JPS6223126Y2 - - Google Patents

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JPS6223126Y2
JPS6223126Y2 JP3999980U JP3999980U JPS6223126Y2 JP S6223126 Y2 JPS6223126 Y2 JP S6223126Y2 JP 3999980 U JP3999980 U JP 3999980U JP 3999980 U JP3999980 U JP 3999980U JP S6223126 Y2 JPS6223126 Y2 JP S6223126Y2
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JP
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crystal
circuit
variable capacitance
oscillation circuit
voltage
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JP3999980U
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水晶発振回路の周波数補正回路に関す
るものである。
米国等に於いては一般のラジオ放送帯外でニユ
ースを中心とした多くの情報がある度に伝送して
いる。斯る放送はP.S.B.(パプリツク・サービ
ス・ブロードキヤステイング)と称され、それら
の搬送周波数は30〜50MHz(LOWVHF バン
ド)、150〜170MHz(HIGH VHF バンド)、及
び450〜512MHz(UHF バンド)のFM信号で消
防、保案、ハイウエイパトロール、天気予報等広
範囲に活用されている。
又斯る放送は常時伝送されず、情報を伝送する
ときのみ断続的に放送されている。又放送周波数
は通常約30KHzの間隔で割り当てられている。
斯る放送を受信するものが信号掃引受信機(モ
ニタ受信機)で、信号掃引受信機はチヤンネル毎
に水晶振動子(クリスタル)が選択して挿入差し
換えできるように構成されており、之等の複数個
の水晶振動子を自動的に或いは手動操作によつて
順次局部発振回路に切換接続し、それぞれの水晶
振動子の周波数に応じた無線周波数に同調させて
いる。
第1図は従来から使用されている斯種信号掃引
受信機の局部発振回路及びチヤンネル表示回路を
示している。第1図に於いて、1は発振器、2は
該発振器により制御されるN進カウンター、
LED1〜LED4及びD1〜D4は該N進カウンター2
の出力で順次ONとなるチヤンネル表示用発光ダ
イオード及びスイツチングダイオード、X1〜X4
は水晶振動子、R1〜R4は発振高周波を阻止する
と共に、スイツチングダイオードD1〜D4に流れ
る電流を制御する抵抗、R5はチヤンネル表示用
発光ダイオードの輝度調整用抵抗、3は局部発振
回路で、該局部発振回路は、局部発振用トランジ
スタQ1、抵抗R6、コンデンサC4、コンデンサ
C1,C2とコイルL1の共振回路4、及びコイルL2
とコンデンサC3よりなり発振周波数を3逓倍す
る出力回路5にて構成されている。C5は高周波
バイパスコンデンサである。
第1図の回路に於いて、N進カウンター2の動
作に従い、スイツチングダイオードD1〜D4は順
次導通する。そしてこの導通したスイツチングダ
イオードに対応するチヤンネルのクリスタルソケ
ツトCS1〜CS4に挿入された水晶振動子X1〜X4
局部発振回路3に接続されて局部発振回路3が動
作し、出力回路5からの局部発振信号が注入用コ
ンデンサC6を介してミキサー段(図示せず)に
注入される。この時の局部発振周波数に応じた到
来電波があれば、スケルチ回路(図示せず)から
のスケルチ信号によつて発振器1を停止させ、N
進カウンター2が停止して所望の放送波を受信す
ることが出来る。
又第1図に示す従来回路の場合水晶振動子を挿
入すると、チヤンネル切換回路及び表示回路を含
む分布容量と水晶振動子の電極間容量とが局部発
振回路側に入力容量として加算されることにな
る。そして第1図の回路の場合、クリスタルソケ
ツトの一方の受端子t1〜t4とアース間の分布容量
は、プリントパターンの設計条件及びスイツチン
グダイオードD1〜D4の夫々の接合容量でその殆
んどが決定される。そのため挿入する水晶振動子
の数量が増加するにつれて、局部発振回路の負荷
容量が増加する。即ち第1図の回路に於いて、各
水晶振動子の電極間容量をCo、各クリスタルソ
ケツトの一方の受端子t1〜t4とアース間の各分布
容量をCf、挿入する水晶振動子の数をnとする
と、水晶振動子の電極間容量と分布容量との合成
容量は、 Co・Cf/Co+Cf・n……(1)となる。
従つて水晶振動子が1個例えばX1のみ挿入さ
れているとき正規の局部発振周波数を発生する様
に設計されている回路では、水晶振動子がX1
み挿入されている場合は問題ない。しかし複数の
放送が水晶振動子を挿入するだけで受信可能な信
号掃引受信機では、使用者の使い方によつて何チ
ヤンネル分の水晶振動子が挿入されるか分らな
い。そして水晶振動子X2,X3…が挿入されるに
従い上記(1)式で示される容量が局部発振回路側に
入力容量として加算される〔即ちコンデンサ
C1,C2に並列に接続される〕結果、局部発振回
