JPS62217190A - 高速増殖炉用構造部材 - Google Patents
高速増殖炉用構造部材Info
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- JPS62217190A JPS62217190A JP61059201A JP5920186A JPS62217190A JP S62217190 A JPS62217190 A JP S62217190A JP 61059201 A JP61059201 A JP 61059201A JP 5920186 A JP5920186 A JP 5920186A JP S62217190 A JPS62217190 A JP S62217190A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、中性子の照射を被むる環境で、応力負荷を伴
って高温で使用される新規なオーステナイト鋼で作製さ
れた高速増殖炉用構造部材に係り5中性子照射によるス
エリングが低く、高温での強度が優れた高速増殖炉用構
造部材に関する。
って高温で使用される新規なオーステナイト鋼で作製さ
れた高速増殖炉用構造部材に係り5中性子照射によるス
エリングが低く、高温での強度が優れた高速増殖炉用構
造部材に関する。
高線量の中性子雰囲気下にあって、さらにW6温で応力
の負荷を受けながら使用されるオーステナイト鋼製高速
増殖炉構造部材は、高温での中性子照射によって起る体
積膨張(スエリング)や、高温負荷状態に起因したクリ
ープが生じやすい。このため、耐スエリング性と高温強
度を重ね添えたオーステナイト鋼の開発が試みられてい
る。その先行技術には、特開昭56−1.27756号
に示される様に、特定元素例えば、Tit V+ Zr
、Nb等を一定の組合わせ及び配合欲で製造する方法が
知られている。
の負荷を受けながら使用されるオーステナイト鋼製高速
増殖炉構造部材は、高温での中性子照射によって起る体
積膨張(スエリング)や、高温負荷状態に起因したクリ
ープが生じやすい。このため、耐スエリング性と高温強
度を重ね添えたオーステナイト鋼の開発が試みられてい
る。その先行技術には、特開昭56−1.27756号
に示される様に、特定元素例えば、Tit V+ Zr
、Nb等を一定の組合わせ及び配合欲で製造する方法が
知られている。
しかし、従来の技術では、オーステナイト鋼に添加した
Ti、V、Zr、Nb等の特定合金元素の組合せ方や添
加量の検討が狭い範囲でしが研究されていなかったため
、耐スエリング性と高温強度を両立させて改善する効果
が不充分であった。
Ti、V、Zr、Nb等の特定合金元素の組合せ方や添
加量の検討が狭い範囲でしが研究されていなかったため
、耐スエリング性と高温強度を両立させて改善する効果
が不充分であった。
つまりどちらか一方の特性だけが良好である反面、他の
特性が改善前と同様であったり、それ以下になってしま
う場合すらあった6例えば、Nbの単独添加は耐スエリ
ング性の改善が乏しく、またVは単独またはZrと複合
添加すると高温強度は著しく向上するものの、耐スエリ
ング性は無添加のものより悪化する傾向にある。またT
iやZrの添加はオーステナイト鋼中のctの如何んに
よった耐スエリング性が左右される。すなわちTiの添
加は低C量(例えば0.02重量%以下)の鋼では、耐
スエリング性は不充分であり、逆にZrはC量が0.0
5重量%程度以上の場合、照射中に粗大炭化物が形成さ
れ、それがボイドの核生成サイトになるため耐スエリン
グ性の改善はおもわしくない、さらにTiとZrを複合
添加すると耐スエリング性はC量の多少にかかわらず、
著しい向上を示すが、高温強度の改善効果は不充分であ
る。従来の技術には1以上の様な問題と共に、これら特
定元素の添加量がc4との関係で検討されていないため
、耐スエリング性と高温強度の重ね合いの優位性が低い
という問題があった。
特性が改善前と同様であったり、それ以下になってしま
う場合すらあった6例えば、Nbの単独添加は耐スエリ
ング性の改善が乏しく、またVは単独またはZrと複合
