JPS62222023A - 歪取焼鈍後の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法 - Google Patents
歪取焼鈍後の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法Info
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Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、セミプロセス無方向性電磁鋼板の製造に係わ
り、歪取焼鈍後に耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電
磁鋼板の製造法に関する。
り、歪取焼鈍後に耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電
磁鋼板の製造法に関する。
(従来の技術)
無方向性電磁鋼板は、モーターや変圧器の鉄心などに使
用されるが、その製造法により、フルプロセス材とセミ
プロセス材がある。フルプロセス材は、鋼板製造者側で
1回以上の冷延および焼鈍を施しだもので、いわゆる最
終仕上焼鈍まで行なわれたものである。
用されるが、その製造法により、フルプロセス材とセミ
プロセス材がある。フルプロセス材は、鋼板製造者側で
1回以上の冷延および焼鈍を施しだもので、いわゆる最
終仕上焼鈍まで行なわれたものである。
一方セミプロセス材は、1回以上の冷延及び必要により
焼鈍′Jt鋼板製造者側で行ない、鋼板需要者側で、所
定の形状に打抜きや剪萌加工後に歪取焼鈍を施し、所定
の磁気特性7現出させるものである。
焼鈍′Jt鋼板製造者側で行ない、鋼板需要者側で、所
定の形状に打抜きや剪萌加工後に歪取焼鈍を施し、所定
の磁気特性7現出させるものである。
このセミプロセス材は打抜きや、切断加工による歪が歪
取焼鈍により除かれ、かつこの焼鈍で結晶粒の成長など
があることから、一般にフルプロセス材より鉄損が低い
。
取焼鈍により除かれ、かつこの焼鈍で結晶粒の成長など
があることから、一般にフルプロセス材より鉄損が低い
。
セミプロセス無方向性電磁鋼板の製造に関しては、従来
から各種提案されている。例えば特開昭!5/l−21
518号公報では、鉄損が低く磁束密度もすぐれたもの
を製造するように、最終冷延の圧下率を65〜70%と
高めて、歪取焼鈍を行っている。
から各種提案されている。例えば特開昭!5/l−21
518号公報では、鉄損が低く磁束密度もすぐれたもの
を製造するように、最終冷延の圧下率を65〜70%と
高めて、歪取焼鈍を行っている。
特開昭56−98420号公報では、Snを003〜0
40チ含有させた珪素鋼を熱間圧延し、この熱延鋼板を
フoO〜1000℃で焼鈍し、700〜400℃まで5
℃/分以下の冷却速度で冷却し、その後、冷間圧延、焼
鈍して、鉄損の低下と透磁率の向上を図っている。
40チ含有させた珪素鋼を熱間圧延し、この熱延鋼板を
フoO〜1000℃で焼鈍し、700〜400℃まで5
℃/分以下の冷却速度で冷却し、その後、冷間圧延、焼
鈍して、鉄損の低下と透磁率の向上を図っている。
また特開昭57−203718号公報では、Cf O,
OO5%以下に極低炭とし、SもO,OI Oチ以下に
低減し、A1を0.15%以上含有する珪素鋼、あるい
は前記のc、B6含み、Mを0.005〜0、1 %、
B f O,OOI O−0,OO50%含有する珪素
′1714を熱間圧延し、この熱延鋼板を800℃以上
で焼鈍し、冷間圧延ののち、800°C以上の温度で2
分以内の高温短時間焼鈍を行って、内部酸化を生じさせ
ず、かつ結晶粒を大きくし、鉄損の低下と磁束密度の向
上を図っている。
OO5%以下に極低炭とし、SもO,OI Oチ以下に
低減し、A1を0.15%以上含有する珪素鋼、あるい
は前記のc、B6含み、Mを0.005〜0、1 %、
B f O,OOI O−0,OO50%含有する珪素
′1714を熱間圧延し、この熱延鋼板を800℃以上
で焼鈍し、冷間圧延ののち、800°C以上の温度で2
分以内の高温短時間焼鈍を行って、内部酸化を生じさせ
ず、かつ結晶粒を大きくし、鉄損の低下と磁束密度の向
上を図っている。
特開昭58−117828号公報では、C;0、 OO
5チ以下、S;0.005%以下の珪素鋼、またはさら
にA!會0.1〜0.3%あるいはMを0.1チ未満で
、B i N/Bで0.7〜1.2含有させた珪素鋼に
、Mnを0.75〜1.5%含有させて、集合組織の改
善tして磁束密度の向上と、鉄損の低減を図っている。
5チ以下、S;0.005%以下の珪素鋼、またはさら
にA!會0.1〜0.3%あるいはMを0.1チ未満で
、B i N/Bで0.7〜1.2含有させた珪素鋼に
