JPS62221102A - 磁性膜の製造方法 - Google Patents

磁性膜の製造方法

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JPS62221102A
JPS62221102A JP61064061A JP6406186A JPS62221102A JP S62221102 A JPS62221102 A JP S62221102A JP 61064061 A JP61064061 A JP 61064061A JP 6406186 A JP6406186 A JP 6406186A JP S62221102 A JPS62221102 A JP S62221102A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic film
ion beam
compound
elements
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Pending
Application number
JP61064061A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Imura
亮 井村
Makoto Suzuki
良 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録および記憶素子の媒体に係り、特に
大きな飽和磁束密度および大きな磁気抵抗効果を必要と
する素子に好適な磁性膜の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
蒸着法・スパッタリング法、イオンビームデポジション
法などに代表されろ従来の磁性膜の製造方法では、磁性
膜を構成する元素の原子配列レベルまで制御することは
配慮されていなかった。形成された磁性膜の磁気特性は
、構成される元素の性質ならびに組成で決定されるが、
その製造過程での真空度や雰囲気に大きく支配され、再
現性に乏しいものであった。なお、磁性膜の磁気特性を
改善するための雰囲気制御などによる磁性膜の製法に関
しては、例えば特開昭57−94849号公報が挙げら
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来から用いられている磁性膜の製造方法では、磁性膜
を構成する元素の原子配列もしくは格子構造までを制御
する点については考慮されていない。
作製された磁性膜の性質は構成される元素の結晶構造や
状態(たとえば非晶質状WA)に大きく左右されるが、
それ以外に製造過程での温度や雰囲気に大きく支配され
るため、再現性に乏しいものであった。また構成元素の
原子配列および周期性までを制御することは配慮されて
おらず、飛躍的な特性の改善を望むことは不可能であっ
た。本発明の目的は、磁性膜構成元素の格子配列を制御
し、極めて性能の優れた磁性膜およびその製造方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前述した構成元素の格子配列を制御するために、磁性元
素の分子ビームエビタシシャル法を用い、これにさらに
第2のイオンビーム照射を同時に行うことにより、磁性
化合物の超格子構造が達成される。たとえば、周知のN
i−Fe舎金などに見られろ磁気抵抗効果は48電子と
3dfg、子の相互作用に依存していると考えられてお
り、この相互作用はバンド構造に関係している。したが
って。
Ni、Feなどの磁性元素の分子ビームを用いて超格子
構造として周期性を変化させ、さらに第2の水素イオン
ビームなどを照射してバンド構造を変えることにより、
磁気抵抗効果を大きく向上することが実現可能となる。
〔作用〕
高真空中で発生させたFe、Co、Niを基とする分子
ビームを用いて、磁性膜中に原子オーダーすなわち単原
子層レベルで周期性をもった超格子層を形成する。この
形成過程で磁性化合物を構成するべく第2の元素のイオ
ンビームを用いて、磁性元素と第2の元素の周期性なら
びに組成を原子配列レベルで制御し、極めて再現性およ
び性能の優れた磁性膜を形成する6 〔実施例〕 実施例1 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は、本発明の原理を模式的に示したものである。基板
1上に磁性元素の分子ビーis 2と化合物を構成する
ための第2の元素のイオンビーム3をデュアルタイプで
照射し、磁性膜4を形成するものである。磁性元素は分
子ビームエピタキシーにより基板上に原子層単位で積層
され、その間、第2のイオンビームは荷電粒子であるた
め電界によって加速され、磁性膜中に化合物形成のため
一定の組成を構成するように照射される。このように化
合物組成が原子配列レベルで周期性をもつような超格子
構造が実現可能となる。
実施例2 第2図は、Ni、Feを基とする磁性元素および第2の
イオンビームとして水素イオンを用いた場合の磁性膜の
断面を模式的に示したものである。
磁性元素は原子層単位で配列され、水素イオンはこの場
合には、各原子層間に介在する。このような周期配列を
構成することにより、磁性膜のバンドホq造が変化し、
結果として高い磁気抵抗効果を有した磁性膜が実現可能
となる。
実施例3 第3図は、Feを基とする磁性元素および第2のイオン
ビームとしてNイオンを用いに場合の磁性膜の断面を模
式的に示したものである。FeおよびNイオンは原子層
単位で8:1の比率で周期的に配列され、結果としてF
e1sNzの組成を有して磁性化合物を構成する。ここ
で示したFeの窒化物は原子層単位で超格子を構成する
ものであり、純Feよりはるかに大きな飽和磁束密度を
有する。
なお、実施例では、Fe、Niを基とする磁性元素の場
合を例に挙げたが、Coを基とする磁性元素の場合も同
様な構成が可能であり、また第2のイオンビームとして
は、P、B、Cr、Bi。
Oなと荷電粒子として加速される全ての元素が適用され
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁性元素を原子層単位で、かつその磁
性化合物組成を構成する第2の元素をも原子層単位で配
列することにより、極めて再現性の高い磁性膜の形成が
実現可能となる。とくに第2の元素は、イオン化されそ
の個数をも制御できるので、従来では熱的平衡状態のた
めに阻止され実現しえなかった磁性化合物も形成可能と
なる。
とくに原子の周期配列を制御することにより、今までに
ない磁気特性の改善効果が期待できる。
たとえば、実施例2で挙げた磁気抵抗効果素子媒体の場
合には、その効果が従来のそれと比べて一ケタ以上増大
し、また実施例3で挙げた磁気記録媒体の場合には、そ
の飽和磁束密度が、Fe原子あたり2.0μBから2.
8μBまで向上できる。
このように分子ビームエピタキシーとイオンビーム照射
もしはデポジションのデュアル方式により超格子構造の
磁性化合物形成が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の詳細な説明するための分子ビーム、
イオンビー11.デュアル方式の磁性膜形成を示す模式
図、第2図は、−例としてNi。 Fe、IIを用いたMR素子媒体の構成を模式的に示す
図、第3図は他の実施例と、してFe、Nの超格子構造
(Fe1eNz)を模式的に示す図である。 1・・・基板、2・・・分子ビーム、3・・・イオンビ
ーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Fe、Co、Niよりなる遷移金属元素を基とする
    磁性膜の製造方法において、上記磁性元素の分子ビーム
    に第2のイオンビームを照射して磁性化合物格子を形成
    することを特徴とする磁性膜の製造方法。
JP61064061A 1986-03-24 1986-03-24 磁性膜の製造方法 Pending JPS62221102A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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