JPS62221610A

JPS62221610A - マツサ−ジ化粧料

Info

Publication number: JPS62221610A
Application number: JP6339386A
Authority: JP
Inventors: Takashi Masuda; 益田　喬
Original assignee: Sunstar Inc
Current assignee: Sunstar Inc
Priority date: 1986-03-19
Filing date: 1986-03-19
Publication date: 1987-09-29
Also published as: JPH0569084B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の分野本発明は、マツサージにより皮膚に適用するマッサージ
クリームのようなマッサージ化粧料、さらに詳しくは、
適用中にその伸び、すべりに顕著な変化が生じ、それに
より、適度なマツサージの完了の目安を与えることので
きろマッサージ化粧料に関する。

発明の背景従来から、種々のマツ→ノ゛−ジ化粧料が使用されてい
るが、適度なマツサージの完了の［１安を与えるような
乙のは見当たらず、いずれ乙、使用者゛の（Ｅ意の判断
によりマッサージ終了点が決められており、必ずし乙、
充分なマッサージ効果が達成されているとはいいがたい
。また、マツサージ化粧料は、その性能上、４ｂ分か多
く、そのため、０／Ｗ型乳化を行なうと油分の分離やゲ
ル化を起こしやすくなるという問題がある。

本発明者は、マツサージ化粧料におけろこれらの問題を
解消するため種々検討を重ねた。その結果、カルボキシ
ビニルポリマーと、特定のポリエチレングリコールおよ
び非イオン界面活性剤を配合したＯ／Ｗ型乳化系が、マ
ツサージにより皮膚に適用する間に、その伸び、すべり
に顕著な変化を生し、これが適度なマツサージ完了の目
安となること、および非常に安定であることを見出し、
本発明を完成するにいたった。

発明の開示本発明は、カルボキノビニルポリマー、平均分子量９０
０〜２５０００のポリエチレングリコールおよびＩＩ　
Ｌ　１３値１３以上の非イオン界面活性剤を配合したこ
とを特徴とずろ０／Ｗ型乳化系マツザージ化粧料を提供
するムのである。一般に、この種の化粧料の伸びおよび
すべりは、Ａ１１分の融点の調整や皮膚に適用中の水分
蒸発による転相などにより変化するが、かかる伸びおよ
びすべりの変化は比較的短時間のうちに生じ、その変化
の度合ら小さいため、マツサージの程度の１」安にする
には適さない。ところか、本発明の化粧料においては、
皮膚に適用してマツサージを行なう間に、非常に顕著な
伸びおよびずぺりの変化が生じ、当初の伸びおよびすべ
りがある時間マツサージを行うと極端によく伸びかつす
べるようになり、これにより、適度なマツサージの完了
が分かり、マツサージの終了点を適切に決定することが
できる。しかも、本発明の化粧料はきわめてすぐれた保
存安定性を何している。

用いるカルボキシビニルポリマーは特に限定ケるらので
はなく、公知のいずれのらのでもよく、一般的に化粧品
に用いられるトリエタノールアミン、水酸化カリウムな
どにより、適宜中和してもよい。この中和の程度により
、得られる化粧料の伸び、すべりを調節することができ
る。カルボキシビニルポリマーは、一般に、組成物全量
に基づＬｌて０．０５〜１．０重量％、好ましくは、０
．１〜０．５重量％の範囲で配合される。配合量が０゜
０５重量％より少ないと、伸びの変化が小さく、感知す
ることが困難となり、一方、１．０重猾％を超えると使
用感が悪くなる。

ポリエチレングリコールは平均分子ｍ９００〜２５００
０、好ましくは、約３０００〜ｓｏｏ。

のらのを用いる。平均分子量がこの範囲外であると、伸
びの変化を適確に感知ずろことが困難となる。ポリエチ
レングリコールは組成物全量に基づいて、２．０〜２０
．０重Ｍ％、好ましくは、３〜１２重量％配合する。配
合量がこの範囲外であると、乳化安定性が悪くなる。

