JPS6222339B2 - - Google Patents
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- JPS6222339B2 JPS6222339B2 JP14835981A JP14835981A JPS6222339B2 JP S6222339 B2 JPS6222339 B2 JP S6222339B2 JP 14835981 A JP14835981 A JP 14835981A JP 14835981 A JP14835981 A JP 14835981A JP S6222339 B2 JPS6222339 B2 JP S6222339B2
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- coil end
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
- H02K3/38—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
この発明は井戸内等で使用されるモールド型水
中モートルの改良に関するものである。 従来、水中モートルとしては、キヤンドタイプ
と称される構造、すなわち、固定子の外周をステ
ンレス鋼製フレームで覆い、また、固定子の内周
を薄肉のステンレス鋼製キヤンで覆うと共にフレ
ームとキヤンの各端部はつばで接続され、このキ
ヤン内にはスラスト軸受の潤滑を行うための水
(不凍液)が封入された構造が知られている。 ところが、この種のキヤンドモートルは、固定
子コイルの電気絶縁が良好である反面、フレーム
とキヤンの端部を密閉するためのつばを必要とす
るため、つばとフレーム端部のインロー嵌合部お
よびつばとブラケツトのインロー嵌合部の機械加
工が必要となり、また、これらの部品の組立も必
要となり、さらに、ブラケツトが鋳物製であるか
ら防錆のための塗装を施すことが必要となるの
で、製造コストが高くなる欠点があつた。 更に又、この種のモートルは水中に浸して長時
間使用されるために、固定子に浸水して特にコイ
ルエンド部に浸水して電気的絶縁を低下させると
いう欠点も合わせ有していた。 この発明は、このような欠点を解決して、加工
および組立が容易であり、かつ、防水特にコイル
エンドの防水が確実であつて電気的絶縁が良好で
あるモールド型水中モートルを提供することを目
的とするものである。 以下、この発明の一実施例について説明する。 第1図において、1はステータコア2とステー
タコイルからなるステータであつて、ステータコ
ア2の内周には薄肉のステンレス鋼製キヤン3が
挿入されている。4は上記ステータコア2の外周
と側方およびステータコイルのコイルエンド5の
周囲を包囲する不飽和ポリエステル樹脂からなる
レジンモールド部材、7はねじ金である。8は回
転子、9は回転子軸、10はブラケツトで、軸受
11を介して上記回転子軸9を支承している。1
2は締付けボルトである。13はポリエチレンま
たはポリプロピレンを用いてコイルエンド5の周
囲に施されたパウダコーテイング層で、このパウ
ダコーテイング層を形成したのちに、上記レジン
モールド部材4で全体がモールドされる。 第2図はパウダコーテイング層13を形成する
ための装置を示す図であり、14はパウダコーテ
イング槽であり、高圧空気が導入される導入口1
4aと、パウダ15を槽内に浮遊させるために多
数の小孔14bを有した空気吸出板14cを有し
ている。16はステータ1をパウダ15中に挿入
する搬送ロボツト(図示せず)の吊具である。 また、第3図は、水の浸透性を常温水中での絶
縁抵抗の変化で比較した特性図、第4図は、機械
的強度を常温水中に浸した場合の曲げ強さの変化
を示す図である。 上記の様に構成されたものにおいては、まず、
ステータコイルをステータコア2に挿入してステ
ータ1が完成した後に、このステータ1のコイル
に通電する。この通電により、コイル自体が発熱
し、所定温度に達した時点で、ステータ1を吊具
16でコーテイング槽14内へ挿入する。コーテ
イング槽14内には、高圧空気の吹出しにより、
例えばポリエチレンのパウダ15が浮遊してお
り、コイルエンド5に接したパウダ15が溶融し
てコイルエンド5の周囲にのみ付着することにな
る。つまり、コイルに通電してコイルのみを加熱
しているので、ステータコア2の温度上昇はほと
んどなく、コイルエンド5にのみパウダ15が付
着され、その温度によつて硬化される。この場
合、コイルの加温時間は極めて短時間であり、パ
ウダ15を付着させるための温度が高温であつて
も、コイルの絶縁が劣化することは全くない。ま
た一方、コイルエンド5にパウダ15を付着させ
た後には、ステータ1はレジンモールド部材4で
全体がモールドされる。このようにして、コイル
エンドの周囲にはポリエチレン又はポリプロピレ
ンで構成されるパウダコーテイング層13が設け
られると共に、少なくともこのパウダコーテイン
グされたコイルエンド5の周囲は不飽和ポリエス
テルで構成されているレジンモールド部材4で覆