添加すると高温強度は著しく向上するものの、耐スエリ
ング性は無添加のものより悪化する傾向にある。またT
iやZrの添加はオーステナイト鋼中のctの如何んに
よった耐スエリング性が左右される。すなわちTiの添
加は低C量(例えば0.02重量%以下)の鋼では、耐
スエリング性は不充分であり、逆にZrはC量が0.0
5重量%程度以上の場合、照射中に粗大炭化物が形成さ
れ、それがボイドの核生成サイトになるため耐スエリン
グ性の改善はおもわしくない、さらにTiとZrを複合
添加すると耐スエリング性はC量の多少にかかわらず、
著しい向上を示すが、高温強度の改善効果は不充分であ
る。従来の技術には1以上の様な問題と共に、これら特
定元素の添加量がc4との関係で検討されていないため
、耐スエリング性と高温強度の重ね合いの優位性が低い
という問題があった。
本発明は、耐スエリング性と高温強度の両方の特性が同
時に優れているオーステナイト鋼で作製され高速増殖炉
用構造部材を提供することを目的とする。
時に優れているオーステナイト鋼で作製され高速増殖炉
用構造部材を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段〕
本発明は、550’Cで中性子照射量IQ2jln/d
の照射を受けたときのスウリング量が0.1%以下及び
650’C,26kg/wa” テ(1)’) U −
フ1)k断晴間が600時間以上を有するオーステナイ
ト鋼によって構成されていることを特徴とする高速増殖
炉用部材にある。
の照射を受けたときのスウリング量が0.1%以下及び
650’C,26kg/wa” テ(1)’) U −
フ1)k断晴間が600時間以上を有するオーステナイ
ト鋼によって構成されていることを特徴とする高速増殖
炉用部材にある。
特に重量%で、cr9〜26%、Ni6〜45%、Mo
3%以下、Si2%以下、M n 3%以下。
3%以下、Si2%以下、M n 3%以下。
P0.02%未満、T30.001%未満、残部Fs及
び不可避不純物からなるような標準的なオーステナイト
ステンレス鋼に、■及びTi又はこれにC11を規定量
添加し、さらにCを限定量添加したものが好ましい。こ
れらの添加量は重量%でV0.10〜0.5%、 T
i 0.05〜0.i39%及びCu0.5〜5.0%
m’あlJ、 同時にCtを0.04〜0.15%に規
定することにより極めて優れた耐スエリング性及び高温
強度を同時に具備したオーステナイト鋼製の高速増殖炉
用構造部材が得られる。
び不可避不純物からなるような標準的なオーステナイト
ステンレス鋼に、■及びTi又はこれにC11を規定量
添加し、さらにCを限定量添加したものが好ましい。こ
れらの添加量は重量%でV0.10〜0.5%、 T
i 0.05〜0.i39%及びCu0.5〜5.0%
m’あlJ、 同時にCtを0.04〜0.15%に規
定することにより極めて優れた耐スエリング性及び高温
強度を同時に具備したオーステナイト鋼製の高速増殖炉
用構造部材が得られる。
以下、本発明鋼について詳しく説明する。
本発明部材は、Cr、Niを含有する各種オーステナイ
ト系鋼を基本成分鋼とし、V、Ti。
ト系鋼を基本成分鋼とし、V、Ti。
Cuを規定量複合添加すると共にC量を規定した鋼によ
って作製することを特徴とする。(元素添加量の表示は
以下重量%とする。) V、 T i 、 Cuを規定量複合添加すると共にC
量を規制することにより、優れた耐スエリング性と高温
強度を同時に具備することができる。直接的にはCuの
添加は主に高温強度向上に効果があり耐スエリング性に
はほとんど影響しない。Tiは主に耐スエリング性向上
に効果がある。■は高温強度の向上に大きな効果を発揮
するが、スエリングに対する作用は複雑で、Tiと複合
添加したときに限り、耐スエリング性向上に効果を現わ
す。
って作製することを特徴とする。(元素添加量の表示は
以下重量%とする。) V、 T i 、 Cuを規定量複合添加すると共にC
量を規制することにより、優れた耐スエリング性と高温
強度を同時に具備することができる。直接的にはCuの
