JPS6221841A - ウオ−タジエツトル−ムによる高密度モノフイラメント織物の製織方法 - Google Patents
ウオ−タジエツトル−ムによる高密度モノフイラメント織物の製織方法Info
- Publication number
- JPS6221841A JPS6221841A JP60159424A JP15942485A JPS6221841A JP S6221841 A JPS6221841 A JP S6221841A JP 60159424 A JP60159424 A JP 60159424A JP 15942485 A JP15942485 A JP 15942485A JP S6221841 A JPS6221841 A JP S6221841A
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- Japan
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- water jet
- jet loom
- density
- weaving
- water
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は２機能性印刷用スクリーン紗等の高密度モノフ
ィラメント織物の製織方法に関するものである。
ィラメント織物の製織方法に関するものである。
（従来の技術）
エレクトロニクス分野の顕著な発展により１機能性印刷
の需要は拡大され、これらに使用されるポリエステルま
たはポリアミドモノフィラメント紗等はさらに高密度に
せねばならず、かっての捺染用スクリーン時代からのシ
ャトル織機では高密度織物用に必要な筬羽が薄＜、天地
が低い筬が使用できないことから、グリッパ−織機へ生
産方式が変更されつつあるが、この場合繊機価格が非常
に高く、製織加工費が高くなり、織機の機構上油入れ、
グリッパガイドの当り筋等が発生懸念され。
の需要は拡大され、これらに使用されるポリエステルま
たはポリアミドモノフィラメント紗等はさらに高密度に
せねばならず、かっての捺染用スクリーン時代からのシ
ャトル織機では高密度織物用に必要な筬羽が薄＜、天地
が低い筬が使用できないことから、グリッパ−織機へ生
産方式が変更されつつあるが、この場合繊機価格が非常
に高く、製織加工費が高くなり、織機の機構上油入れ、
グリッパガイドの当り筋等が発生懸念され。
製織時に細心の注意とノウハウが必要とされてきた。本
発明者は、今後需要増が見込まれ、益々要求品質度の厳
しくなるスクリーン紗を安価に、しかも容易に生産する
方法を鋭意研究の結果１本発明に到達したものである。
発明者は、今後需要増が見込まれ、益々要求品質度の厳
しくなるスクリーン紗を安価に、しかも容易に生産する
方法を鋭意研究の結果１本発明に到達したものである。
本発明者は、ウォータジェットルームが緯入れに水を使
用することにより、製織の準備に長時間を要するスクリ
ーン紗の生産には筬に錆が発生するため使用が困難視さ
れていたのに対し、ウォータジェットルームの高生産性
、高性能による割安な機械価格、省エネルギー、省力化
の特性に着眼し、ウォータジェットルームが使用できな
かった問題点の解消について鋭意研究の結果本発明に敗
ったもので、高生産性、高品位でしかも安価なスクリー
ン紗等の高密度モノフィラメント織物を製織することが
可能となった。
用することにより、製織の準備に長時間を要するスクリ
ーン紗の生産には筬に錆が発生するため使用が困難視さ
れていたのに対し、ウォータジェットルームの高生産性
、高性能による割安な機械価格、省エネルギー、省力化
の特性に着眼し、ウォータジェットルームが使用できな
かった問題点の解消について鋭意研究の結果本発明に敗
ったもので、高生産性、高品位でしかも安価なスクリー
ン紗等の高密度モノフィラメント織物を製織することが
可能となった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、従来使用が困難とされてきたウォータジェッ
トルームによる１００〜３００本／吋（１００〜３００
メツシユ）の高密度モノフィラメント織物の製織方法を
可能とすることである。
トルームによる１００〜３００本／吋（１００〜３００
メツシユ）の高密度モノフィラメント織物の製織方法を
可能とすることである。
（問題点を解決するための手段および作用）本発明は、
５〜３０デニールのポリエステルまたはポリアミドモノ
フィラメントからの経緯密度が各々１００〜３００本／
吋の高密度織物をウォータジェットルームを用いて製織
するに際し、噴射水に防錆剤を純分換算で０．０５重量
％以上連続的または間歇的に添加し製織することを特徴
とするウォータジェットルームによる高密度モノフィラ
