JPS62226394A - 旅客自動車の売上管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、タクシ−などの旅客自動車に装備されて、
その売上を効率的に管理する売上管理装置に関するもの
である。

［従来の技術］ 現在、タクシ−の売上は、運転席近くに備えられた走行
料金メータと、運転手の走行記録によって管理されてい
る。

走行料金メータのブロック構成を第９図に表す。

ただし、図中の点線部分を除く。

図において、１は操作部であり、賃走の開始と終了を設
定するスイッチと、時間帯による割り増し料金の設定ス
イッチなどによって成る。２はＡ／Ｄ変換器であり、車
の走行機構から出力されろ走行距離に比例したタイミン
グパルスを変換するものである。３はメモリであり、タ
イミングパルスをそのパルス数に対応する走行距離に変
換するパルス−走行距離テーブルと、その変換後の走行
距離をそれに対応する料金に変換する走行距離−料金テ
ーブルが設定されている。４は表示器であり、賃走距離
に対応する料金を表示するものである。

賃走の開始時には、まず、操作部Ｉの賃走開始スイッチ
をＯＮとする。これにより、ＣＰＵ５がメモリ３のプロ
グラムを実行して、前述のタイミングパルスを計数して
、メモリ３に設定されたテーブルから賃走距離と料金を
求め、それを逐次更新して表示器４に表示させる。客が
降車したときは、操作部ｌの賃走終了スイッチをＯＮと
する。

なお、６は入力インターフェイス、７は出力インターフ
ェイスである。また、図中の点線部分はこの発明によっ
て付加された部分を表す。その部分にっては後述する。

このように走行料金メータには、賃走距離に対応する料
金を自動的に表示する。

タクンーの運転手は、賃走毎に、このような走行料金メ
ータの表示内容つまり走行料金と、それに関連する走行
内容を帳面に記録する。それが走行記録であり、現状で
はペン等を用いて手記さ１＋。

ている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述したように、従来におけるタクシ−の売上は走行料
金メータと走行記録によって管理されていた。ところが
、走行記録はペンなどを用いての筆記であるため、その
記録が面倒であった。しかも、売上データと走行区間の
関連が付きにくく、車を適正に配備することが難しいと
いう問題があった。

この発明は、このような問題を解決するものである。

し問題点を解決するための手段］ この発明の旅客自動車の売上管理装置は、旅客自動車の
全走行距離と、賃走区間毎の賃走距離と、賃走区間毎の
運賃のそれぞれの検出手段を備えた旅客自動車において
、 旅客自動車に装備されて、賃走区間毎の乗車場所名に対
応する乗車コードと、降車場所名に対応ずろ降車コード
を入力する入力手段と、旅客自動車に装備されて、前記
検出手段のそれぞれからの検出データ、および前記入力
手段からの入力データを記憶するための記憶手段と、旅
客自動車に装備されて、前記記憶手段に、前記検出手段
のそれぞれからの検出データ、および前記入力手段から
の入力データを書込む書込み手段とからなり、 前記入ツノ手段と、記憶手段と、書込み手段の内の少な
くとし記憶手段は、旅客自動車に対して取り外し可能に
装備されていることを特徴とする。

［作用　］ この発明の旅客自動車の売上管理装置は、自動車に備わ
る既Ｕの検出手段からの自動車の全走行距離、賃走区間
毎の賃走距離、賃走区間毎の運賃のそれぞれのデータを
自動車に装備した記憶手段に記憶させると共に、その記
憶手段に、自動車に新設した入力手段からの乗降場所に
関する区間データを記憶させ、そして、運転業務の終了
後は、自動車から記憶手段を取り外して、その記憶デー
タを外部のデータ処理装置によって収集、分析する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第６図はこの発明の一実施例を表す。　図
において８は操作卓であり、タクシ−に対して取り外し
可能に装備されている。この操作卓８は、前述した走行
料金メータと同様のものに付加されるものであり、その
走行料金メータとの関連は第９図に表すとおりである。

つまり、操作卓８は、操作インターフェイス９を通して
走行料金メータのパスラインに接続されている。本例の
場合、操作インターフェイス９は走行料金メータ側に備
えられていて、この操作インターフェイス９に接続され
たコネクターＣが操作卓８から取り外し可能となってい
る。つまり、コネクターＣを外すことによって、操作卓
８がタクシ−から取り外される訳である。

