JPS62219965A - 絶縁ゲ−ト型電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

絶縁ゲ−ト型電界効果トランジスタの製造方法

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JPS62219965A
JPS62219965A JP6295686A JP6295686A JPS62219965A JP S62219965 A JPS62219965 A JP S62219965A JP 6295686 A JP6295686 A JP 6295686A JP 6295686 A JP6295686 A JP 6295686A JP S62219965 A JPS62219965 A JP S62219965A
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JP
Japan
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region
implanted
ions
substrate
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP6295686A
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English (en)
Inventor
Masaaki Uno
宇野 昌明
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、ICFET
)の製造において、ゲート電極のドレイン側終端を傾斜
面に整形し、チャネルドープを行う、基板の高濃度領域
がドレイン近傍のみに形成されるので、不純物散乱の影
響が殆どない状態で空乏層の拡がりを抑え、パンチスル
ーを防止することが出来る。
〔産業上の利用分野〕
□本発明はIGFETの製造方法に関わり、特に小型に
形成して而もパンチスルーを生じることのないICFE
Tの製造方法に関わる。
近年、集積口絡め高密化、パターンの微細化が進んでい
るが、IGFETを能動素子とする集積回路では、素手
の小型化に伴ってショートチャネル効果が藺題になって
いる。これは現象的には動作中のICFETの特性が動
的に変化するもので、パンチスルーによるものとホット
キャリヤによるものとがある。いづれも、素子の寸法が
縮小されたにもかかわらず、回路に供給される電源電圧
の方はあまり低くなっていないことから生じており、ド
レイン電流のうち、ゲート電圧によって制御出来ない成
分が増加する現象と言うこともできる。
本発明に関わるのはパンチスルーの方であって、これは
ドレイン領域から広がる空乏層がソース領域の空乏層と
連続すると短絡的に電流が流れる現象である。
これを防止するには空乏層の拡がりを抑えればよいから
、その目的で基板濃度を高めることが行われるが、基板
の不純物濃度が上がると不純物散乱が増し、移動度が低
下するので素子特性も低下することになる。
従って空乏層の拡がりを抑えるのに有効な部分だけを高
濃度化することが出来れば、不純物散乱の悪影響なしに
パンチスルー耐圧を高めることが出来て好都合である。
〔従来の技術〕
このように、ドレイン近傍のみチャネル領域の不純物濃
度を高めることは、素子の寸法を問題にしなければ従来
技術によっても可能である。これはソース領域とドレイ
ン領域を別個に処理し得ることが前提になっており、シ
ョートチャネル効果が問題になるほど小型化された素子
ではソース、ドレインの単独処理は通常不可能である。
従って、パンチスル一対策はいくつか提案されているも
のの、小型化されたICFET素子でドレイン近傍のみ
チャネル領域の不純物濃度を高める技術は未だ知られて
いない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、小型化されたICFET素子で、ドレ
イン近傍のみチャネル領域の不純物濃度を高める方法を
提供することである。更に言えば、ソースあるいはドレ
インの一方をマスクすることなく不純物元素をイオン注
入し、結果的にチャネル領域のドレイン側のみ基板濃度
を高めたIGFETの製造方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は特許請求の範囲の項に記された本発明の方法
によって達成されるが、本発明は、後出の実施例に従っ
て要約すると、ポリSiゲート電極のドレイン側端部を
傾斜面に整形し、基板と同じp型不純物であるボロンを
イオン注入し、チャネル領域のドレイン側を高濃度とす
るIGFETの製造方法である。
〔作 用〕
ポリSiゲート電極の端部が傾斜面となっているので、
その上からイオン注入を行うと、ポリSi層が薄い部分
ではボロンイオンはポリSi層とゲート絶縁膜を透過し
て基板内に注入され、ドレイン近傍のチャネル領域の基
板濃度を高める。ソース側ではポリSiゲート電極の端
部ははり垂直なので、注入されたボロンイオンはその前
或いは後に導入されたn型不純物とはり同様の範囲に分
布し、特にチャネル領域の基板濃度を高めることはない
、従って、ソース側では不純物散乱の増加はなく、素子
特性を劣化させることはない。
〔実施例〕
第1図は本発明の工程中の要部を示す模式断面図である
図に於いてlはp型Si基板、2はゲート絶縁膜であり
、ポリSiゲート3はその一方の端部がチャネル長方向
に傾斜している。このような断面形状のポリSi層をマ
スクとしてボロンをイオン注入すると、ポリSiが傾斜
している側では基板内でも注入されたイオンが同じ傾き
をもって分布することになる。
例えば、ポリSiゲートの一定部分の厚さを400人、
ボロンイオンの加速電圧を100K e V。
ドーズ量を1. OxlO”c m−”とすると、ボ’
J S iの厚さがおよそ200Å以下の部分ではこれ
を透過したボロンイオンが基板に注入され、それ以上の
