JPS6222070B2 - - Google Patents
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- JPS6222070B2 JPS6222070B2 JP57122205A JP12220582A JPS6222070B2 JP S6222070 B2 JPS6222070 B2 JP S6222070B2 JP 57122205 A JP57122205 A JP 57122205A JP 12220582 A JP12220582 A JP 12220582A JP S6222070 B2 JPS6222070 B2 JP S6222070B2
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Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水平回動式火格子機械の密封装置の
ダストシール装置に関する。
ダストシール装置に関する。
従来、例えば、鉱石又は他の金属化合物又は排
金属化合物のような粒状材料を加熱あるいは冷却
その他の工程によつて処理する場合、グレートす
なわち火格子は上部と下部とにあるガスを閉じ込
めたフードと風箱との間で垂直軸のまわりを回転
する水平回動式火格子が使用されている。
金属化合物のような粒状材料を加熱あるいは冷却
その他の工程によつて処理する場合、グレートす
なわち火格子は上部と下部とにあるガスを閉じ込
めたフードと風箱との間で垂直軸のまわりを回転
する水平回動式火格子が使用されている。
第1図ないし第3図は、粒状熱鉱石(例えば焼
結鉱等)の冷却処理用回動式火格子機械におい
て、冷却ガス(空気)の廃熱回収装置を装備した
冷却装置の一例を示す。
結鉱等)の冷却処理用回動式火格子機械におい
て、冷却ガス(空気)の廃熱回収装置を装備した
冷却装置の一例を示す。
通常の構造部材から成る架溝108に取付けた
レール102,102′からなる円形軌条に沿つ
て、第1図、第2図中矢印Z方向に、垂直軸10
1のまわりを回動する如く取付けた複数個の分離
状パレツト105が設けてある。このパレツト1
05は、ガス透過可能な火格子106を固定して
おり、パレツトの外周及び内周にはパレツトに近
接して直立するガス不透過性の側壁107,10
7′から構成されている。また、パレツト105
は前記側壁107,107′を回動自在に貫通し
て延びた軸103,103′に、回転自在に設け
た車輪104,104′を介して前記レール10
2,102′に乗つている。駆動輪135,13
5′がそれぞれ車輪104,104′に近接して軸
103,103′に取付けてあり、架溝108に
取付けた、図示されていない一対のスプロケツト
と協動しモータ(図示せず)により、レール上を
移動する。
レール102,102′からなる円形軌条に沿つ
て、第1図、第2図中矢印Z方向に、垂直軸10
1のまわりを回動する如く取付けた複数個の分離
状パレツト105が設けてある。このパレツト1
05は、ガス透過可能な火格子106を固定して
おり、パレツトの外周及び内周にはパレツトに近
接して直立するガス不透過性の側壁107,10
7′から構成されている。また、パレツト105
は前記側壁107,107′を回動自在に貫通し
て延びた軸103,103′に、回転自在に設け
た車輪104,104′を介して前記レール10
2,102′に乗つている。駆動輪135,13
5′がそれぞれ車輪104,104′に近接して軸
103,103′に取付けてあり、架溝108に
取付けた、図示されていない一対のスプロケツト
と協動しモータ(図示せず)により、レール上を
移動する。
前記パレツト105上部には、パレツトに近接
する環状のガスを入れる室、すなわちフード11
0が複数個のロツド109で架溝108の構成部
材108aに静止状に取付けられている。一方パ
レツト105の下部には、該パレツトに近接する
直立壁112,112′を持つ環状のガスを入れ
る室、すなわち風箱111が架溝108に静止状
に設けられている。
する環状のガスを入れる室、すなわちフード11
0が複数個のロツド109で架溝108の構成部
材108aに静止状に取付けられている。一方パ
レツト105の下部には、該パレツトに近接する
直立壁112,112′を持つ環状のガスを入れ
る室、すなわち風箱111が架溝108に静止状
に設けられている。
前記パレツト105とフード110及び風箱1
11の外・内側端縁部間の環状の隙間は、一般的
に第3図の代表断面に示すような水封方式等によ
