JPS6222192B2

JPS6222192B2 -

Info

Publication number: JPS6222192B2
Application number: JP52146508A
Authority: JP
Inventors: Furankurin Kooruman Kuraido
Original assignee: RCA Corp
Current assignee: RCA Corp
Priority date: 1976-12-06
Filing date: 1977-12-05
Publication date: 1987-05-16
Also published as: ATA875177A; GB1596627A; AU516251B2; JPS5377602A; CA1104717A; AU3106477A; FR2373121A1; PL110306B1; DE2754294A1; US4124866A; FR2373121B1; PL202675A1; ES464800A1; IT1088714B; AT364994B; NL7713434A

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、例えばビデオ・レコード盤のよう
なレコード盤再生装置に関するもので、特に保護
カバーに収納されたまゝのビデオ・レコード盤を
再生装置に挿入し、また再生装置から取出すこと
のできる装置に関するものである。

〔従来技術〕

クレメンス氏（J.K.Clemens）に与えられた米
国特許第3842194明細書中にはビデオ・デイスク
装置について示されている。これに示されている
方式においては、情報トラツクは、レコード盤の
表面に形成された滑らかな渦線溝の底部の幾何学
的な変化（形状、寸法の変化）から成つている。
ビデオ・レコード盤には導電性材料の被膜の上に
誘電体材料の被膜が形成されている。再生動作中
は、溝中にある再生用針に設けられた電極とビデ
オ・レコード盤の導電性被膜との間に形成された
キヤパシタンスの変化が、ターンテーブルによる
上記レコード盤の回転に伴つて検出され、記録さ
れた情報が再生される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のクレメンス氏の特許による装置では、充
分の再生時間を得るために、ビデオ・レコード盤
の表面には、連続する溝巻回が比較的狭い間隔を
もつて形成され（例えば１cm当り約2200の巻回密
度の場合には、上記の間隔は4.5ミクロン）、また
溝底部の信号素は比較的細かい（例えば、信号素
の長さは0.3〜0.8ミクロン、深さは0.1〜0.15ミク
ロン）。

このようなビデオ・レコード盤は、その溝にほ
こりが溜つたり、取扱い中に損傷（例えば、引か
き傷や指紋）を受けると、再生中にノイズが生ず
ることは勿論のこと、信号のドロツプアウト（欠
落）が生じ、著しく質の悪い映像が再生されるこ
とになる。従つて、ビデオ・レコード盤の保管、
取扱い中はそのビデオ・レコード盤を完全に保護
カバー内に収納しておき、ビデオ・レコード盤を
再生するときは該ビデオ・レコード盤を収納した
保護カバーを再生装置に挿入してこの保護カバー
を引出せばビデオ・レコード盤だけが再生装置内
に残つて再生され、また空の保護カバーを再生装
置に挿入して引出すと上記ビデオ・レコード盤は
保護カバーに納められた状態で当該再生装置から
引出されることが望ましい。再生装置について見
れば、ビデオ・レコード盤の信号の記録された表
面は勿論のこと、その周縁部に何らの損傷をも与
えることなく上記ビデオ・レコード盤を保護カバ
ーから引出し、また保護カバー内に戻すことがで
きるものでなければならない。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明による再生装置は、レコード盤保護カ
バーを再生装置に挿入することのできる寸法を持
つた出入用スロツトの設けられた筐体を有してい
る。この筐体中には上昇位置と下降位置との間で
移動できる案内手段が設けられている。この案内
手段は、上昇位置にあるとき出入用スロツトと整
列させられる。カバーが再生装置に完全に挿入さ
れた位置に達するまでの間、このカバーに進入す
るレコード・クランプ手段（以下では単にクラン
プ手段と称す）が再生装置に組込まれている。こ
のクランプ手段はレコード盤が自由に通過し得る
ように互いに離間して開いた第１の状態と、レコ
ード盤の周縁部と係合して該レコード盤を保持す
ることのできる間隙の接近した第２の状態とにお
いて動作するようにされている。

クランプ手段が第１の状態に配置されていると
きは、レコード盤の入つたカバーを再生装置に完
全に挿入することができる。保護カバーが再生装
置に完全に挿入される間、そのカバーと係合する
ことに応動する手段が筐体内に設けられており、
第１の状態と第２の状態との間でクランプ手段の
状態を変化させる。