われることになる。 ところで、ステータコア2やコイルエンド5を
覆うレジンモールド部材4としては、機械的強度
を必要とするとともに、成形時においてコイル等
の熱劣化や機械的損傷を与えないようにするため
に低温成形が要求され、しかも、鉄心やコイル等
の複雑な形状から高い成形性も必要とされる。こ
のような要求に対して、第1表や、第4図の特性
のような不飽和ポリエステルが選択されている。 ここで、不飽和ポリエステルとポリエチレン又
はポリプロピレンの成形圧力並びに成形温度は第
1表のとおりである。
中モートルの改良に関するものである。 従来、水中モートルとしては、キヤンドタイプ
と称される構造、すなわち、固定子の外周をステ
ンレス鋼製フレームで覆い、また、固定子の内周
を薄肉のステンレス鋼製キヤンで覆うと共にフレ
ームとキヤンの各端部はつばで接続され、このキ
ヤン内にはスラスト軸受の潤滑を行うための水
(不凍液)が封入された構造が知られている。 ところが、この種のキヤンドモートルは、固定
子コイルの電気絶縁が良好である反面、フレーム
とキヤンの端部を密閉するためのつばを必要とす
るため、つばとフレーム端部のインロー嵌合部お
よびつばとブラケツトのインロー嵌合部の機械加
工が必要となり、また、これらの部品の組立も必
要となり、さらに、ブラケツトが鋳物製であるか
ら防錆のための塗装を施すことが必要となるの
で、製造コストが高くなる欠点があつた。 更に又、この種のモートルは水中に浸して長時
間使用されるために、固定子に浸水して特にコイ
ルエンド部に浸水して電気的絶縁を低下させると
いう欠点も合わせ有していた。 この発明は、このような欠点を解決して、加工
および組立が容易であり、かつ、防水特にコイル
エンドの防水が確実であつて電気的絶縁が良好で
あるモールド型水中モートルを提供することを目
的とするものである。 以下、この発明の一実施例について説明する。 第1図において、1はステータコア2とステー
タコイルからなるステータであつて、ステータコ
ア2の内周には薄肉のステンレス鋼製キヤン3が
挿入されている。4は上記ステータコア2の外周
と側方およびステータコイルのコイルエンド5の
周囲を包囲する不飽和ポリエステル樹脂からなる
レジンモールド部材、7はねじ金である。8は回
転子、9は回転子軸、10はブラケツトで、軸受
11を介して上記回転子軸9を支承している。1
2は締付けボルトである。13はポリエチレンま
たはポリプロピレンを用いてコイルエンド5の周
囲に施されたパウダコーテイング層で、このパウ
ダコーテイング層を形成したのちに、上記レジン
モールド部材4で全体がモールドされる。 第2図はパウダコーテイング層13を形成する
ための装置を示す図であり、14はパウダコーテ
イング槽であり、高圧空気が導入される導入口1
4aと、パウダ15を槽内に浮遊させるために多
数の小孔14bを有した空気吸出板14cを有し
ている。16はステータ1をパウダ15中に挿入
する搬送ロボツト(図示せず)の吊具である。 また、第3図は、水の浸透性を常温水中での絶
縁抵抗の変化で比較した特性図、第4図は、機械
的強度を常温水中に浸した場合の曲げ強さの変化
を示す図である。 上記の様に構成されたものにおいては、まず、
ステータコイルをステータコア2に挿入してステ
ータ1が完成した後に、このステータ1のコイル
に通電する。この通電により、コイル自体が発熱
し、所定温度に達した時点で、ステータ1を吊具
16でコーテイング槽14内へ挿入する。コーテ
イング槽14内には、高圧空気の吹出しにより、
例えばポリエチレンのパウダ15が浮遊してお
り、コイルエンド5に接したパウダ15が溶融し
てコイルエンド5の周囲にのみ付着することにな
る。つまり、コイルに通電してコイルのみを加熱
しているので、ステータコア2の温度上昇はほと
んどなく、コイルエンド5にのみパウダ15が付
着され、その温度によつて硬化される。この場
合、コイルの加温時間は極めて短時間であり、パ
ウダ15を付着させるための温度が高温であつて
も、コイルの絶縁が劣化することは全くない。ま
た一方、コイルエンド5にパウダ15を付着させ
た後には、ステータ1はレジンモールド部材4で
全体がモールドされる。このようにして、コイル
エンドの周囲にはポリエチレン又はポリプロピレ
ンで構成されるパウダコーテイング層13が設け
られると共に、少なくともこのパウダコーテイン
グされたコイルエンド5の周囲は不飽和ポリエス
テルで構成されているレジンモールド部材4で覆
われることになる。 ところで、ステータコア2やコイルエンド5を
覆うレジンモールド部材4としては、機械的強度
を必要とするとともに、成形時においてコイル等
の熱劣化や機械的損傷を与えないようにするため
に低温成形が要求され、しかも、鉄心やコイル等
の複雑な形状から高い成形性も必要とされる。こ
のような要求に対して、第1表や、第4図の特性
のような不飽和ポリエステルが選択されている。 ここで、不飽和ポリエステルとポリエチレン又
はポリプロピレンの成形圧力並びに成形温度は第
1表のとおりである。
【表】
