JPS62216649A - セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置 - Google Patents

セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置

Info

Publication number
JPS62216649A
JPS62216649A JP5811686A JP5811686A JPS62216649A JP S62216649 A JPS62216649 A JP S62216649A JP 5811686 A JP5811686 A JP 5811686A JP 5811686 A JP5811686 A JP 5811686A JP S62216649 A JPS62216649 A JP S62216649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
exhaust
vertical roller
dust collector
roller mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5811686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0685879B2 (ja
Inventor
潔 霜出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP5811686A priority Critical patent/JPH0685879B2/ja
Publication of JPS62216649A publication Critical patent/JPS62216649A/ja
Publication of JPH0685879B2 publication Critical patent/JPH0685879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、セメントクリンカまたは高炉スラブ等の被粉
砕物を粉砕する竪型ローラミルのシステムに関するもの
である。
[従来の技術] セメント製造に於けるクリンカまたは、高炉スラブの粉
砕装置として、竪型ローラミルを使用することは、従来
使用されているチューブミルによる粉砕方式に比較して
電力消費量が少ないという利点を有するが、竪型ローラ
ミルの粉砕原理は。
粉砕された粒子の分級、搬送に気流を利用するという、
いわゆる、エアースウェプト作用であるために大量の空
気をミルに導入する必裳が有り、これがために、ミル排
気を処理する集a機も大型にならざるを得す、チューブ
ミルによる粉砕方式と比較した場合、どうしても設備費
が高くなるという欠点が有った。そこで、第4図で示す
、従来の一般的な竪型ローラミルによるクリンカ粉砕の
フローシートに対して、第5図で示すように、上述の欠
点を解消するために、竪型ローラミル(以下ミルと称す
)9の後方に、たとえば、サイクロンなどの小集塵機1
3およびファン15を設置し、ミル排気の一部を循環ダ
クト16を通してミル9に再循環し、集JIA機lOに
到達するガス量を減じることによって集塵機10および
排風4!112の小型化を図る方策も試みられているが
、この場合は、このサイクロン13によるガス流の圧力
損失が全体の系の圧力損失に付加され、それによって、
系の電力消費量が増大する欠点がある。
また、竪型ローラミルにて、たとえば、セメントクリン
カを粉砕する場合、通常被粉砕物(クリ7カ、石膏、他
)には水分がほとんど無く、乾燥状態でミルに投入され
るため、粉砕テーブル上にてローラによる粉砕を行なう
際に、ローラの被粉砕物への噛み込みが悪く、ローラが
スリップし、このためにミルの振動が大きく粉砕効率が
低下するという欠点が有った。
また、セメン]・原料を高温焼成するロータリキルンか
ら排出される高温のタリン力を冷却するタリンカクーラ
として最もよく用いられているグレート式クーラは冷却
効率および熱回収効率はすぐれているが、タリンカの冷
却に大量の空気を必要とし、従ってタリンカクーラから
の排気量も大きく、この排気を処理する集Ia1機も大
型のものが必要で、設備費が高くなる欠点が有った。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、以上のような従来の欠点、すなわち、ランニ
ングコストの増加、粉砕効率の低下、タリンカターラ排
気の大量ガス処理などを解消するためになされたもので
あり、竪型ローラミルによるタリンカまたは高炉スラグ
の粉砕効率の向上、粉砕設備費の低減を図ることが可能
な、粉砕システムを提供することを目的としている。
