JPS62223189A - 17β−エチニル−アンドロステン化合物 - Google Patents

17β−エチニル−アンドロステン化合物

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JPS62223189A
JPS62223189A JP62009789A JP978987A JPS62223189A JP S62223189 A JPS62223189 A JP S62223189A JP 62009789 A JP62009789 A JP 62009789A JP 978987 A JP978987 A JP 978987A JP S62223189 A JPS62223189 A JP S62223189A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C07JSTEROIDS
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    • C07J1/0033Androstane derivatives substituted in position 17 alfa and 17 beta
    • C07J1/004Androstane derivatives substituted in position 17 alfa and 17 beta the substituent in position 17 alfa being an unsaturated hydrocarbon group
    • C07J1/0048Alkynyl derivatives
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    • C07JSTEROIDS
    • C07J21/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having an oxygen-containing hetero ring spiro-condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次式で示される17β−(1−アルコキシエト
キシ)−3,3−(vic −アルキレンジオキシ)−
17β−エチニル−アンドロステン化(式中アルキルは
6個までの炭素原子を含有し、そしてA1には6個まで
の炭素原子を有するvic−アルキレンである)。
本発明による化合物は17α−エチニル−17β−ヒド
ロキシ−アンドロス1−−4−エン−3−オンから出発
する17β−ヒドロキシ−3−オキソ−17α−ブレタ
ネ−4−エン−21−カルボン酸γ−ラクトンの新しい
合成経路の新規中間体化合物である。
化合物の合成、特にステロイドの合成においては、特定
の化合物の製造に種々の方法をしばしば使用できる。す
なわち、特定の反応経路を開発でき、特定のステロイド
原料物質の利用性に基づいて商業土留まれる有用な化合
物の製造に使用できる。しかしながら、別の供給源から
の原料物質に頼ることが必要になった場合にはこの同じ
反応経路を適用できなくなることがあり、そして別の新
しい物質を使用するための全く新しい方法を見出し、単
一供給源に頼るのを避けることが必要でありうる。最近
シトステロールの発酵から大量に入手できるようになっ
たステ1コイド原料物質にアンドロスト−4−エン−3
,17−ジオンがあるが、従来公知の方法はこの物質を
17β−ヒドロキシ−3−オキソ−17α−ブレグネー
4−エンー21−カルボン酸γ−ラクトンに変換するの
には使用できない。しかしながら、ここに新しい方法が
発見された。この方法はアンドロスト−4−エン−3,
17−ジオンを先ず17α−エチニル−17β−ヒドロ
キシアンドロスト−4−エン−3−オンに変換し、次に
17α−エチニル−17β−ヒドロキシアンドロスト−
4−エン−3−オンを一連の反応に従わせ、17β−ヒ
ドロキシ−3−オキソ−17α−ブレグネー4−エンー
21−力ルボン酸γ−ラクトンを生成する方法である。
この化合物は利尿剤および抗−高血圧剤として有用な商
業的に販売されている化合物であるスピロノラクトンを
製造するための特に有用且つ価値ある原料物質である。
前記したように、ステロイド類は広範な種々の反応また
は反応経路により製造できる。しかしながら、種々の反
応経路を使用できるという事実にもかかわらず、このこ
とは特定の一連の反応を特定の所望のステロイド生成物
を大量に製造するのに開発できるということを必ずしも
意味するものではない。すなわち、たとえば特定の反応
が一連の合成経路の一工程で使用するのに特に魅力的で
あるように良好な収率をもたらすことができ、また円滑
に進行できても、この反応経路の別の工程で実質的に問
題を生じる官能性基または汚染物を導入して、特定の全
合成法を実施不能にすることがある。従って、適当な全
合成方法を得るためには多工程合成経路の全工程を考慮
する必要がある。
従って、本発明による中間体を経由する方法は副反応を
最少に維持することにより、或は重大な副反応を包含す
る処理を避けることにより、或はまたいずれかの副反応
の重大な生成物を同じ方法の後続の反応に主生成物とし
て使用し、最終的に所望の生成物をまた生成するように
処理方法を適合させることにより、ステロイド原料物質
の使用を最高にする。この方法はさらに形成されつる少
量の副生成物の除去を容易にするか、或は最初の原料物
質中に存在しうる不純物の除去を容易にする利点を有す
る。本方法はまた可溶性の中間体を使用するか、或は特
定の中間体が可溶性でない場合にはさらにこの方法を通
じて高い物質生産率が維持されるように物質の比較的S
縮された懸濁液を使用して実施できる利点を有する。ざ
らにこの反応経路は高価な反応剤または溶媒の使用をで
きるだけ少なくし、或は大規模に使用される溶媒の回収
を可能にする。前記の利点の全てとともに、17β−ヒ
ドロキシ−3−オキソ−17α−ブレグネー4−エンー
21−カルボン酸γ−ラクトンの特に有効で且つ商業的
に実施可能な製造方法が提供される。
