JPS6221973Y2 - - Google Patents

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JPS6221973Y2
JPS6221973Y2 JP12813181U JP12813181U JPS6221973Y2 JP S6221973 Y2 JPS6221973 Y2 JP S6221973Y2 JP 12813181 U JP12813181 U JP 12813181U JP 12813181 U JP12813181 U JP 12813181U JP S6221973 Y2 JPS6221973 Y2 JP S6221973Y2
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JP
Japan
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towing
magnetic detection
cable
magnetic
section
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JP12813181U
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JPS5834070U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、海底における機雷などの爆発物を
はじめ各種金属物を探知する磁気探知器に関す
る。
従来より海底における機雷などの探査は、曳航
船にレバー等を介して架台を連設し、この架台に
磁気探知器を取付け、上記架台を海中に吊下して
探知するか、或いは磁気探知器を水中曳航体に取
付け、曳航して探知するなどの磁気探知によつて
行なわれている。
しかし、これでは、海中における架台及び曳航
体は水の抵抗が大きく、曳航速度が低いため探知
効率が低いという欠点があつた。
しかも、磁気探知器の取付け、回収を行う際、
架台及び曳航体はその都度曳航船などに引上げな
ければならないため、作業が大がかりとなり、取
扱いが不便であると共に、極めて煩雑なものであ
つた。
更に、磁気探知器を架台或いは曳航体に取付け
ているため、探知深さ、探知幅等が限定されて探
知範囲が狭いものであつた。そこで、従来からそ
の使用目的等に応じて探知範囲を変更できる新た
な磁気探知器の出現が望まれていた。
この考案は、上記欠点を鑑みてなされたもの
で、曳航ケーブルに所定の間隔をもつてコネクタ
部を有する分枝ケーブルを複数分枝し、このコネ
クタ部に磁気検出素子部と増幅部とより成る磁気
探知ユニツトを着脱自在に接続することにより、
探知範囲が広く、且つ取扱いが容易な磁気探知器
を提供するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの考案を
詳細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、1は磁気探知
器であつて、海中において機雷などの爆発物を探
知するものであり、曳航ケーブル2に複数個の磁
気探知ユニツト3が着脱自在に構成されたもので
ある。
この曳航ケーブル2は導体をカバー体により被
覆されて形成されており、ワイヤ状に所定長さの
長尺ものに構成されている。さらに、この曳航ケ
ーブル2には、全体或いはその一部に複数個の分
枝部4が形成され、この分枝部4は等間隔或いは
間隔を異にして設けられている。
上記分枝部4は小寸の分枝ケーブル4aが2股
状に前記曳航ケーブル2より分枝されて構成され
ており、この分枝ケーブル4aは導体がカバー体
により被覆されて形成され、その導体が曳航ケー
ブル2の導体に分枝接続されているものである。
さらに、上記分枝ケーブル4aの先端にはコネク
タ部4bが一体に形成されている。
一方、前記ユニツト3は、磁気検出素子部3a
と増幅部3bとが互いに接続され、カバー体によ
り被覆されて一体に円筒状に形成されている。こ
の磁気検出素子部3a及び増幅部3bは横長に配
設され、防水処置等がなされており、ユニツト3
は中性浮力に構成されている。
上記磁気検出素子部3aは1軸差動フラツクス
ゲートタイプ、3軸差動タイプなど各種の形式の
もので構成され、増幅部3bは検出素子部3aか
らの信号を増幅し、ユニツト3がこの増幅部3b
端側にて曳航ケーブル2に分枝ケーブル4aを介
して着脱自在となつている。
次に、第3図及び第4図に基づいてこの磁気探
知器1の使用例を説明する。
先ず、曳航ケーブル2にユニツト3を接続して
曳航船5に搭載する。この曳航船5の後部には回
転ドラム6が枢支されており、この回転ドラム6
に曳航ケーブル2が巻付けられる。
この曳航ケーブル2は海中に投入され、その先
端には展開器7が、途中には沈降器8が設けられ
ている。この展開器7及び沈降器8は凧の原理を
応用したもので、1枚もしくは格子状の板状体よ
り構成され、曳航船5の進行により、水の抵抗を
受け、展開器7は側方へ、沈降器8は下方へ移動
する。さらに展開器7及び沈降器8は曳航索9に
よつて船尾に連結されると共に、浮標10が連結
されている。
これにより、曳航ケーブル2は船尾より所定深
度に沈降し、浮標10にてその深度を保持し且つ
一側方に拡張して曳航される。従つて、磁気検出
素子部3aにより海中を広範囲に探知することに
なる。
また、第3図に示すように、ユニツト3は横方
向間隔Xが等間隔となるように配設することが好
ましい。
尚、実施例におけるユニツト3は円筒状に形成
したが、末尾にフイン等を取付けて水中曳航時の
安定化を図るようにしてもよい。
以上のようにこの考案によれば、曳航ケーブル
に所定の間隔をもつてコネクタ部を有する複数の
分枝ケーブルを分枝し、このコネクタ部に磁気検
出素子部と増幅部とより成る磁気探知ユニツトを
増幅部端側にて着脱自在に接続するようにしたた
めに、水中を曳航した際水の抵抗が小さく、特
に、ユニツトが流れに沿つて浮遊し、且つ曳航ケ
ーブルに大径部が形成されないので、水の低抗が
さらに小さくすることができるから、曳航速度を
高速にすることができ、探知効率を向上させるこ
とができる。しかも、探知深さ、探知幅を任意に
変更することができるので、広範囲の探知を行う
ことができる。
更に、1つのユニツトが故障しても、他のユニ
ツトに何ら影響を及ばさないので、探知を正確に
行うことができると共に、取替えも容易である。
また、ケーブル状に形成しているため、繰り出
し、回収を容易に行うことができ、特に、探知器
本体を取外すことにより、回転ドラム等に巻取る
ことができ、作業を容易に行うことができる。従
つて、通常のケーブル巻取装置を備えた船舶に搭
載することができ、汎用性が著しく拡大する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施態様を例示し、第1図は
磁気探知器の一部を示す平面図、第2図a及びb
は探知器本体の拡大平面図及び電気接続図、第3
図は探査時の概略平面図、第4図は同概略側面図
である。 1……磁気探知器、2……曳航ケーブル、3…
…磁気探知ユニツト、3a……磁気検出素子部、
3b……増幅部、4……分枝部、4a……分枝ケ
ーブル、4b……コネクタ部、5……曳航船、6
……回転ドラム、7……展開器、8……沈降器、
9……曳航索、10……浮標。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 曳航ケーブルに所定の間隔をもつて先端にコネ
    クタ部を有する複数の分枝ケーブルを設けると共
    に、磁気検出素子部とこの磁気検出素子部からの
    信号を増幅する増幅部とを連結して一体的に形成
    された複数の磁気探知ユニツトを設け、このユニ
    ツトを増幅部端側で上記コネクタ部に着脱自在に
    接続するようにし、水中を曳航させて金属物を磁
    気探知することを特徴とする磁気探知器。
JP12813181U 1981-08-29 1981-08-29 磁気探知器 Granted JPS5834070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12813181U JPS5834070U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 磁気探知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12813181U JPS5834070U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 磁気探知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834070U JPS5834070U (ja) 1983-03-05
JPS6221973Y2 true JPS6221973Y2 (ja) 1987-06-04

Family

ID=29921839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12813181U Granted JPS5834070U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 磁気探知器

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JP (1) JPS5834070U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5834070U (ja) 1983-03-05

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