JPS62216329A - プラズマアツシング装置 - Google Patents

プラズマアツシング装置

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JPS62216329A
JPS62216329A JP5805186A JP5805186A JPS62216329A JP S62216329 A JPS62216329 A JP S62216329A JP 5805186 A JP5805186 A JP 5805186A JP 5805186 A JP5805186 A JP 5805186A JP S62216329 A JPS62216329 A JP S62216329A
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plasma
ashing
wafer
resist
microwave
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JP5805186A
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Hiroshi Yano
弘 矢野
Tsutomu Saito
勉 斉藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プラズマアッシング装置において、マイクロ波透過窓と
ウェハとの間に板を設け、これを駆動することによって
、バレル型あるいはダウン・フロー(Down −Fl
ow )型のアッシング装置に可変できるものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラズマアッシング装置に関するもので、さ
らに詳しく言えば、種類の異なる2つのアッシング手段
を1台で兼用することのできるアッシング装置に関する
〔従来の技術〕
半導体集積回路などにおける微細加工は、露光・現象に
よりパターンの形成されたレジスト膜を介して、下地の
絶縁膜・半導体膜・金属膜をエツチングすることにより
行われる。微細加工、すなわち工・ノチングが完了した
後には、マスクに用いたレジスト膜はウェハ表面から除
去する必要がある。
液体化学薬品を用いる従来からの湿式処理では、熱濃硫
酸、過酸化水素、有機溶剤、熱有機酸などが下地材料に
応じて適宜選択して用いられてきた。
しかし、湿式のレジスト除去工程で用いられるこれら液
体化学薬品は決して清浄とは言えずいろいろの不純物を
含み、パターン欠損の原因および汚染源となり得る。こ
れは微細加工のレベルアンプを計る上で大きな障害とな
る。また、使用薬品の量も多く、作業もまったくの手作
業で非能率的であり、経済的な方法ではない。さらに、
この工程で使われる薬品は人体に有害なものが多く、作
業の安全性、廃液処理に対する公害防止の点からも問題
があり、液体化学薬品による処理法は改める必要があっ
た。
そこで最近の02プラズマを用いてレジストをアッシン
グ(灰化)するレジスト除去法は、ガスプラズマを用い
たウェハ処理技術の先鞭をつけたもので、このo2プラ
ズマアッシングは上記湿式処理の弊害および固定の技術
的問題をなくし、プロセスの簡略化・清浄化・安定化が
得られると同時に自動化も容易になる。
例えば02プラズマによるレジスト膜のアッシングの原
理は、o2プラズマ中に生じた原子状酸素0と高分子樹
脂との化学反応による高分子樹脂の低分子化、および低
分子樹脂の酸化によるCO2およびH20への分解・気
化作用を用いたものであり、単純には、レジスト膜をC
XHyと記すとC,H,+O−Co□+  H,0 なる反応に基づくものであると考えられている。
一般には、このようなレジスト除去をアッシング(灰化
)と称するが、実際にはレジストを気化させるに等しい
ものである。
このようにプラズマプロセスが湿式処理に比べて清浄で
あるため、微細加エバターンを有する集積回路の歩留り
や信頼性の向上に寄与している。
また一方で微細化の進展に伴い、レジスト除去だけでは
なくエツチングのドライプロセス化も必要となり、その
結果、レジスト膜はエツチングのマスクとして用いられ
る際にエツチングガスのプラズマ照射、あるいはエツチ
ング用イオンビームの照射を受ける。さらに、レジスト
膜をマスクにしてウェハ表面への局所的な不純物導入を
イオン打ち込みで行うことが頻驚になりつつあり、この
時もマスクとして用いられるレジスト膜はイオンビーム
にさらされる。このような照射を受けたレジスト膜は、
従来の液体化学薬品では充分に除去できない状態に変質
することがしばしば経験されている。このような観点か
らもガスプラズマによるレジスト膜のアッシング手段は
微細化プロセスにおける不可欠の製造技術となってきた
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで従来のプラズマアッシング装置には、ダウン・フ
ロー型アッシング装置やバレル型アッシング装置などが
ある。
バレル型アッシング装置は、その−例として第3図に示
すように、チャンバ33内のプラズマ発光室40とアッ
シング室43を一緒にして、ウェハ37をプラズマ39
中にさらしてアッシングする。この装置は、上記したレ
ジスト36表面にできる変質層42(第6図参照)を除
去できるが、プラズマ39中にウェハ37をさらすため
ダメージが大きくデバイスの特性劣化を招くという問題
がある。
またダウン・フロー型アッシング装置は、その−例とし
て第4図に示すように、チャンバ33内をプラズマ発光
室40とアッシング室43とに分け、プラズマ発光室4
0からの活性粒子41をアッシング室43に引き込んで
ウェハ37のレジスト36を除去する。
この装置によるアッシングは、プラズマ中にウェハをさ
らさないためウェハのダメージは少ないが、高濃度の不
純物のイオン打ち込みなどによりレジスト表面にできる
変質層は除去できないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、ダウ
ン・フロー型アッシング装置とバレル型アッシング装置
の両方の長所を1つの装置で兼ね備えたアッシング装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のプラズマアッシング
装置は、第1図に示すように、マイクロ波発生装置11
、アッシング用のガス12を導入するチャンバー13、