用いる非イオン界面活性剤はｔＩ　Ｌ　ＩＩ値が１３以
上であることが必要で、＋ｒ　Ｉ、　Ｂ値が１３より低
いと、得られる化粧料の保存安定性が悪くなる。ことに
、ポリオキンエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキノエチレングリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキンエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオギシェヂレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンフィト
スタノール、ポリオギソエヂレン硬化ヒマシ油、ショ糖
脂肪酸エステルまたはこれらの混合物（エステルを形成
する脂肪酸としては、炭素数８〜２０のもの、エヂレン
オキザイドの付加モル数は通常人手しうろ範囲の乙の）
が好ましいことが判明した。非イオン界面活性剤は組成
物全量に基づいて、１．５〜１０重量％配合される。こ
の範囲外では保存安定性が悪くなる。

本発明のマツサージ化粧料は、基本的に、これらの成分
を配合したクリームのごときＯ／Ｗ型乳化系の形態を有
しており、必要に応じて、この種の化粧料の配合成分と
して公知の油脂類、高級アルコール類、防腐剤、６料、
色素等を添加することができる。

本発明のマツサージ化粧料は、通常の乳化化粧料製造技
術に従って製造することができる。例えば、精製水にカ
ルボキシビニルポリマーを均一に分散し、徐々に加熱し
、ポリエヂレングリコールおよび非イオン界面活性剤を
添加し、さらに、他の水溶性成分を添加、混合して溶解
する。これに、予め、加熱溶解した油性成分を添加し、
乳化を行なうことにより製造できる。

本発明のマッザーノ化粧料は、保存安定性が非常によく
、マツサージにより皮膚に適用ずろと、当初の伸び、す
べりがある時間マツサージすると急激に当初よりらよく
伸び、すべるようになり、適度なマツサージが完了した
ことを示し、これによりマツサージの終了点を知ること
ができる。

つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明セるが
、これらに限定されるものではない。

実施例１〜４以下の第１表に示４〜処方（第１表中の数１直は重量％
を意味する）に従って、マッサージクリームを製造した
。

まず、カルボキンビニルポリマーを精製水に均一に分散
させ、ついで、ポリエチレングリコール、４０００、防
腐剤および非イオン界面活性剤を加え、７８〜８２°Ｃ
にて加熱、溶解した。これに、−Ｐめ、７８〜８２°Ｃ
にて加熱、溶解し／二油性成分を加えてＨ′ｋｌ’ｌ’
　；昆合し、さらに、ｌ・リエタノールアミンを加えて
混合した。ついで、冷却しながら香料を加え、所望のマ
ツサージクリームを得た。

第１表ｔＵられた実施例１のマツサージクリームおよび市販の
マツサージクリームのマッザーノ中の伸び、ずへりの変
化を２０名のパネル員により評価させた。また、同時に
伸び、すべりの変化を感じたペネル１については、その
時点でのマッサージ効果の度合について乙評価させた。

その結果を′５２表および第３表に示す。第２表および
第３表中の数値は該当十ろ３・Ｙ価を示したパネル員の
人数である。

第２表第３表第２表に示すごとく、本発明のマッサージ化粧別は、マ
ツサージの過程できわめて明確な伸び、すべりの変化を
示し、また、第３表に示すごとく、その伸び、すべりの
変化が生じた時には十分なマッサージ効果が得られてい
ることがわかる。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カルボキシビニルポリマー、平均分子量９００〜
２５０００のポリエチレングリコールおよびＨＬＢ値１
３以上の非イオン界面活性剤を配合したことを特徴とす
るＯ／Ｗ型乳化系マッサージ化粧料。
（２）カルボキシビニルポリマーを組成物全量に基づい
て０．０５〜１．０重量％配合した前記第（１）項の化
粧料。
（３）該ポリエチレングリコールを組成物全量に基づい
て２．０〜２０．０重量％配合した前記第（１）項の化
粧料。
（４）該非イオン界面活性剤を組成物全量に基づいて１
．５〜１０重量％配合した前記第（１）項の化粧料。
（５）該非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロー
ル、ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステルまたはこ
れらの混合物である前記第（１）項の化粧料。