添加は主に高温強度向上に効果があり耐スエリング性に
はほとんど影響しない。Tiは主に耐スエリング性向上
に効果がある。■は高温強度の向上に大きな効果を発揮
するが、スエリングに対する作用は複雑で、Tiと複合
添加したときに限り、耐スエリング性向上に効果を現わ
す。
つまりC量が0.01%程度と低い場合、■の単独添加
は標準の316鋼より悪化し、またTiを単独添加して
もスエリング抑制効果は不充分である。しかしVとTi
tt複合して適量添加するとスエリング抑制効果は著し
く大きくなる。一方1通常のC:Jt(例えば0.07
%程度)が存在する場合、vt4を独添加は同様のスエ
リングを悪化させるが、Tiの単独添加はスエリング抑
制効果が大きい。さらに適量のVとTiの複合添加は優
れたスエリング抑制効果を発揮する。つまりスエリング
を助長するV単独添加の効果は、Tiと複合添加するこ
とにより、スエリング抑制効果に反転させることができ
ることを発見した。
は標準の316鋼より悪化し、またTiを単独添加して
もスエリング抑制効果は不充分である。しかしVとTi
tt複合して適量添加するとスエリング抑制効果は著し
く大きくなる。一方1通常のC:Jt(例えば0.07
%程度)が存在する場合、vt4を独添加は同様のスエ
リングを悪化させるが、Tiの単独添加はスエリング抑
制効果が大きい。さらに適量のVとTiの複合添加は優
れたスエリング抑制効果を発揮する。つまりスエリング
を助長するV単独添加の効果は、Tiと複合添加するこ
とにより、スエリング抑制効果に反転させることができ
ることを発見した。
本発明者らの詳細な研究によると、■を単独で添加した
場合、C量の多少にかかわらず、■原子あるいはv−C
等の複合体が、スエリングの原因であるボイドと呼ばれ
る空隙の核生成を助長して耐スエリング性を悪化させる
。しかし適量のVとTiの複合添加した場合、VはTi
と共に照射点欠陥のトラッピングサイトとしてat、点
欠陥の消滅を促進すると同時に、■及びTiを含む微細
な炭化物または析出物が、照射で形成した転位の上に析
出して転位の成長を抑制する役割を果たす。
場合、C量の多少にかかわらず、■原子あるいはv−C
等の複合体が、スエリングの原因であるボイドと呼ばれ
る空隙の核生成を助長して耐スエリング性を悪化させる
。しかし適量のVとTiの複合添加した場合、VはTi
と共に照射点欠陥のトラッピングサイトとしてat、点
欠陥の消滅を促進すると同時に、■及びTiを含む微細
な炭化物または析出物が、照射で形成した転位の上に析
出して転位の成長を抑制する役割を果たす。
このような機構でスエリングが著しく抑制されたと考え
られる。
られる。
一方、スエリング抑制効果を発揮するゴiの単 1独添
加(但し、通常C駄の場合)は、高温強度を若干上昇さ
せるものの、著しい向上効果はない。
加(但し、通常C駄の場合)は、高温強度を若干上昇さ
せるものの、著しい向上効果はない。
従って優れた耐スエリング性と高温強度を同時に達成す
るには、是非ともVとTiを複合して添加 1する必要
がある。
るには、是非ともVとTiを複合して添加 1する必要
がある。
但し、高温強度の向−にの目安は、高温クリープ破断時
間で判断し、標準316鋼の3倍を越えるものを優れた
鋼材とみなす。これは、高速増殖炉″もんじゆ″の低燃
焼運転に適用される予定のオ 1−ステナイト鋼の寿命
が、標準316鋼の3倍であることから、その以上の高
温強度特性を得ためである。
間で判断し、標準316鋼の3倍を越えるものを優れた
鋼材とみなす。これは、高速増殖炉″もんじゆ″の低燃
焼運転に適用される予定のオ 1−ステナイト鋼の寿命
が、標準316鋼の3倍であることから、その以上の高
温強度特性を得ためである。
このような優れた高温強度が得られ、さらにスエリング
がほとんど起こらない鋼材は、V、Ti。
がほとんど起こらない鋼材は、V、Ti。
Cu、IGの添加量を各々0.10,0.05,0.5
0.04%以上とし、かつ同時に添加することにより達
成される。しかし、■は0.5% を越えると耐スエリ
ング性が著しく損われるため、0..10〜0.5%と
