JPS62220303A - 車両の内装用基材の成形用金型 - Google Patents

車両の内装用基材の成形用金型

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JPS62220303A
JPS62220303A JP6314986A JP6314986A JPS62220303A JP S62220303 A JPS62220303 A JP S62220303A JP 6314986 A JP6314986 A JP 6314986A JP 6314986 A JP6314986 A JP 6314986A JP S62220303 A JPS62220303 A JP S62220303A
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JP
Japan
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molding
mold
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molds
shearing blade
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JP6314986A
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Takeshi Shibata
健 柴田
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TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の内装用基材を成形するための金型に
関するものである。
(従来の技術) 例えば、第5図に示すようなトラックの内装用トリム基
材2を成形する場合、木質系ファイバーを原料とした平
板の成形用素材1が使用される。
そして、これを凹凸の成形面を有する上下一対の成形用
金型20.21に仕掛け(第6図参照)、200℃前後
の加熱下、所定の立体形状に成形する。
この後、トリミング工程を経て不要な部分(ra材とい
う)が切り落される。第5図のものの場合では、周縁の
縁切りに加えて中央部の開口部分3(保安基準により窓
ガラスの嵌込まれる部分)の切取りがなされるわけであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、切取られた端材は回収された後、解繊機によ
って解繊され、再利用に供される。しかし、従来の場合
では、こういった再利用が可能な端材の量が少なく、こ
のため廃棄するか、無効な端材との分離を行なわざるを
えなかった。これは、次のような理由による。
成形用素材の組成中には、バインダー材として熱可塑性
あるいは熱硬化性樹脂が含まれている。
したがって、端材となる部分についても成形の際の加熱
により硬化したり、あるいは熱変質したりしているため
、この部分が解繊が不能なものとなっているからである
。このような状態となる範囲は、開口部分3および基材
2の外側の周縁部分である。但し、この周縁部分につい
ては、再利用の可能な部分(金型20.21の外側には
み出した部分)と困難な部分(金型20.21のしね押
え面で押えられた部分)とがある。第7図に成形用素材
1と燻材111 、112との関係を示す。この図では
再利用が困難な範囲を二重のハツチングにて示し、再利
用が可能な範囲を調型のハツチングにて示す。
成形用JK材1に対する製品(基材)、[Hl、H2の
それぞれの割合いを具体的な数値によって示スト、70
〜40%(基材)、25〜50%(無効な燻材)、5〜
10%(有効な燻材)である。
したがって、成形用素材1に対する基材2の歩留まりは
、70〜40%と低いものである。また、燻材Ill、
H2のff130〜60χのうち、再利用が可能なも(
7) ハ、5/30x 100−.17% 、 1G/
60 x 100−171と、@材I11.+12の僅
か11%しか再利用できないものであった。このように
、再利用の不司能な燻材が多すぎるため、従来では、後
工程において分離せざるを得ず、作業能率を低下させる
要因となっていた。
そこで、本発明は燻材の有効利用を図りうる成形用金型
を提供することを目的とした。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は熱可塑性あるい
は熱硬化性バインダー材を含んだ木質系ファイバーを原
料とする成形用素材を、一定の加熱下で打扱き成形する
ための一対の金型であって、両金型の対向面に形成され
た成形面において前記成形用素材から燻材として打扱く
べき部分に対応した位置には、前記素材を切断可能なシ
ャー刃部を設け、燻材の打扱きの際の引きずり量を規定
するためのシャー刃部における両金型のラップ代を可及
的に小ならしめることとしたのである。
(作用) したがって、上記の構成によれば、成形と同時に基材の
打抜きがなされる。そして、この打抜きに際して、燻材
は直ちにシャー刃部によって切落される。この場合、シ
ャー刃部における両金型のラップ代は従来に比して小さ
く設定されているため、燻材の引きずり聞が小さいもの
となる。したがって、燻材が引きずられてくるときに、
金型から熱を受ける範囲が小さくなる。この結果、燻材
における再利用が不能な範囲が狭まるため、逆に燻材の
有効範囲を拡大することができる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。
但し、本例では熱可塑性あるいは熱硬化性バインダー剤
を含み、木質系ファイバーを原料としたマット状の成形
用素材1が使用されている。そして、第5図に示すトラ
ックの内装用トリム基材2をその成形対象とする。この
基材2は、前述したように、中央部にガラスを嵌込むた
めの開口部3が形成されている。
さて、図面において、4.5は上下一対の成形用金型で
あり、その対向面には上記した基材2を成形可能な所定
形状の成形面4a、5aが形成されている。そして型閉
じしたときには、両成形面4a、5a間に基材2を成形
するために必要な所定のクリアランスが保有されるよう
にしである。
また両成形面4a、5aには、上記開口部3に対応する
部分の外周縁および基材2の外周縁に対応する部分を、
それぞれ打扱きによって切り落すためのインナーおよび
アウターの両シャー刃部■S。
O8がそれぞれに備えられている(第2図および第3図
参照)。
インナー・シャー刃部ISの上型4側では、基材2の開
口部3に対応して断熱板13(本例では、石膏板)が埋
め込まれている。これに対し、下型5側ではこの部分の
燻材旧を抜き落すための抜き孔6が貫通している。第2
図はインナー・シャー刃部Isを拡大して示している。
インナー・シャー刃部Isにおける下型5側では、抜き
