JPS62218664A - 斜板型油圧装置 - Google Patents

斜板型油圧装置

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JPS62218664A
JPS62218664A JP61060401A JP6040186A JPS62218664A JP S62218664 A JPS62218664 A JP S62218664A JP 61060401 A JP61060401 A JP 61060401A JP 6040186 A JP6040186 A JP 6040186A JP S62218664 A JPS62218664 A JP S62218664A
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JP
Japan
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swash plate
ball joint
bearing hole
shoe
diameter
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JP61060401A
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English (en)
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JPH0319392B2 (ja
Inventor
Eiichirou Kawahara
河原 ▲えい▼一郎
Shuzo Nakatani
中谷 修三
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A6発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、シリンダブロックにその軸線を囲む環状配列
で複数のプランジャが摺合され、そのプランジャ群に対
向するとともに各プランジャの軸線と角度をなして1頃
斜した斜板にはシューが摺接され、180度以上の中心
角を有して縦断面円弧状にシューに設けられた軸受穴に
は、各プランジャに個別に連なるボールジヨイントが摺
合される斜板型油圧装置に関する。
(2)従来の技術 かかる斜板型油圧装置は、たとえば米国特許31928
68号公報によって公知である。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来技術では、ボールジヨイントの軸直角    
面への投影外径を軸受穴のUlj口縁直径よりも小さく
してボールジヨイントの軸受穴への嵌合を容易とするた
めに、球状のボールジヨイントの外面に軸直角面内で環
状となる溝を形成している。しかもボールジヨイントの
軸受穴への嵌合後には、嵌合時と異なる角度にボールジ
ヨイントを動かしている。
ところが斜板型油圧装置をポンプとして用いる場合に、
吐出圧を高めるために斜板の傾斜角を小さくしたりシリ
ンダ穴のピンチ円直径を小さくしたりすると、軸受穴の
位置を不変としたときには、ボールジヨイントが嵌合時
と同一姿勢となることがあり、連結が解除されるおそれ
がある。
そこで、従来ではボールジヨイントの溝に特殊なりリッ
プを取付けて連結解除を防止しているが、構造が複雑と
なる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、簡
単な構造で、ボールジヨイントとシューとの連結解除を
確実に防止し得るようにした斜板型油圧装置を提供する
ことを目的とする。
B1発明の構成 fil  問題点を解決するための手段本発明によれば
、ボールジヨイントは、軸受穴の開口縁直径よりも大な
る直径を有する円筒部と、軸受穴内面に摺接し得る曲率
半径を有して円筒部の両端に設けられる球面部とから成
る。
(2)作 用 ボールジヨイントは、シューに直交させた姿勢で軸受穴
に圧入される。圧入後には、円筒部が軸受穴の開口縁直
径よりも大なる直径を有するので、ボールジヨイントが
軸受穴内で如何なる姿勢になろうとも脱落することはな
い。
(3)実施例 以下、図面により本発明を斜板型油圧ポンプに適用した
ときの一実施例について説明すると、先ず第1図におい
て、固定の機枠1には軸受2を介して回転軸3が回転自
在に支承され、機枠1内で回転軸3にはシリンダブロッ
ク4がスプライン5を介して結合される。このシリンダ
ブロック4を間において、第1図で左側に斜板6、右側
に分配板7がそれぞれ配設される。
分配板7の外周には、シリンダブロック4を収容する筒
状ハウジング8が一体的に連設されており、シリンダブ
ロック4は軸受9を介してハウジング8で回転自在に支
承される。また分配板7の中心部には、シリンダブロッ
ク4を貫通した回転軸3の先端が軸受10を介して回転