メント織物の製織方法である。
５〜３０デニールのポリエステルまたはポリアミドモノ
フィラメントからの経緯密度が各々１００〜３００本／
吋の高密度織物をウォータジェットルームを用いて製織
するに際し、噴射水に防錆剤を純分換算で０．０５重量
％以上連続的または間歇的に添加し製織することを特徴
とするウォータジェットルームによる高密度モノフィラ
メント織物の製織方法である。
従来よりウォータジェットルームは緯入れに水を使用す
るため、スチール製の筬は使用が困難とされ、水で錆の
発生しないステンレス製の筬が使用されている。しかし
、スクリーン紗等の高密度で均整性を要求される織物に
は、流調に経糸を１本人れすることが要求されるため、
極めて流調の薄い高密度筬が要求され、ステンレスでは
製作が困難である。
るため、スチール製の筬は使用が困難とされ、水で錆の
発生しないステンレス製の筬が使用されている。しかし
、スクリーン紗等の高密度で均整性を要求される織物に
は、流調に経糸を１本人れすることが要求されるため、
極めて流調の薄い高密度筬が要求され、ステンレスでは
製作が困難である。
さらに高密度化が要求されればされるほど、流調の薄い
ものが要求されるため、筬自体の強度の面から筬の高さ
く天地）を低くすることが必須条件であり、超高密度流
では内天地が４０ｔｍ以下が要求され、従来のウォータ
ジェットルームでは開口量の面で機械の構造上も難点が
ある。
ものが要求されるため、筬自体の強度の面から筬の高さ
く天地）を低くすることが必須条件であり、超高密度流
では内天地が４０ｔｍ以下が要求され、従来のウォータ
ジェットルームでは開口量の面で機械の構造上も難点が
ある。
本発明者らは、この２点の問題点を解決するために鋭意
研究の結果１次の対策により問題点を解決した。
研究の結果１次の対策により問題点を解決した。
まず、緯入れ時の水によって筬が錆びるのを防ぐことを
検討するため、該水中へ防錆剤を種々の濃度で添加し、
該水溶液中にスチール製の筬を漫潰し、錆の発生状態を
観察した結果２通常の防錆剤を含まぬ水は２０時間の浸
漬で著しく錆が発生するのに対し、防錆剤を純分にて０
．０５重量％以上含有する水は、２００時間以上浸漬し
ても全く錆が生ぜず、また、亜硝酸系や燐酸系防錆剤で
あれば、緯糸の飛走性能は勿論、砲金、しんちゅう等の
金属製のポンプ、ノズル等の浸蝕や、得られたスクリー
ン紗の精練等の後加工に全く支障をきたさないことが判
明した。
検討するため、該水中へ防錆剤を種々の濃度で添加し、
該水溶液中にスチール製の筬を漫潰し、錆の発生状態を
観察した結果２通常の防錆剤を含まぬ水は２０時間の浸
漬で著しく錆が発生するのに対し、防錆剤を純分にて０
．０５重量％以上含有する水は、２００時間以上浸漬し
ても全く錆が生ぜず、また、亜硝酸系や燐酸系防錆剤で
あれば、緯糸の飛走性能は勿論、砲金、しんちゅう等の
金属製のポンプ、ノズル等の浸蝕や、得られたスクリー
ン紗の精練等の後加工に全く支障をきたさないことが判
明した。
この場合、防錆剤は亜硝酸系や燐酸系にて水溶性のもの
を用いる。防錆剤の添加方法としては。
を用いる。防錆剤の添加方法としては。
製織用水槽に一定量添加するか、ウォータジェットルー
ムに設置された噴射水の水槽へ点滴装置にて一定量添加
する。噴射水への添加は連続的に行う方が望ましいが１
間歇的に行うことも可能である。なお、筬を洗滌する作
用も見受けられ、流目づまりの解消にも役立つ。
ムに設置された噴射水の水槽へ点滴装置にて一定量添加
する。噴射水への添加は連続的に行う方が望ましいが１
間歇的に行うことも可能である。なお、筬を洗滌する作
用も見受けられ、流目づまりの解消にも役立つ。
他方、筬天地が４０龍以下の低い筬を使用できるよう、
織機面の改造を検討の結果、織機のリードストロークを
８Ｏｎ＋以下に短縮することにより使用可能となる結論
を得た。
織機面の改造を検討の結果、織機のリードストロークを
８Ｏｎ＋以下に短縮することにより使用可能となる結論
を得た。
以上のごとくにて、従来スクリーン紗等の高密度モノフ
ィラメント織物をウォータジェットルームで製織するの
が困難とされていた問題点は基本的に解消され、実用試
験結果においても全く問題なく製織できた。しかし、防
錆剤を純分にて０．０５重量％以上添加するため、これ
による製織加工費は高価になり、ウォータジェットルー
ムの利点。
ィラメント織物をウォータジェットルームで製織するの
が困難とされていた問題点は基本的に解消され、実用試
験結果においても全く問題なく製織できた。しかし、防
錆剤を純分にて０．０５重量％以上添加するため、これ
による製織加工費は高価になり、ウォータジェットルー
ムの利点。
すなわち生産効率の高いことによる製織加工費の低減効
果を半減してしまう。これには２回収装置を使用するこ