[問題を解決するための手段コ 本発明は、上記の問題点を解決するために、被粉砕物の
乾燥熱源としてタリンカクーラの排気をミルに導入し、
かつ、タリンカクーラの排気と当該ミルの排気の集塵を
同一の集塵機にて処理するように構成したものである。
また、装置の場合には、タリンカクーラから大集塵機に
至る配管の途中より、竪型ローラミルへ小集塵機、小フ
ァンを経由して導入する配管を設け、かつ、竪型ローラ
ミルの排気を前記の大集塵機へ導く配管を設けるととも
に、竪型ローラミルの乾燥熱源の回収用の循環配管を、
大東J!141に後置される排風機の後から、もしくは
、大集塵機へ至る前記竪型ローラミルの排気管から竪型
ローラミルへ配設するように構成したものである。
[作用] 本発明では、タリンカクーラの排気を一部バイパスして
ミルの乾燥熱源および空気搬送の媒体に使用し、ミルを
通過後の排気は、残りのクーラ排気と合流して集塵機に
入る。また、集塵機を通過後の清浄ガスをミル循環用と
して、その一部は再ガスを、ミルから集塵機へ至る配管
途中で予備集塵してミルへ戻すことも可能である。
[実施例コ 以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明の詳細な説
明する。
第1図ないし第3図は、本発明のそれぞれ異なる実施例
を示すフローシートである。第1図において、たとえば
、タリン力粉砕設備の場合、クリンカ1石膏、およびそ
の他の添加物はそれぞれの貯蔵ホッパl 、2.3から
定量供給機4,5.6にて所定の量はど引出され、集合
コンベア7、エアーシールゲート8を通じてミル9に投
入される。
この被粉砕物への水の添加は、集合コンベア7上、ある
いは、ミル9への投入シュート中へ、あるいは、ミル内
部へ行なわれる。水の添加量が多すぎると製品セメント
中のIg、1oss (灼熱減量)が増加し、製品セメ
ントの品質低下および疑凝結の原因となる恐れが有るた
め、製品セメントに対して重量比1〜2%に抑える必要
がある。
てサイクロン22に入り、ここで粗大ダスト37は取除
かれる。この粗大ダストは、クリンカクーラにて冷却さ
れたクリンカ36とともにクリンカ貯蔵庫へ送られる。
サイクロン22を出たクリンカクーラ排気はファン24
を経てミル9に導入されるが、ミルに導入されるガスと
しては2被粉砕物に添加された水分を乾燥、蒸発するに
必要かつ十分な熱量を保有すると同時に、ミル内部にお
けるエアースウェプト作用を行なわしめるに必要な風量
を有することが必要である。また、セメントの疑凝結を
ひき起こす原因となる石膏の分解反応を防ぐため、ミル
に入るガスの温度は100℃前後以下に抑える必要があ
る。
クリンカクーラ排気の温度は通常200〜250℃程度
であるが、この温度および量はクリンカ焼成設備系の運
転条件によって、大きく変動することがある。また、ミ
ルの乾燥粉砕のために必要な風量および熱量は、設置さ
れるミルの粉砕能力によって変る。従ってクリンカクー
ラ排気の有する、’?[および風量をミルの必要とする
熱量および風量に適合させるべく、次の設備および操作
を行なう。
まず、ミル入口空気温度を調整するために。
ファン25により大気空気をクリンカクーラ排気に混入
させ減温する。この冷風量はファン25に付属するダン
パ26の開度を調整することによって行なう、また、ク
リンカクーラ排気量とファン25による冷風量のみでは
ミルの必要風量が不足する場合は、ミル排気の一部を循
環ダクト29を通してミルに再循環させてこれを補う。
また、クリンカクーラ排気の保有する熱ハが、被粉砕物
に添加された水分の乾燥に必要な熱量をオーバーする場
合は、ダンパ31を開き過剰分を排気ダクト30を通し
て集塵機に導く。
このようにして、クリンカクーラυト気処理系とミルの
乾燥粉砕系の風量、熱バランスをとることが可能である
ミル9を出た排気は集塵機10に送られ捕集された微粉
27は、製品セメントとしてセメント貯蔵サイロへ輸送
される。集塵機10を出た清浄空気は排風機12を経て
、大気に放出される。
従来のセメント製造設備においては、クリンカクーラの
排気処理設備とセメントクリンカ粉砕設備は、それぞれ
独立して設置されており、従ってそれぞれの設備に対し
てその排気を処理する集塵機が設置されていた。しかし
本発明においては2タリン力ターラの排気は一部ミルに
入り、乾燥粉砕に利用された後、集塵機に入るようにな
るので、クリンカクーラ排気処理とクリンカ粉砕とはも
はや独立の設備ではなく、互いに′mgした設備となる
。この場合、第1図に示す如く、集塵機としてはその両
設備に対して同じ集塵機を使用することが可能となる。
次に、クリンカ焼成設備の運転休止時にミルを運転する
際は、クリンカクーラからの高温排気を利用できないの
で、熱風発生炉35を運転して必要な熱ガスをミルに供
給するか、あるいは熱風発生炉を設置しなくても、大気