本発明による中間体化合物を経由する合成方法をさらに
詳細に説明する。アンドロスト−4−エン−3,17−
ジオンの3−カルボニル基を対応するエナミン、好まし
くはピロリジンエナミンに選択的に変換し、生成する生
成物をアセチレンおよび水酸化カリウムを用いてエチニ
ル化し、対応する17−エチニル化合物を生成する。こ
のエナミン基を次に除去し、17α−エチニル−17β
−ヒドロキシアンド口スト−4−エン−3−オンを生成
する。
本方法の次の段階で、17α−エチニル−1フβ−ヒド
ロキシアンドロスト−4−エン−3−オンの2個の酸素
官能性基を、これらが後続の反応中に影響を受けないよ
うに保護する。詳細に云えば、適当なヴイクーグリコー
ル(vic−glycol )を使用してこの3−ケト
ンを対応するヴイクーアルキレンケタールに変える。こ
のヴイクーアルキレン基およびヴイクーグリコールは各
々6個までの炭素原子を含有し、このようなケタールの
全てが十分なものであるが、エチレンケタールが特に好
適であり、プロピレンケタールもまた有利である。
ケタールの形成中に、4−位の二重結合が5−位に移る
が、顕著な最(約25%)の生成ケタールは依然として
4−位に二重結合を有する。すなわち、5−不飽和化合
物または(5−または4−)エンなる用語は生成物が5
−不飽和化合物であるが、対応する4−不飽和化合物を
約25%まで含有することがあることを意味する。
このケタールを次にアルキルビニルエーテルと反応させ
、対応する17−(1−アルコキシエトキシ)化合物を
生成する、この5−不飽和化合物は次式 %式% (式中△1にはヴイクーアルキレン基である)を有ザる
。上記ステロイド生成物のアルキル部分およびビニルエ
ーテル原料物質のアルキル部分は6個までの炭素原子を
含有し、ブチル化合物が特に好適であるが、メチル、エ
チル、プロピルまたはブチルのごとき基を例として挙げ
ることができる。
この反応はケタール官能基を明らかに妨げない僅かに酸
性の条件下に行なう。この目的にはメタンスルホン酸が
特に有用であるが、その他の同様の強さの酸も使用でき
る。上記の化合物を次にアルキルリチウムまたはグリニ
ヤール試薬による処理のごとき標準的方法により対応す
る21−リチウム生成物または21−マグネシウムハロ
ゲン化物生成物に変換する。グリニヤール試薬を用いる
処理は第2アミンの存在下に実施できる。特に好適なリ
チウム化合物はブチルリチウムのごとき低級アルキルリ
チウムである。特に好適なグリニヤール試薬はメチルマ
グネシウムクロリドのごときメチルマグネシウムハロゲ
ン化物である。生成するステロイド有機金属化合物は次
に二酸化炭素で処理することにより対応するプロパルギ
ル酸塩に変換する。この酸塩を次に硫酸ジメチルで処理
することにより対応するメチルエステルに変換するが、
マグネシウムクロリド生成物の場合には、前記のメチル
エステルを製造する前に生じる塩を対応するカリウム塩
に変える必要がある。生成するエステルを次に酸で注意
して処理し、その17−保護基を除去する。この加水分
解は通常3−ケタールの形成に相当する過剰のグリコー
ルの存在下に行なう。これは加水分解からの反応副生成
物の錯化を容易にし、また3−ケタールがそのもとの形
のままであることを確実にする助けとなる。この加水分
解中に、若干のエステル相互交換がエチレングリコール
により生起し、ヒドロキシエチルエステルを生成しろる
。しかしながら、このエステルの存在は本方法の(々続
の工程に対し如何なる作用をも有しない。ここに包含さ
れる5−不飽和生成物は次式を有する: (式中A1には前記定義のとおりである)。この生成物
を次にニッケル触媒を使用して水素添加する。この還元
に有用な触媒はニッケルホウ素化物またはアルミナ上ニ
ッケルである。この還元は強いアルカリ性条件下に行な
うことができる。この場合に、三重結合が水素添加され
るとともに、21−カルボン酸が塩に加水分解され、対
応する飽和化合物を生成する。このアルカリ性処理に使
用された特定の反応条件によって、得られた塩はリチウ
ム塩のごときアルカリ金属塩またはテトラメチルアンモ
ニウム塩のごときアンモニウム塩でありうる。生成する
水素添加混合物の酸性化はラクトンを与え、同時に、3
−ケタールが再び3−ケトンに加水分解されるとともに
5−位の二重結合が4−位が再び移る。
17α−エチニル−17β−ヒトOキシアンドロストー
4−エン−3−オンの製造にピロリジンエナミンを使用
することは多くの利点がある。すなわち、この特別のエ
ナミンはその他のエナミンの製造に要する処理に比べて
全く容易に形成される。さらに、ピロリジンエナミンは
容易に沈澱し、従って最初の原料物質中に存在しうる不
純物から容易に分離できる。その結果、粗アンドロスト
ー4−エン−3,17−ジオンの使用が可能になる。
この方法のさらにもう1つの利点はエチニル化工程に包
含される物質が比較的で不溶性でありうるけれども、十
分に濃縮された懸濁液を用いてこの処理を行なうことが
でき、この変換を行なうことができる別の方法で可能で
あるより良好な生産率を本方法は可能にすることである
17α−エチニル−17β−ヒドロキシ−アンドロスト
−4−エン−3−オンを17β−ヒトOキシー3−オキ
ソー17α−ブレグネー4−エン−21−カルボン酸γ
−ラクトンに変換するのに、最も好ましい方法は有機金
属試薬の使用を包含するが、この場合、にはこのような
試薬により作用され、保護しない時には反応を複雑にす
る3−ケトンJ3よび17−ヒドロキシ基を保護する必
要が生じる。実際に、17−ヒドロキシ基の保護は絶対
的に必要ではないが、この保護がない場合には追加の有
機金属物質を使用して17−ヒドロキシ基の塩の形成を
可能にすることが必要であろう。しかしながら、この塩
は比較的不溶性であるから、可能な生産率を著しく減じ
るだろう。さらに、脱エチニル化が起りうる。17−位
の保護基の使用は余分の有機金属物質の使用を回避させ
、接続の反応がより困難でな〈実施できるようにより可
溶性の化合物をもたらす。
前記したように、3−ケタールが形成される場合に、生
成する生成物の大部分は5−位に移った二重結合を含有
するが、顕著な量の4−位二重結合物質も存在する。Δ