操作卓８は第１図、第２図のように構成されている。す
なわち、ボックス状の本体内には、ＣＰＵｌ０１入力イ
ンターフエイスＩＩ、出力インターフェイス１２、シリ
アル入出力インターフェイス１３、メモリ（記憶手段）
＋４が組み込まれ、まｆコその操作面には操作部（入力
手段）１５と表示部Ｉ６が設けられている。メモリ１４
は電池によってバンクアップされている。操作部Ｉ５は
、テンキー１５ａと、クリアーキー＋５ｂと、Ｆ乗Ｊス
イッチ１５ｃと、「降」スイッチ１５ｄと、「入力」ス
イッチ１５ｅが備えられている。表示部１６は、例えば
液晶表示素子によって構成されている。また、操作卓８
には、地名に対応するコードを表示するコード表１７か
備えられている。本例の場合、そのコードは・１桁であ
り、アキバ（「秋葉原」の略）は“１０００”、ウエノ
（上！ｆｆＦ）は“１００２”となっている。操作卓８
を構成するこれらの構成要素の機能は、作用と共に後述
する。

このような構成の操作卓８には、次のような２つの使用
形態がある。第１は、そのパラレル入出力インターフェ
イス１３に、前述した走行料金メータ側のコネクターＣ
か接続される使用形態である。第２は、そのパラレル入
出力インターフェイス１３に、後述する事務所内のコン
ピュータ側のコネクターが接続されろ使用形態である。

操作卓８は、前者の第１の使用形態のときに車に装備さ
れ、一方、後者の第２の使用形態のときには、車から取
り外されて事務所内に設置されろ。

事務所内のコンピュータは、第３図、第４図のように構
成されている。すなわち、コンピュータ本体１８内のＣ
ＰＵｌ９に、キーボード２０、ディスプレイ２１、コン
バータ２２、プリンタ２３、メモリ２４がそれぞれ接続
されている。２５．２６．２７．２８はそれぞれインタ
ーフェイスである。本例の場合、コンバータ２２には３
つのコネクターＣｏ　、　Ｃ１，Ｃ２が接続されており
、その内の１つに操作卓８のシリアル入出力インターフ
ェイスＪ３が接続されろことになる。事務所内のコンピ
ュータを構成するこれらの構成要素の機能は、作用と共
に後述する。

次に作用について説明する。

まず、操作卓８の第１の使用形態における作用を説明す
る。

この使用形（６）にお１ノる操作卓８は、タクシ−に装
（・１Ｈされて、第９図のように、従来と同様の走行料
金メータに接続されている。また、この状態は、第２図
における点線のブロックを走行料金メータとした場合に
相当する。前述したように、走行料金メータは、賃走が
終了する都度、操作部ｌの賃走終了スイッチがＯＮ操作
される。その賃走終了スイッチがＯＮとなる毎に、ＣＰ
Ｕ５は累計走行距離と、賃走距離と、運賃と、割り増し
設定スイッチの操作状態に対応するデータを操作インタ
ーフェイス９を通して、コネクターＣから操作卓８へ出
力する。更に、本例の走行料金メータの場合は、走行距
離をメモリ３に記憶する。

このように、賃走か終了する毎に、その賃走分のデータ
が操作卓８に入力される。操作卓８は、その入力データ
をシリアル入出力インターフェイス１３を通して導入し
、メモリＩ４に一旦記憶させろ。この時点にて、操作卓
８の操作部１５の各種キーからの入力か有効となる。次
に、ＣＩ）　Ｕ　１０は、メモリ１４から上述しｆこ賃
走距離と料金を読み出して、その値を表示部１６に表示
させると共に、「ジョウンヤクカン　ヲ　ニュウリョク
」つまり“乗車区間を入力せよ”というメッセイジを表
示部１６に表示させる。

運転者は、このメッセイジにしたがって、客の乗車場所
と降車場所のコードをキーインして１、乗車区間を入力
する。すなわち、まず、「乗」スイッチｊ５ｃを押して
から、乗車場所の地名に対応するコード（乗車コード）
をテンキー１５ａによって入力する。メモリ１４には、
予め、コードに対応する地名がコード表１７と同じ内容
で記憶されており、ＣＰＵｌ０は入力されたコードに対
応する地名をメモリ１４から読み出して、表示部１６に
表示させる。次に、「降」スイッチ＋５ｄを押してから
、降車場所の地名に対応するコード（降車コード）をテ
ンキー１５ａによって入力する。ＣＰＵｌ０は、同様に
して、メモリＩ４から対応する地名を読み出して、表示
部Ｉ６に表示させろ。第１図は、乗車区間が“秋葉原”
から“上野”であった場合の表示例であり、賃走距離は
５．０Ｋｍ、料金は１５００円である。

乗車区間を設定して、確認した後は、「入力」スイッチ
１５ｅを押す。ＣＰＵｌ０は、「入力」スイッチ１５ｅ
の出力を受け、入力した乗車区間と共に、賃走距離、料
金、割り増し設定スイッチの状態、全走行距離をメモリ
Ｉ４に記憶させる（第５図参照）。次に、ＣＰＵｌ０は
、「ニュウリョク　カンリョウ」つまり“入力が完了し
た”というメッセイジを表示部Ｉ６に表示させる。第５
図中の最上側は、第１図の表示内容の記憶例であり、ま
た全走行距離には賃走以外のときの走行距離も含まれて
おり、逐次、累計更新されて所定の記憶エリアに３己憶
される。