空気のみをミルに導入して従来と同じ方式にてミルを運
転することも可能である。しかしながら、この場合は、
被粉砕物に水を添加することはミルに入る空気の熱量が
少ないために制約があり、従ってミルの粉砕効率は若干
低下することになる。
また、ミルの休止時にクリンカ焼成設備を運転する際は
、ダンパ21を閉じ、ダンパ32を開いてクリンカクー
ラ排気をクーラ排気ダクト33を通して集塵機lOへ直
接導き除塵する。この場合、この集塵機にて捕集された
ダスト28はクリンカとしてクリンカ貯蔵庫へ送られる
。クリンカ焼成設備系の運転制御上重要なもののひとつ
である、キルンフード部19の風圧制御はミル運転中に
はダンパ23の開度を調整するか、またはファン24の
回転数を変更することによって行ない、ミル体重中はダ
ンパ11の開度調整か、または、排風v112の回転数
を変更することによって行なう。
また、クリンカ焼成設備の運転状態の変動を考慮に入れ
ても、クリンカクーラ排気空気の保有する顕然が、ミル
の乾燥粉砕のために必要な熱量を上回ることがまったく
無いと考えられる場合、すなわち、クリンカ焼成設備の
生産能力に比して設置されるミルの粉砕能力が著しく大
きい場合は、第1図に示す余剰熱量をミルに入れず集塵
機へ逃がすための排気ダク)30を設ける必要がなく、
タリンカクーラ排気の全量が常にミルに導入されるので
、粗大タリン力ダストがセメントに混入する恐れがない
ため、サイクロン22およびファン24も設置する必要
はない。
本発明は既存のセメント製造設備に容易に適用すること
が可能である。第2図、第3図は本発明を既存のセメン
ト製造設備に適用した実施例を示す0図中、斜線を施し
た部分は既存設備を示し。
斜線を施さない部分が新規に設備する部分である。
第2図は既存のクリンカクーラ排気処理用集塵機lOの
処理能力がミル9の排気量よりも大きい場合であり、こ
の場合はミルの排気を直接既存の集塵機10に導入する
ことが可能である。
第3図は既存のクリンカクーラ排気処理用集塵機10の
処理能力がミル9の排気量よりも小さい場合の例である
。この場合は集6@ioに入る空気量を集塵機の処理能
力に適合するまで減じる目的で、ミル後にサイクロン1
3およびファン15を設置し、ファン15を通過後の空
気の一部を循環ダクト16を通してミルに再循環させる
なお、本発明の実施例としてタリン力粉砕の場合を取り
上げたが、被粉砕物を高炉スラグにした場合にも、上記
の考え方が成立することは勿論言うまでもない。
[発明の効果] 以上の説明より明らかなように、本発明によれば竪型ロ
ーラミルに被粉砕物の乾燥熱源として。
タリンカクーラの排気を有効に利用でき、かつ。
タリンカクーラの排気と竪型ローラミルの排気を同一の
集塵機で処理できるので、粉砕工程における運転コスト
および粉砕付帯設備を大幅に低減することが出来る。ま
た、タリン力り−ラの排気熱源を有効に利用することが
できることによる省エネルギの向上を達成でき、また、
タリンカ排気の顕熱を利用できることにより1本来、含
有水分のほとんどないタリンカ、または、高炉スラグに
注水可能となり、注水の結果、ローラへの噛込み状態が
改良され、粉砕機の粉砕効率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明のそれぞれ異なる実施例を示
すフローシートであり、第4図〜第5図は、竪型ローラ
ミルによるタリンカ粉砕装置に一般的に採用される従来
例を示すフローシートである。 1〜3・・・貯蔵ホッパ、  9・・・竪型ローラミル
。 10・・・集塵機、    12・・・排風機、16・
・・循環ダクト、   18・・・タリンカクーラ、2
0・・・クーラ排気ダクト。 22・・・サイクロン、   24・・・ファン、29
・・・循環ダクト、   30・・・排気ダクト。 33・・・クーラ排気ダクト、 34・・・クーラ抽気ダクト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)竪型ローラミルによるセメントクリンカまたは高
    炉スラグの粉砕装置において、被粉砕物の乾燥熱源とし
    てクリンカクーラの排気を竪型ローラミルに導入し、か
    つ、クリンカクーラの排気と当該竪型ローラミルの排気
    の集塵を同一の集塵機にて処理することを特徴とする、
    セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法。
  2. (2)竪型ローラミルによるセメントクリンカまたは高
    炉スラグの粉砕装置において、クリンカクーラから大集
    塵機に至る配管の途中より、竪型ローラミルへ小集塵機
    、小ファンを経由して導入する配管を設け、かつ、竪型
    ローラミルの排気を前記の大集塵機へ導く配管を設ける
