JPS62220440A - 包装箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は包装箱本体に物流シンボルを表示させる構成を
改良した包装箱に関する。

（従来の技術） 近時、炊飯器等の家庭用電気機器においても、流通情報
システムに利用される共通商品コードを適用すべく物流
シンボルたるバーコードを包装箱に表示することが考え
られている。

ところで、家庭用電気機器の包装に用いられる包装箱は
段ボール製であるのが通常であるが、この段ボール製の
包装箱に従来段ボール印刷として一般的に行なわれてい
るフレキソ印刷で前述したようなバーコードを表示した
のでは、精度が出す読取りが困難になる問題がある。

このような問題を解消するためには、白色の、に誓紙、
アート紙、コート紙或いはプラスチックフィルムにバー
コードを印刷してなる表示ラベルを包装箱に接着するこ
とが考えられる。

（発明が解決しようとする問題点） 表示ラベルを包装箱に接着する構成では、表示ラベルと
いう特別な部品が必要になることを意味してコストアッ
プになる不具合があり、又、表示ラベルが包装箱のとの
部位に接着されているのかを捜す行為が必要になる不具
合がある。

従って、本発明の目的は、物流シンボルを表示するため
に特別な表示ラベルが不要で、物流シンポルを容易に確
認することができる包装箱を提供するにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明の包装箱は、出荷ラベル、保証書シート等の商品
の流通過程で処理される文書の裏面に包装箱本体の底面
を除く表面に接着するための接希層を形成し、前記文書
の接着層と対応する表面に物流シンボルを印刷により表
示し、前記文書に該表示部分と他の残りの部分とを分離
するための切取り線を形成する構成に特徴を有する。

（作用） 本発明の包装箱においては、包装箱本体によって包装さ
れた商品の流通過程で出荷ラベル、保証書シート等の文
書が処理される時に同時に物流シンボルが視認されるの
であり、その文書の処理時には物流シンボルの表示部分
は包装箱本体の表面にそのまま接着されて残され他の残
りの部分は切取り線により分離されるのである。

（実施例） 以下本発明の第１の実施例につき第１図を参照しながら
説明する。

１は段ボール製の矩形状をなす包装箱本体であり、その
内部には商品例えば炊飯器等の家庭用電気機器が収納さ
れており、上面開口部はフラップ２．２により閉塞され
ており、これらのフラップ２．２相互には粘着テープ３
が貼着されている。

４は家庭用電気機器の流通過程で処理される文書たる矩
形状の出前ラベルであり、これは縦及び（苗方向に延び
るミシン目状の切取り線５，５によって主部分６．この
主部分６の上部の表示部分７゜これらの主部分６及び表
示部分７の左側部の接着部分８及び９に区分されている
。更に、この出荷ラベル４において、主部分６の表面に
は前記家庭用電気機器の製品番号、製造ロフト番号、商
品名。

形名、その他の必要事項が予めオフセット或いはグラビ
ア印刷により記載されているとともに、表示部分７の表
面には物流シンボルとしてのバーコード７ａ及びＯＣＲ
（オブティカルキャラクタリコグニション）シンボルた
る数字７ｂが予めオフセット或いはグラビア印刷により
表示されており、又、主部分６を除く残りの表示部分７
．接着部分８及び９の裏面には接着層が形成されている
。即ち、バーコード７ａ及び数字７ｂは出荷ラベル４に
おける裏面の接着層と対応する表面に印刷されているこ
とになる。そして、この出荷ラベル４は裏面の接着層に
よって包装箱本体１の底面を除く表面たる右側部外面に
接着されている。１０は矩形状の保証書シートであり、
その表面には前記家庭用電気機器の商品名、形名、保証
内容、保証期間記入欄、その他の必要事項が予めオフセ
ット或いはグラビア印刷により記載されている。そして
、この保証書シー）１０は前記包装箱本体１の一つのフ
ラップ２の下面側に挿入され、その一端部１０ａが下方
に略直角に折曲されて粘着テープ１１により包装箱本体
１の前部外面に貼着されている。