5−化合物は比較的安定であり、特にその他の反応を受
けないが、Δ4−化合物が酸に対し全く敏感であり、少
量の酸の存在下にこのケタールは3−ケトンに戻り、3
−ケトンの保護基を用意する初めの意図が失敗に終るの
で、Δ4−化合物の存在は本方法を幾分複雑にする。こ
のような複雑化はこの時点でΔ4−ケタールを分離する
ことにより回避できるが、この分離は別の問題を提供す
るから、本方法ではΔ4−ケタールを加水分解する反応
或は条件の使用を避けるように特定的に適応させ、この
やり方でこれが存在しうる物質に対し処理を行なう前に
この物質を分離除去する必要性を回避する。
上記したように、この水素添加は一群の反応が実質的に
同時に生起しつるようにアルカリ性条件下に実施できる
。従って、この特定工程は水素添加または加水分解が生
起する順序をいずれか特定の順序に限定すべきではない
法例は本発明をさらに説明するものである。これらの例
は本発明をいずれにも制限するものと解釈されるべきで
はない。これらの例において、■は特に容量部であると
指定されていないかぎり重量部で示し、温度は摂氏度(
’C)で示す。重量部と容量部との間の関係はダラム(
g)とミリリットル(me)との間に存在する関係と同
じである。
例1(参考例) メタノール427部中の粗製アンドロスト−4−ニンー
3.17−ジオン113.5部の溶液を還流温度のわず
かに下の温度に加熱する。生成する)lヰした溶液にビ
Oリジン4.3部を加える。
5分間後に、さらにピロリジンを一様の速度で加え、2
5分間にわたり33.2部を加える。温かい混合物を次
にさらに15分間攪拌した後、5〜10℃に冷却させる
。この反応中に形成された固体生成物を濾過により分離
採取し、10℃でメタノールで数回洗う。この固体を次
に乾燥させ、約217〜220℃で溶融する3−(1−
ピロリジニル)アンドロスタ−3,5−ジエン−17−
オンを得る。
例2(参考例) テトラヒドロフラン351部、90%水酸化カリウム末
85部およびエチレンジアミン酒石酸0.6部からスラ
リーを作る。生成するスラリーを攪拌し、エタノール1
7.6部を加える。この混合物を次に40℃に温め、こ
の温度で30分間攪拌する。生成するスラリーを次に一
10℃に冷却させ、混合物を窒素雰囲気下に保持しつつ
3−(1−ピロリジニル)アンドロスタ−3,5−ジエ
ン−17−オン95.6部を加える。次に混合物にアセ
チレン10.9部を3時間にわたり加える。混合物を一
10℃またはそれ以下の温度で1時間攪拌する。次に、
反応混合物の温度を10℃以下に保持しつつ、木酢1!
81.4部と水122部との混合物を加える。この添加
がほぼ完了した時点で、温度を30℃まで上昇させる。
攪拌を止め、液相を分離する。この水性相をテトラヒド
ロフランで抽出し、生成する有機抽出液を反応混合物か
らの有機相と一緒にする。この生成する有機溶液に水8
5部中のホウ酸26部の溶液を加える。
この混合物を1時間還流させ、水350部を加えつつテ
トラヒドロフランを大気圧で留去する。テトラヒドロフ
ランの全部を留去した時点で、さらに水197部を加え
る。この混合物を次に約30〜35℃に冷却させ、固形
物を濾取し、濾液が中性になるまで洗浄する。固形物を
乾燥させ、約264.5〜269℃で溶融する17α−
エチニル−17β−ヒドロキシアンドロスト−4−エン
−3−オンを得る。
この粗製物質をホウM2.5部、水2.3部およびメタ
ノール205部と混合し、30分間還流する。次に僅か
に冷却させ、製塩I11.39部を加え、混合物を攪拌
し、次に1時間遠流する。混合物を次に20℃に冷却さ
せ、沈澱した固形物を濾取し、メタノールで洗い、最後
に60℃で乾燥させ、約272.5〜275℃で溶融す
る精製17α−エチニル−17β−ヒドロキシアンドロ
スト−4−エン−3−オンを得る。
例3(参考例) 17α−エチニル−17β−ヒドロキシアンドロスト−
4−エン−3−オン81部、ブロモフェノールブルー0
.016部、酢酸エチル175部、エチレングリコール
95部およびエチルオルトホーメート114部からスラ
リーを作る。この混合物を攪拌しながら60℃に加熱し
、濃硫酸0.2部およびデトラヒドロフラン3.14部
から作った溶液を加える。生成する混合物の温度を約7
0分間60’に保持する。次に、テトラメチルグアニジ
ン2.2部を加え、混合物を25℃に冷却させる。存在
する固形物を濾過により分離採取し、水で飽和した酢酸
エチルで青色が消え、洗浄水が無色になるまで洗浄する
。生成する固形物を次に60℃に乾燥させ、対応する4
−エン化合物的25%を含有し、約245〜250℃で
溶融する3゜3−エチレンジオキシ−17α−エチニル
アンドロスト−5−エン−17β−オールを得る。
例4 テトラヒドロフラン115部、ブチルビニルエーテル3
2.5部、ブロモフェノールブルー0.01部、3.3
−エチレンジオキシ−17α−エチニルアンドロスト−
5−エン−17B−オール(4−エン化合物的25%を
含有する)80.9部およびテトラヒドロフラン1部で
稀釈されたメタンスルホン酸0.07部から混合物を作
る。この混合物を溶液が清明になるまで25〜27℃で
おだやかに攪痒し、次にざらに10分間攪拌する。生成
する混合物は対応する4−エン化合物的25%をまた含
有する17β−(1−ブトキシエトキシ)−3,3−エ
チレンジオキシ−17α−エチニルアンドロスト−5−
エンの溶液である。
前記溶液にナトリウムメトキシド6.8部を加え、次に
1,3−ジフェニル−2−アザプロペンのベンゼン中1
.5M溶液1.2容偵部を加える。
混合物をゆっくり攪拌しつつ運流し、メチルマグネシウ
ムクロリドのテトラヒドロフラン中の3M溶液78.6
部を30分間にわたり加える。混合物はこの時点で永久
的な赤色を持たない。次に、ピンク色が現われ、発色し
て赤色溶液が得られるまで0.7部/分の速度で追加の
メチルマグネシウムクロリド溶液を加える。生成する溶
液をさらに30分間還流し、次に一15℃に冷却させる
次いで温度を5℃以下に維持しつつ約70分間にわたり
二酸化炭素10部を導入し、混合物を急速に攪拌する。
温度を15℃に上昇させながら、追加の二酸化炭素5.