厚みの部分では基板にまで到達しないので、これを熱処
理して活性化すると、p″領域4は図示の如くチャネル
長方向に深さが変化する形状となる。
該p’sff域のマスクされない部分の深さは0.4μ
m程度である。
これに対しゲート電極の端部が垂直な側では、ゲート電
極の縁に一致した領域4′にボロンがイオン注入される
次にボロンよりも浅く入る条件で砒素を多量にイオン注
入する。ゲート電極が傾斜した側ではボロンと同じ断面
形状で、それよりも浅い領域5がn型に変換されるので
、これをドレイン領域とする。垂直端側では領域5′が
n型に変換され、これがソース傾城となる。
このような処理で形成したIGFETでは、ドレイン側
のチャネル領域が高不純物濃度となっているので、空乏
層の拡がりが小さく、パンチスルーが生じ難い、他方、
ソース側ではチャネル領域にp°部分が殆どないので不
純物散乱は僅かである。
ドレイン側の空乏層の拡がりは、チャネル領域を高濃度
化しない場合通常の使用条件で0.2μm程度である、
上記実施例の処理によってドレイン側の基板濃度を略1
桁高めると、該領域での空乏層の拡がりは0.06μm
くらいになるので、ドレイン領域を包むp″領域厚さは
この程度あればよいことになる。これはゲート電極端部
の傾き及びボロン、砒素の注入条件を組み合わせて設定
することが出来る。
上記実施例に使用した断面台形状のポリSLゲート電極
は通常の技術によっても形成可能であるが、特に素子を
小型化した場合に有効なポリSiゲート電極整形方法を
次に開示する。
第2図は本発明での使用に適したゲート電極整形方法を
示す模式断面図である。
21は基板、22は上記実施例ではゲート絶縁膜である
SiOヨ膜、23はポリ5ift層であり、反応性イオ
ンエツチング(以下、RI E)による選択エツチング
のマスクとなるレジストパターン24が形成されている
。このレジストパターンはエツチングの進行に伴って形
状が変化するので、細線でエツチング開始時の形状が、
点線で途中の形状が、太線で終了時の形状が示されてい
る。ポリ5IN23も同様で細線はエツチング開始時の
表面、太線は終了時の表面である。
RIEはよく知られているように、電界方向に平行な方
向のみにエツチングが進行する異方性エツチングである
が、平行平板電極によって電界を固定し、その内部にウ
ェファを傾斜させて設置し、エツチング処理を行うと、
基板面に対し傾斜した方向に異方性エツチングが進行す
る。
従って、図示の如く斜め方向にRIEを施すと、ポリS
i層は点線で示す如くレジスト24の陰になる平行四辺
形の部分を残すようにエツチングが進行する筈である。
しかし、実際にはマスクとなるレジストもエツチングで
減耗するので、図ではマスクの右側に出来るレジストの
影は次第に短くなり、新しくエツチングの進行する領域
が現れる。その結果マスクの右側では、新しくRIEが
開始された部分では浅く、以前からR1,Eを受けてい
た部分では深くエツチングが行われ、図の太線で示すよ
うな斜面が形成される。
一方、レジストはその左側をエツチングされるので、当
初レジストに被覆さていた基板面も新しくRIBを受け
ることになり、レジストに近い部分は浅く、離れた部分
は深く斜めにエツチングされる結果、図示の如く垂直に
近い形状となる。なお、レジストの肩のところはRIB
の進行に伴って丸められるが、これは該工程に本質的な
影響を及ぼすものではないので省略されている。
ポリSi層の一方を傾斜、他方を垂直に仕上げるための
条件は、ポリStの厚さ、レジストの幅と高−さ、RI
Eの傾きと処理条件といった複数の要素を組み合わせて
定めることになるので、形成しようとするFETの設計
や処理装置に合わせて選択すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば特別なマスクを使
用することなく、IGFETのドレイン側のみ基板濃度
を高めることが出来るので、特性を低下させずに素子の
パンチスルー耐圧を向上させ、小型化することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工程中の要部を示す模式断面図・ 第2図は本発明での使用に適したゲート電極整形方法を
示す模式断面図である。 図において、 lはシリコン基板、 2はゲーl〜絶縁膜、 3はポリStゲート、 4.4′はB拡散領域、 5.5′はAs拡散領域、 21は基板、 22はSiO□膜、 23はポリSiN。 24はレジストである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板表面の互いに隔離された領域に反対導電型の
    不純物を導入し、それ以前或いは以後に前記不純物導入
    領域の間の基板表面上に絶縁皮膜を介してゲート電極を
    設ける絶縁ゲート型電界効果トランジスタの製造におい
    て、ゲート電極のドレイン側終端部を傾斜面に整形し、
    半導体基板と同導電型の不純物をイオン注入する工程を
    包含することを特徴とする絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタの製造方法。
JP6295686A 1986-03-20 1986-03-20 絶縁ゲ−ト型電界効果トランジスタの製造方法 Pending JPS62219965A (ja)

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ID=13215279

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8207594B2 (en) 2009-02-09 2012-06-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

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