキングエラー信号検出用のフィルタをスイッチド
    キャパシタフィルタで構成し、該スイッチドキャパシタ
    フィルタの中心周波数を上記テープの走行速度に応じて
    変えるようにしたことを特徴とするトラッキング制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353741A (ja) * 1986-08-25 1988-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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