とにより防錆剤を循環使用することによって加工費の合
理化は計り得る。なおこの際。
果を半減してしまう。これには２回収装置を使用するこ
とにより防錆剤を循環使用することによって加工費の合
理化は計り得る。なおこの際。
夏期にはバクテリア発生防止の対策が必要である。
また、糸の種類や織物の構造によっては、経糸または緯
糸に防錆剤を付着せしめることによって防錆剤の使用量
を減少し２回収装置を設置せずとも生産コストを低下す
ることもできる。
糸に防錆剤を付着せしめることによって防錆剤の使用量
を減少し２回収装置を設置せずとも生産コストを低下す
ることもできる。
（実施例）
実施例１
２０デニールのナイロン七ノフィラメントを経糸および
緯糸として、経緯密度を１７５本／吋（１７５メソシユ
）とした高密度の織物を。
緯糸として、経緯密度を１７５本／吋（１７５メソシユ
）とした高密度の織物を。
リードストロークを７６鶴に改造したウォータジェット
ルーム（目星 ＬＷ４１型）と１６１羽／吋のスチール
調流を用いて４００回／分の運転速度にて製織した。そ
の際、医療用点検装置にて純分４０％の亜硝酸系防錆剤
（日華化学製 Ａ−５１７８）を、噴射水中に平均濃度
で０．２重量％となるように添加した。その結果。
ルーム（目星 ＬＷ４１型）と１６１羽／吋のスチール
調流を用いて４００回／分の運転速度にて製織した。そ
の際、医療用点検装置にて純分４０％の亜硝酸系防錆剤
（日華化学製 Ａ−５１７８）を、噴射水中に平均濃度
で０．２重量％となるように添加した。その結果。
１５日間連続運転しても製織性は勿論、懸念されたスチ
ール調流に錆の発生は認められず２品位良好なナイロン
紗を得ることができた。
ール調流に錆の発生は認められず２品位良好なナイロン
紗を得ることができた。
実施例２
２０デニールのポリエステルモノフィラメントを経糸お
よび緯糸として、経緯密度を２５０本／吋（２５０メツ
シユ）のスクリーン紗を得るため、ウォータジェットル
ーム（津田駒 ＺＷ２００）を用いて、該織機のリード
ストロークを６５１ｍに変更し、筬は天地３８龍、２４
０羽／吋のスチール製とし、噴射水中に燐酸系防錆剤（
日華化学製 Ａ−５１７８Ｂ） ０．１重量％、消泡剤
シリコン０．０１重量％を含有させ。
よび緯糸として、経緯密度を２５０本／吋（２５０メツ
シユ）のスクリーン紗を得るため、ウォータジェットル
ーム（津田駒 ＺＷ２００）を用いて、該織機のリード
ストロークを６５１ｍに変更し、筬は天地３８龍、２４
０羽／吋のスチール製とし、噴射水中に燐酸系防錆剤（
日華化学製 Ａ−５１７８Ｂ） ０．１重量％、消泡剤
シリコン０．０１重量％を含有させ。
２０日間連続運転した結果、製織性は良好であり、筬に
錆は全くなく、シャトル織機、グリッパ−織機で認めら
れる筬へのモノマー、残油分付着も全くなく、織物品位
の良好なスクリーン紗が得られた。また１本職機には噴
射水回収装置を設置したが、簡単な濾過機能を有するも
ので十分機能することが判明した。
錆は全くなく、シャトル織機、グリッパ−織機で認めら
れる筬へのモノマー、残油分付着も全くなく、織物品位
の良好なスクリーン紗が得られた。また１本職機には噴
射水回収装置を設置したが、簡単な濾過機能を有するも
ので十分機能することが判明した。
（発明の効果）
本発明は、ウォータジェットルームにより高密度モノフ
ィラメント織物を製織する方法に関するものであり、従
来のシャトル織機、グリッパ−織機に比較して織欠点が
少なく、安価な識別工費にて生産できることが特徴であ
り、利用範囲も広いものである。
ィラメント織物を製織する方法に関するものであり、従
来のシャトル織機、グリッパ−織機に比較して織欠点が
少なく、安価な識別工費にて生産できることが特徴であ
り、利用範囲も広いものである。
特許出願人 ユニ亭力株式会社
手続釘１を上書（自発）
昭和６０年 ８月３０日
１、事件の表示
特願昭６０−１５９４２４号
２６発明の名称
ウォータージェットルームによる高密度モノフィラメン
ト織物の製織方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県尼崎市東本町１丁目５０番地〒５４１ 住 所 大阪市東区北久太部町４丁目６８番地名称ユニ
亭力株式会社特許部 ５、補正の内容 （１）明細書第２頁第１０行目の「入れ」を「汚れ」と
訂正する。
ト織物の製織方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県尼崎市東本町１丁目５０番地〒５４１ 住 所 大阪市東区北久太部町４丁目６８番地名称ユニ
亭力株式会社特許部 ５、補正の内容 （１）明細書第２頁第１０行目の「入れ」を「汚れ」と
訂正する。
（２）明細書第５頁第１２行目の「製織用水槽」を「貯
留水槽」と訂正する。
