JPS62222090A - 酸洗設備 - Google Patents

酸洗設備

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Publication number
JPS62222090A
JPS62222090A JP6396486A JP6396486A JPS62222090A JP S62222090 A JPS62222090 A JP S62222090A JP 6396486 A JP6396486 A JP 6396486A JP 6396486 A JP6396486 A JP 6396486A JP S62222090 A JPS62222090 A JP S62222090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pickling
cooling water
water tank
vessel
band steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP6396486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozaburo Ichida
市田 弘三郎
Nobuo Uematsu
植松 伸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱奄済銅帯の高温酸洗設備に関するものである
(従量の技術) 熱延済鋼帯はごく一部の用途を除き、その表面に存在す
る酸化膜を除去し熱延製品(酸洗鋼帯等)とするか又は
冷間圧延以降の製造工程を経て冷延、メッキ製品として
いる。
従来の酸化膜除去方法としては、特公昭59−2419
1号公報に記載の方法のように、機械的除去と化学的除
去を組合せたもの、あるいは単に化学的除去のみ、たと
えば適当な濃度および温度の塩酸等の酸液に鋼板を浸漬
することが一般に行われている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の浸漬タイプ塩酸における酸化膜の除去効果は、鋼
板製造東件が同一である場合、酸液温度が高いほど大き
い。このため一般には蒸気を熱源として、直接あるいは
間接加熱方式によって酸液温度を高めているが、このた
めに必要な蒸気量は膨大であり、酸洗コストを高めてい
た。
(問題点を解決するだめの手段・作用)本発明?まこの
ような欠点を有利に解決するためになされたもので、 熱延鋼帯の酸洗設備において、溶接機と酸洗槽の間に沸
騰水による浸漬冷却水槽を設け、かつ少なくとも1個の
転向ロールを該冷却水槽中に設けたことを特徴とする高
温酸洗設備である。
熱延済コイルの巻取直後の温度は大略500〜SOO℃
であるが、このコイルを熱延ラインと酸洗ラインとの間
で、例えば自然放冷にて冷却し酸洗ラインに100 ’
C以上の温度で供給する。供給されたコイルを巻戻しな
がら、溶接機と酸洗槽との間に設置する冷却水槽中に浸
漬することにより、銅帯温度を水の沸点近傍まで冷却し
たのち、必要は応じて適当な保温を施し、銅帯を酸洗槽
に導く。
以上の過程において初期状態においては冷却水槽および
酸洗槽は、例えば蒸気を用いる等の手段により、所定の
板温か得られるようにしておく。
一度このような状態が形成されれば、その後は酸洗ライ
ンに供給される熱延済コイルの顕熱により、冷却水槽は
常にloo’c近傍に維持される。この間蒸発により消
失してゆぐ温水にみあう水を何らかの手段、例えば外部
からの水補給や、蒸発水を直ちに復水して冷却水槽へ戻
す方法により補給する。酸洗槽は冷却水槽を出た鋼帯の
有する顕熱により100℃近傍の液温に保たれ極めて効
率よく酸洗される状態が持続する。
また冷却水槽にて鋼帯を冷却するに際し、銅帯温度が2
50’C近傍以下の場合、第3図に示すように冷却水槽
内では核沸騰冷却状態となり短時間のうちに銅帯は10
0〜120 ℃まで冷却される。
しかし、鋼帯温度が250’C近傍以上の場合、冷却水
槽内では膜沸騰冷却状態となり冷却速度は低い。従って
冷却時間を短縮させるために、冷却の前段の膜沸騰にお
ける蒸気膜全破壊するために、水中でスプレーまたは気
体バブリングを使用出来るようにしておくことが望まし
い。
(実施例) 本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第2図は酸洗工程の全体図を示し、第1図は第2図に示
す冷却水槽の詳細図である。
酸洗工程に供給されたl OO℃以上の熱延コイル11
はペイオフリール12によって巻戻され、先行コイルの
尾端と後行コイルの先端とは溶接機14により接続され