2部を加える。生成する混合物を15分間攪拌する。次
に、85%水酸化カリウム15部および水90.8部中
のクエン酸21.8部から溶液を作り、25℃に冷却さ
け、次に温度を35〜40℃に上昇させながら主反応混
合物に加える。次に、ヘキサン90.5容量部を加え、
混合物を約40℃で約10分間攪拌する。
水性相を取り除き、有機相を水52.7部中の塩化ナト
リウム19部の溶液で2回洗う。次に、この有機相に無
水炭酸カリウム34.2部および珪藻14.3部を加え
、混合物をかきまぜ、60分間還流する。次に約25〜
30℃に冷却させ、珪藻土を通して濾過し、濾過ケーキ
をヘキサンとテトラヒドロフランとの混合物で洗浄する
。濾液を集め、水性炭酸カリウム60部を加え、混合物
をよく攪拌する。
1Mジメヂル35.8部およびヂモールブルー0.00
.2部から混合物を作り、10℃に冷IIIさせ、次に
液が黄色になるまでテトラメチルグアニジンを加える。
この混合物を次に前記で得られた混合物に1度に加え、
生成する混合物を30分間攪拌する。この時間中に温度
は35〜40℃に上品する。これをさらに50〜55℃
に加熱し、この温度でさらに30分間攪拌する。次に、
水86.5部中の濃水酸化アンモニウム3.5部の溶液
を加え、混合物を15分間よく攪拌する。有機相を次に
分離採取し、塩水で洗い、無水炭酸カリウムおよび珪藻
上上で乾燥させる。次に、トリブチルアミン0.11部
を加え、混合物を珪藻土を通して濾過し、濾過ケーキを
テトラヒドロフランとヘキサンとの混合物で洗浄する。
混合物を次に加熱して溶媒を留去し、残留する油を残す
。この油は対応するブレグネー4−エン約25%を含有
する17β−(1−ブトキシエトキシ)−3゜3−エチ
レンジオキシ−17α−ブレグネー5−エンー20−イ
ン−21−カルボン酸メチルである。
この生成する油をテトラヒドロフラン909部、トリメ
チルオルトポーメート8.05容滑部、エチレングリコ
ール21.5部およびブロモフェノールブルー0.00
5部と混合する。この混合物をおだやかに攪拌し、−1
0℃に冷却させ、テトラヒドロフラン2.57部中の濃
硫酸0.58部の混合物を加える。混合物を一10℃で
3時間おだやかに攪拌する。次に、テトラメチルグアニ
ジン1.65容吊部を加え、続いてメタノール77.8
部中のテトラメチルグアニジン0.2容旦部を加える。
温度を10℃以下に維持しつつ、水340部を加える。
固形物を濾過により分離採取し、冷水でよく洗い、次に
60℃で乾燥させ、対応するプレタネ−4−エン約25
%を含有し、約170〜184℃で溶融する3、3−エ
チレンジオキシ−17β−ヒドロキシ−17α−ブレグ
ネー5−エンー20−イン−21−カルボン酸メチルを
得る。
例5 3.3−エチレンジオキシ−17α−エチニルアンドロ
スト−5−エン−17β−オール(対応する4−エン化
合物的25%を含有する)20部、テ1へラヒドロフラ
ン28.4部、ブチルビニルエーテル10容吊部、ブロ
モフェノールブルー0.003部およびテトラヒドロフ
ラン0.245部で稀釈したメタンスルホン酸0.01
7部の溶液よりなる混合物を25〜27℃で約70〜8
0分間おだやかに攪拌する。この時間中に溶液は清明に
なる。次に、2.6−ジメチルモルホリン0.70部を
加え、反応混合物を攪拌しなから0〜5℃に冷却させる
。温度を10℃以下に維持しつつ、テトラヒドロフラン
中のメチルマグネシウムクロリドの3M溶液23部を加
える。添加が完了した後、混合物を温度を10℃に維持
しつつさらに20分間m痒する。混合物を0℃に冷却さ
せ、混合物に二酸化炭素3.1部を加えながらこの温度
に保持する。この添加の後半中に温度を10〜15℃に
上昇させる。攪拌をさらに15分間続()た後に、木酢
Fi0.97部、次に水15部、最後にヘキサン14.