、Mnを0.75〜1.5%含有させて、集合組織の改
善tして磁束密度の向上と、鉄損の低減を図っている。
これらの提案により、セミプロセス無方向性電磁鋼板は
、磁気特性の改善がなされ、良好なものが製造されるよ
うになっている。
、磁気特性の改善がなされ、良好なものが製造されるよ
うになっている。
しかし、モーター、変圧器等の電気機器は、省エネルギ
ータイプにすること、あるいは高性能化することが要請
されている。このため、これらの電気機器の鉄心材料と
して供されるセミプロセス無方向性電磁鋼板は、その磁
気時性の改善は、継続的に検討しなければならないとい
うのが実情である。
ータイプにすること、あるいは高性能化することが要請
されている。このため、これらの電気機器の鉄心材料と
して供されるセミプロセス無方向性電磁鋼板は、その磁
気時性の改善は、継続的に検討しなければならないとい
うのが実情である。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、変圧器等の鉄心は、無方向性電磁鋼板から、
所定の形状に打抜き加工されて、歪取焼鈍が施される。
所定の形状に打抜き加工されて、歪取焼鈍が施される。
この歪取焼鈍においては、磁気特性を向上させるために
脱炭雰囲気で行われるのが一般的である。
脱炭雰囲気で行われるのが一般的である。
かかる雰囲気下で焼鈍することにより、炭素が一層低減
され、また結晶粒の成長も促進されて、磁気特性が良好
となる。しかし歪取焼鈍後の鉄心(無方向性電磁鋼板)
は脆化し、例えば該鉄心の打抜き切欠き部に、変圧器等
の組立製作時にクラックが発生することがある。このよ
うな問題に対する対処は、これまで殆んどなされていな
いのが現状である。
され、また結晶粒の成長も促進されて、磁気特性が良好
となる。しかし歪取焼鈍後の鉄心(無方向性電磁鋼板)
は脆化し、例えば該鉄心の打抜き切欠き部に、変圧器等
の組立製作時にクラックが発生することがある。このよ
うな問題に対する対処は、これまで殆んどなされていな
いのが現状である。
(問題点を解決するだめの手段)
本発明は、歪取焼鈍における雰囲気が強い脱炭雰囲気で
めっても、焼鈍後に脆化がなく、所定の電気機器の鉄心
部品に、クラック等を生じることなく製作され、あわせ
て磁気特性も良好な無方向性電磁鋼板を得ることを目的
とする。
めっても、焼鈍後に脆化がなく、所定の電気機器の鉄心
部品に、クラック等を生じることなく製作され、あわせ
て磁気特性も良好な無方向性電磁鋼板を得ることを目的
とする。
本発明の要旨は、重量%で、c ; o、 020%以
下、si;1.0qIb以下、Mn ; 0.75%以
上1.5゜チ以下、p ; o、 o 5o%未満、u
;o、1o%以下、N ; O,OO70%以下、Bを
(B−o、7N%)として示される固溶Bとして、O,
OOO3%以上0、0 I O0%以下含有し、残部が
鉄および不可避的不純物からなる熱延鋼板t、850℃
超Ac3変態点以下の温度で焼鈍し、1回または中間焼
鈍をはさんで、スキンパス圧延を含む2回以上の冷間圧
延を行ない、そのままあるいは焼鈍し、打抜き加工後歪
取焼鈍を行うことを特徴とする。
下、si;1.0qIb以下、Mn ; 0.75%以
上1.5゜チ以下、p ; o、 o 5o%未満、u
;o、1o%以下、N ; O,OO70%以下、Bを
(B−o、7N%)として示される固溶Bとして、O,
OOO3%以上0、0 I O0%以下含有し、残部が
鉄および不可避的不純物からなる熱延鋼板t、850℃
超Ac3変態点以下の温度で焼鈍し、1回または中間焼
鈍をはさんで、スキンパス圧延を含む2回以上の冷間圧
延を行ない、そのままあるいは焼鈍し、打抜き加工後歪
取焼鈍を行うことを特徴とする。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明者達は、歪取焼鈍後に脆化せずに、鉄心製品等の
製作時にクラック等が発生しなくて、がつ磁気特性も良
好な無方向性電磁鋼板を得るべく検討した。
製作時にクラック等が発生しなくて、がつ磁気特性も良
好な無方向性電磁鋼板を得るべく検討した。
その結果、c i 0.020 %以下、MnQo、7
5チ以上1.50%以下、p;o、oso%未満、Ac
;0、 I O%以下とした珪素鋼に、B2 (B −
0,7NS)で示される固1dBとして、O,OOO3
〜0.0100%含有させ、また熱延板焼鈍を850°
C超Ac 3変態点以下の温度で行うと、効果が得れる
ことを知見した。
5チ以上1.50%以下、p;o、oso%未満、Ac
;0、 I O%以下とした珪素鋼に、B2 (B −
0,7NS)で示される固1dBとして、O,OOO3
〜0.0100%含有させ、また熱延板焼鈍を850°
C超Ac 3変態点以下の温度で行うと、効果が得れる