路の負荷容量が増加する(例えば水晶振動子1個
挿入毎に2PF程度負荷容量が増加する)。そのた
め局部発振周波数は変化し正規の局部発振周波数
に対し誤差を生じる。
斯様に第1図の回路では、動作チヤンネル以外
のチヤンネル用の水晶振動子が挿入されている
と、局部発振周波数が正規の周波数で発振しなく
なる虞れがあつた。
本考案は斯る点に鑑み、上記欠点を解消した水
晶発振回路の周波数補正回路を提案するもので、
以下本考案の実施例を第2図、第3図に従い説明
する。
尚、第2図に於いて第1図と同一部品について
は、第1図と同一の図番を用いることにする。
第2図の回路では、クリスタルソケツト
CS1′〜CS4′の一方の受端子t1′〜t4′は、相対向し
て分割されており水晶振動子の挿入によつて互い
に短絡される一対の接触片6,6′にて構成され
ている。r1〜r4は電源+Bと、受端子t1′〜t4′の一
方の接触片6,6,6,6との間に接続した抵
抗、C8〜C11は受端子t1′〜t4′の他方の接触片
6′,6′,6′,6′とスイツチングダイオード
D1〜D4のカソードの間に接続したコンデンサ、r5
〜r8は一端が接触片6′,6′,6′,6′とコンデ
ンサC8〜C11との接続点に接続され、他端が抵抗
r9の非アース側に接続された抵抗、C7,VC1は共
振回路4と並列に即ちトランジスタQ1のエミツ
タとアース間に直列接続した直流カツト用コンデ
ンサ及び可変容量ダイオード、r10は該コンデン
サと可変容量ダイオードの接続点Aと抵抗r9の非
アース側に接続した抵抗である。尚第2図では、
例えばr1+r5=r2+r6=r3+r7=r4+r8=r9となる
様に設定されている。その他の構成は第1図と同
じである。
斯様に構成した回路に於いて、水晶振動子
X1,X2…をクリスタルソケツトCS1′,CS2′…に
挿入すると、接触片6,6′が短絡されるので、
抵抗r1,r5,r9、r2,r6,r9、…で夫々分割された
電圧は抵抗r10を通り、可変容量ダイオードVC1
印加される。そしてクリスタルソケツトに挿入す
る水晶振動子の数が増えるにつれて、可変容量ダ
イオードVC1に印加される電圧は大きくなり、可
変容量ダイオードVC1の容量は第3図の様に減少
する。従つて水晶振動子の挿入による分布容量増
加分及び水晶振動子の電極間容量の増加分はキヤ
ンセルされる。この様にして使用する水晶振動子
の数が増えた場合でも、正しい局部発振周波数で
発振する事が可能となり、この水晶発振回路を用
した受信機は性能が向上する。
以上の様に本考案に係る水晶発振回路に依れ
ば、挿入する水晶振動子の数が増えても常に安定
した周波数で発振するので、P.S.Bの放送を受信
するための複数チヤンネル信号掃引受信機に用い
て極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水晶発振回路を示す回路図、第
2図は本考案に係る水晶発振回路の周波数補正回
路を示す回路図、第3図は可変容量ダイオードの
印加電圧と容量との関係を示す特性図である。 X1〜X4……水晶振動子、CS1′〜CS4′……クリ
スタルソケツト、4……共振回路、6,6′……
接触片、r9……抵抗、VC1……可変容量ダイオー
ド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数個の水晶振動子を受入れる複数組のクリ
    スタルソケツトを備えると共にベースに前記水
    晶振動子の一端が、コレクタに出力回路が夫々
    接続されたトランジスタを含む水晶発振回路に
    於いて、該発振回路を構成する共振回路に電圧
    制御可変容量素子を接続し、前記各組のクリス
    タルソケツトの少なくとも一つの受端子は前記
    水晶振動子の挿入により短絡される接触片で構
    成するとともに、一方の接触片と電源間及び他
    方の接触片と前記電圧制御可変容量素子間に
    夫々抵抗を設け、前記水晶振動子を前記クリス
    タルソケツトに挿入したとき前記抵抗を通して
    前記電圧制御可変容量素子に制御電圧を印加
    し、前記水晶振動子の挿入による発振周波数の
    変動を防止してなる水晶発振回路の周波数補正
    回路。 (2) 電圧制御可変容量素子は、可変容量ダイオー
    ドであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の水晶発振回路の周波数補正回
    路。
JP3999980U 1980-03-25 1980-03-25 Expired JPS6223126Y2 (ja)

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JPS56142115U JPS56142115U (ja) 1981-10-27
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JPS5992602A (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水晶発振回路

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JPS56142115U (ja) 1981-10-27

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