JPS62228815A - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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JPS62228815A
JPS62228815A JP6976586A JP6976586A JPS62228815A JP S62228815 A JPS62228815 A JP S62228815A JP 6976586 A JP6976586 A JP 6976586A JP 6976586 A JP6976586 A JP 6976586A JP S62228815 A JPS62228815 A JP S62228815A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス、石油などの各種燃料を点火する直列イン
バータを応用した点火装置に関し、例えば、ライター、
ガス・レンジ、暖房機器、各機関などに用いる点火装置
、特に内燃機関用として最適な点火装置を提供するもの
である。
従来技術 公知技術として第2図に示す点火方式が知られている。
図中で11は直流電源、2と3はサイリスタ、4はコン
デンサ(転流用)、12は、1次コイル12aと2次コ
イル12bを有する点火コイル、10は点火用放電ギャ
ップ(点火プラグも含む。)である。
尚、外部から与えられる点火信号に基づいてサイリスタ
2,3を交互にターン・オンするトリガー信号を出力す
るトリガー信号発生回路は図示していない。
この点火方式は第3図に示す直列インバータを利用した
ものである。
《参考:1964年、ジョン・ウィリィ・アンド・サン
ズ社(Jhon Wiley& Sons、Inc.)
出版の『プリンシプルズ・オブ・インバータ・サーキッ
ツ(Principles of Invert−er
 Circuits)』、訳本:1968年、コロナ社
出版の『インバータ回路』》図中で13は転流リアクト
ル、14は負荷である。(このトリガーは図示せず) 以下、この直列インバータの動作について簡単に述べる
このトリガー回路(図示せず。)がサイリスタ2,3を
交互にトリガーすると、コンデンサ4と転流リアクトル
13が形成する直列共振回路によって負荷14にほぼ正
弦波状のプラス、マイナスの電流が交互に断続的に流れ
る。
個々で、特に注意しなければならないことは、サイリス
タ2,3が同時にオン状態になると、直流電源11の出
力を短絡してしまうことである。これは絶対に避けなけ
ればならない。
そこで、各サイリスタ2,3あのオンによって負荷14
に電流が流れる期間と期間の間に休止期間を設けて、一
方のサイリスタ2あるいは3がターン・オフした後少し
時間を置いて、もう一方のサイリスタ3あるいは2をタ
ーン・オンさせるようにしている。
そうなるように前記トリガー回路が一定のタイミングで
各サイリスタ2,3のトリガー信号を出力する。
こうして、サイリスタ2,3は休止期間中にそれぞれタ
ーン・オフを完了させる。
さて、第2図の点火回路は、点火コイル12の1次コイ
ル12aを第3図の負荷14としてこの直列インバータ
に接続し、さらに、この点火コイル12が転流リアクト
ル13の役目を果たすので、転流リアクトル13を省略
したものと考えることができる。
あるいは、転流リアクトル13の磁気エネルギーを電気
エネルギーに戻して取り出すために、転流リアクトル1
3の代わりに点火コイル12に取り換え、負荷14は無
駄なので抵抗ゼロとしたと考えることもできる。
ただし、この点火回路の場合、外部から与えられる点火
信号に基づく点火期間の間そのインバータ動作を行う。
また、この点火回路がスパークを発生する動作は、CD
I(コンデンサ放電点火)方式と同様になるが、この点
火回路ではコンデンサ4の放電時だけでなく、重電磁に
もスパークを発生する。
従って、サイリスタ2,3を交互にトリガーし続ければ
、直流電源11の供給エネルギによって全体のスパーク
期間をいくらでも延ばすことができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、直列インバータの説明のところで述べた
通り、電源短絡を防ぐために負荷14(この場合は1次
コイル12a)に電流が流れる期間と期間の間に休止期
間を設けなければならないので、スパークの発生が断続
的となる。
しかも、個々のスパーク期間は、点火コイル12を1次
側からみたインダクタンスとコンデンサ4のキャパシタ
ンスで決まる共振周期のほぼ半分になり、この半周器が
、前記インダクタンスと前記キャパシタンスのばらつき
、温度変化及び経時変化などにより長くなると、その分
だけ休止期間は短くなるので、休止期間は長く設定した
い。
これは、この半周器とこの休止期間の加が前記トリガー
信号のタイミングによって固定されているため、この半
周期が長くなれば、この休止期間は短くなる、からであ
る。
一方、点火性能の面からすると休止期間はできるだけ短
く設定したい。できれば休止期間を無くしてスパークの
発生を連続的にしたい。
とういう訳で両方を満足させることができない。
そこで、電源短絡を起こさずに休止期間をできるだけ短
くすることが望まれる。
問題点を解決するための手段 両方がつくる磁界の方向が同じになるように後述の2つ
の整流器と共に接続される2つの1次コイルと、2次コ
イルを有する点火コイルと、 直流電源と、 コンデンサと、 両方がオン状態のときに該2つの1次コイルを含む第1
の環路(ループ、LOOP)を形成する前述の整流器と
、 オン状態のときに該直流電源、該コンデンサ、該一方の
整流器、及び該一方の1次コイルを含む第2の環路を形
成するスイッチング手段SW1と、 オン状態のときに該コンデンサ、該もう一方の整流器、
及び該もう一方の1次コイルを含む第3の環路を形成す
るスイッチング手段SW2と、 外部から与えられる点火信号に基づいて該スイッチング
手段SW1,SW2を交互にオン状態にするスイッチン
グ制御信号を出力するスイッチング制御手段、 を有することを特徴とする点火装置。
作用 第1図(イ)に基づいてその作用を説明する。第1図(
イ)、(ロ)は前記構成の2つの例を簡略化した各回路
である。図中で、1は直流電源、5〜6はダイオード、
7は、2次コイル7cと2つの1次コイル7a,7bを
有する点火コイルである。
スイッチング制御手段に相当するトリガー信号発生回路
は省略したが、外部から与えられる点火信号に基づく点
火期間の間、このトリガー信号発生回路が各サイリスタ
2,3にそれぞれのトリガー信号を交互に出力する。
以下、第1図(イ)の回路を中心にその動作について述
べる。
尚、分かり易くするために図中の各回路部品の機能は理
想的なものであるとする。
また、1次コイル7a,7bの巻き数は同じである必要
はないが、分かり易くするために同じとする。
第4図は、第1図(イ)の各部動作波形を示したもので
、左側の(イ)はサイリスタ2がオン状態にあるときの
各部動作波形であり、右側の(ロ)はサイリスタ3がオ
ン状態にある時の各部動作波形である。
1次コイル7a、7bの電圧波形は同じになる。第1図
(イ)において黒丸印の付いた方の、1次コイル7a,
7bの端子の電位を基準にして、1次コイル7a,7b
の電圧を表わしており、それらの電流は、ダイオード5
,6の順方向の向きをプラスとして表わしてある。
まず、サイリスタ2がトリガーされて、ターン・オンす
ると、直流電源1,1次コイル7a,ダイオード5,コ
ンデンサ4を含む環路が形成されるので、コンデンサ4
の充電の際に伴う高電圧が2次コイル7cに誘起され、
点火用放電ギャップ10でスパークが発生する。
そして、コンデンサ4の電圧が直流電源1の電圧と同じ
になると、1次コイル7a,7bの電圧がゼロになり、
それまで逆印加電圧のためにオフ状態にあったダイオー
ド6がオン状態に移行するので、ダイオード5,6はフ
ライホイール(FLYWHEEL)ダイオードの役目を
果たす。
その結果、点火コイル7に蓄えらえた磁気エネルギーに
よる1次側の電流は、1次コイル7aだけでなく、1次
コイル7bにも流れ、さらに、ダイオード5,6を流れ
るので、コンデンサ4とサイリスタ2に流れていた電流
は途切れ、コンデンサ4は直流電源1の電圧以上には充
電されない。
この間の各部動作波形は第4図(イ)の(1)〜〔5〕
の様になる。
1次コイル7a,7bは、第4図( イ)の様に一旦直流電源1の電圧 の大きさまで上がった後、コンデンサ4の電圧がゼロか
ら直流電源1の電圧に充電されるのに伴い、下降するが
、この電圧の下降は前記フライホイール・ダイオードの
作用によりゼロで止まる。
1次コイル7aの電流は第4図(イ)の(2)のように
そのピークまではコンデンサ4と点火コイル7の共振回
路によって決まる電流となる。
その後、ダイオード5,6によるフライホイール・ダイ
オードの作用が行われるとき、点火コイル7の1次側に
流れる電流は、1次コイル7aだけでなく1次コイル7
bにも流れるので、その1次側の巻数は2倍になったの
と同じになり、その1次側のインダクタンスは4倍にな
る。
一般的に、コイルの蓄電エネルギーは、E=LI2 /
2,(E:蓄積エネルギー、L:コイルのインダクタン
ス、I:コイルに流れている電流。)、である。
点火コイル7の蓄積エネルギーの境界条件を満足するた
めに、1次側のインダクタンスが4倍になれば、1次側
の電流は半分になる。(実際には2次側にも電流が流れ
ているから多少異なる。) 従って、1次コイル7aの電流はそのピーク値に達した
直後、その半分に落ちる。
それから、1次コイル7aの電流は、その電流ピーク値
の半分の値と、その電流経路内のインダクタンスと抵抗
の時定数で決まる期間の間流れ続け、ゼロになる。
1次コイル7bの電流は第4図(イ)の(3)の様に前
記フライホイール・ダイオードの作用が行われるまでは
電流が流れないのでゼロである。(実際には逆方法電流
がダイオード6に少し流れるのでゼロではない。)この
作用が行われているときは、1次コイル7aと同じ電流
が1次コイル7bに流れるので、1次コイル7bの電流
波形はこの電流波形と同じになる。
サイリスタ2の電流は前述したとおり途中で切れるので
、第4図(イ)の(4)の様になり、この途切れる時点
火らサイリスタ2はそのターン・オフ・タイムを経てタ
ーン・オフする。
従って、このターン・オフ動作は、サイリスタ2のター
ン・オンによって発生したスパークが終了するかなりま
えに始まるので、次のスパークの開始(サイリスタ3の
ターン・オン)までにこのターン・オフ動作を完了させ
るために設ける休止期間を短くすることができる。
さらに、サイリスタ2にターン・オフ・タイムの短い高
速用サイリスタを使えば、この休止期間を無くすること
ができる。
《問題点の半分を解決。》 従来の点火装置(第2図)では1次コイル12aの電流
が切れた時点火らサイリスタ2または3のターン・オフ
動作が始まるので、高速用サイリスタを用いてもスパー
クが発生している期間と期間の間に必ず休止期間が必要
である。
次に、サイリスタ3がトリガーされてターン・オンする
と、コンデンサ4,ダイオード6,1次コイル7部を含
む環路が形成されるので、コンデンサ4の放電の際に伴
う高電圧が2次コイル7cに誘起され、点火用放電ギャ
ップ10でスパークが発生する。
そして、コンデンサ4の電圧がゼロになると、1次コイ
ル7a,7bの電圧がゼロになり、それまで逆印加電圧
のためにオフ状態にあったダイオード5がオン状態に移
行するので、ダイオード5,6はフライホイール・ダイ
オードの役目を果たす。
その結果、点火コイル7に蓄えられた磁気エネルギーに
よる1次側の電流は、1次コイル7bだけでなく1次コ
イル7aにも流れ、さらに、ダイオード5,6を流れる
ので、コンデンサ4とサイリスタ3に流れていた電流は
途切れ、コンデンサ4は反対向きに充電されない。
この間の各部動作波形は第4図(ロ)の(1)〜(5)
のようになる。
1次コイル7a、7bの電圧は、第4図(イ)の(1)
の様に一旦コンデンサ4の充電電圧(直流電流1の電圧
の大きさと同じ。)の大きさに上がった後、コンデンサ
4が放電するのに伴い、下降するが、この電圧の下降は
前記フライホイール・ダイオードの作用によりゼロで止
まる。
1次コイル7bの電流は、第4図(ロ)の(3)の様に
そのピークまではコンデンサ4と点火コイル7の共振回
路によって決まる電流となる。
その後、ダイオード5,6によるフライホイール・ダイ
オードの作用が行われるとき、前述した様に点火コイル
7の1次側のインダクタンスが4倍に増えるために、1
次コイル7bの電流はその電流ピーク値からその半分に
落ちる。
それから、1次コイル7bの電流は、その半分の値と、
その電流経路内のインダクタンスとの抵抗の時定数で決
まる期間の間流れ続け、ゼロになる。
1次コイル7aの電流は、第4図(ロ)の(2)の様に
前記フライホイール・ダイオードの作用が行われるまで
は電流が流れないのでゼロである。
この作用が行われているときは、1次コイル7bと同じ
電流が流れるので、1次コイル7aの電流波形はこの電
流波形と同じになる。
サイリスタ3の電流は前述した通り途中で切れるので、
第4図(ロ)の(5)の様になり、この途切れる時点火
らサイリスタ3はそのターン・オフ・タイムを経てター
ン・オフする。
従ってこのターン・オフ動作は、サイリスタ3のターン
・オンによって発生したスパークが終了するかなり前に
始まるので、次のスパークの開始(サイリスタ2のター
ン・オン)までにこのターン・オフ動作を完了させるた
めに設ける休止期間を短くすることができる。
さらに、サイリスタ3のターン・オフ・タイムの短い高
速用サイリスタを使えば、この休止期間をなくすことが
できる。
《問題点の残り半分を解決。》 後は同様に前述のトリガー信号発生回路(図示せず。)
がトリガー信号を出力する回数に応じてスパークが繰り
返される。
以上の動作を極端にいえば、前記フライホイール・ダイ
オードの作用が行われ、1次コイル7a、7bに電流が
少し流れているときでも、一方のサイリスタ2あるいは
3がオフ状態にあれば、点火コイル7の鉄心が飽和しな
い限り、もう一方のサイリスタ3あるいは2をターン・
オンしても大丈夫なのである。
ところで、一次コイル7a,7bに流れる電流は常に同
一方向の磁界を発生するように流れる脈流になるので、
直流成分と交流成分を含む。
この交流成分の一部を除き、残りの交流成分がスパーク
の発生、維持に寄与する。そして、この直流成分はエネ
ルギーの無駄使いとなる。
尚、説明を分かり易くするために直流電源1,ダイオー
ド5,6,及びサイリスタ2,3などの回路部品の機能
は一部理想的なものとし、また、一次コイル7a,7b
の電流の直流成分などを無視して、説明してきたが、実
際には、この直流成分などやスイッチング損失や電圧降
下などがあるので、各部動作波形は多少違う。
しかし、休止期間を短くできるという本発明の効果は少
しも損われない。
それから、第1図の直流電源1と第2図の直流電源11
は同じではなく、それらの電源電圧は異なる。
第2図の点火回路ではその1次側の振動電圧の振幅、つ
まり、一次コイル12aのピーク電圧の大きさは、直列
インバータ(第3図)の転流リアクトル13のそれがそ
うである様に、直流電源11の電圧の大きさの数倍に達
する。
一方、第1図の点火回路では一次コイル7a,7bの電
圧振幅は前述したとおり直流電源1の電圧の大きさとほ
ぼ同じになる。
従って、一次コイル7a,7b、12aの巻き数が同じ
で、そのほかの点において点火コイル7,12が同じに
なるような場合、1次コイル7a,7b、12aの電圧
振幅を同じにするならば、直流電源1の電圧は直流1 1の電圧の数倍に設定しなければならない。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。
第5図(イ)、(ロ)にその回路を分けて示す。第5図
(イ)はこの実施例の高圧発生部で、第1図(イ)の回
路を変形している。
第5図(ロ)はこの実施例のトリガ−信号発生回路でス
イッチング制御手段に相当し、スイッチング制御信号と
してトリガー信号を出力する。
15はプラス12ボルトの直流電源、S1は電源スイッ
チ、c1,c2は電源コンデンサ、16はプラス5ボル
トの3端子レギュレータ(7085)である。
端子CT1は端子CT1′と、端子CT2は端子CT2
′と、端子CT4は端子CT4′と、という具合にそれ
ぞれを接続する。端子CT3に点火信号を入力する。
トランジスタTR4、TR5を中心に非安定マルチバイ
ブレータを形成している。
この非安定マルチバイブレータの発振動作を制御するの
が、トランジスタTR3を中心とするスイッチング回路
である。さらに、このスイッチング回路は前記点火信号
とトランジスタTR5の出力信号によって制御される。
この出力信号は、前記点火信号の立ち下がりによって後
述のトリガー信号のタイミングが狂わないように、この
スイッチング回路のオフ動作を前期非安定マルチバイブ
レータの発振周期に同期させている。
前記非安定マルチバイブレータの各出力の変化(立ち下
がり)をとらえるのが、抵抗R4とコンデンサC3,及
び、抵抗R16とコンデンサC6などが形成する各微分
回路である。
前記非安定マルチバイブレータと前記各微分回路などに
よって動作するトランジスタTR1,TR7が、時間を
おいて交互にパルス状のトリガー信号を出力する。
17はマイナス出力(約マイナス325ボルト)の■C
−C■コンバータで、電源コンデンサCB(3.3マイ
クロ・ファラッドを4個並列接続。)と共に直流電源1
(第1図)を構成する。
抵抗R24、R25(各1オーム)は、万が一、点火ノ
イズなどによって電源短絡が起きた場合の、サイリスタ
2,3{各SH16J13、(株)東芝製}の保護抵抗
である。
コンデンサC9、C10(各0.1〜0.2マイクロ・
ファラッド)、C11(0.1マイクロ・ファラッド、
1キロ・ボルト耐圧)は点火ノイズなどに対する対策で
ある。
この他にも、シールドなどの点火ノイズ対策が必要であ
る。
特に、ダイオード5,6{ER■27−10、ER■7
7−10、富士電機(株)製}とコンデンサC11を含
め、点火コイル18{日本電装〔株〕製、029700
−5551,トヨタ自動車(株)の部品番号90919
−02146}と点火用放電ギャップ10をシールドし
、コンデンサ4(1マイクロ・ファラッドを2個直列接
続。)に接続する。
点火コイル18のリード線を慣通コンデンサを通して取
り出す方法が効果的である。
尚、ダイオード■9,■10に1S1588{(株)東
芝製}、抵抗R21、R26に51オーム、抵抗R22
、R23に750オーム、をそれぞれ用いた。
効果 第5図(イ)、(ロ)の実施例の端子CTにパルス幅約
1.3ミリ・セカンド、周期約6.1ミリ・セカンドの
点火信号を入力すると、2次コイル1BCの電流は第6
図の(イ)と(ロ)の様になる。
第6図′(イ)と(ロ)では前期非安定マルチバイブレ
ータの発振周期が違っており、(イ)の方が長い。
第6図(イ)では休止期間(電流ゼロのところ)が、ス
パークが発生している期間と期間の間にあるが、第6図
(ロ)ではこの休止期間はかなり短くなっており、ある
いは、全くなかったりして、本発明の効果をはっきりと
表している。
この作用については『作用』の項で述べた通りである。
また、この電流波形の記録に際しては、第5図(イ)の
点火用放電ギャップ10とアース間に抵抗10オームを
挿入し、この両端の電圧波形を慣通コンデンサを通して
シールドの外に取り出した。
尚、第5図の実施例ではスイッチング手段SW1,SW
2として2つのサイリスタを用いる例を示したが、トラ
ンジスタを使ったスイッチング回路を2つ用いる方法も
可能である。
この場合、スイッチング制御手段は、これらのスイッチ
ング回路をオン、オフさせるオン・オフ信号を出力する
オン・オフ信号発生回路となる。
例えば、このオン・オフ信号発生回路は、第5図(ロ)
の非安定マルチバイブレータの各出力によって2つの単
安定マルチバイブレータを駆動し、それぞれの駆動期間
を第4図の、(イ)の(4)と(ロ)の(5)に示す各
電流の通電期間にあわせ、それぞれの単安定マルチバイ
ブレータの出力信号に従って前記各スイッチング回路を
動作させるように、構成すればよい。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)、(ロ)それぞれは本発明の一例の簡略化
した回路を示す回路図、 第2図は従来の点火装置の、簡略化した回路を示す回路
図、 第3図はよく知られている直列インバータの、簡略化し
た回路を示す回路図、 第4図は、第1図(イ)に示す回路の各部動作波形を説
明する説明図、 第5図(イ)、(ロ)は本発明の実施例を示す回路図、 第6図(イ)、(ロ)は、この実施例に含まれる2次コ
イル18cの電流波形を示す波形図、である。 (符号の説明) 1,11,15・・・直流電源、2,3・・・サイリス
タ、4・・・コンデンサ(転流用)、5〜6・・・ダイ
オード、7、12、18・・・点火コイル、7a、7b
、12a、18a、18b・・・1次コイル、7c、1
2b、18c・・・2次コイル、10・・・点火用放電
ギャップ、13・・・転流リアクトル、14・・・負荷
、16・・・3端子レギュレータ、17・・・■C−C
■コンバータ(マイナス出力)、S1・・・電源スイッ
チ、C1,C2,C8・・・・電源コンデンサ、C3〜
C6,C9〜C11・・・コンデンサ、CT1〜CT4
、CT1′、CT2′、CT4′・・・端子、TR1〜
TR7・・・トランジスタ、R1〜R19,R21〜R
26・・・抵抗、■1〜■10・・・ダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 両方がつくる磁界の方向が同じになるよう に後述の2つの整流器と共に接続される2つの1次コイ
    ルと、2次コイルを有する点火コイルと、 直流電源と、 コンデンサと、 両方がオン状態のときに該2つの1次コイルを含む第1
    の環路を形成する前述の2つの整流器と、 オン状態のときに該直流電源、該コンデンサ、該一方の
    整流器、及び該一方の1次コイルを含む第2の環路を形
    成するスイッチング 手段SW1と、 オン状態のときに該コンデンサ、該もう一方の整流器、
    及び該もう一方の1次コイルを含む第3の環路を形成す
    るスイッチング手段SW2と、 外部から与えられる点火信号に基づいて該スイッチング
    手段SW1、SW2を交互にオン状態にするスイッチン
    グ制御信号を出力するスイッチング制御手段、 を有することを特徴とする点火装置。
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