することが必要である。
0.04%以上とし、かつ同時に添加することにより達
成される。しかし、■は0.5% を越えると耐スエリ
ング性が著しく損われるため、0..10〜0.5%と
することが必要である。
Tiは0.14以上添加すると延性の低下が顕著となる
ため、0.05〜0.139%が望ましい。
ため、0.05〜0.139%が望ましい。
Cuは5%より多くなると、溶接性を低下させると共に
、粒界を脆化させるので、0.5〜5.0%とする必要
がある。より好ましい添加量は2〜3%である。
、粒界を脆化させるので、0.5〜5.0%とする必要
がある。より好ましい添加量は2〜3%である。
Cは0.】5% を越えると加工性、溶接性が著しく低
下するので、0.04〜0.15%とする必要がある。
下するので、0.04〜0.15%とする必要がある。
Siは脱酸剤として添加するが、多すぎると溶接性及び
延性が低下するので2%を上限・とする。
延性が低下するので2%を上限・とする。
好ましくは0.4〜1.0%である。
Mnもまた脱酸剤として添加するが、多すぎると耐食性
及び耐酸化性を低めるため3.0% を上限とする。好
ましくは2%以下で、1〜2%がより好ましい。
及び耐酸化性を低めるため3.0% を上限とする。好
ましくは2%以下で、1〜2%がより好ましい。
Crは高温強度、耐酸化性、耐食性を得るために重要な
元素であり、この効果を得るには9〜26%で充分であ
る。好ましくは14〜20%である。
元素であり、この効果を得るには9〜26%で充分であ
る。好ましくは14〜20%である。
Niはオーステナイト組織を作り、高温強度を得るため
に重要な元素である。鋼をオーステナイトに保つために
は6%以上であるが、45%を越えると高価となると共
に高温強度にも効果が得られない。好ましくは10〜1
5%である。
に重要な元素である。鋼をオーステナイトに保つために
は6%以上であるが、45%を越えると高価となると共
に高温強度にも効果が得られない。好ましくは10〜1
5%である。
MOはオーステナイトマトリックスを強化し。
一部は炭化物として析出し、高温強度を向上させるため
に添加するのが有効であるが、3.0%より多くなると
加工性及び耐酸化性が低下し、シグマ相が析出しやすく
なる6好ましくは2〜3%である。
に添加するのが有効であるが、3.0%より多くなると
加工性及び耐酸化性が低下し、シグマ相が析出しやすく
なる6好ましくは2〜3%である。
Pは高温における延性や加工性を低下させる。
TiやVも同様の効果をもつが、これらの添加量を多く
するためPの添加量は不純物として通常含有される量の
半分未満すなわち0.02%未満とするのが望ましい。
するためPの添加量は不純物として通常含有される量の
半分未満すなわち0.02%未満とするのが望ましい。
Bは、低融点化合物を形成し、熱間加工性及び溶接性を
阻害するので、故意に添加することは避け、 0.00
1%未満の不純物程度に添加量を抑えておくことが望ま
しい。
阻害するので、故意に添加することは避け、 0.00
1%未満の不純物程度に添加量を抑えておくことが望ま
しい。
本発明鋼を用いて、製品を作製するには、溶解、鍛造後
、熱間圧延を行い、焼鈍と冷間塑性加工とを繰返して最
終形状に持っていくが、最終製品が溶体化のままでもよ
いし、冷間塑性加工率3〜20%の状態を残して使用す
るのが高温強度を保持する点からより望ましい。
、熱間圧延を行い、焼鈍と冷間塑性加工とを繰返して最
終形状に持っていくが、最終製品が溶体化のままでもよ
いし、冷間塑性加工率3〜20%の状態を残して使用す
るのが高温強度を保持する点からより望ましい。
より好ましい組成は、flk遺%で、C0,05〜0.
07%、Si0.4〜0.7%、Mn1.5〜! 1.
8%、Ni12〜15%、Cr14〜17%、M o
1 、8〜2 、5%、Cu2〜2.5%、V0.20
〜0.4%、Ti0.08〜0.139%、P0.01
〜0.02%未満、 B0.001%未満である。加工
率は10〜20%が好ましい。
07%、Si0.4〜0.7%、Mn1.5〜! 1.