クランプ手段が第２の状態に配置されている間
は、レコード盤の入つたカバーを完全に再生装置
に押込んだ後、その位置から取出すとき、レコー
ド盤が再生装置から引出されるのを阻止し、それ
により上記カバーを取出した後レコード盤を案内
手段上に載置したまゝにする。

この再生装置にはまた案内手段をその上昇位置
から下降位置へ移動させ、レコード盤を案内手段
から再生装置のターンテーブル上に移すための手
段が設けられている。

この発明の他の特徴として、案内手段を移動さ
せるための手段は、再生装置の蓋の開位置と閉位
置との間の動きに応動する。

この発明の更に他の特徴として、クランプ手段
は、その第１の状態と第２の状態における動作に
加えて第３の状態においても動作するようになつ
ている。この再生装置は、蓋が開位置から閉位置
に動くことに応動してクランプ手段の状態をレコ
ード盤を釈放する第３の状態に変化させるための
手段を有している。クランプ手段が第２の状態か
ら第３の状態に変化することに伴つて案内手段が
上昇位置から下降位置に移動する間に、案内手段
上に載置されているレコード盤はターンテーブル
上に移される。

再生装置の蓋がその閉位置から開位置に移動す
ることに応動して状態変更手段は、クランプ手段
をその第３の状態への最後の変化の直前にあつた
状態に復帰させるように動作する。

〔実施例〕

以下、図を参照しつゝこの発明を詳細に説明す
る。

第１図において、２０はビデオ・レコード盤再
生装置で、該再生装置は開位置にある状態で示さ
れた蓋２１を有している。蓋２１には、それが開
位置にあるとき出入用スロツトを構成する開口２
２が形成されている。出入用スロツトの寸法は、
レコード盤保護カバーをそこから再生装置に挿入
することができ、また再生装置から取出すことが
できるように定められている。第１図に示されて
いるように、再生装置は再生時間表示器２４およ
び１組の押しボタン２５が設けられた制御パネル
２３を有している。

第２図および第３図には、再生動作中、ビデ
オ・レコード盤を支持し回転させるためのターン
テーブル２６が示されている。ターンテーブル２
６には、その上に載置されるレコード盤の中心孔
と嵌合する中心軸２７が設けられている。

第３図に示すように、再生装置には台２８が、
その上昇位置（第２図）と下降位置（第３図）と
の間で動き得るように螺番２９および３０によつ
て枢止されている。台２８は面３１を有し、これ
が上昇位置にあるときビデオ・レコード盤の位置
を適正に保つことができる。

第３図に示すように、再生装置は、再生動作中
ターンテーブル２６上に載置されたビデオ・レコ
ード盤上を移動させられる針アーム台架３２を有
している。台２８には、針アーム台架３２が支障
なくターンテーブルによつて支持されたビデオ・
レコード盤上を移動することができるように切欠
３３，３３が設けられている。また台２８には、
これが下降位置にあるときターンテーブル２６が
通り抜けることのできる中心開孔３４が形成され
ている。再生装置の筐体３６上には蓋２１を開状
態へ釈放するための押ボタン３５が設けられてい
る。

再生装置には、通路３７ａ，３８ａを備えた１
対の軌道３７，３８が設けられており、これらの
軌道はレコード盤保護カバーを出入用スロツトを
通つて再生装置の充分の挿入位置にまで押込む
間、上記保護カバーを案内する。軌道３７は台２
８に不動状態で固定されているが、軌道３８は台
架３２に、これと共に移動することができるよう
に蝶番式に取付けられている。もし軌道３８が台
架３２に不動状態で固定されていると、再生動作
中、この台架がターンテーブルに支持されたビデ
オ・レコード盤上を移動するとき障害になる。

１対の素子４０および４１を有するレコード・
クランプ装置（以下では単にクランプ手段と称
す）３９が再生装置の後端に取付けられている。
第３図に示すように、再生装置の筐体３６上には
１対のくさび形の拡張装置４２および４３が設け
られており、保護カバーを再生装置の完全に挿入
された位置を押込む間、その保護カバーを押拡げ
て、クランプ素子４０および４１がカバー内に進
入し易いようにする。

