JPS6221804A - 導体を取りつけた排便処理具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は寝たっきりの人や赤ちゃんなどが排便をした
とき、水リレーを利用して排便処理具の導体に微弱な電
流を流す。その電流を増幅し、ブザーに連結し、他の人
に知らせることができるようにした排便処理具に関する
ものである。排便処理具の代表例としておしめカバーが
あるので、以下排便処理具の代わりにおしめカバーと記
述する。

従来の技術 従来のおしめカバーでは、内側のおしめに手で直接触れ
ない限り、排便の有無を確かめる方法はなかった。

発明が解決しようとする問題点 排便の水分でおしめが少しでもぬれると、水リレーを利
用しておしめカバーの導体を通して電流が流れ、ブザー
の音で他の人に知らせることができるようにする。

問題点を解決するための手段 おしめカバーの内側に金属などの導体を取りつけた様子
を透視的に第１図に示す。排便があったとき、その大便
や小便の水分によって導体が電極となり、電流を流せる
ようにしておけばよい。もちろん、この電流は微弱なの
で人体には全く影響がない。

作用 排便があったとき、おしめがぬれてくるので、導体の箇
所から水リレー回路へ連結すれば、微弱な電流が流れる
。この電流を増幅すれば、ブザーが鳴るようにし、他の
人は排便のあったことがわかる。第２図は人がおしめカ
バーをし、水リレー、ブザーへと連結した様子を示して
いる。

実施例 寝たっきりの老人にこの発明したおしめカバーを使用す
ると、手で直接に触れて調べなくても、ブザーの音で排
便のあったことを知ることができおしめ交換をすぐする
ことができた。人の排便について、２つの導体間に加え
た直流の電圧（１．５Ｖと９Ｖ）で、導体の間隔と電流
値の関係を第１表に示す。

この微弱な電流を水リレーを利用して増幅すればブザー
を鳴らすことができる。

使い捨てのおしめでは、このおしめの中に導体を取りつ
けておく。これを透視的に第３図に示す。

また、第４図のように導体を包含した網目、薄板状のし
きものをおしめと既成のおしめカバーとの間に入れても
良好な結果がえられた。このしきものを排便処理だけに
使用しやすく作ってあるので排便処理具の一部である。

発明の効果 現在、社会は高齢化時代に入っており、寝たっきりの老
人の面倒をみることは大きな仕事である。

特に意識があまりなかったり、感覚麻痺している老人の
世話をする者にとって、毎回手で触れてみて排便を調べ
ることは大変である。そこでこれらの排便処理具を使う
と、排便の有無がブザーの音によってすぐわかり、排便
処理の世話が非常に楽になる。

【図面の簡単な説明】

１・・・おしめカバー　２・・・導体　３・・・水リレ
ー４・・・ブザー　５・・・使い捨ておしめ　６・・・
しきもの

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 大便あるいは小便が出たとき、離れた２つの導体間に水
   リレーを利用して微弱な電流を流すことができるように
   した排便処理具を特徴とする。