8%、Ni12〜15%、Cr14〜17%、M o
1 、8〜2 、5%、Cu2〜2.5%、V0.20
〜0.4%、Ti0.08〜0.139%、P0.01
〜0.02%未満、 B0.001%未満である。加工
率は10〜20%が好ましい。
第1表に示す組成からなる鋼材を供試材として。
照射試験及びクリープ破断試験を行った。このうち本発
明鋼は&1〜11.比較鋼はNa12〜20である。照
射試験用の供試材は、3 m tまで熱間圧延後、lX
l0−1sPaの真空中で1573KX30分間の均一
化熱処理を行い、冷間圧延で0.2m t、の薄板にし
た後、3mmφの円盤に打抜いて真空中で1423KX
15分間の溶体化処理をし。
明鋼は&1〜11.比較鋼はNa12〜20である。照
射試験用の供試材は、3 m tまで熱間圧延後、lX
l0−1sPaの真空中で1573KX30分間の均一
化熱処理を行い、冷間圧延で0.2m t、の薄板にし
た後、3mmφの円盤に打抜いて真空中で1423KX
15分間の溶体化処理をし。
水中に急冷した。その後、ツインジェノ1−法による電
解研摩により、電子wi微鏡用薄膜として照射試験した
。
解研摩により、電子wi微鏡用薄膜として照射試験した
。
一方、クリープ破断試験用の供試材は、溶解、鍛造後、
熱間圧延を行い、焼鈍と冷間塑性加工とを繰返してクリ
ープ破断試験片を作製した。ここで試験用には1373
にで1時間の固溶化処理を施したままのもの(冷間塑性
加工無し)と固溶化処理後引張加工により10%の塑性
加工を施して試験片形状にしたもの(冷間塑性加工無)
を用意した。
熱間圧延を行い、焼鈍と冷間塑性加工とを繰返してクリ
ープ破断試験片を作製した。ここで試験用には1373
にで1時間の固溶化処理を施したままのもの(冷間塑性
加工無し)と固溶化処理後引張加工により10%の塑性
加工を施して試験片形状にしたもの(冷間塑性加工無)
を用意した。
照射試験は中性子照射を模擬する実験として、超高圧電
子1m鏡を用いた電子線照射により実施した6条件は、
加速電圧IMeV、温度830にで、照射量が中性子照
射量に換算して約8X10”n / cdまで照射した
。この照射量の換算は照射による損傷量で合わせた。中
性子換算照射量で8×10”n/cdのときの、照射部
の透過電顕写真からボイドの個数、大きさを測定して、
ボイドの総体積ΔVを計算した後、下式によりスエリン
グ量(%)を算出した。
子1m鏡を用いた電子線照射により実施した6条件は、
加速電圧IMeV、温度830にで、照射量が中性子照
射量に換算して約8X10”n / cdまで照射した
。この照射量の換算は照射による損傷量で合わせた。中
性子換算照射量で8×10”n/cdのときの、照射部
の透過電顕写真からボイドの個数、大きさを測定して、
ボイドの総体積ΔVを計算した後、下式によりスエリン
グ量(%)を算出した。
■
但し、■は照射部の測定視野の体積である。第2表の一
部はこの結果を示す。
部はこの結果を示す。
一方、クリープ試験は温度925に、応力26kg /
lra ”で行った。その結果は、クリープ破断時間
で表し、第2表にスエリング量と共に示した。
lra ”で行った。その結果は、クリープ破断時間
で表し、第2表にスエリング量と共に示した。
標準316鋼(試料&13)の破断時間が約200時間
弱であるので、これより3倍以上寿命の長い。
弱であるので、これより3倍以上寿命の長い。
高温強度の優れた鋼は破断時間が600時間以上の供試
材である。
材である。
耐スエリング性が、標準316fl材(スエリングは約
14%)の100分の1以下になる様な優れた特性を示
し、かつ高温強度が標準316鋼材の3倍を越える特性
を兼ね添えた本発明鋼材は、試料翫1〜11である。特
にNa5〜11はクリープ試験前に10%の冷間塑性加
工が施されており、クリープ破断l、′?間が標準33
16鋼の5倍以上と極めて優れた高温強度特性を示した
。
14%)の100分の1以下になる様な優れた特性を示
し、かつ高温強度が標準316鋼材の3倍を越える特性
を兼ね添えた本発明鋼材は、試料翫1〜11である。特
にNa5〜11はクリープ試験前に10%の冷間塑性加
工が施されており、クリープ破断l、′?間が標準33
16鋼の5倍以上と極めて優れた高温強度特性を示した
。
本発明によるオーステナイト鋼部材は、高速増殖炉中で
中性子照射量が10”nvt、以上の高温環境で使用さ
れるに好適であり、−例として第3表に、本発明のオー
ステナイト鋼製高速増殖炉々内部品を示す。またこれら
の部品の斜視図を第1図〜第3図において、ハンドリン
グヘッド1、上部パッド2、中間パッド3、ラッパ管4
.ノックパー5.燃料ビン組枠6.下部パッド7、エン
トランスノズル8.スペーサワイヤ9.ストッパバネ(
またはプレナムスリーブ)10.プレナムバネ11.燃
料被覆管12、上部端栓13.下部端栓14であり、こ
れらは本発明に係る部品である。
中性子照射量が10”nvt、以上の高温環境で使用さ
れるに好適であり、−例として第3表に、本発明のオー
