JPS62225792A - 密閉形圧縮機の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、空気調和機や大型冷凍冷蔵庫簀に組
込まれる密閉形圧縮機の製造方法に係り、特に、２組の
ロータリ形シリンダー装置を備えた密閉形圧縮機におけ
る組立方法に関する。

（従来の技術） 従来、この種の密閏形冷媒ＬＩＥ縮機は、第７図に示さ
れるように構成されている。

即ら、第７図において、図示されない密閉されたケース
本体内に組込まれる第１シリンダー本体ａ、仕切板す及
び第２シリンダー本体Ｃには、電動機のロータ軸と一体
をなし、しかも、回転角を１８０°ずらした２紺の偏心
部を備えた回転軸ｄが嵌装されており、上記第１シリン
ダー本体ａど第２シリンダー本体Ｃとには、第１、第２
消音用カバーｅ、ｆを取着した上記軸受９と下部軸受［
）が設けられており、これらは複数の通しボルトｉで固
定して構成した−すのである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上述した従来の密閉形冷媒圧縮機は、組
立時、第１シリンダー本体ａ、仕切板す及び第２シリン
ダー本体Ｃを上・下一対の上部軸受ｑと下部軸受りとに
複数の通しポルｌ−ｉで一挙に締付けて固定する関係上
、上記回転ｌＮ１ｄの各偏心部と上記両シリンダー本体
ａ、Ｃのシリンダーの軸心との芯出精度が出しにくいば
かりでなく、同時に２軸の芯出作業に熟練を要し、組立
作業に相当な時間を費す等の難点があり、しかち、第１
シリンダー本体と第２シリンダー本体とに複数のねじ孔
を穿設することを余儀なくされ、リーマ加工等も面倒で
ある。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、２組のロータリ形シリンダー装置を備えた密閉形冷媒
圧縮機において、第１シリンダー本体がねのみにねじ孔
を穿設し、仕切板及び第２シリンダー本体を順に組立て
、上記両シリンダーと回転軸の各偏心部との芯出精度を
熟練を要することなく、組立作業を円滑にすると共に、
量産による省力化を図ることを目的とする密閉形圧縮機
の製造方法を提供するものである。

〔発明の構成〕 （問題点を解決するための手段） 本発明は、２組のロータリ形シリンダー装置を備えた密
閉形冷媒圧縮機において、第１軸受に第１シリンダー本
体をこの第１シリンダー本体がわからの仮止用ボルトで
取着し、次に、第１シリンダー本体に仕切板と第２シリ
ンダー本体をこの第２シリンダー本体側から仮止用ボル
トで取着し、その後、上記第２シリンダー本体に第２軸
受を装着し、上記第１シリンダー本体にこの第２軸受が
わからポル１〜で固着して組立てるＪ：うにしたもので
ある。

（作　用） 本発明は、第１＠受に第１シリンダー本体を仮止用ボル
トで取着し、しかる後、上記第１シリンダー本体に仕切
板と第２シリンダー本体を仮止用ボルトで取着し、第２
シリンダー本体に第２軸受を装着し、上記第１シリンダ
ー本体に第２軸受がわからボルトで固着して組立てるよ
うにしたものである。

（実施例） 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

第１図乃至第５図において、符＠１は、密閉されたケー
ス本体であって、このケース本体１内の上部には、ステ
ータ２とロータ３とで構成されるモータ４が設置されて
おり、このモータ４の下位の上記ケース本体１内には、
支持体５が水平にして設けらている。又、この支持体５
には、第１１袖受（主軸受）６が付設されており、上記
支持体５の上面には消音器を形成する消音カバー７が設
【プられている。さらに、上記第１＠受６には、第１シ
リンダー本体８、仕切板９、第２シリンダー本体１０及
び消音カバー１１を備えた第２＠受（従軸受）１２が上
から順に設けられており、これらは、上記第１シリンダ
ー本体８に穿設されたねじ孔に各取付ポル１〜で取着さ
れている。ざらに、上記第１軸受６及び第２軸受１２に
はロータ３と一体をな１回転軸１３が回転自在に軸装さ
れており、上記第１シリンダー本体８のシリンダーの（
）γ置づる上記回転軸１３には、偏心部（クランク部）
１３　ａが第１０−ラ１４をＩ収装して設りられている
。又、上記第２シリンダー本体１０のシリンダーの位置
する上記回転１１＠１３には、回転角を１８０°ずらし
た偏心部（クランク部）１３ｂが第２１コーラ１５を嵌
装して設けらされており、上記第１シリンダー本体８の
一側には冷媒の吸込管１６が接続されている。さらに、
この吸込管１６は、上記シリンダー本体８に連通旬ると
共に、上記仕切板９の透孔９ａを通して上記第１シリン
ダー本体１０へ連通している。さらに又、上記第１軸受
６及び第１軸受１２には、各吐出弁装置１７ａ、１７ｂ
が設けられており、上記ケース本体１の上部には吐出管
１８が冷凍サイクルを構成する凝縮為（図示されず）へ
連通するにうにして設けられている。　以下、本発明の
組立方法について説明覆る。