第４図乃至第６図は第１図乃至第３図のビデ
オ・レコード盤再生装置と使用するのに適したビ
デオ・レコード盤保護カバーを示している。カバ
ー４４はビデオ・レコード盤５４を収納する空間
４７を形成する１対の平行なパネル４５，４６
と、ビデオ・レコード盤をその保護カバーに出入
れすることのできる上記空間と連通した開口４８
とから成つている。パネル４５および４６は、空
間４７と開口４８との間に設けられた狭搾通路４
９を有している。１対の拭取パツド５０，５１が
パネル４５，４６の上記狭搾通路の形成された部
分に固定されており、ビデオ・レコード盤をその
カバーに挿入するときまたはカバーから引出すと
きにそれの清掃を行なう。カバー４４には、収納
されたレコード盤の周縁ビード部分（レコード盤
周縁に形成された断面が円形の部分）と係合し、
このレコード盤がカバーから不用意に抜落ちるの
を防止するための１対の止具５２，５３が設けら
れている。

拭取パツド５０，５１は、例えばビロード、不
織ポリエステル（デユポン製）、スコツトペー
パコーポレーシヨンのホーム部門（Scott Paper
CorporationのFoam Division）製のポリウレタ
ンホーム等の任意の適度に軟かく且つ糸屑の出な
い材料で作られている。

第７図乃至第１０図は保護カバーに収納された
ビデオ・レコード盤を再生装置に挿入し、また再
生装置から取出すための一連の動作を示してい
る。

前に述べたように、クランプ装置３９は１対の
クランプ素子４０，４１を有している。クランプ
装置の状態は、１部開いた状態（第７図）、閉じ
た状態（第８図、第９図）および完全に開いた状
態（第１０図）の間で変化させられる。

蓋２１が開かれると、通路３７ａ，３８ａは出
入用スロツト２２と整列し、保護カバー４４を再
生装置に容易に挿入し、またそれから容易に取出
すことができるようにする（第２図）。台２８は
出入用スロツト２２の近傍において下向きに開い
た部分６６（第２図）を有し、保護カバー４４の
端縁部分５５（第６図）および５６を通路３７
ａ，３８ａに導くことができる。

第７図には、部分的に再生装置に挿入されたビ
デオ・レコード盤の収納された保護カバー４４が
示されている。第７図に示すように、クランプ素
子４０，４１がカバー４４内に進入し易いように
くさび形の拡張装置４２，４３（第３図）がパネ
ル４５，４６の前部を押拡げる。クランプ装置３
９が部分的に開いた状態（第７図）にあるとき、
カバー４４を再生装置に充分に挿入すると、クラ
ンプ素子４０，４１はこれらの間にビデオ・レコ
ード盤５４の周縁部分を受入れる。

保護カバー４４が再生装置に完全に挿入される
と、パネル４５の前縁はブロツク５７を押し、接
続手段６７をピン６０の廻りに回動させて、プツ
シユ・オン−プツシユ・オフ形スイツチ５８の状
態をその後退状態から進出状態へ変化させる。プ
ツシユ・オン−プツシユ・オフ形スイツチ５８の
状態が後退状態から進出状態へ変化すると、接続
手段６７の作用によつて作動部材５９をピン６０
を中心として第７図の位置から第８図の位置へ時
計方向に回転させる。作動部材５９の回転によつ
て、クランプ素子４１はクランプ素子４０に固定
されたピン６１を中心として第７図の位置から第
８図の位置へ反時計方向に回転する。クランプ素
子４１のこの回転によつてクランプ装置３９は第
７図の一部開いた状態から第８図の閉じた状態に
変化する。クランプ装置３９がその閉じた状態に
配置されると、レコード盤の入つたカバーを一旦
再生装置に完全に挿入し、しかる後その挿入され
た位置から引出すとき、上記クランプ素子４０，
４１はそれらの間に保持されたビデオ・レコード
盤５４が再生装置から引出されるのを阻止する。
これによつてビデオ・レコード盤５４は台２８の
位置決定面３１上に載置された状態で再生装置中
に残留する。

プツシユ・オン−プツシユ・オフ形スイツチ５
８としては例えばインデイアナ州プリンストン
に在るポターアンドブラムフイールド
（Potter and Brumfield）社製のNo.A9T4162−６
が使用される。

蓋２１が閉じられると、該蓋２１に固定された
ブロツク６２（第２図）は台２８に当接し、該台
２８をその上昇位置（第１図、第７図乃至第９
図）から下降位置（第２図、第１０図）に向けて
回転させる。台２８がその上昇位置から下降位置
に回転すると、クランプ素子４０の部分６８と台
２８の部分６９との間の係合によつて、上記クラ
ンプ素子４０は第９図の位置から第１０図の位置
へピン６０を中心として時計方向に回転する。こ
のクランプ素子４０の回転によつてクランプ装置
３９は第９図の閉状態から第１０図の完全開状態
へ変化する。

上記のように、クランプ装置３９が第９図の閉
状態から第１０図の完全開状態に変化することに
伴つて、クランプ素子４０，４１間に保持され且
つ台２８の位置決定面３１上に載置されていたビ
デオ・レコード盤５４は、上記台２８の上昇位置
から下降位置へ移動する間にターンテーブル２６
上に移される（第１０図）。

再生動作が終了して押ボタン３５を押すと（第
３図）、ばね６３（第１１図）によつて蓋２１を
開位置に押上げる。蓋２１が開くと、台２８に係
合した部材６５に取付けられたばね６４は、蓋と
共に台２８を下降位置（第１０図）から上昇位置
（第９図）に上昇させる。台２８のこの動きはそ
の部分６９と係合するクランプ素子４０の部分６
８に伝達され、それによつてクランプ素子４０は
ピン６０を中心として第１０図の位置から第９図
の位置へ反時計方向に回転させる。クランプ素子
４０がこのように反時計方向に回転することによ
り、クランプ装置３９を第１０図の完全開状態か
ら第９図の閉状態に変化させる。

クランプ装置３９の状態が全開状態（第１０
図）から閉状態（第９図）に変化することに伴つ
て、台２８が下降位置（第１０図）から上昇位置
（第９図）に移動する間にターンテーブル２６上
のレコード盤５４（第１０図）は台２８上に戻さ
れる（第９図）。

第１３図に示すように、台２８は出入用スロツ
ト２２の近くにおいて下方に開いた部分６６を有
し、ビデオ・レコード盤５４の周辺部分は台２８
上にやゝ突出した状態で載置されている。そこ
で、空のカバー４４を再生装置に挿入すると、ビ
デオ・レコード盤５４の突出した周辺部分は自動
的にカバー内に導入される。カバー４４を完全に
再生装置に挿入すると、(1)ビデオ・レコード盤５
４は完全にカバー内に収納され（第８図）、(2)パ
ネル４５の前端はブロツク５７を押し（第８
図）、ピン６０を中心として回転する接続手段６
７の作用によつてプツシユ・オン−プツシユ・オ
フ形スイツチ５８を進出状態（第８図）から後退
状態（第７図）へ変化させる。プツシユ・オン−
プツシユ・オフ形スイツチ５８が進出状態から後
退状態へ変ることにより、作動部材５９は第８図
の位置から第７図の位置へピン６０を中心として
反時計方向に回転させる。作動部材５９が上記の
ように回転することによりクランプ素子４１はク
ランプ素子４０に設けられたピン６１を中心とし
て第８図の位置から第７図の位置に向けて時計方
向に回転する。クランプ素子４１はこのように回
転することにより、クランプ装置３９は閉状態
（第８図）から一部開状態（第７図）に変化す
る。こゝでカバー４４を引出すと、クランプ装置
３９は一部開状態にあるので、クランプ素子４
０，４１はレコード盤を釈放し、これによつて収
納されたレコード盤５４は上記のカバーと共に再
生装置から取出される。

ビデオ・レコード盤５４がカバー４４内に充分
に収納されると止具５２および５３が上記レコー
ド盤５４と係合し、そのレコード盤が保護カバー
に部分的に収納されている間に再生装置から取出
されるということはない。このようにして、ビデ
オ・レコード盤は保護カバーに完全に収納された
状態で再生装置に挿入され、また再生装置から取
出される。

次に上述の実施例の細部の構成をまとめて説明
する。クランプ素子４１は、クランプ素子４０に
取付けられたピン６１を中心として回転し得るよ
うに枢止されている。クランプ素子４１に固定さ
れたピン７０は作動部材５９に形成されたアーク
状スロツト７１内に嵌め込まれている。台２８、
クランプ素子４０および作動部材５９はピン６０
を中心として回動可能に組立てられている。台２
８の部分６９と係合状態に配置されたクランプ素
子４０の部分６８の作用によつて、該クランプ素
子４０は台２８と共に回転させられる。