ステナイト鋼製高速増殖炉々内部品を示す。またこれら
の部品の斜視図を第1図〜第3図において、ハンドリン
グヘッド1、上部パッド2、中間パッド3、ラッパ管4
.ノックパー5.燃料ビン組枠6.下部パッド7、エン
トランスノズル8.スペーサワイヤ9.ストッパバネ(
またはプレナムスリーブ)10.プレナムバネ11.燃
料被覆管12、上部端栓13.下部端栓14であり、こ
れらは本発明に係る部品である。
また燃料ピンa、燃料ペレットbである。第4図におい
て、ハンドリングヘッド1.ラッパ管4、燃料被覆’T
?12. 炉容器15.I[板16、上部炉心支持板1
7.下部炉心支持板18.連結管19であり、これらは
本発明が適用される部品である。
て、ハンドリングヘッド1.ラッパ管4、燃料被覆’T
?12. 炉容器15.I[板16、上部炉心支持板1
7.下部炉心支持板18.連結管19であり、これらは
本発明が適用される部品である。
第5図は本発明鋼の一使用例を示す高速増殖炉用燃料棒
の断面構成図である6核分裂生成物質22は被覆管21
内に挿入され、バネ24によって固定され、上端23及
び下端23′によってそれぞれ封じられている。被覆管
21として、第1表のNa 5の合金を用い、外径6〜
7m、肉厚0.4〜0.5mのパイプを、真空溶解、鍛
造後、熱間押出し、焼鈍後、ピルガ−ミルにて冷間塑性
加工と焼鈍とを繰返し、製造した8最後の冷間塑性加工
率は15%である。製造された被覆管は図に示すように
核燃料物質が挿入され、両端に各々端栓を溶接によって
封止される。溶接は電子ビーム溶接が適用された。押出
し後の焼鈍は1373〜1423にで行った。
の断面構成図である6核分裂生成物質22は被覆管21
内に挿入され、バネ24によって固定され、上端23及
び下端23′によってそれぞれ封じられている。被覆管
21として、第1表のNa 5の合金を用い、外径6〜
7m、肉厚0.4〜0.5mのパイプを、真空溶解、鍛
造後、熱間押出し、焼鈍後、ピルガ−ミルにて冷間塑性
加工と焼鈍とを繰返し、製造した8最後の冷間塑性加工
率は15%である。製造された被覆管は図に示すように
核燃料物質が挿入され、両端に各々端栓を溶接によって
封止される。溶接は電子ビーム溶接が適用された。押出
し後の焼鈍は1373〜1423にで行った。
以上のように、本発明によれば、中性子照射によるスエ
リングが著しく低いと同時に高い高温強度を重ね添えた
オーステナイト鋼製の高速増殖炉用構造部材を提供でき
る。具体的には、スエリングが標準オーステナイト鋼の
100分の1以下。
リングが著しく低いと同時に高い高温強度を重ね添えた
オーステナイト鋼製の高速増殖炉用構造部材を提供でき
る。具体的には、スエリングが標準オーステナイト鋼の
100分の1以下。
I■温強度が標準オーステナイト鋼の3倍を越える性能
をもつオーステナイト鋼製の高速増殖炉用構造部材を1
本発明により提供することができる。
をもつオーステナイト鋼製の高速増殖炉用構造部材を1
本発明により提供することができる。
第1図〜第3図は本発明に係る高速増殖炉の燃料集合体
及びその構成部品の斜視図、第4図は本発明に係る高速
増殖炉の炉心構造物の要部を断面図及び第5図は本発明
に係る燃料棒の断面図である。 1・・・ハンドリングヘッド、2・・・上部パッド、3
・・・中間パッド、4・・・ラッパ管、5・・・ノック
バー、6・・・燃料ビン組枠、7・・・下部パッド、8
・・・エントランスノズル、9・・・スペーサワイヤ、
10・・・ストッパバネ、11・・・プレナムバネ、1
2.21・・・燃料波rIl管、13・・・上部端栓、
14・・・下部端栓、15・・・炉容器、16・・・整
流板、17・・・上部炉心支持体、18・・・下部炉心
支持体、19・・・連結管。
及びその構成部品の斜視図、第4図は本発明に係る高速
増殖炉の炉心構造物の要部を断面図及び第5図は本発明
に係る燃料棒の断面図である。 1・・・ハンドリングヘッド、2・・・上部パッド、3
・・・中間パッド、4・・・ラッパ管、5・・・ノック
バー、6・・・燃料ビン組枠、7・・・下部パッド、8
・・・エントランスノズル、9・・・スペーサワイヤ、
10・・・ストッパバネ、11・・・プレナムバネ、1
2.21・・・燃料波rIl管、13・・・上部端栓、
14・・・下部端栓、15・・・炉容器、16・・・整
流板、17・・・上部炉心支持体、18・・・下部炉心
支持体、19・・・連結管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、550℃で中性子照射量10^2^3m/cm^2
の照射を受けたときのスウリング量が0.1%以下及び
650℃、26kg/mm^2でのクリープ破断時間が
600時間以上を有するオーステナイト鋼によつて構成
されていることを特徴とする高速増殖炉用部材。 2、前記オーステナイト鋼が、重量%でC0.04〜0
.15%、Si2%以下、Mn3%以下、Cr9〜26
%、Ni6〜45%、Mo3%以下、P0.02%未満