    とともに、竪型ローラミルの乾燥熱源の回収用の循環配
    管を、大集塵機に後置される排風機の後から、もしくは
    、大集塵機へ至る前記竪型ローラミルの排気管から竪型
    ローラミルへ配設したことを特徴とする、セメントクリ
    ンカまたは高炉スラグの粉砕装置。
JP5811686A 1986-03-18 1986-03-18 セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置 Expired - Fee Related JPH0685879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5811686A JPH0685879B2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18 セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5811686A JPH0685879B2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18 セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62216649A true JPS62216649A (ja) 1987-09-24
JPH0685879B2 JPH0685879B2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=13075009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5811686A Expired - Fee Related JPH0685879B2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18 セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685879B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0685879B2 (ja) 1994-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5450817B2 (ja) 砕料を粉砕する方法
US4065320A (en) System for handling high sulfur materials
CN101870897B (zh) 一种褐煤的过热蒸汽强化循环分级粉碎提质工艺及其系统
CN104550201B (zh) 一种水泥窑协同处理生活垃圾系统及其方法
CN1257757A (zh) 高炉喷煤制粉尾气再循环系统及其控制方法
CN105154662B (zh) 稀土矿粉焙烧分解系统及其工艺
JPS5956495A (ja) 高炉吹込用粉体燃料の粉砕・乾燥・輸送設備
JPS5844958B2 (ja) 高温粒状物質の熱回収方法
JP3287448B2 (ja) スラグからの熱回収方法
JPS63159241A (ja) 竪型ロ−ラミルによるセメントクリンカ−等の粉砕方法
JPS62216649A (ja) セメントクリンカまたは高炉スラグの粉砕方法および粉砕装置
RU93802U1 (ru) Технологическая линия для производства металлизированного продукта
CN101573295A (zh) 加热粉尘材料的方法
JPH0142905B2 (ja)
JPS5921553A (ja) セメントクリンカの粉砕及び冷却方法
JP2549069B2 (ja) 石灰泥の焼成方法及び装置
RU87166U1 (ru) Технологическая линия для производста металлизированного продукта
CN113249566B (zh) 一种褐铁矿型红土镍矿的烧结系统及方法
JPH0551939U (ja) 調湿炭設備の回収微粉炭処理装置
CN210560113U (zh) 一种水泥生产原料的多级粉碎及预热装置
JPH0240245A (ja) 予備粉砕ミル排ガスの結露防止装置
JPH0214856A (ja) ガスの流れによって例えばセメント素材の様な湿った材料を乾燥ささせる方法とその装置
JPS5864140A (ja) 鉱物性の原料を乾燥させかつ粉砕する方法と装置
CN116254409A (zh) 用于处理粘性污泥的直接还原工艺及装置
JPS60155555A (ja) 石灰を含んでいる鉱物質の原料を熱的に処理するための方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees