JPS62227526A - 電縫管の形状矯正方法 - Google Patents
電縫管の形状矯正方法Info
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- JPS62227526A JPS62227526A JP6956086A JP6956086A JPS62227526A JP S62227526 A JPS62227526 A JP S62227526A JP 6956086 A JP6956086 A JP 6956086A JP 6956086 A JP6956086 A JP 6956086A JP S62227526 A JPS62227526 A JP S62227526A
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- pipe
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
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- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電縫管の形状矯正方法に関するものである。
(従来の技術)
従来の電縫管は帯鋼を連続的に成形し、電縫溶接したの
ち、溶接部靭性向上の念め、シームアニーラという高周
波誘導加熱装置で熱処理を行ったのち、冷間でサイソン
グ処理を施して製造されていた。しかし、冷間でのサイ
ソングごルの整形は溶接部に冷間歪を加え、溶接部の靭
性劣化をきたす原因となる。このため、この製造方法に
よる製品は寒冷地等の苛酷な条件下の使用を満足できる
ものでなかった。
ち、溶接部靭性向上の念め、シームアニーラという高周
波誘導加熱装置で熱処理を行ったのち、冷間でサイソン
グ処理を施して製造されていた。しかし、冷間でのサイ
ソングごルの整形は溶接部に冷間歪を加え、溶接部の靭
性劣化をきたす原因となる。このため、この製造方法に
よる製品は寒冷地等の苛酷な条件下の使用を満足できる
ものでなかった。
特開昭59−193715号公報に示されるように、溶
接部の温度が200℃〜Ar1変態点の間で、真円度や
曲がシ等の寸法精度を満足させる九めに、サイソング処
理を実施すれば、サイジング時の圧縮歪が溶接部に集中
することが避けられ、溶接部靭性劣化が大幅に減少する
ことが述べられている。
接部の温度が200℃〜Ar1変態点の間で、真円度や
曲がシ等の寸法精度を満足させる九めに、サイソング処
理を実施すれば、サイジング時の圧縮歪が溶接部に集中
することが避けられ、溶接部靭性劣化が大幅に減少する
ことが述べられている。
しかし、発明者らの実験によれば、溶接部の温度が45
0℃以上で、周方向に圧縮歪を与えるサイジング処理を
行うと、シーム部近傍の変形抵抗の低下により局部的な
増肉とt/b (t :肉厚、D:パイプ外径)の小さ
いものでは座屈が発生し、サイソング時の均一な変形が
得られず、所望の形状精度が得られないことがあきらか
になった。第1図(a) 、 (b)にその様子を示す
。
0℃以上で、周方向に圧縮歪を与えるサイジング処理を
行うと、シーム部近傍の変形抵抗の低下により局部的な
増肉とt/b (t :肉厚、D:パイプ外径)の小さ
いものでは座屈が発生し、サイソング時の均一な変形が
得られず、所望の形状精度が得られないことがあきらか
になった。第1図(a) 、 (b)にその様子を示す
。
第1図(a)は縦軸に肉厚変化率(Δ1/1)、横軸に
シームからの角度(Dq−114,3m 、 t =
8.6■)、第1図(b)は縦軸に曲率(D=114.
3+m、t=2.4m) をとっている。
シームからの角度(Dq−114,3m 、 t =
8.6■)、第1図(b)は縦軸に曲率(D=114.
3+m、t=2.4m) をとっている。
第1図(、)はシーム部の温度が高いために、サイソン
グの際にシーム部を中心とした局部的な大きな増肉が起
こっていることを示している。第1図(b)は薄肉材で
は増肉とともに、変形抵抗低下にょシ、座屈が発生して
いる例で、シーム部近傍で曲率がばらついて形状が劣化
している。
グの際にシーム部を中心とした局部的な大きな増肉が起
こっていることを示している。第1図(b)は薄肉材で
は増肉とともに、変形抵抗低下にょシ、座屈が発生して
いる例で、シーム部近傍で曲率がばらついて形状が劣化
している。
(発明が解決しようとする問題点)
冷間モのサイソング処理はシーム部の靭性劣化を招き、
またシーム部の温度が450’C以上の場合のサイジン
グ処理は圧縮歪がシーム部近傍に局所的に集中してしま
うことによシ必要な形状精度が得られない。
またシーム部の温度が450’C以上の場合のサイジン
グ処理は圧縮歪がシーム部近傍に局所的に集中してしま
うことによシ必要な形状精度が得られない。
本発明はこれらの問題点を解決し、所望の形状寸法精度
を得て、靭性劣化を抑えることを目的とするものである
。
を得て、靭性劣化を抑えることを目的とするものである
。
C問題点を解決するための手段)
本発明は上述の諸問題を有利に解決したものでその要旨
は連続的に溶接され九鋼管の接合部を高周波誘導加熱で
連続的に熱処理を行い、熱処理後、接合部の温度が45
0℃以上の時に、パイプの捩れにあわせロール軸をパイ
プ軸中心に回転あるいは矯正ロールをロール軸方向に移
動して鋼管の形状矯正をすることを特徴とする電縫管の
形状矯正方法である。
は連続的に溶接され九鋼管の接合部を高周波誘導加熱で
連続的に熱処理を行い、熱処理後、接合部の温度が45
0℃以上の時に、パイプの捩れにあわせロール軸をパイ
プ軸中心に回転あるいは矯正ロールをロール軸方向に移
動して鋼管の形状矯正をすることを特徴とする電縫管の
形状矯正方法である。
シーム熱処理を施され念後の・ぐイブの形状は第2図(
真円度0.8俤、D=114.3閣、t=2.9m)の
ようにシーム部1が尖った形状を有して−る。っまシ、
シーム部の曲率が大きくなっている。
真円度0.8俤、D=114.3閣、t=2.9m)の
ようにシーム部1が尖った形状を有して−る。っまシ、
シーム部の曲率が大きくなっている。
すなわち、所望の形状精度を得るためには、シーム部近
傍を曲げ戻す成形を行えばよい。一方。
傍を曲げ戻す成形を行えばよい。一方。
サイジング処理のよう表周方向に圧縮歪を加える方法で
は、絞シ率を上げて形状を整えることになるが、上述し
tように、シーム部及びその近傍の増肉および薄肉材の
座屈が発生し、十分な形状矯正が行えない。
は、絞シ率を上げて形状を整えることになるが、上述し
tように、シーム部及びその近傍の増肉および薄肉材の
座屈が発生し、十分な形状矯正が行えない。
これらの問題を解決する曲げ戻しをあたえる具体例を2
0一ル方式で示す。第3図のように矯正ロールが接合部
を曲げ戻す念め、鋼管2のロール曲率よシ、曲率の大き
な上ロール孔型3を用い、それ以外の部分を周方向に拘
束する九めに下ロール孔型4は鋼管曲率とほぼ同程度の
ものを用いて。
0一ル方式で示す。第3図のように矯正ロールが接合部
を曲げ戻す念め、鋼管2のロール曲率よシ、曲率の大き
な上ロール孔型3を用い、それ以外の部分を周方向に拘
束する九めに下ロール孔型4は鋼管曲率とほぼ同程度の
ものを用いて。
シーム部に上ロールを・量イブてわずかに接触させ次状
態で圧縮歪の小さ込曲げ主体の変形を与えることができ
る。また、方式としては3#40−ルも基本的には同じ
である。
態で圧縮歪の小さ込曲げ主体の変形を与えることができ
る。また、方式としては3#40−ルも基本的には同じ
である。
ところで、電縫鋼管は造管時に鋼管が捩れることがあシ
、シー五部が真上にあるとは限らない。
、シー五部が真上にあるとは限らない。
鋼管が大きく捩れ九場合、シーム部の形状矯正は上ロー
ルを押し込み、ロールと管体との接触幅を大きくするこ
とによっである種度矯正できるが、真円度が低下してし
まう。また、さらに捩れが大きくなシ、上ロールとシー
ム部が接触しない領域に入れば、形状矯正は不可能とな
る。そこで、これを回避するには捩れた方向にあわせ、
シーム部形状を最適に矯正するように、ロールをシーム
部に追従させるようにして矯正する方法を用いればよい
。シーム部の検出は管体の温度が最も高温の所をシーム