、B0.001%未満、Ti0.05〜0.139%、
V0.10〜0.5%を含み、残部が実質的にFeから
なり、冷間塑性加工状態を有する特許請求の範囲第1項
に記載の高速増殖炉用部材。 3、前記オーステナイト鋼が、重量%でC0.04〜0
.15%、Si2%以下、Mn3%以下、Cr9〜26
%、Ni6〜45%、Mo3%以下、P0.02%未満
、B0.001%未満、Ti0.05〜0.139%、
V0.10〜0.5%、Cu0.5〜5.0%を含み、
残部が実質的にFeからなる特許請求の範囲第1項に記
載の高速増殖炉用部材。 4、前記オーステナイト鋼によつて高速増殖炉用燃料被
覆管が構成されている特許請求の範囲第1項〜第3項の
いずれかに記載の高速増殖炉用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059201A JPS62217190A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 高速増殖炉用構造部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059201A JPS62217190A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 高速増殖炉用構造部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62217190A true JPS62217190A (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=13106573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61059201A Pending JPS62217190A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 高速増殖炉用構造部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62217190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997009456A1 (fr) * | 1995-09-01 | 1997-03-13 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Acier inoxydable austenitique a forte teneur en nickel, resistant aux degradations imputables a l'irradiation neutronique |
US5753177A (en) * | 1994-03-10 | 1998-05-19 | Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan | High-Ni austenitic stainless steel having excellent high-temperature strength |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP61059201A patent/JPS62217190A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5753177A (en) * | 1994-03-10 | 1998-05-19 | Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan | High-Ni austenitic stainless steel having excellent high-temperature strength |
WO1997009456A1 (fr) * | 1995-09-01 | 1997-03-13 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Acier inoxydable austenitique a forte teneur en nickel, resistant aux degradations imputables a l'irradiation neutronique |
US5976275A (en) * | 1995-09-01 | 1999-11-02 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | High-nickel austenitic stainless steel resistant to degradation by neutron irradiation |
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