6部を加える。
混合物を数分間40℃で攪拌した侵、下方の水性相を取
り出し、棄てる。有機相を次に水14.5部中の塩化ナ
トリウム3.79部の溶液で洗い、次に水5部と混合す
る。混合物を5〜10℃に冷却させ、85%水酸化カリ
ウム4.8部を加える。
この添加後に混合物を5〜10℃で15分間W1拌する
。水酸化カリウムが溶解し、水酸化マグネシウムのゲラ
チン状沈澱が形成される。混合物を5〜10℃に保持し
続けながら、硫酸ジメチル8容石部を良く攪拌しつつ1
0分間にわたり加える。
混合物を50〜55℃に加熱しつつ攪拌をつづけ、この
温度に20〜25分間保持する。
無水クエン酸7部、氷10部、水4部、85%水酸化カ
リウム3.7部J3よび濃水酸化アンモニウム1.17
部から溶液を作り、この溶液を前記で得られた反応混合
物に温度を55℃に保持しつつ加える。混合物を次に5
0〜55℃で15分間攪拌する。この時間中に存在する
実質的に全部の固形物が溶解する。攪拌を止め、下方の
水性相を除去覆る。有機相を先ず水13.2部中に溶解
した塩化ナトリウム4.7部から得られた塩水溶液で洗
い、次に水3.8部中の無水炭酸カリウム4.6部の溶
液で洗浄する。生成する有機相に1〜リブデルアミン0
.03部を加え、溶液を先ず25℃に冷rJlさせ、次
にセライト0.80部および無水炭酸カリウム7部と攪
拌することにより乾燥させる。混合物をセライトに通し
て濾過し、濾過ケーキをテトラヒドロフラン10.7部
とヘキサン5.3部との混合物で洗浄する。この洗浄液
を有機性濾液と一緒に合わせ、この溶液を大気圧でおだ
やかに攪拌しながら留去する。減圧を適用して残留する
痕跡の溶媒を除去する。残留油として、対応するブレタ
ネ−4−エン約25%を含有する17β−(1−ブトキ
シエトキシ)−3,3−エチレンジオキシ−17α−ブ
レグネー5−エンー20−イン−21−カルボン酸メチ
ルが残る。
例6(参考例) 例5に記載の方法により3.3−エチレンジオキシ−1
7α−エチニルアンドロスト−5−エン−17β−オー
ル(対応する4−エン化合物的25%を含有する)から
得られたものであり、対応するプレグネー4−エン約2
5%を含有する17β−(1−ブトキシエトキシ)−3
,3−エチレンジオキシ−17α−ブレグネー5−エン
ー20−イン−21−カルボン酸メチルおよびテトラヒ
ドロフラン91.7部から溶液を作る。この溶液にトリ
エチルオルトホーメート1.26容量部、エチレングリ
コール10.6部およびブロモフェノールブルー0.0
02部を加える。この混合物を窒素雰囲気下に)!痒し
、次に60℃に加温する。
濃硫Mo、39部およびテトラヒドロフラン1.73部
から溶液を作り、これを上記混合物に加え、約60℃で
窒素雰囲気下に60分間攪拌する。トリエチルアミン0
.8部を加えることにより反応を静め、混合物を窒素雰
囲気下に25℃に冷却させる。この溶液は対応するブレ
タネ−4−エン約25%を含有する3、3−エチレンジ
オキシ−17β−ヒドロキシ−17α−ブレグネー5−
エンー20−イン−21−カルボン酸メチルを含有する
。この溶液はまた上記で引用したメチルエステルに相当
するとドロキシエチルエステルを実質的量で含有する。
この溶液を混合物の成分のIa!l11または精製に関
して如何なる操作もすることないようにして水素添加処
理に用いる。この溶液にナトリウムメトキシド0.57
部を加え、混合物を30分間攪拌する。
前記のごとく得られた溶液を含有する水素添加用器を窒
素雰囲気下に保持し、アルミナ上ニッケル触媒6.98
部を攪拌しながら加える。次にメタノール17.7部、
濃水酸化アンモニウム3.97部およびカリウムホウ素
水素化物0.31部から得られた混合物を加える。この
水素添加用器を窒素で、次に水素で浄化する。水素添加
は50ボンド/平方インチの圧力で行ない、混合物は必
要に応じて冷却させて53℃以下の温度に保持する。水
素吸収が終った時点で、さらに45分間50〜55℃で
攪拌を続ける。反応混合物を次に濾過し、触媒を除去す
る。生成する溶液をゆっくり攪拌し、水149部を急速
に加える。
反応混合物からテトラヒドロフランを留去し、残りの混
合物を濾過し、沈澱した固形物を単離する。
この固形物をメタノール94部および濃塩酸3.19部
と混合し、30分間加熱還流する。50〜55℃に冷却
させ、水14.9部中の85%水酸化カリウム2.7部
から得られた溶液をおだやかに攪拌しながら加え、混合
物のl)Hを5〜5.5にする。ポット温度が76℃に
達するまで混合物からメタノールを留去し、次に混合物
を真空下において残りのメタノールを除去する。混合物
を次に室温に冷却させ、形成された固形物を濾過により
分離採取し、粗製17β−ヒドロキシ−3−オキソ−1
7α−ブレグネー4−エンー21−カルボン酸γ−ラク
トンを得る。
例7(参考例) 水酸化リチウム1水和物5.93部、メタノール163
部、トリエチルアミン0.4容量部および3.3−エチ
レンジオキシ−17β−ヒトOキシー17α−ブレグネ
−5−エンニ20−インー21−カルボン酸メチル(対
応するブレタネ−4−エン約25%を含有)40部から
混合物を作り、加熱し、50℃で30分間攪拌する。
次のやり方でニッケルホウ素化物触媒を作る。
メタノール11.8部中の塩化ニッケル1水和物2部と
塩化クロム6水和物0.056部との混合物を窒素雰囲
気下に攪拌し、5〜10℃に冷却させる。次に水1.4
部およびメタノール5.6部中のナトリウムホウ素水素
化物0.7部の溶液をゆっくり加え、温度を15℃以下
に保つ。生成するスラリーを数分間攪拌し、過剰のホウ
素水素化物の完全な分解を確実にし、次にメタノール5
.8部中の塩化ニッケル6水和物0.2部の混合物を加
え、混合物を10〜15℃で30分間攪拌する。メタノ
ール8.4部を使用して、前記で得られたステロイド溶
液をすでに含有する接触水素添加用器に生成する触媒ス
ラリーを加える。生じる混合物を次に50psiの圧力
および50℃の温度で水素添加する。水素吸収が止まっ
た時に、さらに15分間50℃で攪拌をつづける。水素
添加用器を次に40〜42℃に冷却させ、水素ガスを排
気し、窒素で置換した後に、この混合物に濃塩酸17.