一方、このような不飽和ポリエステルによるレ
ジンモールド部材4にあつては、長期間の水中で
の使用によつては、外水が浸透するようになつ
て、その結果、コイルエンド5の絶縁を低下させ
る恐れがあるため、これを、第1表及び第3図の
ようなパウダコーテイング層13で防止してい
る。つまり、レジンモールド部材4の長年使用に
よる外水の浸透によつても、なおコイルエンド5
の絶縁を維持するために、レジンモールド部材4
中に侵入してきた水分をコイルエンド5の手前に
おいて阻止するために、コイルエンド5の周囲を
第3図の特性のポリエチレン又はポリプロピレン
で構成するパーダコーテイング層13によつて防
水している。 なお、このポリエチレン又はポリプロピレン
と、コイルエンドの周囲のみならず、全体を覆う
レジンモールド材料として使用することも可能で
はあるが、それによると、機械的強度の向上、お
よび、水の浸透の防止に関しては良好な結果が得
られるが、第1表のように高温度成形となるため
に成形性に劣るばかりでなく、熱的にステータコ
イルに劣化を生じさせる恐れもある。従つて、本
願発明においては、パウダコーテイングという手
法を選択し、その材料としてポリエチレン又はポ
リプロピレンを充当することによつて、コイルエ
ンドのみに短時間で付着させて、ポリエチレン又
はポリプロピレンの良好な特性のみを利用してい
る。 つまり、パウダコーテイングという極めて短時
間の手法を選択し、熱的にステータコイルに劣化
を生じさせない短時間の間のみステータコイルを
パウダ15の高温度の成形温度に一旦加温させ、
成形温度に達した後に直ちに槽14内でパウダ1
5をコイルエンド5に溶融付着させ、短時間で作
業を終えることになる。 以上のようにこの発明は、コイルエンドの周囲
をモールドするレジンモールド部材を不飽和ポリ
エステル樹脂で構成しているので、低温成形で
き、成形性が良好となり、また、低収縮性である
ため、寸法精度が良好となるとともに機械的強度
も大きなモールド部材が得られ、また、レジンモ
ールド部材とコイルエンドとの間には、ポリエチ
レンまたはポリプロピレンのパウダコーテイング
層を設けているので、長期間の使用によつてレジ
ンモールド部材に外水が浸透しても、このモール
ド部材に浸透してきた水を、ポリエチレンまたは
ポリプロピレンで構成されているパウダコーテイ
ング層でしや断してコイルエンドへの水分の浸透
を防止し、これによつて、コイルエンドの絶縁低
下を確実に防ぐことができる効果を有している。
また、この発明のモートルの固定子は、レジンモ
ールドされているために、構造簡単となり、従つ
て、加工および組立も簡単容易となる効果も合わ
せ有している。 更にまた、コイルエンドの周囲のポリエチレン
またはポリプロピレン層をパウダコーテイングに
て形成したので、成形温度が高温度であるポリエ
チレンまたはポリプロピレンをステータコイルの
絶縁を劣化させることなく短時間でコイルエンド
の周囲に形成できる効果がある。
ジンモールド部材4にあつては、長期間の水中で
の使用によつては、外水が浸透するようになつ
て、その結果、コイルエンド5の絶縁を低下させ
る恐れがあるため、これを、第1表及び第3図の
ようなパウダコーテイング層13で防止してい
る。つまり、レジンモールド部材4の長年使用に
よる外水の浸透によつても、なおコイルエンド5
の絶縁を維持するために、レジンモールド部材4
中に侵入してきた水分をコイルエンド5の手前に
おいて阻止するために、コイルエンド5の周囲を
第3図の特性のポリエチレン又はポリプロピレン
で構成するパーダコーテイング層13によつて防
水している。 なお、このポリエチレン又はポリプロピレン
と、コイルエンドの周囲のみならず、全体を覆う
レジンモールド材料として使用することも可能で
はあるが、それによると、機械的強度の向上、お
よび、水の浸透の防止に関しては良好な結果が得
られるが、第1表のように高温度成形となるため
に成形性に劣るばかりでなく、熱的にステータコ
イルに劣化を生じさせる恐れもある。従つて、本
願発明においては、パウダコーテイングという手
法を選択し、その材料としてポリエチレン又はポ
リプロピレンを充当することによつて、コイルエ
ンドのみに短時間で付着させて、ポリエチレン又
はポリプロピレンの良好な特性のみを利用してい
る。 つまり、パウダコーテイングという極めて短時
間の手法を選択し、熱的にステータコイルに劣化
を生じさせない短時間の間のみステータコイルを
パウダ15の高温度の成形温度に一旦加温させ、
成形温度に達した後に直ちに槽14内でパウダ1
5をコイルエンド5に溶融付着させ、短時間で作
業を終えることになる。 以上のようにこの発明は、コイルエンドの周囲
をモールドするレジンモールド部材を不飽和ポリ
エステル樹脂で構成しているので、低温成形で
き、成形性が良好となり、また、低収縮性である
ため、寸法精度が良好となるとともに機械的強度
も大きなモールド部材が得られ、また、レジンモ
ールド部材とコイルエンドとの間には、ポリエチ
レンまたはポリプロピレンのパウダコーテイング