尚、前記包装箱本体１における前部外面には保証書シー
ト１０の一端部１０ａの下方に位置するようにして「保
証書」の文字がフレキソ印刷により記載されている。

而して、出荷ラベル４は商品たる家庭用電気機器の工場
等の保管′倉庫からの出荷時に包装箱本体１の右側部外
面に接着されるものであり、その家庭用電気機器の流通
過程の最終段階たる販売店等において顧客に渡る時に主
部分６がミシン目状の切取り線５によって表示部分７等
から分離処理されるものであり、従って、表示部分７は
包装箱本体１に接イ１警されたまま残るのである。

このような本実施例によれば、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、包装箱本体１に従来より接着添付さ
れる出荷ラベル４の表面に物流シンボルたるバーコード
７ａ及び数字７ｂを印刷により表示するようにしたので
、バーコード７ａ及び数字７ｂを出荷ラベル４の必要事
項と同時に印刷することができて、合理的な表示を行な
うことができ、従って、特別な表示ラベルを用意する必
要がなくて、それだけコストダウンを図ることができる
。又、出荷ラベル４の主部分６は家庭用電気機器の流通
過程の最終段階たる販売店等において顧客に渡る時に必
ず分離処理されるものであるので、この分離処理時に同
時にバーコード７ａ及び数字７ｂを視認することになる
ものであり、従って、出荷ラベル４とは別にバーコード
を表示した表示ラベルの接着個所を捜す等の必要はなく
、バーコード７ａ及び数字７ｂを容易に確認することが
でき、バーコード７ａ及び数字７ｂの利用が確実になる
。

第２図は本発明の第２の実施例であり、以下前記実施例
と異なる部分についてのみ説明する。

即ち、１２は前記出荷ラベル４に代わる出荷ラベルであ
り、これは従来のものと同様でバーコード７ａ及び数字
７ｂは表示されていない。１３は前記保証書シート１０
に代わる保証書シートであり、これは該保証書シート１
０と略同様に構成されているが、異なるところは、一端
部が前記一端部１０ａより大なる面積に形成されて横方
向に延びるミシン口状の切取り線１４により他の部分た
る主部分１５と区分された表示部分１６とされている。

更に、この表示部分１６において、裏面には接着層が形
成され、表面には「保証書」の文字とともに物流シンボ
ルとしてのバーコード１６ａ及びＯＣＲンンボルたる数
字１６ｂが予めオフセット或いはグラビア印刷により表
示されている。

そして、この表示部分１６は裏面の接着層により包装箱
本体１の底面を除く表面たる前部外面に接着されている
。

而して、商品たる家庭用電気機器の流通過程の最終段階
たる販売店等での引渡し時には、保証書シート１３の主
部分１５が表示部分１６から切取り線１４により分離さ
れて取出された上で必要事項が記載処理されるものであ
り、従って、この第２の実施例によっても前記実施例同
様の効果を得ることができる。

尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定さ
れるものではなく、例えば家庭用電気機器用包装箱に限
らず包装箱全般に適用し得る等、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。

［発明の効果］ 本発明の包装箱は以上説明したように、包装箱本体に添
付される出荷ラベル、保証書シート等の文書の表面に物
流シンボルを印刷により表示するようにしたので、物流
シンボルを表示するために特別な表示ラベルが不要で、
コストダウンを図ることができ、又、物流シンボルを容
易に確認することができるという優れた効果を奏するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の夫々第１及び第２の実施例
を示す斜視図である。 図面中、１は包装箱本体、４は出荷ラベル（文書）、５
は切取り線、６は主部分、７は表示部分、７ａはバーコ
ード（物流シンボル）、７ｂはＯＣＲシンボルたる数字
（物流シンボル）、１３は保証書シート（文書）、１４
は切取り線、１５は主部分、１６は表示部分、１６ａは
バーコード（物流シンボル）、１６ｂはＯＣＲシンボル
たる数字（物流シンボル）を示す。 第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、商品を包装する包装箱本体に出荷ラベル、保証書シ
   ート等の前記商品の流通過程で処理される文書を添付し
   てなる包装箱において、前記文書の裏面に前記包装箱本
   体の底面を除く表面に接着するための接着層を形成し、
   前記文書の前記接着層と対応する表面に物流シンボルを
   印刷により表示し、前記文書に該表示部分と他の残りの
   部分とを分離させるための切取り線を形成したことを特
   徴とする包装箱。