ブロツク５７は接続手段６７の一端に固定され
ており、この接続手段６７はピン６０によつて枢
止された作動部材５９に不動的に固定されてい
る。接続手段６７の他端にはスロツトが形成され
ており、このスロツトにはプツシユ・オン−プツ
シユ・オフ形スイツチ５８の作動部材７２の一端
に形成された細くなつた部分が嵌合している。プ
ツシユ・オン−プツシユ・オフ形スイツチ５８は
付勢される毎に後退した状態（第７図）と進出し
た状態（第８図乃至第１０図）との間で交互に切
換えられる。

〔効果〕

この発明のレコード盤再生装置では、レコード
盤の収納された保護カバーを再生装置に挿入する
とき、および空の保護カバーを再生装置に挿入し
て再生済みのレコード盤を保護カバーに収納して
当該再生装置から引出すときは共にクランプ素子
は開いた状態にあるから、上記レコード盤の周縁
のビード部分が上記クランプ素子に擦られて損傷
を受けるという心配は全くない。

以上、この発明の原理についてのみ説明した
が、上述の実施例の他に各種の変形、改変が可能
なことは当業者にとつては明らかであり、従つ
て、この発明は図示し、説明した構成および動作
そのものに限定されるものでないことは言う迄も
ない。よつて、すべての好ましい変形例および等
価装置は特許請求の範囲に記載されたこの発明の
範囲に含まれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明が実施されるビデオ・レコー
ド盤再生装置の正面図、第２図は第１図のビデ
オ・レコード盤再生装置の一部を切取つて示した
側面図、第３図は蓋を取去つてその下側の詳細を
示した第１図のビデオ・レコード盤再生装置の平
面図、第４図は第１図のビデオ・レコード盤再生
装置と使用するのに適したビデオ・レコード盤保
護カバーを示す図、第５図は第４図の保護カバー
の５−５線に沿う断面図、第６図は第４図の保護
カバーの６−６線に沿う断面図、第７図乃至第１
０図は保護カバーに収納されたビデオ・レコード
盤を直接取扱うことなく保護カバーに収納された
ビデオ・レコード盤を第１図に示す再生装置に挿
入し、またこれから取出す一連の動作を示す図、
第１１図は第１図のビデオ・レコード盤再生装置
の蓋を開くための手段を示す図、第１２図は案内
手段を第１図のビデオ・レコード盤再生装置中の
上昇位置に向けて傾けるための手段を示す図、第
１３図は保護カバーを第１図のビデオ・レコード
盤再生装置に挿入したとき、ビデオ・レコード盤
がどの様にして保護カバー内に戻されるかを示す
図である。２０……再生装置、２２……開口（スロツ
ト）、２６……ターンテーブル、３６……筐体、
４０，４１……クランプ素子、５７……ブロツ
ク、１対のクランプ素子を第１の状態と第２の状
態との間で制御するための手段。６０，６１……
ピン、１対のクランプ素子を第１の状態と第２の
状態との間で制御するための手段。５９……作動
部材、１対のクランプ素子を第１の状態と第２の
状態との間で制御するための手段。

Claims

【特許請求の範囲】１保護カバー内に出入可能に収納されたレコー
ド盤からそれに予め記録された信号を再生するた
めの再生装置であつて；この再生装置に上記保護
カバーを挿入することができ、またこれから引出
すことのできる寸法をもつて形成された出入用ス
ロツトを有する筐体と、再生動作中レコード盤を
支持するために上記筐体内において回転可能に設
置された再生用ターンテーブルと、上記再生装置
内に配置され、上記保護カバーから上記レコード
盤を引出し、引出されたレコード盤を上記再生用
ターンテーブルに転送し、また引出されたレコー
ド盤を上記ターンテーブルから転送してこれを上
記保護カバーに再挿入するレコード盤取扱い手段
とからなり、特徴として、上記レコード盤取扱い手段は、レ
コード盤を上記再生装置に挿入するときおよび上
記再生装置から取出すときに上記レコード盤と係
合することなく該レコード盤が自由に通り得る距
離だけ互いに離間した関係にある第１の状態をと
るように可動的に設けられた１対のクランプ素子
を具備し、上記１対のクランプ素子はまたそれら
の間で上記レコード盤と係合して該レコード盤を
保持することのできる間隔の接近した第２の状態
をとることができ、さらに上記１対のクランプ素
子に結合されていて上記保護カバーを上記再生装
置に挿入したときこの保護カバーと係合し、この
係合に応答して上記１対のクランプ素子を上記第
１の状態と第２の状態との間で制御するための手
段を具備するレコード盤再生装置。