部と近似する程度でよく、非接触な赤外線温度計を数個
つけて、それを判断すればよい。
ルを押し込み、ロールと管体との接触幅を大きくするこ
とによっである種度矯正できるが、真円度が低下してし
まう。また、さらに捩れが大きくなシ、上ロールとシー
ム部が接触しない領域に入れば、形状矯正は不可能とな
る。そこで、これを回避するには捩れた方向にあわせ、
シーム部形状を最適に矯正するように、ロールをシーム
部に追従させるようにして矯正する方法を用いればよい
。シーム部の検出は管体の温度が最も高温の所をシーム
部と近似する程度でよく、非接触な赤外線温度計を数個
つけて、それを判断すればよい。
シーム位置にならって、ロールを移動する方法として■
鋼管の捩れに合わせて、全ロールを回転させる方法(第
4図(a))あるいは■上ロールのみを軸方向に僕れと
反対に移動させ、シーム部が接触するように上ロール押
し込み量も変える方法(第4図(b))を用いればよい
。このときの矯正温度は靭性を考慮し、溶接部、及びそ
の近傍の温度が450℃以上で行い、上限はArl変態
点以下が。
鋼管の捩れに合わせて、全ロールを回転させる方法(第
4図(a))あるいは■上ロールのみを軸方向に僕れと
反対に移動させ、シーム部が接触するように上ロール押
し込み量も変える方法(第4図(b))を用いればよい
。このときの矯正温度は靭性を考慮し、溶接部、及びそ
の近傍の温度が450℃以上で行い、上限はArl変態
点以下が。
望ましい。
(実施例)
本発明の実施例としてパイプ径D=114.3m。
t = 2.9 mの燐圧前と矯正後のノ9イブ形状を
第5図に示す。使用した孔型は20−ルで、上ロール曲
率が/ぐイブ曲率の0.95倍、下ロール曲率は1.0
倍である。ロール押し込み量δ/D=0.5(%)で、
矯正時の温度は700℃である。
第5図に示す。使用した孔型は20−ルで、上ロール曲
率が/ぐイブ曲率の0.95倍、下ロール曲率は1.0
倍である。ロール押し込み量δ/D=0.5(%)で、
矯正時の温度は700℃である。
矯正後の真円度はこの方法を用いることにょシ矯正後の
真円度は、25度程度捩れた場合には口−ルの移動しな
いものと比較し、0.5から0.2%へと改善する(第
5図)。但しこの場合の真円度1 = (RMAX −
RMIN )/ RMIEANである。RMAX :最
大半径、RMIN:最小牛径、RMIIムN:平均半径
である。
真円度は、25度程度捩れた場合には口−ルの移動しな
いものと比較し、0.5から0.2%へと改善する(第
5図)。但しこの場合の真円度1 = (RMAX −
RMIN )/ RMIEANである。RMAX :最
大半径、RMIN:最小牛径、RMIIムN:平均半径
である。
増肉もサイジング処理し次ものに比べ、肉厚の大小に関
わらず、はとんど起こらない。第6図(Δ−114,3
m、 t=8.6m)にその例を示す。縦軸に板厚変化
率、横軸にシームからの位置をとっている。絞シによる
成形であるサイソング処理ではなく、曲げを主体とした
本方法では、第1図のサイソング処理にくらべ、第6図
のようにt/bが大きくても温度の高いシーム部近傍の
増肉は起こっていない。
わらず、はとんど起こらない。第6図(Δ−114,3
m、 t=8.6m)にその例を示す。縦軸に板厚変化
率、横軸にシームからの位置をとっている。絞シによる
成形であるサイソング処理ではなく、曲げを主体とした
本方法では、第1図のサイソング処理にくらべ、第6図
のようにt/bが大きくても温度の高いシーム部近傍の
増肉は起こっていない。
(発明の効果)
この発明によれば、シーム熱処理後における電縫鋼管の
形状矯正を、造管時の捩れの発生によりシーム位置が変
動しても1寸法・形状精度を高く矯正を行うことができ
、溶接部靭性の極めて優れた′電縫鋼管を製造すること
ができ、工業上有用な効果をもたらし得るものである。
形状矯正を、造管時の捩れの発生によりシーム位置が変
動しても1寸法・形状精度を高く矯正を行うことができ
、溶接部靭性の極めて優れた′電縫鋼管を製造すること
ができ、工業上有用な効果をもたらし得るものである。
第1図(a) 、 (b)は熱処理後シーム部が高温時
のサイソング実施例を示す図で、(、)は厚肉材の板厚
変化、(b)は薄肉材の周方向曲率分布の図表、第2図
はシーム熱処理後の鋼管の形状を示す図、第3図は20
−ルによる形状矯正方法の模式図、第4図はパイプが捩
れたときのシーム部の形状矯正方法を示す模式図で、(
、)は捩れに対し回転して追従する方法、(b)は上ロ
