JPS6222183Y2 - - Google Patents

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JPS6222183Y2
JPS6222183Y2 JP14078383U JP14078383U JPS6222183Y2 JP S6222183 Y2 JPS6222183 Y2 JP S6222183Y2 JP 14078383 U JP14078383 U JP 14078383U JP 14078383 U JP14078383 U JP 14078383U JP S6222183 Y2 JPS6222183 Y2 JP S6222183Y2
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JP
Japan
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spout
lid
wall
storage chamber
container
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JP14078383U
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JPS6047264U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、飲食物を収容時の状態に長時間保
てるようにした保温式弁当箱に関する。
周知の如く飲物や食物を飲食するまで保温して
おく場合、収容部を二重壁構造と成し、その二重
壁間を真空にした魔法ビンや保温ジヤーに入れて
保温していた。しかし魔法ビン等においても熱伝
導を完全に防ぐことができないので、魔法ビンに
入れた飲物でも少しづつ放熱し、時間が経過する
に従つて容器外の温度に近づいた。即ち温かい飲
食物は冷え、冷たい飲食物は温かくなつた。
そこでこの考案は、弁当箱を構成する本体と蓋
体を断熱二重壁構造に形成すると共に、蓋体に飲
物の収容室を新たに設け、該収容室に入れる飲物
の放熱によつて、本体内に入れた食物を保温し得
るようにしたものである。
次に本案保温式弁当箱の構造を実施例の図面に
より説明すると、弁当箱本体1を内壁2と外壁3
から成る二重壁構造にし、内外壁2,3間に中空
部A1を形成すると共に、弁当箱本体1に嵌合す
る蓋体5も内壁6と外壁7から成る二重壁構造
で、内外壁5,6間に中空部A2を有するように
形成し、両中空部A1,A2内を断熱力に優れた
発泡樹脂Pで埋め、弁当箱本体1と蓋体5を断熱
二重壁構造にする一方、蓋体5の内部側に飲物を
入れる収容室Cを、又蓋体5に収容室Cより上部
に向けて開口する注出口9を設け、注出口9内に
栓10を離脱自在に嵌合し、栓10を嵌合した注
出口9の口縁に小蓋20を嵌合係止するものであ
る。蓋体5は内壁6と外壁7を別々に製作し、こ
れを嵌合若しくは嵌着して中空部A2を有する二
重壁構造と成すか、又は内外壁6,7を一体成形
し、中空部A2を有する二重壁構造と成し、内外
壁6,7の適所に中空部A2と連通する透孔4を
設け、透孔4より中空部A2内に合成樹脂液を注
入発泡し、中空部A2内を発泡樹脂Pで埋めるも
ので、具体的には蓋体5を構成する外壁7の上片
7aに、上片7aより凹む注ぎ口17を一隅部に
向けて設ける一方、注ぎ口17に開口部27を設
け、側片7bの内周上部に内壁6の挿入係止条3
7を適宜形成し、蓋体5を構成する内壁6の上方
に、外壁7より低くなる注ぎ口17の開口部27
内へ挿入して外部まで突出する注出口9を設け、
本体1と蓋体5の嵌脱に支障のない位置で、注出
口9より外側の内壁6下部に環状の係止壁16を
周設し、この係止壁16に上部開放型収容体8の
上縁部に設けた嵌合部18を気密状態に嵌合係止
し、蓋体内壁6とその係止壁16に嵌合した収容
体8によつて、蓋体5の内部側に飲物の収容室C
を形成するものである。注出口9に嵌挿する栓1
0は、注出口9内に挿入する有底胴体の上部外周
に、注出口9の上縁に係止する鍔11を設け、栓
10の一部に離脱用の引き手12を一体に成形す
るものである。注出口9の口縁に嵌合係止する小
蓋20は、一方に彎曲自在の舌片21を他方に把
持片22を有し、舌片21の先部を蓋体外壁7に
軸支するもので、注出口9内に挿入嵌合する栓1
0と、注出口9に嵌合する小蓋20によつて、注
出口9を二重に塞ぎ、且つ注出口9に熱伝導の少
ない空気層を設けるものである。収容体8と栓1
0及び小蓋20は、内外壁6,7より軟質の合成
樹脂にて形成するものである。
本案の保温式弁当箱は上記構造の如く、弁当箱
本体1と下部に飲物の収容室Cを設けた蓋体5か
ら構成するものであるから、蓋体5の収容室C内
に飲物を入れないで使用したり、収容室Cを形成
する収容体8を取外した状態で使用しても、本体
1と蓋体5は夫々断熱二重壁構造に形成してある
ため、弁当箱内に入れた温かい食物を魔法ビン等
と同様に冷えないように、また冷たい食物を温ま
らないように保温することができる。本案弁当箱
を利用して飲食物を収容する場合、先ず蓋体5の
注出口9に係止する小蓋20を取外し、次で注出
口9内に嵌合する栓10を、栓10に設けた引き
手12を引いて取外し、収容室Cに連通している
注出口9を開口した後、注出口9の上から熱いお
茶やコーヒー、或はみそ汁等の飲物を入れ、その
際、上片7aより凹んでいる注ぎ口17に飲物を
流し込み、注ぎ口17より注出口9を通つて収容
室C内に流入すれば、こぼすことなく入れること
ができる。収容室C内に熱い飲物を入れた後、取
外した栓10と小蓋20を注出口9に順に嵌合係
止し、注出口9を二重に密封しておく。弁当箱本
体1には従来通り食物を入れ、この本体1に飲物
を入れた前記蓋体5を嵌合し、飲食するまで嵌合
状態にしておくものである。本案弁当箱に入れた
飲食物を飲食する場合、弁当箱本体1より蓋体5