1部を加える。温度は50℃に上昇する。混合物を次に
20分間50〜55℃で攪拌し、トリエチルアミン2.
67部、木酢8111.61部およびメタノール4部の
混合物を加える。混合物を次に25〜30℃に冷却させ
、珪藻土に通して触媒を除去する。この溶液からメタノ
ールを留去し、生じる生成物をおだやかに攪拌しながら
約35℃に冷却させ、結晶化させる。結晶化が生起した
後、水125部を攪拌しながらゆっくり加える。
混合物を次に真空下に蒸留し、残りのメタノールを除去
した後、30℃に冷却させる。固形物を次に濾過により
分離採取し、60℃で乾燥させ、17β−ヒドロキシ−
3−オキソ−17α−ブレグネー4−エンー21−カル
ボン酸γ−ラクトンを得る。
例8(参考例) 85%水酸化カリウムベレット8部とメタノール33.
0部との混合物を水酸化カリウムが溶解するまで攪拌し
、生じる溶液を室温に冷却させる。
この溶液にテトラメチルアンモニウムクロリド13.3
部を撹拌しながらゆっくり加える。生成する混合物を4
5℃に加熱し、15分間攪拌する。
次に室温に冷却させ、濾過して塩化カリウムを除去する
。この塩化カリウムをメタノール7.9部で洗い、洗浄
液をもとの濾液と一緒に集める。この濾液を次に水酸化
リチウム1水和物0.12部および水11.5部と混合
する。ざらにメタノール10部を加え、混合物を窒素雰
囲気下に攪拌し、3.3−エチレンジオキシ−17β−
ヒドロキシ−17α−ブレグネー5−エンー20−イン
−21−カルボン酸メチル(対応するブレタネ−4−エ
ン約25%を含有する)40部を加える。混合物を40
分間50℃で加熱し、ステロイド状酸のテトラメチルア
ンモニウム塩のスラリーを生成し、これを次に室温に冷
却させる。
アルミナ上ニッケル触媒2部およびメタノール16.4
部から混合物を作り、これを攪拌し、加熱還流する。次
に約39聞の間に、ヒドラジンヒトレード(85%)2
.4容量部を加え、混合物をガスの発生がほとんど止ま
るまで35〜40分間遠流温度よりすぐ低い温度で攪拌
する。生成するスラリーを次に室温に冷却させ、これを
前記で得られた混合物に加える。移し換への助けにメタ
ノール16部を使用し、最後に反応混合物にメタノール
106部を加える。反応容器を窒素で3回、次に水素で
2回浄化した後、混合物を50℃の温度および50ボン
ド/平方インチの圧力で水素添加する。水素吸収が止ん
だ時に、混合物を50℃でさらに30分間攪拌する。混
合物を次に45〜50℃で珪藻土に通して濾過し、触媒
を除去し、この触媒をメタノール20部で洗浄する。集
めた濾液に40〜42℃で濃塩酸15.6部を加える。
このpllを1.0〜1.5に、温度を50℃にする。
反応混合物を50〜55℃で20分間攪拌した後、トリ
エチルアミン4部、氷酢酸2.5部およびメタノール4
,4部の混合物を、混合物のI)Hが4.5〜5.0に
達するまで加える。ポット温度が78℃に達するまでメ
タノール溶媒を留去する。
次に、溶液をおだやかに攪拌しながら約35℃に冷却さ
せる。この時間中に結晶化が起り、次に水125部を攪
拌しながらゆっくり加える。混合物を再加熱し、メタノ
ールの残りを留去し、次に30℃に冷却させる。存在す
る固体生成物を濾過により分離採取し、冷水で良く洗う
。固形物をさらに60℃で乾燥させ、17β−ヒドロキ
シ−3−オキソ−17α−ブレグネー4−エンー21−
カルボン酸γヘラクトンを得る。
例9(参考例) 例8の第1節に記載した方法を繰返し、3.3−エチレ
ンジオキシ−17β−ヒドロキシ−17α−プレタネ−
5−エン−20−イン−カルボン酸のテトラメチルアン
モニウム塩のスラリーを生成する。この混合物にアルミ
ナ上ニッケル触媒2部をメタノール4部に入れたスラリ
ーを加え、次にメタノール4部中のカリウムホウ素水素
化物0.52部のスラリーを加える。次に、メタノール
8部中の濃水酸化アンモニウム1.8部の混合物を加え
、次にメタノール121部を加える。生成する混合物を
例6に記載のごとく水素添加し、生成物を単離し、17
B−ヒト0キシ−3−オキソ−17α−ブレグネー4−
エンー21−カルボン酸T−ラクトンを得る。
例10(参考例) 3.3−エチレンジオキシ−17β−ヒドロキシ−17
α−ブレグネー5−エンー20−イン−21−カルボン
酸メチル(対応するプレタネ−4−エン約25%を含有
)41.5部、アルミナ上−ツケル触媒4.0部および
テトラヒドロフラン89部の混合物を水素添加容器に装
入する。カリウムホウ素水素化物0.54部をメタノー
ル8部によりスラリー化し、このスラリーに濃水酸化ア
ンモニウム1.8部を加え、生成するスラリーを水素添
加容器に加え、次にこの容器を窒素で浄化し、次に50