該チャンバー内へマイクロ波14を導入するマイクロ波
透過窓15からなるプラズマ発生手段を備え、上記マイ
クロ波透過窓15とレジスト16が塗布されたウェハ1
7の間に複数の穴20をあけた複数の板18を設け、こ
れらの板18をそれぞれ駆動させることにより、マイク
ロ波透過窓15からウェハ17上に届くプラズマ19の
流れを制御する構成とする。
〔作用〕
このように本発明のアッシング装置は、マイクロ波透過
窓15とレジスト16が塗布されたウェハ17の間に穴
20をあけた板18を設け、これらの板18を駆動させ
ることによって、複数の穴20の配置状態を変更させ、
それによってプラズマの流れを遮蔽または通過させるこ
とにより、ダウン・フロー型アッシング装置あるいはバ
レル型アッシング装置に容易に変換することができる。
〔実施例〕
以下、本発明実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図(a)(b)は本発明の詳細な説明図であり、第
2図(a) (b)は本発明実施例の動作説明図である
本実施例のプラズマアッシング装置は、第1図に示すよ
うに、マイクロ波発生袋211、アッシング用のガス1
2を導入するチャンバー13、該チャンバー内へマイク
ロ波14を導入するマイクロ波透過窓15からなるプラ
ズマ発生手段を備え、上記マイクロ波透過窓15とレジ
スト16が塗布されたウェハ17の間に複数の穴20を
あけた複数の板18を設け、これらの板18をそれぞれ
駆動させることにより、マイクロ波透過窓15からウェ
ハ17上に届くプラズマ19の流れを制御する構成をと
る。
上記のプラズマアッシング装置は、種々の装置が考えら
れるが、本実施例では02プラズマを発生させる装置と
した。ガス12をチャンバ13内に引き入れ、マイクロ
波透過窓15を通して、マイクロ波14をガス12へ照
射することにより02プラズマ19が発生する。
上記のレジスト16が塗布されたウェハ17とは、例え
ば半導体などの製造工程中、ウェハ上にレジストを形成
して、エツチングや不純物のイオン打ち込みなどを行っ
た後の不要なレジストを除去する必要のあるウェハなど
を言う。
上記板18とは、プラズマの流れを遮蔽することができ
るもので、材質は特に限定されないがアルミなどを好ま
しく用いることができる。本実施例では、第1図(b)
に示すように穴20の開いた板18を2枚以上用いて、
それぞれの板1Bの穴20の位置をそろえることにより
プラズマの流れを通過させ、板18を動かして穴20の
位置をずらすことによリプラズマ19の流れを遮蔽する
構造とした。もちろん上記以外の板を用いてプラズマの
流れをコントロールできるさまざまな構造を採用するこ
ともできる。
そこで本実施例のプラズマアッシング装置を用いて、ウ
ェハ上のレジストをアッシングする場合の一例を説明す
る。
02ガス12をアッシング装置内に引き入れて、マイク
ロ波14をマイクロ波透過窓15を通してガス12に照
射すると、0□プラズマ19が発生ずる。第2図(a)
に示すように穴20の開いた複数の板18(本明細書で
はパンチングボードとも言う。)の穴の位置を揃えるこ
とにより02プラズマ19が穴20を通過してウェハ1
7上に届き、レジスト16をアッシングする。これはバ
レル型プラズマアッシング装置と同じである。このアッ
シング用は強く、イオンの打ち込み後にレジストにでき
易い変質層42をも除去することができる。
上記変質層がアッシング除去され、正常なレジストだけ
になると、板18を動かして穴20の位置をずらし、同
図(b)のようにする。こうすると、02プラズマ19
は通過できなくなり、活性粒子21だけがウェハ17上
に到達してレジスト16をアッシングする。これはダウ
ン・フロー型アッシング装置と同じである。この活性粒
子によるアッシングは、02プラズマに比べてウェハに
与えるダメージが少ないため、特性劣下を最小限にでき
る。
このように本発明のアッシング装置は、1つの装置でダ
ウン・フロー型とバレル型の2段のアッシングができる
。これにより、先ずバレル型アッシング装置で変質層を
除去し、ウェハにダメージを与える前にダウン・フロー
型に切り換えてレジストをアッシングするため1台の装
置で確実なアッシングが容易にできるようになった。
〔発明の効果〕
上記したように、本発明のアッシング装置は、1つの装
置でダウン・フロー型アッシング装置とバレル型アッシ
ング装置とが容易に切り換えられるので、両方の装置の
長所を兼ね備えた確実なレジストのアッシングが可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、 同図(a)は断面図、 同図(b)は同図(a)の板部分の拡大斜視図、第2図
は本発明実施例の動作説明図、 同図(a)は板の穴を揃えた状態、 同図(b)は板の穴をずらした状態、 第3図は従来のバレル型プラズマアッシング装置、 第4図は従来のダウン・フロー型プラズマア・ノシング
装置、 第5図はウエソトハクリ装置の断面図、第6図はレジス
トの変質層説明図である。 第1図および第2図において、 11はマイクロ波発生装置、 12はアッシング用ガス、 13はチャンバー、 14はマイクロ波、 15はマイクロ波透過窓、 16はレジスト、 17はウェハ、 18は板(パンチングボード)、 19はプラズマ、 20は穴、 21は活性粒子である。 トムダスト (支質場会克明凹 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロ波発生装置(11)、アッシング用のガス(1
    2)を導入するチャンバー(13)、該チャンバー内へ
    マイクロ波(14)を導入するマイクロ波透過窓(15
    )からなるプラズマ発生手段を備え、 上記マイクロ波透過窓(15)とレジスト(16)が塗
    布されたウェハ(17)の間に複数の穴(20)をあけ
    た複数の板(18)を設け、 該板(18)をそれぞれ駆動させることにより、マイク
    ロ波透過窓(15)からウェハ(17)上に届くプラズ
    マ(19)の流れを制御することを特徴とするプラズマ
    アッシング装置。
JP5805186A 1986-03-18 1986-03-18 プラズマアツシング装置 Expired - Lifetime JPH0738384B2 (ja)

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