このようにして、メモリ１４は賃走毎のデータを逐次記
憶する。

その後、運転者がタクシ−業務を終了したときには、走
行料金メータ側のコネクターＣから操作卓８を外して、
操作卓８をタクシ−から降ろす。

そして、その操作卓８を１工務所内のコンピュータのコ
ンバータ２２に接続する。つまり、これからは操作卓８
の第２の使用形態となる。

そこで、次に操作卓８の第２の使用形態における作用に
ついて説明する。

この第２の使用形態は、第２図における点線のブロック
を事務所内のコンピュータとした場合に相当する。この
ような形態において、まず、キーボード２０（第３図、
第４図参照）から運転者毎の１５スワードを入力する。

これにより、ＣＰＵ１９はコンバータ２２から操作卓８
にアクセス信号を送る。操作卓８は、そのアクセス信号
が正当である場合にのみ、メモリ１４の記憶データを送
り出す。そして、その送り出しが正常に終わるとメモリ
１４をクリアする。アクセス信号の正当性は、操作卓８
のメモリ１４に予め記憶させておいたパスワードと、キ
ーボード２０からのパスワードが対応するか否かによっ
て判断する。不当な場合には、データを送り出さない。

コンピュータは、操作卓８から送り出されたデータを受
信して、メモリ２４に記憶する。このメモリ２４におけ
る記憶内容は、操作卓８のメモリＩ４の記憶内容に、運
転者のコードを付加したものとなる。同様にして、メモ
リ２４には、複数の運転者についてのデータが記憶させ
る。

その後、ＣＰＵ１９はメモリ２４の記憶データを演算処
理して、プリンタ２３からプリントアウトする。例えば
、メモリ２４の記憶データの内、走行距離の合計値と、
料金の合計値をプリントアウトする。また、運転音別の
売上額、走行距離（賃走距離、全走行距離）、走行区間
別の度数を集計してプリントアウトする。運転音別の小
計ファイルとしては、第６図のような管理表を作成する
。

また、賃走距離と全走行距離との比、つまり（賃走距Ｍ
／全走行距離）を求めて出力する。運転者は、このよう
な管理表によって自分の売上をｒｒＪ算する。また、メ
モリ２４に複数の運転者についてのデータが記憶されて
いることから、各運転者についてのデータを集計して、
会社としての売上とその内容を出力する。

第７図（ａ）、（ｂ）および第８図は操作卓の他の構成
例を説明するための図である。

本例の操作卓２９は、面述した操作卓８とは、乗車区間
の人ノＪ手段のみが異なる。すなわち、本例の操作卓２
９は、前述した操作卓８における操作部１５のテンキー
１５ａに代えて、マトリックスパネル１５ｆを備えてい
る。このマトリックスパネル１５ｆは、タクシ−の走行
エリアの地図を表記したタッチキーパネルである。

乗車場所の地名に対応するコード（乗車コード）を入力
するときには、「乗」スイッチ１５ｃを押してから、乗
車場所に相当する地図上の部分をペンのような細いもの
で押す。一方、降車場所の地名に対応するコード（降車
コード）を入力するときには、「降」スイッチ１５ｄを
押してから、降車場所に相当する地図上の部分を押す。

マトリックスパネル１５ｆには、押された部分の位置を
Ｘ−Ｙ座標上の位置として求める位置検出機構（後述す
る）が組み込まれており、また、メモリドＩには、位置
検出機構の求めた座標位置に対応する位置コードと地名
対応表が予め記憶されている。その対応表の例を第７図
（ｂ）に表す。この対応表から、地図上の押された部分
に対応する地名のコードが検索されて、その地名が表示
部１６に表示される。

乗車区間を設定して、確認した後は、「入力」スイッチ
１５ｅを押すことによって入力を完了する。なお、「乗
」スイッチ１５ｃまたは「降」スイッチ１５ｄか押され
てから、マトリックスパネル１５ｆが複数回押されたと
きは、その都度、地名を検索して、最新の乙のを有効と
する。

マトリックスパネル１５ｆに組み込まれた位置検出機構
、つまり押された部分の位置をＸ−Ｙ座標上の位置とし
て求める検出機構の構成例を第８図に表す。この位置検
出機構は、タッチキーパネルの下に備えられていて、Ｘ
軸方向に等間隔Ｑで並ぶ導線ｘＩ２８−ｙ、（ｌａと、
Ｙ軸方向に並ぶ均一な抵抗線Ｙｒｏ””’Ｙｒｓによっ
てマトリックスが組まれている。