り、ガス室のガスを外部の大気と遮断されてい
る。また、前記フード110及び風箱111は、
それぞれ隔壁121a,121b,121c,1
21d,121e及び122a,122b,12
2c,122d,122eならびに123a′,1
23b′,123c′,123d′,123e′に分割さ
れ、パレツト105の火格子106を通過するガ
スの通路を形成している。熱鉱石124は、給鉱
ホツパ134からパレツト105へ投入され、矢
印Z方向へ移動する間に空気で冷却され、風箱1
11の区域から大気側へ排出される。
11の外・内側端縁部間の環状の隙間は、一般的
に第3図の代表断面に示すような水封方式等によ
り、ガス室のガスを外部の大気と遮断されてい
る。また、前記フード110及び風箱111は、
それぞれ隔壁121a,121b,121c,1
21d,121e及び122a,122b,12
2c,122d,122eならびに123a′,1
23b′,123c′,123d′,123e′に分割さ
れ、パレツト105の火格子106を通過するガ
スの通路を形成している。熱鉱石124は、給鉱
ホツパ134からパレツト105へ投入され、矢
印Z方向へ移動する間に空気で冷却され、風箱1
11の区域から大気側へ排出される。
冷却空気は、第2図に示すごとく、フアン12
5a、ダクト126,127、フアン125b、
ダクト128,129、フアン125c、ダクト
130,131、熱交換器132及びダクト13
3の順路で、ガス室の区域123c′,123c,
123b,123b′,123a′,123aを通過
して熱鉱石を冷却すると共に、熱交換器で熱を回
収されながら連続して循環するごとく構成されて
いる。
5a、ダクト126,127、フアン125b、
ダクト128,129、フアン125c、ダクト
130,131、熱交換器132及びダクト13
3の順路で、ガス室の区域123c′,123c,
123b,123b′,123a′,123aを通過
して熱鉱石を冷却すると共に、熱交換器で熱を回
収されながら連続して循環するごとく構成されて
いる。
この場合、冷却ガスが火格子106を通過する
間に、熱鉱石中の微粉によるダストが、ガスの流
速によつて飛散し、前記環状隙間から、水封装置
のトラフ116,116′,117,117′内へ
飛び込み底部に沈でん堆積し、水封機能が発揮で
きなくなる欠点がある。従つてこれを防止のた
め、前記環状隙間を、パレツト105が円滑に移
動可能な最少寸法に設定することは当然である
が、一般に、これらパレツトの側壁107,10
7′、フード110及び風箱111は、鋼材等を
使用した溶接構造体で構成されるため、それぞれ
の平坦度における工作誤差を考慮した隙間ならび
に熱膨張代等を見込む必要があるため、隙間には
限界があり、前記ダストの沈でんは避けられな
い。従つて、第3図に示すごとく、フード110
及びパレツトの側壁107,107′の内・外側
面に下向きにトラフ116,116′,117,
117′のシール水140の中へ延びるごとく取
付けたシール壁114,114′115,11
5′の下端に横断部材118,118′,119,
119′を前記トラフ底面に近接し、かつ、沈で
ん物の堆積を防ぐ間隔に取付けて沈でん物を捕集
して排出口136,136a,137,137a
から排出するよう構成されている。しかしなが
ら、前記シール壁下部ならびに横断部材はシール
水中のダストのため摩滅するため、度々設備を休
止して、摩滅部分の補修又は取替えを行う必要が
あり、生産停止ならびに補修費による損失等が多
大になる欠点がある。
間に、熱鉱石中の微粉によるダストが、ガスの流
速によつて飛散し、前記環状隙間から、水封装置
のトラフ116,116′,117,117′内へ
飛び込み底部に沈でん堆積し、水封機能が発揮で
きなくなる欠点がある。従つてこれを防止のた
め、前記環状隙間を、パレツト105が円滑に移
動可能な最少寸法に設定することは当然である
が、一般に、これらパレツトの側壁107,10
7′、フード110及び風箱111は、鋼材等を
使用した溶接構造体で構成されるため、それぞれ
の平坦度における工作誤差を考慮した隙間ならび
に熱膨張代等を見込む必要があるため、隙間には
限界があり、前記ダストの沈でんは避けられな
い。従つて、第3図に示すごとく、フード110
及びパレツトの側壁107,107′の内・外側
面に下向きにトラフ116,116′,117,
117′のシール水140の中へ延びるごとく取
付けたシール壁114,114′115,11
5′の下端に横断部材118,118′,119,
