JPS62229571A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｒ産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に関し、特に磁気ヘッドおよ
び磁気ディスクが防塵構造体内に収納され、かつ磁気ヘ
ッドの書込み読出し用集積回路が磁気ヘッドの近傍に配
備された磁気ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の磁気ディスク装置においては、その書込
み読出し回路は、磁気へ・・ノドからの読出し信号の伝
送損失を減少させかつ耐雑音特性の向上と、磁気ヘッド
への記録電流のスイッチングの高速化を実現するために
、磁気ヘッドの近傍に配備されている。このため前述の
書込み読出し回路は、小型軽量にするために集積回路化
されて、前述の防ａｔＩＩ造体内に配備されている。

従ってこの集積回路が故障した場合は、その交換工事は
クリーンルーム等の塵埃の極めて少ない環境内で行わな
ければならず、しかも交換工事中に磁気ディスクと磁気
ヘッドとの相対位置のずれが発生して記憶された情報の
復旧が極めて困難となる場合がある。このような問題の
発生を少くするため集積回路には非常に高い信頼性が要
求される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述したように、従来の磁気ディスク装置は非常に高い
信頼度を必要とする書込み読出し用集積回路を備えてい
るが、この集積回路の書込み回路部は磁気ヘッドに供給
する記録電流を高速でスイッチングするため、消費電力
が大きく従って発熱量も大きい。この集積回路は通常の
使用環境ではその故障率を増加しないように充分に配慮
されて設計されているが、周辺設備の事故等で環境温度
が上昇した場合や、異常に長い時間に亘って記録動作が
連続した場合には、集積回路の温度が異常に上昇するた
め、その故障率を増加させて信頼性を低下させるという
欠点がある。

本発明が解決しようとする問題点、換言すれば本発明の
目的は、上述のような従来の磁気ディスク装置の欠点を
除去して、環境温度の上昇や異常な長時間記録動作等に
よって集積回路の温度が定格値を超えた場合、これを検
知して上位装置に伝達する手段を備えることによって異
常事態に対する対応策をとることができるようにした信
頼性の高い磁気ディスク装置を提供することにあるつ〔
問題点を解決するための手段〕 本発明の磁気ディスク装置は、磁気ヘッドへ記録電流を
供給する書込み回路を内蔵する集積回路と前記集積回路
に近接して配設した温度検出手段とを収容する集積回路
ケースと、前記温度検出手段との出力を電気信号に変換
する変換回路と、前記変換回路の出力信号を入力して所
定の閾値と比較して比較回路出力信号を外部に出力する
比較回路とを備えて構成される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

第１図を参照するに、本実施例は、磁気ヘッドに記録電
流を供給する書込み回路を内蔵する書込み読出し集積回
路５を収容する集積回路ケース６内に、書込み読出し集
積回路５に密接して温度検出手段であるサーミスタ１を
収容し、サーミスタ１の２本の出力信号線が２個の入力
端子の各々に接続された変換回路２と、変換回路２の出
力信号線が２個の入力端子のうちの１方の入力端子に接
続され他方の入力端子が直流電源４の正電圧端子に接続
された比較回路３と、負電圧端子が接地され、正電圧端
子が比較回路５の入力端子に接続された直流電流４とを
含んで構成されている。

第２図は、集積回路ケース６内のサーミスタ１の実装状
態を示した斜視図であり、集積回路ケース６の上蓋を取
除いて内部の様子が見えるように描いている。第２図に
おいて、サーミスタ１は集積回路ケース６内に実装され
かつ書込み読出し集積回路５に密接して実装されている
。サーミスタ１の出力端子はボンディングワイヤ１０を
介してリード９に接続されている。従ってサーミスタ１
の温度は常時書込み読出し集積回路５の温度とほぼ等し
くなる。

次に本実施例の動作について説明する。

サーミスタ１の抵抗値は温度により変化しその傾斜は負
である。変換回路２は、サーミスタ１に微弱な電流を流
してサーミスタｌの抵抗値に対応した電圧を得て変換回
路出力電圧７として出力する。第３図は変換回路出力電
圧７の温度特性を示すグラフである。比較回路３は直流
電源４の電圧値（閾値電圧）ＶＬｈと変換回路出力電圧
７とを比較し、変換回路出力電圧７が閾値電圧Ｖｔｈよ
り小さくなった時にＴＴＬ“Ｈ１１レベルの信号を出力
し、逆の場合はＴＴＬ“°Ｌ”レベルの信号を比較回路
出力信号８として出力する。直流電源４の電圧値（閾値
電圧）Ｖｔｈは、書込み読出し集積回路５の最大絶対定
格（Ｔｏ）で規定されるジャンクション温度の近傍にサ
ーミスタ１の温度が上昇した時に変換回路２から出力さ
れる変換回路出力電圧７の値に対応する電圧値に設定す
る。従って書込み読出し集積回路５の温度が異常に高く
なって最大絶対定格Ｔｎを超え、信頼性の劣化を来たす
状態になったときは、比較回路出力信号８によってそれ
を上位装置に伝達することが可能となる。

上位装置はこの信号を受けて書込み動作の禁止等の対応
処置を行って書込み読出し集積回路の温度上昇を抑制す
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置を用い
ることにより、書込み読出し集積回路に近接して配備し
た温度検出手段によって書込み読出し集積回路の温度の
異常状態を検知できるという効果がある。従って周辺設
備の故障等による環境温度の上昇や異常に長い時間に亘
る連続記録動作による書込み読出し集積回路の異常温度
上昇等の事故が発生してジャンクション温度が最大絶対
定格を超えたとき、この事態をすみやかに検知してこれ
を磁気ディスク装置の上位装置等に伝え、これを受けた
上位装置によって書込み動作の禁止等の処置を行って書
込み読出し集積回路の温度上昇を抑制することができる
という効果があり、従って信頼性の高い磁気ディスク装
置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の集積回路ケースの一例を示す斜視図、第３図は
第１図の変換回路出力電圧の温度特性を示すグラフであ
る。 １・・・サーミスタ、２・・・変換回路、３・・比較回
路、４・・・直流電源、５・・・書込み読出し集積回路
、６・・・集積回路ケース、９・・・リード、１ｏ・・
・ボンディングワイヤ。 ／　−、Ｉ＝　−： 代理人　弁理士　　内　原　゛晋７で”゛−−−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ヘッドへ記録電流を供給する書込み回路を内蔵する
   集積回路と前記集積回路に近接して配設した温度検出手
   段とを収容する集積回路ケースと、前記温度検出手段の
   出力を電気信号に変換する変換回路と、前記変換回路の
   出力信号を入力して所定の閾値と比較して比較回路出力
   信号を外部に出力する比較回路とを備えることを特徴と
   する磁気記憶装置。