いま、例えば図中の白丸部分、つまり座標（ＸＩ、Ｉ２
）に相当する部分が押された場合には、コンパレータＣ
１に所定の電圧が加えられる。ずな４つち、ｙ。

がドライブされたときに、抵抗線Ｙｒ２が通電し、その
分圧電圧（Ｖ　ｃｃ／　−１）がｘＬにかかってコンパ
レータＣ３に加えられろ。コンパレータＣ１は、予めそ
の比較電圧かｒＸ、によって所定の値（（Ｖ　ｃｃ／４
）−ΔＶ）に設定されている（Δｖ＜　（Ｖ　ｃｃ／　
４　））。

したがって、コンパレータＣ１がオン信号を出力するこ
とになる。その出力とＩ２のドライブとによって、座標
（ＸＩ４２）の部分が押されたことを検知する。同様に
して、マトリックスパネル＋５ｒの押された部分の座標
を求める。

マトリックスパネル１５ｒに組み込まれるこのような検
出機構の構成は、何等、上記の例に限定されず、要は、
マトリックスパネル１５ｆの押された部分をＸ−Ｙ座標
の位置として求めることができるものであればよい。

ところで、上述した各実施例の場合は、ＣＰＵｌ０１操
作部（入力手段）１５、メモリ（記憶手段）１４等を全
て操作卓８．２９に組み込み、それろを一括して車から
取り外すように構成している。

しかし、少なくとらメモリ（記憶手段）１４の部分のみ
を車から取り外し可能として、その他の部分は車に装着
したままとしてもよい。その場合、取り外し可能な記憶
手段として、磁気ディスクや磁気テープなどを採用する
ことら可能である。

また、記憶部分を取り外さず、通信インターフェイスを
設けて、通信回路を通してデータのみを外部に出力する
ように成すことも容易に可能である。

この場合には、Ｒ５−２３２Ｃインターフエイスとモデ
ムを用いた在線通信、または無線通信によって行うこと
ができろ。このときは、第３図のコンピュータに付炙す
るコネクタＣ６−０２は、１チヤンネルのモデム、また
は無線機とモデムとなる。

［発明の効果コ 以上説明したように、この発明の旅客自動車の売上管理
装置は、自動車に備わる既存の検出手段からの自動車の
全走行距離、賃走区間毎の賃走距離、賃走区間毎の運賃
のそれぞれのデータを自動車に装備した記憶手段に記憶
さＵｏろと共に、その記憶手段に、自動車に新設した入
力手段からの乗降場所に関する区間データを記憶させ、
そして、運転業務の終了後は、自動車から記憶手段を取
り外すことか可能であるから、その記憶手段に記憶され
たデータを外部のデータ処理装置によって、区間データ
に関連付けて収集、分析して、自動車の走行管理を効率
的に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図はこの発明の一実施例を説明するた
めの図であり、第１図は操作卓の斜視図、第２図はその
操作卓のブロック構成図、第３図は操作卓が接続される
外部のデータデータ処理装置の斜視図、第４図はそのデ
ータデータ処理装置のブロック構成図、第５図は操作卓
におけろメモリの記憶内容の説明図、第６図はデータデ
ータ処理装置によるプリントアウト内容の説明図である
。 第７図および第８図はこの発明の他の実施例を説明ずろ
ための図てあり、第７図（ａ）は操作卓の斜視図、同図
（ｂ）はその操作卓におけるメモリの記憶内容の説明図
、第８図はその操作卓に備わる位置検出機構の説明図で
ある。 第９図は従来例を説明するためのブロック構成図である
。 ８．２つ・・・・・操作車、　　１０・・・・ＣＩ”’
Ｕ、Ｉ４　・・メモリ（記憶手段）、 １５・・・・操作部（入力手段）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 旅客自動車の全走行距離と、賃走区間毎の賃走距離と、
   賃走区間毎の運賃のそれぞれの検出手段を備えた旅客自
   動車において、 旅客自動車に装備されて、賃走区間毎の乗車場所名に対
   応する乗車コードと、降車場所名に対応する降車コード
   を入力する入力手段と、 旅客自動車に装備されて、前記検出手段のそれぞれから
   の検出データ、および前記入力手段からの入力データを
   記憶するための記憶手段と、旅客自動車に装備されて、
   前記記憶手段に、前記検出手段のそれぞれからの検出デ
   ータ、および前記入力手段からの入力データを書込む書
   込み手段とからなり、 前記入力手段と、記憶手段と、書込み手段の内の少なく
   とも記憶手段は、旅客自動車に対して取り外し可能に装
   備されていることを特徴とする旅客自動車の売上管理装
   置。