119′を前記トラフ底面に近接し、かつ、沈で
ん物の堆積を防ぐ間隔に取付けて沈でん物を捕集
して排出口136,136a,137,137a
から排出するよう構成されている。しかしなが
ら、前記シール壁下部ならびに横断部材はシール
水中のダストのため摩滅するため、度々設備を休
止して、摩滅部分の補修又は取替えを行う必要が
あり、生産停止ならびに補修費による損失等が多
大になる欠点がある。
本発明は前記従来装置の欠点を解消するもので
ある。
ある。
本発明の一実施例である第4図ないし第6図に
示すごとく、前記環状隙間部に、それぞれ一体形
または複数個の分割片から成り、水平方向に適宜
幅の平滑な面を有する無給油、耐熱性シートリン
グ1,1′,1a,1a′(1′,1a,1a′は図示
せず)と、それぞれの面にほぼ気密状に密着しな
がら移動する平滑面を有し、かつ上下方向に可撓
自在なごとく折曲げた一体又は複数個の分割片か
ら成る耐熱性を有するシールリング3,3′,3
a,3a′(3′,3a,3a′は図示せず)を、そ
れぞれ、フード110の内・外側下端縁部又はパ
レツト105の側壁107,107′の上または
下端縁もしくは風箱111の内・外側壁112,
112′の上端縁部に取外し自在に、かつ、ほぼ
気密状に取付けた構成により、ガス室から密封装
置のトラフ内へのダストの進入を防止することを
特徴とするダストシール装置である。
示すごとく、前記環状隙間部に、それぞれ一体形
または複数個の分割片から成り、水平方向に適宜
幅の平滑な面を有する無給油、耐熱性シートリン
グ1,1′,1a,1a′(1′,1a,1a′は図示
せず)と、それぞれの面にほぼ気密状に密着しな
がら移動する平滑面を有し、かつ上下方向に可撓
自在なごとく折曲げた一体又は複数個の分割片か
ら成る耐熱性を有するシールリング3,3′,3
a,3a′(3′,3a,3a′は図示せず)を、そ
れぞれ、フード110の内・外側下端縁部又はパ
レツト105の側壁107,107′の上または
下端縁もしくは風箱111の内・外側壁112,
112′の上端縁部に取外し自在に、かつ、ほぼ
気密状に取付けた構成により、ガス室から密封装
置のトラフ内へのダストの進入を防止することを
特徴とするダストシール装置である。
以下、本発明の好適な一実施例を示す第4図な
いし第6図を参照して説細に説明する。
いし第6図を参照して説細に説明する。
第6図は、粒状熱鉱石(例えば焼結鉱等)の冷
却処理用の水平回動式火格子機械の一例を示す第
1図の機械に本発明の一実施例のダストシール装
置を取付けた場合の代表断面(第1図中B−B矢
視)の概略を示す。
却処理用の水平回動式火格子機械の一例を示す第
1図の機械に本発明の一実施例のダストシール装
置を取付けた場合の代表断面(第1図中B−B矢
視)の概略を示す。
図中、パレツト105のフード110側の外側
及び内側ならびにパレツトの風箱111側の外側
及び内側のダストシール装置を総体的に、それぞ
れ10,10′,10a及び10a′にて示す。前
記シール装置はいずれも構成が類似しているた
め、パレツト105とフード110の外側端縁部
で形成される環状隙間部のダストシール10の構
成についてのみ説明する。
及び内側ならびにパレツトの風箱111側の外側
及び内側のダストシール装置を総体的に、それぞ
れ10,10′,10a及び10a′にて示す。前
記シール装置はいずれも構成が類似しているた
め、パレツト105とフード110の外側端縁部
で形成される環状隙間部のダストシール10の構
成についてのみ説明する。
フード110の外側下端縁に水平に設けた連続
状フランジ110aの下面に、平滑に加工された
面1aを持つ連続状フランジ、すなわちシートリ
ング1を複数個のボルト2等を介して取外し自在
なごとく取付ける。
状フランジ110aの下面に、平滑に加工された
面1aを持つ連続状フランジ、すなわちシートリ
ング1を複数個のボルト2等を介して取外し自在
なごとく取付ける。
シートリング1は処理する熱鉱石またはガスの
温度に耐えられ、かつ耐摩耗性で潤滑油を必要と
しない公知の無給油メタル材を使用することが好
ましい。一方、上記フード110の下端縁に対向
するパレツト105の外側壁107の上端縁部
に、ほぼU字形の断面を持つ連続状のリング、す
なわちシールリング3の下部を複数個のボルト5
及び円周方向に適宜長さに分割された複数個の座
板4等を介して取外し自在に、かつほぼ気密状に
取付ける。前記シールリング3の上端面3aは、
平滑な面を形成し、少なくとも前記シートリング
1の半径方向の全幅にわたつて接触する幅を持つ