を取外し、蓋体5の注出口9より小蓋20と栓1
0を順に取外した後、蓋体5を傾むけて注出口
9、又は注ぎ口17よりコツプや食器に飲物を注
出して飲むものである。例えば弁当箱本体1内に
温かい御飯等の食物を、蓋体5の収容室C内に熱
いお茶、コーヒー、みそ汁等の飲物を入れ、本体
1と蓋体5を飲食するまで嵌合しておけば、飲食
物は断熱二重壁構造の本体1と蓋体5内に収容さ
れているので、飲食物の熱は容器外に放熱される
ことは少ない。蓋体5の収容室Cに入れた飲物
は、本体1内に入れた食物より熱いので容器内で
放熱し、その放熱によつて食物を温める結果、食
物は本体1内に収容した時より温かい状態で、飲
物は蓋体収容室Cに入れた時より放熱した分だけ
冷えた状態で飲食することができる。しかも蓋体
5の収容室Cより外部に向つて開口する注出口9
は、栓10と小蓋20によつて二重に塞がれてい
るため、容器を乱雑に取扱つても注出口9が開口
したり、注出口9から飲物が漏れ出ることもない
し、栓10と小蓋20は二重壁構造の如くなり、
その間に熱伝導の少ない空気層が生じるため、注
出口9からの放熱も防止し得る。
従つて本案の保温式弁当箱は、弁当箱本体と蓋
体を断熱二重壁構造に形成するものであるから、
魔法ビン等と同様に冷たい飲食物を温まらないよ
うに、又温かい飲食物を冷えないように保温する
ことができる。しかも蓋体の内部側に飲物を入れ
る収容室を有するものであるから、収容室に入れ
る飲物の放熱を利用して、本体に入れた食物を加
熱保温したり、冷却保温することもできるばかり
か、収容室に入れる飲物は、食物を食するまで保
温した後、食物を食する際に飲むことができるの
で、飲食には好都合である。特に蓋体の収容室を
形成する収容体は、蓋体内壁の下部に周設した係
止壁に強く密嵌するものであるが、これを取外し
て洗浄することもできるので、みそ滓の出るみそ
汁や、茶殻の出る茶を入れることもできる。又蓋
体の収容室に連通する注出口を、栓と小蓋によつ
て二重に塞ぐものであるから、注出口からの飲物
の漏れを完全に防ぐこともできるし、注出口から
の放熱も防げる等、本案は屋外で家庭内と同様の
飲食を可能にする弁当箱として特に有益な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案保温式弁当箱の平面図、第2図は
その要部構造を示す縦断面図、第3図は弁当箱本
体の類似構造を示す縦断面図、第4図は蓋体の構
造例を示す分解縦断面図、第5図は注出口の開口
状態における類例蓋体の縦断面図、第6図は蓋体
における中空部の形成例を示す縦断面図、第7図
は蓋体の類例構造を示す縦断面図、第8図と第9
図は栓の構造例を示す縦断面図、第10図は類例
保温式弁当箱の要部構造を示す縦断面図、第11
図は栓と小蓋の嵌合例を示す要部拡大断面図、第
12図は栓を繋いだ小蓋の斜視図である。 1……弁当箱本体、5……蓋体、2,6……内
壁、3,7………外壁、4……透孔、16……係
止壁、26……補強リブ、17……注ぎ口、27
……開口部、37……係止条、8……収容体、1
8……嵌合部、9……注出口、10……栓、11
……鍔、12……引き手、20……小蓋、21…
…舌片、22……把持片、23……間隔保持片、
A1,A2……中空部、C……収容室、P……発
泡樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1とこれに嵌合する蓋体5を、内壁
    2,6と外壁3,7及び両壁間に埋まる発泡樹脂
    Pから成る断熱二重壁構造と成し、蓋体を構成す
    る内壁6の下部に係止壁16を環状に設け、該係
    止壁に収容体8を離脱可能に嵌合係止し、内壁と
    その係止壁に嵌合した収容体によつて、蓋体の内
    部側に飲物を入れる収容室Cを形成すると共に、
    蓋体の上部に外壁より凹む注ぎ口17を、又注ぎ
    口に収容室と連通する注出口9を設け、注出口を
    内部まで挿入する栓10と、口縁に嵌合する小蓋
    20にて二重に塞ぐ保温式弁当箱。
JP14078383U 1983-09-09 1983-09-09 保温式弁当箱 Granted JPS6047264U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14078383U JPS6047264U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 保温式弁当箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14078383U JPS6047264U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 保温式弁当箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047264U JPS6047264U (ja) 1985-04-03
JPS6222183Y2 true JPS6222183Y2 (ja) 1987-06-05

Family

ID=30315082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14078383U Granted JPS6047264U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 保温式弁当箱

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JP (1) JPS6047264U (ja)

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JPS6047264U (ja) 1985-04-03

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