psiの圧力に水素を充填する。水素添加は水素吸収が
止むまで60℃および50osiで行なう。混合物を次
に冷却させ、触媒を濾去する。濾液を濃塩酸3.0部の
添加により酸性にし、混合物を20分間55℃に保持す
る。次に水5゜部を加え、トリエチルアミン12.6部
、水50部および氷酢酸7.1部を混合することにより
得られた溶液14容母部の添加によりpHを4.0に調
整する。生成する混合物を77.5℃のポット温度に蒸
留し、大部分の有機溶媒を除去する。これを64℃に冷
却させると結晶化が始まり、ざらに32℃に冷却させ、
固化を完了させる。この混合物に水300部を加え、真
空下に82℃に加熱して残りの有様溶媒を除去する。混
合物を25℃に冷却させ、生成する固体生成物を濾過に
より分離採取し、水で十分に洗い、約70℃で乾燥させ
、17β−ヒドロキシ−3−オキソ−17α−ブレグネ
ー4−エンー21−カルボン酸T−ラクトンを得る。
例11 例4に記載の方法に従い、3,3−エチレンジオキシ−
17α−エチニルアンドロスト−5−エン−17B−オ
ール137部から17B−(1−ブトキシエトキシ)−
3,3−エチレンジオキシ−1フα−エチニルアンドロ
スト−5−エンを作る。生成する溶液を窒素雰囲気下に
一20°ないし一15℃に冷却させ、ベンゼン中の1,
3−ジフェニル−2−アザプロパンの1.5M溶液0.
1部を加える。次に、−15℃以下の温度を保持しつつ
混合物がブドウ様の色を呈するまでヘキサン中のブチル
リチウムの2M溶液を攪拌しながら加える。このブチル
リチウム溶液は約150容量部が必要である。生成する
溶液を次に温度を0℃以下に保持しつつ二酸化炭素で飽
和する。この発熱性反応が完了した時点で、混合物を2
0〜25℃に加温し、溶液中への二酸化炭素の流入をさ
らに30分間続け、17β−(1−ブトキシエトキシ)
−3,3−エチレンジオキシ−17α−ブレグネー5−
エンー20−イン−21−カルボン酸リチウムを生成す
る。
上記で(ワられた溶液に、水75部中の炭酸カリウム8
3部の溶液を加え、生成する混合物を30分間還流下に
攪拌する。混合物を次に30℃に冷却させ、珪藻土に通
して濾過し、沈澱した炭酸リチウムを除去する。この沈
澱物をテトラヒドロフランとヘキサンとの1:1混合物
180容量部で1すぐ。下方の水性相を集めた濾液から
除去し、有機相を固体炭酸カリウム80部と混合する。
次にこの攪拌した混合物に例4に記載の方法によりテト
ラメチルグアニジンで中和した硫酸ジメチル35.6容
量部を加える。攪拌を40分間続け、この時間中に温度
が31ないし40℃に上昇する。
混合物を次にさらに45分間50℃に加温し、水114
部と濃水酸化アンモニウム4.6部との混合物を加え、
混合物をさらに45℃で20〜25分間攪痒する。これ
は17β−(1−ブトキシエトキシ)−3,3−エチレ
ンジオキシ−17α−プレグネー5−エンー20−イソ
−21−カルボン酸メチルの溶液をもたらす。これを例
4の文末から2番目の節に記載の方法に従い単離し、次
に例4の重接の節に記載の方法に従いさらに加水分解さ
せ、3,3−エチレンジオキシ−17β−ヒドロキシ−
17α−ブレグネー5−エンー20−イン−21−カル
ボン酸メチルを生成する。
例12 17α−エチニル−17β−ヒドロキシアンドロスト−
4−エン−3−オン62.5部、ベンゼン132部およ
び1,2−プロパンジオール88.2容量部から混合物
を作り、これに少量のブロモフェノールブルー指示薬を
加える。溶液は青になり、この青色は濃硫酸1.8部お
よびテトラヒドロフラン8部から作った溶液数滴の添加
により消失する。この硫酸溶液3容量部を更に加え、混
合物を攪拌する。この混合物にさらにエチルオルトホー
メート96.2容量部を加え、混合物を25分間22〜
64℃に加温し、この時間中にステロイド原わ1物買が
溶解する。トリエチルアミン約1.5部を加える。指示
薬が溶液を深青色に戻ず。この溶液を次に塩水3部で洗
い、炭酸カリウム上で乾燥させ、次に珪藻土に通して濾
過する。
溶媒を濾液から留去し、次に重接の痕跡量を減圧下に除
去する。この処理は3,3−プロピレンジオキシ−17
α−エチニルアンドロスト−5−エン−17β−オール
(対応するΔ4異性体約25%を含有づ゛る)である残
留油を残す。
上記で得られた粗生成物をテトラヒドロフラン75部お
よびブチルビニルエーテル31容4部と混合し、混合物
を加温してステロイド原料物質を溶解させる。混合物を
次に20℃に冷却させ、少量のブロモフェノールブルー
指示薬を加える。この時溶液は青色に変る。メタンスル
ホン酸0.1容ffi部およびテトラヒドロフラン0.