ており、シートリング1の面1a上円を、半径方
向に自在に移動するとともに、上下方向に自在に
撓むことにより、パレツトの上・下部に発生する
ダストがガス密封装置のトラフ116内へ進入し
ない程度にほぼ気密を保持する如く設ける。ま
た、シールリング3は前記シートリング1と同様
に、耐熱性を持ち、かつ耐摩耗性及び弾性を有す
る薄板(例えばステンレス鋼板等)を使用するの
が望ましい。また、前記シートリング1及びシー
ルリング3は、製作及び取付けを容易にするた
め、円周方向を複数個に分割することもできる。
温度に耐えられ、かつ耐摩耗性で潤滑油を必要と
しない公知の無給油メタル材を使用することが好
ましい。一方、上記フード110の下端縁に対向
するパレツト105の外側壁107の上端縁部
に、ほぼU字形の断面を持つ連続状のリング、す
なわちシールリング3の下部を複数個のボルト5
及び円周方向に適宜長さに分割された複数個の座
板4等を介して取外し自在に、かつほぼ気密状に
取付ける。前記シールリング3の上端面3aは、
平滑な面を形成し、少なくとも前記シートリング
1の半径方向の全幅にわたつて接触する幅を持つ
ており、シートリング1の面1a上円を、半径方
向に自在に移動するとともに、上下方向に自在に
撓むことにより、パレツトの上・下部に発生する
ダストがガス密封装置のトラフ116内へ進入し
ない程度にほぼ気密を保持する如く設ける。ま
た、シールリング3は前記シートリング1と同様
に、耐熱性を持ち、かつ耐摩耗性及び弾性を有す
る薄板(例えばステンレス鋼板等)を使用するの
が望ましい。また、前記シートリング1及びシー
ルリング3は、製作及び取付けを容易にするた
め、円周方向を複数個に分割することもできる。
第4図の例示では、シールリングを側壁外周面
に平行な面に取付けているが、前記シートリング
と同様に、側壁107の上部端縁部に水平なフラ
ンジ等を介して取付けることもできる。さらに、
シールリングの断面形状については、例示のよう
なU字形に限定されるものではなく、上下方向の
変位に対し、水平面を保持しながら弾力的に追従
できる形状であればよい。
に平行な面に取付けているが、前記シートリング
と同様に、側壁107の上部端縁部に水平なフラ
ンジ等を介して取付けることもできる。さらに、
シールリングの断面形状については、例示のよう
なU字形に限定されるものではなく、上下方向の
変位に対し、水平面を保持しながら弾力的に追従
できる形状であればよい。
次に前述した本発明によるダストシール装置の
作用及び効果について説明する。
作用及び効果について説明する。
前述のように、フード110、風箱111及び
パレツト側壁107,107′の環状隙間部の上
下の対向面は、それぞれ製作精度による許容差な
らびに運転中の熱変形等により凹凸状となり、パ
レツト105の移動に伴ない全周にわたつて、上
下に波打ち運動を生ずるが、この変位に対して、
シールリング3が自在に撓むことにより追従し、
常にダストをシールすることができる。また、前
記と同様の理由によるフード、風箱及びパレツト
側壁相互間の心円度の差に起因するシートリング
とシールリングの水平方向の相対変位に対して
は、それぞれ十分な接触幅を持つているため、つ
ねにダストシールが可能である。また、シールリ
ングは、折り曲げ部の半径及び接触面3aの幅を
適宜寸法に決定することによつて、上下方向の偏
位量及び偏位に要する押し力を自由に選定できる
と共に、シートリングは無給油性材料の使用と相
まつて、滑り麾擦力を軽減し、シートリング及び
シールリングの麾耗寿命の延長が計れる。なお、
シールリング3及びシートリング1の補修、点検
作業は、密封装置のシール壁114,114′,
115,115′を取外し自在とすることにより
容易に可能である。
パレツト側壁107,107′の環状隙間部の上
下の対向面は、それぞれ製作精度による許容差な
らびに運転中の熱変形等により凹凸状となり、パ
レツト105の移動に伴ない全周にわたつて、上
下に波打ち運動を生ずるが、この変位に対して、
シールリング3が自在に撓むことにより追従し、
常にダストをシールすることができる。また、前
記と同様の理由によるフード、風箱及びパレツト
側壁相互間の心円度の差に起因するシートリング
とシールリングの水平方向の相対変位に対して
は、それぞれ十分な接触幅を持つているため、つ
ねにダストシールが可能である。また、シールリ
ングは、折り曲げ部の半径及び接触面3aの幅を
適宜寸法に決定することによつて、上下方向の偏
位量及び偏位に要する押し力を自由に選定できる
