JPS6222387A - 発熱体 - Google Patents

発熱体

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Publication number
JPS6222387A
JPS6222387A JP16240985A JP16240985A JPS6222387A JP S6222387 A JPS6222387 A JP S6222387A JP 16240985 A JP16240985 A JP 16240985A JP 16240985 A JP16240985 A JP 16240985A JP S6222387 A JPS6222387 A JP S6222387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
winding
wire
resistance value
heating element
Prior art date
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Pending
Application number
JP16240985A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 周次
市原 亘
堀川 利裕
大西 章雅
桑原 伸盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16240985A priority Critical patent/JPS6222387A/ja
Publication of JPS6222387A publication Critical patent/JPS6222387A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電気暖房器等に使用する発熱体に関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種の発熱体は、例えば実公昭56−1107
号公報に示されているように、第8図のような構造にな
っていた。すなわち、ポリエステル繊維や、芳香族ポリ
アミド繊維からなる芯材1に、銅又は銅合金材料からな
る箔状のヒータ線2を、スパイラル状に巻き、その外側
へ、例えば、ナイロン等の熱溶融性の感温層3を形成し
、更にその外周部へ、銅又は銅合金からなる信号線4を
スパイラル巻きし、最外かくには、pvcなどからなる
、外被5を設ける構造のものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかし、電気カーペットのような、高ワツト製品の発熱
体に用いる場合には、ヒータ線2は、抵抗値を小さくす
る必要があり、従って、使用する線材が太くなり折り曲
げに対して断線しやすいという問題点があった。
なお、ここで用いる発熱体が、ヒータ線2と信号線4と
を、2重構造のスパイラル巻きにしている理由は、異常
高温時には、前記感温層3が溶融し、ヒータ線2と信号
線4とが接触し、それにより安全回路が作動するように
なっているためで、電気カーペット等には、必要とする
構造である。
従って、前記ヒータ線2、信号線4の両者とも折り曲げ
強度が強くなくては、実用に供しない。
ところが、従来例では、前述の理由から、極端にヒータ
線2の折り曲げ強度が弱いため、実使用上での大きな問
題となった。
そこで、本発明は、折り曲げ使用に対しても断線のしに
くい強固な発熱体を実現させるためのものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、多重構
造のスパインIし巻きした発熱体の巻芯径の小さい方に
巻いた導体と、大きい方に巻いた導体の両者の折り曲げ
強度のレベル差を近づけることによって、発熱体全体と
しての強度アップをねらったもので、巻芯径の小さい方
へ巻いた導体の巻線後の単位長さ当りの抵抗値は、巻芯
径の大きい方へ巻いた導体のそれよりも、大きな値とし
たものである。
作  用 この技術的手段による作用は次のようになる。
2重構造のスパイラル巻きした発熱体を折り曲げたとき
巻芯径の小さい方の第1の導体(以降内巻線とよぶ)は
、巻芯径の大きい方の第2の導体(以降外巻線とよぶ)
よりも、鋭角に折り曲がるため、断線し易くなる。一方
、金属導体は、一般に、丸線の場合太径な程、箔状であ
れば、厚みの大きい程、くり返し曲げには弱く断線がし
易い。
従って、内巻線には、細又は薄形状の導体で、外巻線に
は、太又は厚形状の導体で構成すれば、折り曲げに対し
ては、有利となる。また、金属導体の抵抗値は、断面積
に反比例するため、形状の小さいもの程、大きくなり、
巻線後の抵抗値も大きくなる。すなわち、内巻線は、巻
線後の単位長さ当りの抵抗値を、外巻線の巻線後の単位
長さ当りの抵抗値より大きくすることで、折り曲げ時の
強度をアップすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。  − 第1図において、1は芯糸で、芳香族ポリアミド(デュ
ポン社のテプラー1500デニーtし)を使用し、2は
銀が0.6%程度含有する、銅銀線を箔状にして、スパ
イラル巻きした第1の導体で、本発熱体では、異常高温
時動作用の信号線として使用する。3は160℃近くで
溶融する感温層で、4は銀が0.6%程度含有する銅銀
線を箔状にして、スパイラル巻きした第2の導体で、こ
こではヒーター線として使用する。5はPvCからなる
外被層である。前記第1の導体2は、直径が0.15−
の丸線を厚み0.06−に製箔し巻いたもので、巻線後
の1m当りの抵抗は、2.7Ω/mで、前記第2の導体
4は、直径が0.32mの丸線を厚み0.12鰭に製箔