自在に支承される。この分配板7およびシリンダブロッ
ク4の対向端面7a、4aを密接させるために、回転軸
3の途中にスプライン11を介して結合されたばね保持
体12と、シリンダブロック4との間にばばね13が縮
設される。
斜板6は、回転軸3を囲繞するカップ状の斜板ホルダ1
4内に嵌着されており、回転軸3に対して一定の傾斜角
度に保持される。
ハウジング8と斜板ホルダ14とはボルト15により結
合されており、両者8.14間には油室16が画成され
る。しかもハウジング8および斜板ホルダ14は適当な
固着手段により機枠1に固着される。
シリンダブロック4には、斜板6側端面から回転軸3と
平行に延びる複数のシリンダ穴17が回転軸3の回転軸
線まわりに等間隔をあけて設けられており、それらのシ
リンダ穴17にプランジャ18がそれぞれ摺合される。
各プランジャ18は対応するシリンダ穴17の閉塞端と
の間にポンプ室19を画成し、該ポンプ室19に連なる
ポンプボート20がシリンダブロック4の端面4aに開
口する。しかも全てのポンプポート20はシリンダブロ
ック4の回転軸線を中心とする同一円上に配設される。
一方、分配板7の前記端面7aには、その−半面に各ポ
ンプボート20に連通可能な弧状の吸入溝21が形成さ
れ、他生面にも各ポンプポート20に連通し得る弧状の
吐出溝22が形成される。
分配板7の外端面には、前記吸入および吐出溝21.2
2に個別に連通ずる吸入および吐出ボート23.24が
それぞれ開口されており、吸入ボート23には図示しな
い油圧モーフの低圧部に連なる導管25が接続され、ま
た吐出ボート24には上記油圧モータの高圧部に連なる
導管26が接続される。
各プランジャ18には、斜板6側端面に開口する有底穴
27がそれぞれ設けられており、各穴27に挿入された
連接杆28がその内端のボールジヨイント29を介して
プランジャ18と首振自在に連結される。また連接杆2
8は穴27外に突出しており、その外端のボールジヨイ
ント30を介して、斜板6の傾斜面6aに摺動自在に支
承された一体の円環状シュー31とも首振自在に連結さ
れる。
第2図において、ボールジヨイント30は、連接杆28
と同軸の円筒部32と、該円筒部32の両端外周縁で球
面状に形成される球面部33とから成る。一方、シュー
31には、ボールジヨイント30を支承するために、1
80度以上の中心角範囲で縦断面円弧状に形成された軸
受穴34が設けられる。
円筒部32の直径りは、軸受穴34の開口縁直径dより
もわずかに太きく  (D>d)定められており、球面
部33の曲率半径Rは軸受穴34の内面に摺接すべく定
められる。
これにより、ボールジヨイント30を、シュー31に対
して連接杆28を直交させた姿勢で軸受穴34に圧入、
嵌合することができる。
シュー31の斜板6に対向する摺動面には、軸受穴34
に対応して複数の油圧ポケット35が設けられており、
これらの油圧ポケット35に前記ポンプ室19を連通さ
せるために、プランジャ18、連接杆28およびシュー
31には一連の油孔36.37.38がそれぞれ穿設さ
れる。
シュー31は回転軸3を囲繞する円環状でかつ一体に形
成されるものであり、このシュー31の外周面は軸受3
9を介して斜板ホルダ14に支承される。またシュー3
1の内周には、斜板6とは反対側の端部でばね保持体1
2が摺接されており、ばね保持体12はシュー31側に
向けてばね13で弾発付勢される。これによりシュー3
1は回転軸3の軸線に沿う定位置で回転して斜板6上を
摺動することができる。
シリンダブロック4のシュ−31側端部には、傘歯車4
0が固設され、シュー31にはその傘歯車40に噛合す
る傘歯車41が一体に刻設される。
これらの傘歯車40.41は歯数を等しくした同朋歯軍
型に構成される。
機枠1の一側には、回転軸3により駆動される公知の歯
車型補給ポンプ42が装備されており、このポンプ42
の供給ポート43は、回転軸3内の油路44を介して油
室16に連通ずる。また油室16は油路45を介して分
配板7の吸入ボート23に連通ずる。さらに油路44は
逆止弁46を介して分配板7の吐出ボート24に連通ず
る。したがって補給ポンプ42は油室16.吸入ボート
23および吐出ボート24に、それぞれの圧力低下に応
じて給油することができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、回転軸3を
図示しない駆動源により駆動してシリンダブロック4を
回転すると、シリンダブロック4は同期歯車すなわち傘
歯車40.41を介してシュー31を同期的に回転せし
める。このシューの回転に伴って、斜板6の傾斜面6a
の下り側にあるプランジャ18は、斜板6からシュー3
1および連接杆28を介してポンプ室19を加圧する吐
出行程を与えられ、また前記傾斜面6aの上り側にある
プランジャ18はポンプ室19を減圧する吸入行程を与
えられる。この吸入行程では、ポンプボー)20が吸入
