JPS6221745Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221745Y2 JPS6221745Y2 JP1981074524U JP7452481U JPS6221745Y2 JP S6221745 Y2 JPS6221745 Y2 JP S6221745Y2 JP 1981074524 U JP1981074524 U JP 1981074524U JP 7452481 U JP7452481 U JP 7452481U JP S6221745 Y2 JPS6221745 Y2 JP S6221745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front bracket
- starter
- gear cover
- gear
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 2
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- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスタータ、特に二輪車その他小型車両
用のスタータの耐水構造に関するものである。
用のスタータの耐水構造に関するものである。
第1図は従来公知のスタータの1例を示すもの
で、1はロータを内蔵するヨーク、2はフロント
ブラケツト、3はギヤを内蔵するギヤカバーであ
り、これらによりスタータの主要部分を構成し、
該ギヤカバー3を介してエンジン側のケース4に
取付けられる。5,6はOリング、7はガスケツ
ト、8はフロントブラケツト2の通気口、9はギ
ヤ側のボールベアリングである。二輪車等用のス
タータにあつてはA−Aで示されるエンジン側取
付面より右側の部分が大気中に露出しているの
で、雨や雪、ほこり等のスタータ内部への浸入を
防止するためヨーク1とフロントブラケツト2、
フロントブラケツト2とギヤカバー3の合い面に
は図示のごとくOリング5やガスケツト7を配し
てシールしている。ところがこのような構造では
スタータ作動時やエンジン側からの伝熱によりス
タータ内部の温度が高くなり、圧力が高くなると
構造上空気圧に対して最も弱い部分のガスケツト
やOリングから空気が外部にもれ、内圧を大気圧
と等しくする現象が生ずる。この時雨やはねた泥
水がスタータにかかると内部の空気は冷却されて
圧力が低下して今度は逆に外気を吸いこむことに
なる。この様ないわゆる呼吸作用によりスタータ
内部に水が入ると錆の発生やブラシ、軸受の異常
摩耗等を生じ、スタータ不作動の原因となること
がある。
で、1はロータを内蔵するヨーク、2はフロント
ブラケツト、3はギヤを内蔵するギヤカバーであ
り、これらによりスタータの主要部分を構成し、
該ギヤカバー3を介してエンジン側のケース4に
取付けられる。5,6はOリング、7はガスケツ
ト、8はフロントブラケツト2の通気口、9はギ
ヤ側のボールベアリングである。二輪車等用のス
タータにあつてはA−Aで示されるエンジン側取
付面より右側の部分が大気中に露出しているの
で、雨や雪、ほこり等のスタータ内部への浸入を
防止するためヨーク1とフロントブラケツト2、
フロントブラケツト2とギヤカバー3の合い面に
は図示のごとくOリング5やガスケツト7を配し
てシールしている。ところがこのような構造では
スタータ作動時やエンジン側からの伝熱によりス
タータ内部の温度が高くなり、圧力が高くなると
構造上空気圧に対して最も弱い部分のガスケツト
やOリングから空気が外部にもれ、内圧を大気圧
と等しくする現象が生ずる。この時雨やはねた泥
水がスタータにかかると内部の空気は冷却されて
圧力が低下して今度は逆に外気を吸いこむことに
なる。この様ないわゆる呼吸作用によりスタータ
内部に水が入ると錆の発生やブラシ、軸受の異常
摩耗等を生じ、スタータ不作動の原因となること
がある。
このような呼吸作用を防止するためにはスター
タ内部とブリーザ孔やパイプを有するエンジン側
ケースとの間を通気できるようにする必要がある
が、例えば第2図A,Bに示すごとき通気口3a
をギヤカバー3に設けようとすると、ボールベア
リング9の外径D1に対してインロー径D2が大き
くなるので小型軽量なスタータを提供し得なかつ
た。
タ内部とブリーザ孔やパイプを有するエンジン側
ケースとの間を通気できるようにする必要がある
が、例えば第2図A,Bに示すごとき通気口3a
をギヤカバー3に設けようとすると、ボールベア
リング9の外径D1に対してインロー径D2が大き
くなるので小型軽量なスタータを提供し得なかつ
た。
本考案はこの点に改良を加えたもので、第3図
A,Bおよび第4図A,Bにその実施の1例を示
す。第3図において、溝3bはボールベアリング
9の外周に連接するようにギヤカバー3に設けら
れてエンジン側ケース内とギヤカバー内とを連通
している。したがつて第2図に示す場合に比しイ
ンロー径D2を小さくすることができる。また第
4図において、フロントブラケツト2にはギヤカ
バー内とヨーク内を連通する孔が設けられ、該孔
がヨーク内においてブラシホルダ10により塞が
れて迷路11となつている。該迷路11によつて
ブラシ粉などが前記孔に入ることを防止してい
る。
A,Bおよび第4図A,Bにその実施の1例を示
す。第3図において、溝3bはボールベアリング
9の外周に連接するようにギヤカバー3に設けら
れてエンジン側ケース内とギヤカバー内とを連通
している。したがつて第2図に示す場合に比しイ
ンロー径D2を小さくすることができる。また第
4図において、フロントブラケツト2にはギヤカ
バー内とヨーク内を連通する孔が設けられ、該孔
がヨーク内においてブラシホルダ10により塞が
れて迷路11となつている。該迷路11によつて
ブラシ粉などが前記孔に入ることを防止してい
る。
本考案によると次の効果を生ずる。
(1) 内圧の急激な変動に対してもエンジン側と通
気が行なわれるのでスタータ内部への浸水を防
止できる。
気が行なわれるのでスタータ内部への浸水を防
止できる。