と共に、シートリングは無給油性材料の使用と相
まつて、滑り麾擦力を軽減し、シートリング及び
シールリングの麾耗寿命の延長が計れる。なお、
シールリング3及びシートリング1の補修、点検
作業は、密封装置のシール壁114,114′,
115,115′を取外し自在とすることにより
容易に可能である。
以上のとおり本発明のダストシール装置を採用
することにより、水封装置のトラフ内へのダスト
の進入を防止できるから、在来の水封装置におけ
るシール壁下部の摩耗を防止できると共に、該部
の沈でん物補集用横断部材118,118′,1
19,119′は不要となる。従つて水封部の補
修のための生産休止の必要がなくなり、生産性の
向上ならびに保守費の低減を計ることができる。
することにより、水封装置のトラフ内へのダスト
の進入を防止できるから、在来の水封装置におけ
るシール壁下部の摩耗を防止できると共に、該部
の沈でん物補集用横断部材118,118′,1
19,119′は不要となる。従つて水封部の補
修のための生産休止の必要がなくなり、生産性の
向上ならびに保守費の低減を計ることができる。
第5図に本発明の第2実施例を示す。すなわ
ち、シートリング1とシールリング3をそれぞれ
第4図の実施例に対し、上下逆の位置に取付けた
だけで、その他の構成は、前記第1実施例と同様
であるから詳細説明は省略する。
ち、シートリング1とシールリング3をそれぞれ
第4図の実施例に対し、上下逆の位置に取付けた
だけで、その他の構成は、前記第1実施例と同様
であるから詳細説明は省略する。
第1図は廃熱回収装置を備えた粒状熱鉱石冷却
用水平回動式火格子機械の一例を示す概略平面
図、第2図は第1図のガス流れを示す概略説明
図、第3図は第1図の代表断面を示すB−B線矢
視の断面図、第4図、第5図はそれぞれ本発明を
示す第1実施例及び第2実施例の代表断面図、第
6図は本発明の第1実施例の装置を取付けた第1
図のB−B線矢視の断面図である。 1……シートリング、2,5……ボルト、3…
…シールリング、4……座板、10……ダストシ
ール装置、101……垂直軸、102,102′
……レール、105……パレツト、106……火
格子、107,107′……パレツトの内・外側
壁、110……フード装置、111……風箱装
置、112,112′……風箱側壁、114,1
14′,115,115′……シール壁、116,
116′,117,117′……トラフ、118,
118′,118′,119,119′……横断部
材(ダストクレーパ)、140……シール液。
用水平回動式火格子機械の一例を示す概略平面
図、第2図は第1図のガス流れを示す概略説明
図、第3図は第1図の代表断面を示すB−B線矢
視の断面図、第4図、第5図はそれぞれ本発明を
示す第1実施例及び第2実施例の代表断面図、第
6図は本発明の第1実施例の装置を取付けた第1
図のB−B線矢視の断面図である。 1……シートリング、2,5……ボルト、3…
…シールリング、4……座板、10……ダストシ
ール装置、101……垂直軸、102,102′
……レール、105……パレツト、106……火
格子、107,107′……パレツトの内・外側
壁、110……フード装置、111……風箱装
置、112,112′……風箱側壁、114,1
14′,115,115′……シール壁、116,
116′,117,117′……トラフ、118,
118′,118′,119,119′……横断部
材(ダストクレーパ)、140……シール液。
Claims (1)
- 1 円形軌条と隔離した火格子エレメントからな
る粒状材料支持用格子をそれぞれ有し、前記軌条
上を導かれて移動する複数個のパレツト及び該パ
レツトを支承する外側と内側の環状側壁と、前記
パレツト及び側壁とを前記軌条に沿つて移動させ
る装置と、前記軌条の少なくとも一部分を覆つて
前記軌条と前記パレツトの上に配置され、火格子
を通過するガスを閉じ込めたフード装置と、前記
フードと共に室を形成するように前記パレツトの
下部に設けた風箱装置とで形成され、前記パレツ
トとフード及びパレツトと風箱の外側及び内側端
縁部との間の環状隙間部において気密室を周囲の
大気から密封する装置において、水平方向に延び
る適宜幅の平滑な面を持つ連続状のシートリング
をそれぞれパレツトの外・内側壁の上または下端
縁部、またはフードの外・内側下端縁部、もしく
は風箱の外・内側壁の上端縁部のいずれかに取付
け、前記シートリングの平滑面にそれぞれほぼ気
密状に密着し、水平方向に延びる適宜幅の平滑面
を有し、かつ上・下方向へ可撓自在な如く折曲し
た連続状の弾性体から成るシールリングの一端