ールをシフトして追従する方法を示す、第5図(a)
、 (b)は形状矯正効果を示す実施例鋼管の形状を示
す図、第6図は本方式による肉厚変化を示す図表である
。 1:シーム部 2:鋼管 3:上ロール孔型 4:下0−ル孔型第1図 第2図 第3図 第5図 (の (1)) 第6図 シーム力゛らの由廃べ(つ
のサイソング実施例を示す図で、(、)は厚肉材の板厚
変化、(b)は薄肉材の周方向曲率分布の図表、第2図
はシーム熱処理後の鋼管の形状を示す図、第3図は20
−ルによる形状矯正方法の模式図、第4図はパイプが捩
れたときのシーム部の形状矯正方法を示す模式図で、(
、)は捩れに対し回転して追従する方法、(b)は上ロ
ールをシフトして追従する方法を示す、第5図(a)
、 (b)は形状矯正効果を示す実施例鋼管の形状を示
す図、第6図は本方式による肉厚変化を示す図表である
。 1:シーム部 2:鋼管 3:上ロール孔型 4:下0−ル孔型第1図 第2図 第3図 第5図 (の (1)) 第6図 シーム力゛らの由廃べ(つ
Claims (1)
- 連続的に溶接された鋼管の接合部を高周波誘導加熱で連
続的に熱処理を行い、熱処理後、接合部の温度が450
℃以上の時に、パイプの捩れにあわせロール軸をパイプ
軸中心に回転あるいは矯正ロールをロール軸方向に移動
して鋼管の形状矯正をすることを特徴とする電縫管の形
状矯正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6956086A JPS62227526A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 電縫管の形状矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6956086A JPS62227526A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 電縫管の形状矯正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62227526A true JPS62227526A (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=13406258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6956086A Pending JPS62227526A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 電縫管の形状矯正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62227526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015383A (en) * | 1989-06-15 | 1991-05-14 | Johnson Filtration Systems Inc. | Slotted screen scallops for high loading pressures and method of making same |
JP2007237289A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Jfe Steel Kk | 小径電縫鋼管の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP6956086A patent/JPS62227526A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015383A (en) * | 1989-06-15 | 1991-05-14 | Johnson Filtration Systems Inc. | Slotted screen scallops for high loading pressures and method of making same |
JP2007237289A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Jfe Steel Kk | 小径電縫鋼管の製造方法 |
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