孔6の開口縁に基材2の厚み分に相当する幅の水平面7
が抜き孔6の壁面と連続して形成されており、このこと
によって扱き孔6の開口縁に鋭利なエツジ8を形成して
いる。
一方、インナー・シャー刃部Isにおける上型4側では
、成形面4aの下端部を垂直に切り落すことで、鋭利な
シャー刃面9が形成されている。
このシャー刃部9は、型閉じに伴って上記エツジ8とと
もに素材1を剪断しつつ汰き孔6に嵌り込むことができ
る。、また、型閉じに際しては、シャー刃面9の高さく
図中、Wで示す高さ)が両金型4.5のラップ代となる
。通常、このラップ代は105m+以上に設定されるが
、本例では2〜5履と可及的に小さく設定されている。
両金型4.5がラップする部分は、型■じによって素材
1を引きずってゆく部分である。したがって、これの長
短によってカッティングに至るまでの素材1の引きずり
最が規定されることになる。
第3図はアウター・シャー刃部O8を拡大して示してい
る。このアウター・シャー刃部O8もインナー・シャー
刃部Isと同様、下型5側では水平面10を形成して鋭
利なエツジ11を形成しており、上型4側では成形面4
aの下端部を垂直に切落すことで、鋭利なシャー刃面1
2を形成している。そして、このシャー刃面12と、上
記したエツジ11にて素材1を剪断することができる。
また、シャー刃面12の高さく図中、Wで示す高さ)は
、インナー・シャー刃部Isにおける場合と同様、2〜
51111I程度に設定されている。
なお、両金型4,5の外側面は前述したと同様の断熱板
14にて覆われている。これは、型4゜5の保温のため
である。
引き続き、上記のように形成された本例の作用と効果を
具体的に説明する。
まず、成形用素材1を下型5に仕掛けておき、所定の成
形条件下で両金型4,5を閏じて、基材、2の成形を行
なう。その成形条件としては、圧力10〜3ONg/ 
m、圧締時fffl 15〜45SeC、加熱温度18
0〜230℃である。
そして、型閉じによって素材1は両成形面4a。
5aによって所定の形状に成形されるとともに、インナ
ー、アウターの両シャー刃部Is、O3によって基材2
が打抜かれる。すなわち、両シャー刃部IS、O8では
シャー刃部9,12とエツジ8.11とによって素材1
は燻材旧、#12となる側へ引きずられながら剪断され
るが、シ1?−刀面9゜12(ラップ代)が小さく設定
されているため、素材1は僅かに引きずられるにすぎな
い。したがって、金型4.5から熱の影響を受ける範囲
が狭く、熱変質する範囲が狭くなる。加えて、本例では
、成形用素441において基材2の開口部3として抜き
取られる部分は、断熱板13によって熱が遮断されてい
るため、広範囲に亘って熱変質から保護される。こうし
て、成形が完了すれば、所要の基材2が取出される。
ところで、扱き取られた燻材H1,1+2のうち、再利
用が困難となる範l1l(第4図において黒く塗りつぶ
した範囲)は、カッティングラインに沿って上記した切
断の際に引きずられた狭い範囲である。
本例の場合、発生する燻材の内容は、下記の通りである
基材240〜70% 再利用の困難な燻材    5〜10%再利用が可能な
燻材    25〜50%したがって、全燻材I11,
82のうちの有効なものの割合は、従来が約11χであ
ったのに対し本例によれば83%を越えるものとなった
。したがって、全燻材と新規原料を例えば2:8の割合
いで混合すれば、全原料中に占める先の再利用困難な燻
材の割合は(100−83)%×0.2・3.4zとな
り、この原料から形成される素材およびここから成形さ
れる基材の物性への影響は極めて小さく問題とはならな
い、と思われる。
また、成形と同時に打抜きを行なうため、金型4.5の
圧締に関して、基材2を成形するに必要な部分だけに圧
力をかければよく、したがって総加圧力を低減させるこ
とができる。具体的には、基材表面積を5000 ci
 、従来の型表面積を7000i−it 。
成形圧力を20Ky/alとすると、本例の場合の加圧
力低減fii (P)は、 P −(7000−5000) X 20X 1/10
00=40(ton) 、となる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、従来に比して再
利用可能な燻材が多くとれ、燻材の有効利用を図ること
ができる。またこのことにより、取出された燻材のうち
、再利用が困難な燻材の量がきわめて少なくなるため、
後工程においてこれらの分離作業を何ら必要としない。
さらに、成形と同時にトリミング加工を行なうため、工
程が短縮される。ざらにまた、基材を成形するに必要な
だU加圧すればよいため、従来に比してプレス総圧力を
低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例成形用金型の正断面図、第2図ははインナ
ー・シャー刃部を拡大して示す断面図、第3図はアウタ
ー・シャー刃部を拡大して示す断面図、第4図は成形用
素材と燻材との関係を示す説明図、第5図は基材を示す
平面図、第6図は従来の金型を示す正断面図、第7図は
従来の場合の成形用素材と燻材との関係を示す説明図で
ある。 1・・・成形用素材 2・・・基材 4.5・・・金型 Is、O3・・・シャー刃部 旧、O2・・・燻材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性あるいは熱硬化性バインダー材を含んだ木質系
    ファイバーを原料とする成形用素材を、一定の加熱下で
    打抜き成形するための一対の金型であって、両金型の対
    向面に形成された成形面において前記成形用素材から端
    材として打抜くべき部分に対応した位置には、前記素材
    を切断可能なシャー刃部を設け、端材の打抜きの際の引
    きずり量を規定するためのシャー刃部における両金型の
    ラップ代を可及的に小ならしめたことを特徴とする車両
    の内装用基材の成形用金型。
JP6314986A 1986-03-20 1986-03-20 車両の内装用基材の成形用金型 Expired - Fee Related JPH0684005B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182371A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 帝人株式会社 成形型及び成形型システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015182371A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 帝人株式会社 成形型及び成形型システム

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