第２図乃至第４図において、２組の［コータリ形シリン
ダー装置を備えた密閉形冷媒圧縮機において、上記第１
軸受６のねじ孔６ａに第１シリンダー本体８をこの第１
シリンダー本体８がわから仮止用ボルト（２本）１つで
透孔８ａを通して緩く仮止り゛る（第２図及び第５図参
照）。次に、上記第１軸受６に上記第１シリンダー本体
８へ第１０−ラ１４を嵌装した第１、第２偏心部１３ａ
、１３ｂを備えた回転軸１３を＠装する。しかる後、こ
の回転軸１３の軸芯と上記第１シリンダー本体８のシリ
ンダーの軸芯との第１芯出し作業をする。

即ち、上記第１シリンダー本体８のシリンダーと上記第
１０−ラ１４との間隙を所定の値に調整して第１芯出し
を行う。しかして、第１芯出し終了後、上記各仮止用ボ
ルト１９を強く緊締する。

次に、第３図及び第５図に示されるように、上記第１軸
受６上に支持板５及び消音カバー７を複数の取付はポル
ｌ−２０で上記第１軸受６の各透孔６ｂを通して−［記
第１シリンダー本体８の各ねじ孔８ｂに螺装して固着す
る。

他方、第３図に示されるように、第１シリンダー本体８
のねじ孔８ｂに仕切板９と第２シリンダー本体１０を各
仮止用ボルト２１（２本）で下方から各透孔１０ａ、９
ａを通して緩く仮止する（第５図参照）。しかる後、第
２シリンダー本体１０に第２０−ラ１５を上記第２藺心
部１３ｂに位置して嵌装し、上述の第１芯出し作業と同
じようにして第２芯出し作業をする。そして、この第２
芯出し作業の終了後、上記各仮１Ｆ用ボルト２１を強く
緊締する。

次に、第２シリンダー本体１０に消品カバー１１と一体
の第２軸受１２を複数の取付ポルｌ〜２２で第２軸受１
２の透孔１２ｂ、第２シリンダー本体１０の透孔１０ｂ
及び仕切板９の透孔９ｂを通して上記第１シリンダー本
体８のねじ孔８ｂに螺装して固着する。

このようにして、２組のロークリ形シリンダー装置を備
えた密閉形冷媒圧縮機は組立てられる。

又、本発明は第１＠受６と第１シリンダー本体８にのみ
、ねじ孔６ｂ、８ｂを穿設するだけで組立てるようにな
っている。

次に、第６図に示される本発明の他の実施例は、支持板
５の代りに、ケース本体１の内壁に第１シリンダー本体
８を溶接２３によって固定したものであり、上述した実
施例と同じ手段で組立てられる乙のである。

囚に、本発明の各実施例は、第１、第２シリンダー本体
８．１０をモータ４の上部に配設してもよいし、装置全
体を水平方向にして設置すること（ま自由である。

また、」−記第１軸受６側からの取付ボルト２０による
第１軸受６と第１シリンダ本体８との固定手段は、取イ
・」ボルト２２による第２軸受１２の固定後に行うよう
にしても良い。この様にづ゛れば、上記取付ボルト２０
による固定以前は全て同一方向からの取付作業になり、
組立作業性を向上できる。

（発明の効果） 以上述べたように本発明によれば、第１軸受６及び第１
シリンダー本体８にのみねじ孔を穿設して組立てるよう
にしであるので、加工が簡素化され、組立も容易にでき
ると共に、熟練を要することなく組立てられ、しかも組
立時の芯出精度を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明で組立てられた密閉形圧縮機の断面図
、第２図乃至第４図は、本発明の組☆順序を説明するた
めの各図、第５図は、本発明の要部を示Ｊ分解斜視図、
第６図は、本発明の他の実施例を示す図、第７図は、従
来の密閉形冷媒圧縮機の要部を示す図である。 １・・・ケース本体、４・・・モータ、５・・・支持板
、６・・・第１軸受、８・・・第１シリンダー本体、９
・・・仕切板、１０・・・第２シリンダー本体、１２・
・・第２軸受、１９．２１・・・仮止用ボルト。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第２図　　　　　第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２組のロータリー形シリンダー装置を備えた密閉形冷媒
   圧縮機において、第１軸受に第１シリンダー本体をこの
   第１シリンダー本体がわから仮止用ボルトで取着し、次
   に、上記第１シリンダー本体に仕切板と第２シリンダー
   本体をこの第２シリンダー本体側から仮止用ボルトで取
   着し、その後、上記第２シリンダー本体に第２軸受を装
   着し、上記第１シリンダー本体にこの第２軸受がわから
   取付ボルトで固着して組立てるようにしたことを特徴と
   する密閉形圧縮機の製造方法。