る。続いて鋼帯11はアンコイラレベラ13によって、
表面に引張面げを与えて表面スケールの一部を機械的に
破砕され、冷却水槽15に入る。
冷却水槽15に入るときの銅帯温度は、ペイオフリール
12と冷却水槽15との間での大気中への熱放散により
、酸洗工程に供給時の鋼帯温度より若干低い。
冷却水槽15の前には入側板温度計16があり、この温
度と板厚、搬送速度等を考慮して、制御装置17は排水
ポンプ1日または給水ポンプ19を運転して水面レベル
計20により水面レベルをチェックして調整する。
第1図において、冷却水槽15に進入した250℃以上
の鋼帯11ば、まず膜沸騰冷却(冷却速度が低い)され
、ある温度まで冷却されると核沸騰冷却に移り、高い冷
却速度で冷却される。
上記膜沸J噌冷却における蒸気膜を積極的に破壊するた
めに、例えば水中スプレヘッダ21を介して循環昇圧さ
れた水を鋼帯11の両面に吹き付けたり、あるいは図示
しないバブリング機構を、冷却水槽15中の鋼帯通路の
前段に設置すれば、膜沸騰冷却時間が短縮され、冷却水
槽設備<、−コンパクトにすることができる。
次に鋼帯11は2つの転向ロール22を通過して酸洗槽
23に向かう。冷却水槽15の出口には出側板温度計2
4が設けられており、所定の板温度になっていなければ
、再度制御装置17から排水ポンプ18または給水ポン
プ19に指令をだしてポンプヲ運転し水面レベルを調整
する。
なお水面レベルk FA整する代りに、転向ロール22
を上下させて鋼帯の浸漬深さを調整してもよい。また第
1図に示したように排水系統の中に熱交換器25を設け
て熱回収全行ない、例えば酸洗後のリンス水の予熱に用
いれば、省エネルギーが図られる。
(発明の効果) 本発明によれば極めて簡単な設備により、酸洗工程に供
給される熱延済コイルの温度如何によらず冷却水槽出側
の鋼帯温度を常に100℃近傍に維持できるとともに酸
洗槽の酸液温度を酸洗効果の大きい温度に維持できるた
め、酸液温度を適正値に保つためのエネルギーを大巾に
削減できるとともに、熱延工程〜酸洗工程間の仕掛時間
短縮により製品製造時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷却水槽の1実施例の詳細図、第2図
は不発明の冷却水槽を含む酸洗工程の全体図、第3図は
高温の銅帯の冷却過程を示す図である。 11・・・鋼帯、      12・・・ペイオフリー
ル、13・・・アンコイラレベラ、14・・・溶接機、
15・・・冷却水槽、   16・・・入側板温度計、
17・・・制御装置、    18・・・排水ポンプ、
19・・・給水ポンプ、   20・・・水面レベル計
、21・・・水中スプレヘッダ、22・・・転向ロール
、23・・・酸洗槽、     24・・・出側板温度
計、25・・・熱交換器。 第1図    1□ 羽■本 11:銅帯 16:冷却水槽 16二人側板温度計 17:溜IJa! 18:排水ポンプ 19:給水ポンプ 20:水面レベル計 21:水中スプレへ、ダ 22:Mロール 24:出側板温度計 25:熱交換器 第2図 11:銅帯 12:ペイオフリ− ル 14:溶接機 16:冷却水槽 23:駿洗槽 第3図 時間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱延鋼帯の酸洗設備において、溶接機と酸洗槽の
    間に沸騰水による浸漬冷却水槽を設け、かつ少なくとも
    1個の転向ロールを該冷却水槽中に設けたことを特徴と
    する酸洗設備。
  2. (2)該冷却水槽の鋼帯通路の前段に該鋼帯をはさんで
    流体吹付装置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の酸洗設備。
  3. (3)該冷却水槽に水面高さ調整機構を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の酸洗
    設備。
  4. (4)該転向ロールに、浸漬深さ調整機構を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    酸洗設備。
  5. (5)該冷却水槽で抜熱された熱エネルギーを回収する
    熱交換器を該冷却水槽内または該冷却水槽近傍に設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3または4
    項記載の酸洗設備。
JP6396486A 1986-03-24 1986-03-24 酸洗設備 Pending JPS62222090A (ja)

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