ことを知見した。
次に不発明の構成要件の限定理由について述べる。
Cは磁気特性tよくするためには少ないほうが好ましく
、また磁気時効の原因となるので、0.020%以下と
する。
、また磁気時効の原因となるので、0.020%以下と
する。
Sl は固有抵抗を増加して、鉄損の改善を図るため
に含有されるものであるが、本発明ではセミプロセス無
方向性電磁鋼板を対象としているので、その加工性を良
好とするために1.0%以下とする。
に含有されるものであるが、本発明ではセミプロセス無
方向性電磁鋼板を対象としているので、その加工性を良
好とするために1.0%以下とする。
Mn は磁気特性金頃善する作用があり、このために
は、075チ以上含有させる必要がある。−万この含有
量が多くなっても、その作用は飽和するので1.50%
を上限とする。
は、075チ以上含有させる必要がある。−万この含有
量が多くなっても、その作用は飽和するので1.50%
を上限とする。
Pは歪取焼鈍の脆化を防ぐためには、0.050係未満
と低減する必要がある。
と低減する必要がある。
AP、は脱酸のために必要な成分で、このためには0.
10%まで含有されていればよい。Nは磁気特性に有害
な成分であるので、O,OO70%以下とする。
10%まで含有されていればよい。Nは磁気特性に有害
な成分であるので、O,OO70%以下とする。
Bは鬼取焼鈍後における鋼の脆化を防止するだめに重要
な成分であり、このためには、固溶Bとして鋼中に存在
する必要がある。この作用を奏するには、(B −0,
7N%)で示される固溶Bは0、 OOO3%以上を要
する。一方、固溶Bの量が多くなると、スラブ割れの弊
害があるので、o、o1oo%以下とする。
な成分であり、このためには、固溶Bとして鋼中に存在
する必要がある。この作用を奏するには、(B −0,
7N%)で示される固溶Bは0、 OOO3%以上を要
する。一方、固溶Bの量が多くなると、スラブ割れの弊
害があるので、o、o1oo%以下とする。
S、P、Ti、Zrなどの不純物として不可避的に含ま
れる成分は、できるだけ少ないほうが好ましい。
れる成分は、できるだけ少ないほうが好ましい。
前記成分からなる熱延鋼板は、そのままあるいは熱延板
焼鈍が施される。熱延板焼鈍は鉄損を低減し、磁束密度
もすぐれたものにするために、850℃超の高温で行う
。一方、Ac3変態点以上では焼鈍作業が難しくなシ、
板形状も劣化し、さらに磁気特性が劣化するので、Ac
3変態点に上限とする。
焼鈍が施される。熱延板焼鈍は鉄損を低減し、磁束密度
もすぐれたものにするために、850℃超の高温で行う
。一方、Ac3変態点以上では焼鈍作業が難しくなシ、
板形状も劣化し、さらに磁気特性が劣化するので、Ac
3変態点に上限とする。
次いで1回の冷間圧延、または中間焼鈍をはさんで2回
以上の冷間圧延により、所望の板厚にされる。この冷間
圧延は、圧下率を2〜12%で行うスキンパス圧延を含
むものである。
以上の冷間圧延により、所望の板厚にされる。この冷間
圧延は、圧下率を2〜12%で行うスキンパス圧延を含
むものである。
スキンパス圧延では、圧下率が低くなると、歪取焼鈍で
結晶粒の成長が少なく、鉄損の改善が図れないので、2
%以上とする。また圧下率が余シ高くなると、鉄損の改
善が図れず、このため12チ以下とする。その後、冷間
圧延のまま、あるいは焼鈍して所定の形状をする鉄心、
例えばPIココアに打抜き加工される。
結晶粒の成長が少なく、鉄損の改善が図れないので、2
%以上とする。また圧下率が余シ高くなると、鉄損の改
善が図れず、このため12チ以下とする。その後、冷間
圧延のまま、あるいは焼鈍して所定の形状をする鉄心、
例えばPIココアに打抜き加工される。
打抜き加工後は、禎を除去するとともに、磁気特性をよ
くするために、歪取焼鈍が行われる。この歪取焼鈍では
、結晶粒の成長あるいは鋼中のCを減少し、また不純物
の除去を図るために、脱炭雰囲気で行われるが、本発明
ではBを前記の如く′ざ有させているので、内部酸化、
とくに粒界酸化が生ぜず、鋼は脆化が防止される。また
内部酸化が生じないので、この点からも磁気特性は良好
となる。
くするために、歪取焼鈍が行われる。この歪取焼鈍では
、結晶粒の成長あるいは鋼中のCを減少し、また不純物
の除去を図るために、脱炭雰囲気で行われるが、本発明
ではBを前記の如く′ざ有させているので、内部酸化、
とくに粒界酸化が生ぜず、鋼は脆化が防止される。また
内部酸化が生じないので、この点からも磁気特性は良好
となる。
(実施例)
第1表に示す鋼組成の供試鋼r、第2表に示す条件で処
理加工して、無方向性電磁鋼板を製造した。得られた無
方向性電磁鋼板の磁気特性、加工性を、第2表にまとめ
て示す。
理加工して、無方向性電磁鋼板を製造した。得られた無
方向性電磁鋼板の磁気特性、加工性を、第2表にまとめ