し、巻いたもので、巻線後の1m当りの抵抗値は、06
Ω/mでこの発熱体は、2畳相当の電気カーペット用に
、約40 m長さのを2本使用するものである。尚、芯
材1の径は約0.4NN感層3の径は約1.2期で、第
1の導体2の巻きピッチP、は約0.7m、第2の導体
40巻きピッチP2は約1.7鱈である。
この発熱体を、第2図に示すような折り曲げ試験機にて
くり返し曲げをしたとき、第1の導体2及び第2の導体
4が断線するまでの曲げ回数を測定し、その値を折り曲
げ強度の指標とする。ここで、電気カーペット等での使
用状況と近づけるため発熱体には、荷重Wを加えて、つ
まり張力を与えながら折り曲げを行なう。このときの折
り曲げ部の断面拡大図を第3図〜第5図に示す。尚1〜
5の各部は、第1図と同じ構成部品である。これら図面
に示すとおり、折り曲げ部分に於いては、第1の導体2
と第2の導体4とでは、多少挙動が異なり断線に至るメ
カニズムも違っている。第4図は導体1の折り曲げにつ
いて示したもので、巻き径が小さく、巻きピッチも密な
ため曲げ部分での第1の導体2の変位(図中2aの部分
は、正常部の2の部分よりわずかに大きくなる)は小さ
く、従って第1の導体2にかかる張力は少いが、図中の
状態Iから状態■へとくり返されるとき、曲げ部分、例
えば、図中2bの部分では、2bから2b′に変わると
きの変形がある。しかも、同−曲げ条件のため、同一部
の比較的鋭角的なくり返し変形のために、材料のくり返
し疲労で断線に至る。
一方、第5図に示すように、第2の導体4では、曲げ部
での変位は、巻き径が大きく、巻きピッチも疎であるた
め、大きくなり、従って図中4&のように、張力Fが第
1の導体2の場合より比較的強くはたらき、断線の大き
な要因となる。逆に、前述の第1の導体2のような、く
り返し変形による材料疲労は、巻き径が大きいため、鈍
角な変形であるので、断線にまでは至りにぐい。このよ
うに、断線に至る主要因は、第1の導体2では、同一部
分の鋭角的くり返し曲げによるもので、第2の導体4で
は、曲げ部分の変位からくる張力によるものである。従
って、第1の導体2には、細又は薄形状の線材を使用し
、第2の導体4では、巻きピッチをできる限り密にする
ことが、折り曲げ強度をアップさせるための有効な手段
である。
これら現象を示すデータを第6図、第7図に示す。第1
の導体2のしかも巻き径が約0.4fiのとき、線材の
太さく製°箔前の丸線のときの太さ)と巻きピッチとの
2つの因子を包含した巻線後の抵抗値Ω/mは、折り曲
げ試験での断線に至るまでのくり返し回数(断線限界回
数)と関係があり、明らかに07mの増加とともに、強
度はアップする。又、第2の導体4では、巻きピッチと
、断線限界回数と大きく関係し、線材が銅線の場合も、
銅銀線の場合もほぼ同じで、断線限界は巻きピッチによ
って決まってしまう。本実施例では、第1の導体2を前
述の異常高温時作動の信号線に、また、第2の導体4は
、ヒータ線に使用し、前述の条件であるので同一部の同
一折曲げ条件下では、電気カーペットの製品のフエー?
レセーフの観点から必ず、ヒータ線が先に断線するよう
に設計されている。従って、芯材1の径が0.5層以下
で、第1の導体20巻線後抵抗値が2.0Ω/m以上の
ときは、第2の導体4は、巻きピッチが2.2回以下で
あることが、発熱体の最適値となる。
発明の効果 本発明は、第1の導体の巻線後の所定長さの抵抗値を、
第2の導体のそれより大きくしであるので、発熱体とし
ての折り曲げ強度がアップするという第1の効果がある
。更に第2の効果として、万一断線したときのスパーク
現象がなく安全である。例えば、電気カーペットのよう
な高ワツト製品の発熱体の場合は、抵抗値が低く、前述
の理由から必然的にヒータ線は、第2の導体の側に構成
されるが、第5図のイの部分で断線したとしても、第2
の導体の場合は断線箇所での張力も大きいため、完全に
分離してしまう。このため、この間でスパークの発生は
全くなく、安全性は維持できる。
ところが従来例のように、第1の導体側にヒータ線を形
成したときに、断線が発生した場合、第1の導体では密
ピツチであるし、前述したように巻径か細く曲げ部での
変位も少いので、断線しても完全に分離しない場合があ
って、この不完全断線は、スパークを発生させることが
、度々あった。
第3の効果は、同じく第2の導体の側にヒータ線を構成
することの効果で、電気カーペットのような製品に使用
した場合に、しかも使用者が誤って刃物で傷つけた場合
、必ずヒータ線が先に騙れ、安全であるが、従来例では
、信号線が先に騙れ、傷つける程度によっては、内部側
のヒータ線はそのまま使用できる状態もあり得た。この
ことは、第9図の回路図で示すとおり、異常高温時の動
作不良という現象も発生し危険であった。その他、発熱
部分が製品表面に近くなったため、従来に比べて速熱性
も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の発熱体の構造図、第2図は
折り曲げ試験を示す状態図、第3図は折り曲げ部拡大断
面図、第4図は第1の導体の部分拡大図、第5図は第2
の導体の部分拡大図、第6図は第1の導体の巻線後抵抗
値と断線限界値上の関係図、第7図は第2の導体の巻き
ピッチと断線限界値との関係図、第8図は従来例の発熱
体の断面構造図、第9図は本発熱体の実施回路図である
。 1・・・・芯材、2・・・・・・第1の導体、a・・・
・・・感温層、4・・・・・・第2の導体、5・・・・
・外被。 f・・・石 休 5・9b被層 !i 2 図 第 3 図 f、l’・・に材 第4図       2.2a、2b、26’・・善#
1第sg 第 6 図 第7図 遵さ ビ;ソテ ト・・芯  材 51.、外被層 2・・・ ヒータ 謀