(2) これらの構造は鋳造時に一体に形成されるの
で後工程を必要とせず、コストアツプの要因と
ならない。
で後工程を必要とせず、コストアツプの要因と
ならない。
(3) しかもギヤカバーの外形寸法が変わらないの
で小型軽量にして性能の優れたスタータを提供
できる。
で小型軽量にして性能の優れたスタータを提供
できる。
第1図は従来公知のものの1例を示す一部断面
図、第2図はA,B同じく要部拡大一部側面図お
よび断面図である。第3図A,Bおよび第4図
A,Bは本考案実施の1例を示す要部拡大一部側
面図および断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1:ヨ
ーク、2:フロントブラケツト、3:ギヤカバ
ー、3a:通気口、3b:通気用の溝、4:エン
ジンケース、5:Oリング、6:Oリング、7:
ガスケツト、8:通気口、9:ボールベアリン
グ、10:ブラシホルダ、11:迷路、12:ボ
ールベアリング。
図、第2図はA,B同じく要部拡大一部側面図お
よび断面図である。第3図A,Bおよび第4図
A,Bは本考案実施の1例を示す要部拡大一部側
面図および断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1:ヨ
ーク、2:フロントブラケツト、3:ギヤカバ
ー、3a:通気口、3b:通気用の溝、4:エン
ジンケース、5:Oリング、6:Oリング、7:
ガスケツト、8:通気口、9:ボールベアリン
グ、10:ブラシホルダ、11:迷路、12:ボ
ールベアリング。
Claims (1)
- ヨークおよびフロントブラケツトに支承された
ロータ軸、該ロータ軸に固着されたコミテータに
摺接するブラシ、このブラシを収納しフロントブ
ラケツトに固定された略リング状のブラシホル
ダ、前記フロントブラケツトから突出したロータ
軸に形成されたギヤと噛合うドライブギヤ、この
ドライブギヤが固着されフロントブラケツトとギ
ヤカバーに支承された出力軸を具え、該ギヤカバ
ーを介してエンジン側ケースに取付けられたスタ
ータにおいて、該ギヤカバーの軸受部に連接して
エンジン側ケース内とギヤカバー内とを連通する
溝を形成するとともに、前記フロントブラケツト
にはギヤカバー内とヨーク内とを連通する孔を形
成し、該フロントブラケツトの孔はヨーク内にお
いてブラシホルダによつて迷路を構成されること
を特徴とするスタータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074524U JPS6221745Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074524U JPS6221745Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186660U JPS57186660U (ja) | 1982-11-26 |
JPS6221745Y2 true JPS6221745Y2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=29870293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981074524U Expired JPS6221745Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221745Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572443B2 (ja) * | 1989-05-24 | 1997-01-16 | 株式会社日立製作所 | 雰囲気溜室を備える装置及びスタータ |
JP5390267B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2014-01-15 | カヤバ工業株式会社 | 電動モータ |
EP4087100A4 (en) * | 2019-12-30 | 2022-12-28 | NISSAN MOTOR Co., Ltd. | ELECTRIC MOTOR UNIT |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5451423A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 | Toshiba Corp | Picture display unit |
JPS5464932A (en) * | 1977-11-02 | 1979-05-25 | Toshiba Corp | Picture display unit |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55134519U (ja) * | 1979-03-19 | 1980-09-24 | ||
JPS55148352U (ja) * | 1979-04-10 | 1980-10-25 |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP1981074524U patent/JPS6221745Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5451423A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 | Toshiba Corp | Picture display unit |
JPS5464932A (en) * | 1977-11-02 | 1979-05-25 | Toshiba Corp | Picture display unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186660U (ja) | 1982-11-26 |
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