て示す。
第2表に示す結果からも明らかなように、本発明による
方法によシ得られた電磁鋼板の特性は、例えば、Mn
、 AE 、 固溶B等の成分や、熱延板焼鈍条件等
を、制御しなかった従来例と比較して、格段に優れたも
のであることが明らかである。
方法によシ得られた電磁鋼板の特性は、例えば、Mn
、 AE 、 固溶B等の成分や、熱延板焼鈍条件等
を、制御しなかった従来例と比較して、格段に優れたも
のであることが明らかである。
さらに、本発明によるものは繰返し曲は特性やEエコア
成型時の成型加工性が著しく優扛ている。
成型時の成型加工性が著しく優扛ている。
(発明の効果)
本発明では以上のように、歪取焼鈍後に鋼板の脆化がな
く、所望の電気機器に問題なく成型力ロエされる。また
磁気特性もすぐれている。
く、所望の電気機器に問題なく成型力ロエされる。また
磁気特性もすぐれている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で、C;0.020%以下、Si;1.0%
以下、Mn;0.75%以上1.50%以下、P;0.
050%未満、Al;0.10%以下、N;0.007
0%以下、Bを(B−0.7N)として示される固溶B
として、0.0003%以上0.0100%以下含有し
、残部が鉄および不可避的不純物からなる熱延鋼板を、
850℃超Ac_3変態点以下の温度で焼鈍し、1回ま
たは中間焼鈍をはさんで、スキンパス圧延を含む2回以
上の冷間圧延を行ない、そのままあるいは焼鈍し、打抜
き加工後、歪取焼鈍を行うことを特徴とする歪取焼鈍後
の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法
。 2 スキンパス圧延の圧下率が、2〜12%であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の無方向性電磁
鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6303686A JPS62222023A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 歪取焼鈍後の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6303686A JPS62222023A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 歪取焼鈍後の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62222023A true JPS62222023A (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=13217697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6303686A Pending JPS62222023A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 歪取焼鈍後の耐脆性と磁気特性の良好な無方向性電磁鋼板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62222023A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57203718A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Nippon Steel Corp | Manufacture of nondirectional electrical steel plate extremely excellent in its magnetic characteristic |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP6303686A patent/JPS62222023A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57203718A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Nippon Steel Corp | Manufacture of nondirectional electrical steel plate extremely excellent in its magnetic characteristic |
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