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯材と、この芯材の外周部にスパイラル巻きした
    第1の導体と、この第1の導体の外側に設けた感温層と
    、この感温層の外周部にスパイラル巻きした第2の導体
    と、この第2の導体の外周に設けた外被層とを備え、前
    記第1の導体の巻線後の単位長さ当りの抵抗値は、前記
    第2導体の巻線後の単位長さ当りの抵抗値より大きな値
    をもつ構成の発熱体。
  2. (2)芯材の径が0.5mm以下で、第1の導体の巻線
    後の単位長さ当りの抵抗値が、2.0Ω/m以上のとき
    、第2の導体の巻きピッチが2.2mm以下となる構成
    の特許請求の範囲第1項記載の発熱体。
JP16240985A 1985-07-23 1985-07-23 発熱体 Pending JPS6222387A (ja)

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JP16240985A JPS6222387A (ja) 1985-07-23 1985-07-23 発熱体

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JP16240985A JPS6222387A (ja) 1985-07-23 1985-07-23 発熱体

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Publication Number Publication Date
JPS6222387A true JPS6222387A (ja) 1987-01-30

Family

ID=15754054

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JP16240985A Pending JPS6222387A (ja) 1985-07-23 1985-07-23 発熱体

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4026677Y1 (ja) * 1964-04-28 1965-09-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4026677Y1 (ja) * 1964-04-28 1965-09-10

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