8部から触媒溶液を作る。この溶液を反応U合物に青色
が消えるまで滴下して加え、次にこの溶液0.46容呈
部を加える。混合物を70分間20℃に保持し、次にi
−リエヂルアミン0.4部を加える。この処理は対応す
るΔ4異性体約25%を含有する17β−(1−ブトキ
シエトキシ)−3,3−プロピレンジオキシ−17α−
エチニルアンドロスI−−5−エンを生成する。この混
合物を全て例4の方法に従い、テトラヒドロフラン中の
メチルマグネシウムクロリド、二酸化炭素および硫酸ジ
メチルと順次反応させ、対応するブレタネ−4−エン約
25%を含有する17β−(1−ブトキシエ1へキシ)
−3,3−プロピレンジオキシ−17α−ブレグネー5
−エンー20−イン−21−カルボン酸メチルを生成す
る。この17−ブトキシエトキシ基を次に例4で使用し
たエチレングリコールの代りにプロピレングリコールを
使用する以外は例4の最後の節に記載の方法に従い除去
し、抽出により最終生成物を単離し、次に蒸留により溶
媒を除去し、対応するブレグネー4−エン約25%を含
有する3、3−プロピレンジオキシ−17β−ヒドロキ
シ−17α−ブレラネー5−エン−20−イン−21−
カルボン酸メチルである油を生成する。この生成物を例
7に記載の方法による水素添加および3,3−プロピレ
ンジオキシ基の除去は17β−ヒドロキシ−3−オキソ
−17α−ブレグネー4−エンー21−カルボン酸γ−
ラクトンをもたらす。
例13 ブチルごニルエーテルの代りに、エチルビニルエーテル
30.5容量部を使用して例4の最初の節に記載の方法
を繰返した場合に、得られた生成物は対応する4−エン
化合物的25%を含有する17β−(1−エトキシエト
キシ)−3,3−エチレンジオキシ−1フα−エチニル
アンドロスト−5−エンである。17β−く1−メトキ
シエトキシ)−3,3−エチレンジオキシ−1フα−エ
チニルアンドロスト−5−エンは、この場合にテトラヒ
ドロフラン115部を20’Cに冷却させ、これにメチ
ルビニルエーテル18.7部を溶解し、そして3,3−
エチレンジオキシ−1フα−エチニルアンドロスト−5
−エン−17β−オール80.9部との反応を次に前記
どおりに実施する以外は同じやり方で#造した。。
例4に記載の方法に従い、17β−(1−エトキシエト
キシ)−3,3−エチレンジオキシ−17α−エチニル
アンドロスト−5−エンおよび17β−(1−メトキシ
エトキシ)−3,3−エチレンジオキシ−17α−エチ
ニルアンドロスト−5−エンを各々メチルマグネシウム
クロリド、二酸化炭素および硫酸ジメチルと順次反応さ
せ、両方共に対応するブレグネー4−エン約25%を含
有する17β−(1−エトキシエトキシ)−3゜3−エ
チレンジオキシ−17α−ブレグネー5−エンー20−
イン−21−カルボン酸メチルおよび17β−(1−メ
トキシエトキシ)−3,3−エチレンジオキシ−17α
−ブレラネー5−エン−20−イン−21−カルボン酸
メチルをそれぞれ得る。
例4の最後の節に記載の方法によるこれらの両生合物か
らの17−保11の除去は対応するブレグネー4−エン
約25%を含有する3、3−エチレンジオキシ−17β
〜ヒドロキシ−17α−ブレラネー5−エン−20−イ
ン−21−カルボン酸メチルをもたらす。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中アルキルは6個までの炭素原子を含有し、そして
    Alkは6個までの炭素原子を含有するvic−アルキ
    レンである)で示される化合物。
  2. (2)17β−(1−ブトキシエトキシ)−3,3−エ
    チレンジオキシ−17α−エチニルアンドロスト−5−
    エンである特許請求の範囲第1項の化合物。
  3. (3)17β−(1−ブトキシエトキシ)−3,3−プ
    ロピレンジオキシ−17α−エチニルアンドロスト−5
    −エンである特許請求の範囲第1項の化合物。
JP62009789A 1976-08-30 1987-01-19 17β−エチニル−アンドロステン化合物 Granted JPS62223189A (ja)

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US718643 1996-09-17

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JP60238554A Granted JPS61126098A (ja) 1976-08-30 1985-10-24 アンドロスタン誘導体の製造方法
JP62009789A Granted JPS62223189A (ja) 1976-08-30 1987-01-19 17β−エチニル−アンドロステン化合物
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