層を設けているので、長期間の使用によつてレジ
ンモールド部材に外水が浸透しても、このモール
ド部材に浸透してきた水を、ポリエチレンまたは
ポリプロピレンで構成されているパウダコーテイ
ング層でしや断してコイルエンドへの水分の浸透
を防止し、これによつて、コイルエンドの絶縁低
下を確実に防ぐことができる効果を有している。
また、この発明のモートルの固定子は、レジンモ
ールドされているために、構造簡単となり、従つ
て、加工および組立も簡単容易となる効果も合わ
せ有している。 更にまた、コイルエンドの周囲のポリエチレン
またはポリプロピレン層をパウダコーテイングに
て形成したので、成形温度が高温度であるポリエ
チレンまたはポリプロピレンをステータコイルの
絶縁を劣化させることなく短時間でコイルエンド
の周囲に形成できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面
図、第2図は一般的なパウダコーテイング槽を示
す断面図、第3図は絶縁抵抗変化を示す特性図、
第4図は曲げ強さの変化を示す特性図である。 図において、1はステータ、2はステータコ
ア、3はキヤン、4はレジンモールド部材、5は
コイルエンド、7はねじ金、8は回転子、9は回
転子軸、10はブラケツト、11は軸受、12は
締付けボルト、13はパウダコーテイング層であ
る。
図、第2図は一般的なパウダコーテイング槽を示
す断面図、第3図は絶縁抵抗変化を示す特性図、
第4図は曲げ強さの変化を示す特性図である。 図において、1はステータ、2はステータコ
ア、3はキヤン、4はレジンモールド部材、5は
コイルエンド、7はねじ金、8は回転子、9は回
転子軸、10はブラケツト、11は軸受、12は
締付けボルト、13はパウダコーテイング層であ
る。
Claims (1)
- 1 ステータコアの側方に突出したコイルエンド
の周囲に設けられたポリエチレンおよびポリプロ
ピレンの少なくともいずれかで構成されているパ
ウダコーテイング、並びに、少なくともこのパウ
ダコーテイングされた上記コイルエンドの周囲を
覆う不飽和ポリエステルで構成されているレジン
モールドを備えたモールド型水中モートル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14835981A JPS5851755A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | モ−ルド型水中モ−トル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14835981A JPS5851755A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | モ−ルド型水中モ−トル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851755A JPS5851755A (ja) | 1983-03-26 |
JPS6222339B2 true JPS6222339B2 (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=15450988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14835981A Granted JPS5851755A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | モ−ルド型水中モ−トル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851755A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159152U (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-25 | 松下電器産業株式会社 | 電動機 |
JP3550028B2 (ja) * | 1998-10-09 | 2004-08-04 | 山洋電気株式会社 | ブラシレスファンモータ及びその製造方法 |
US7150091B2 (en) * | 2004-11-09 | 2006-12-19 | General Electric Company | Powder coating for generator stator bar end fitting and method for applying the powder coating |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP14835981A patent/JPS5851755A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5851755A (ja) | 1983-03-26 |
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