溝21に連通して、吸入ボート23に連なる油圧モータ
の低圧部から作動油がポンプ室19に吸入され、また前
記吐出行程では、ポンプボート20が吐出溝22に連通
して、ポンプ室19で加圧された圧油が吐出ボート24
から油圧モータの高圧部に供給される。
このような作動中、斜板6すなわちシュー31の傾きに
起因して、連接杆28の両端のポールジョイン)29.
30の中心の軌跡は、同一円筒面には収まらないので、
連接杆28はプランジャ18の有底穴27内でポールジ
ヨイント29を支点としてわずかに揺動し、その揺動は
プランジャ18に拘束されることはない。
またポンプ室19で加圧された圧油は、油孔36.37
.38を通って油圧ポケット35に供給され、該油圧ポ
ケット35でシュー31を斜板6から離間させる方向に
作用する。これにより、プランジャ18からシュー31
に及ぼす推力の一部を打消してシュー31と斜板6との
接触圧力を低減させるとともに、シュー31および斜板
6の摺動面を潤滑する。その結果、シュー31は斜板6
に接触しつつ円滑に回転する。
さらに、プランジャ18群のほぼ半数は、常に吐出行程
にあり、連接杆28を介して、シュー31の半周部分を
斜板6に向けて押圧しているので、その押圧力はシュー
31の他の半周部分にも及ぶ。
したがってシュー31は摺動面全体を斜板6に向けて常
に押付けられることになり、吸入行程側のポンプ室19
に何等からの原因によって急激な圧力低下が生じてもシ
ュー31の一部が斜板6から浮き上ることはない。
ところで、連接杆28とシュー31とを連結するための
ボールジヨイント30を対応する軸受穴34に嵌合する
際には、連接杆28をシュー31に直交させた姿勢でボ
ールジヨイント30を軸受穴34に冷間圧入する。そう
すると、ボールジヨイント30における円筒部32の直
径りが軸受穴34の開口縁直径dよりも大きく、しかも
球面部33の直径も前記直径dより当然大きいので、ボ
ールジヨイント30が軸受穴34内で如何なる姿勢とな
っても、軸受穴34から脱落することはない。
以上の実施例では連接杆28にボールジヨイント30を
設けた場合について説明したが、本発明はプランジャに
ボールジヨイントを設けてシューに連結するものについ
ても実施することができる。
また本発明を油圧モータに通用することも可能である。
C9発明の効果 以上のように本発明によれば、ボールジヨイントは、軸
受穴の開口縁直径よりも大となる直径を有する円筒部と
、軸受穴内面に摺接し得る曲率半径を有して円筒部の両
端に設けられる球面部とから成るので、構造が極めて簡
単であり、ボールジヨイントを軸受穴に圧入して嵌合し
た後は、軸受穴からボールジヨイントが脱落することを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は縦
断面図、第2図はボールジヨイントおよびシューの一部
の分解縦断面図である。 4・・・シリンダブロック、6・・・斜板、18・・・
プランジャ、30・・・ボールジヨイント、31・・・
シュー、32・・・円筒部、33・・・球面部、34・
・・軸受穴特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社
第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダブロックにその軸線を囲む環状配列で複数のプ
    ランジャが摺合され、そのプランジャ群に対向するとと
    もにプランジャの軸線と角度をなして傾斜した斜板には
    シューが摺接され、180度以上の中心角を有して縦断
    面円弧状にシューに設けられた軸受穴には、各プランジ
    ャに個別に連なるボールジョイントが摺合される斜板型
    油圧装置において、前記ボールジョイントは、軸受穴の
    開口縁直径よりも大なる直径を有する円筒部と、軸受穴
    内面に摺接し得る曲率半径を有して円筒部の両端に設け
    られる球面部とから成ることを特徴とする斜板型油圧装
    置。
JP61060401A 1986-03-18 1986-03-18 斜板型油圧装置 Granted JPS62218664A (ja)

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JP61060401A JPS62218664A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 斜板型油圧装置

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JPS62218664A true JPS62218664A (ja) 1987-09-26
JPH0319392B2 JPH0319392B2 (ja) 1991-03-14

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