を、それぞれ、前記パレツトの外・内側壁の上ま
たは下端縁部、もしくはフードの外・内側下端縁
部に、あるいは風箱の外・内側壁の上端縁部のい
ずれかに取付けた構成に成ることを特徴とする水
平回動式火格子機械の密封装置におけるダストシ
ール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12220582A JPS5913892A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 火格子機械の密封装置におけるダストシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12220582A JPS5913892A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 火格子機械の密封装置におけるダストシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913892A JPS5913892A (ja) | 1984-01-24 |
JPS6222070B2 true JPS6222070B2 (ja) | 1987-05-15 |
Family
ID=14830147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12220582A Granted JPS5913892A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 火格子機械の密封装置におけるダストシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913892A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101813421A (zh) * | 2010-04-29 | 2010-08-25 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 环冷机及其支承梁 |
CN103217017A (zh) * | 2012-01-19 | 2013-07-24 | 山东省冶金设计院股份有限公司 | 烧结机台车的相邻端面的密封方法和密封装置 |
CN103557706A (zh) * | 2013-10-29 | 2014-02-05 | 王强 | 一种烧结机头、尾密封装置 |
CN104864717A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-08-26 | 马春强 | 烧结机台车高台式一级水密封装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665729B2 (ja) * | 1986-04-11 | 1994-08-24 | 昭和アルミニウム株式会社 | 溶融金属処理装置 |
CN102121793B (zh) * | 2011-01-25 | 2012-05-23 | 宝鸡市晋旺达机械设备有限公司 | 一种烧结机台车与风箱的密封装置 |
JP6299346B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-03-28 | 新日鐵住金株式会社 | 水封式シール装置を有する回転式焼結鉱冷却装置 |
JP6287902B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2018-03-07 | Jfeスチール株式会社 | 焼結鉱冷却機 |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP12220582A patent/JPS5913892A/ja active Granted
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CN104864717A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-08-26 | 马春强 | 烧结机台车高台式一级水密封装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913892A (ja) | 1984-01-24 |
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