留水槽」と訂正する。
Claims (1)
- ５〜３０デニールのポリエステルまたはポリアミドモノ
フィラメントからの経緯密度が各々１００〜３００本／
吋の高密度織物を、ウォータジェットルームを用いて製
織するに際し、噴射水に防錆剤を純分換算で０．０５重
量％以上連続的または間歇的に添加し、製織することを
特徴とするウォータジェットルームによる高密度モノフ
ィラメント織物の製織方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159424A JPS6221841A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−タジエツトル−ムによる高密度モノフイラメント織物の製織方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159424A JPS6221841A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−タジエツトル−ムによる高密度モノフイラメント織物の製織方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221841A true JPS6221841A (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15693439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60159424A Pending JPS6221841A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−タジエツトル−ムによる高密度モノフイラメント織物の製織方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6221841A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5370163A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-22 | Toray Industries | Method of weaving by means of water jet loom |
| JPS5378366A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-11 | Toray Industries | Method of weaving by means of water jet loom |
| JPS54116459A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-10 | Unitika Ltd | Weaving method of water jet loom |
| JPS6065144A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | 旭化成株式会社 | ウオ−タ−ジエツトル−ムの製織方法 |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP60159424A patent/JPS6221841A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5370163A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-22 | Toray Industries | Method of weaving by means of water jet loom |
| JPS5378366A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-11 | Toray Industries | Method of weaving by means of water jet loom |
| JPS54116459A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-10 | Unitika Ltd | Weaving method of water jet loom |
| JPS6065144A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | 旭化成株式会社 | ウオ−タ−ジエツトル−ムの製織方法 |
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